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第4章 お嬢様(善吉編)
第11話 春奈の部屋で(H描写あり)
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「あい あむ あ ぼおい」
善吉が繰り返すと春奈がクスクス笑う
「I am a boy. はい、どうぞ」
「あい あーむ あ boy.」
「うふふ、最後はちょっと良かったよ」
「ありがとうございます」
「最後だけ、ね」
「…はあ」
がっかりする善吉を春奈が励ます。
真面目な善吉に英語を教えるのは春奈にとって楽しみのひとつとなっている。
「でも、少しずつ上達してるよ」
「はあ」
「少し休みましょうか」
高等女学校のある日、春奈は何かにつけて善吉を呼んでいた。
最初は課題を丸投げしていたが、善吉が丁寧に教えていくうちに、春奈も真面目に取り組み始めてきた。
故郷にいたころから様々な学問に取り組んでいた善吉。
黒峰健太郎子爵の書庫は、まさに宝の山だった。
それを春奈に教えるのも、学びのひとつとして真剣に向き合っている。
ひとつ年下の春奈は何かと背伸びする言動が目に付く。
しかし善吉にとっては、それもまた微笑ましく思えた。
「お父様の着物、よく似合ってるわね」
「はい、とてもありがたいです」
空だった善吉のタンスは、健太郎子爵の古着でいっぱいだ。
あまりに寸法が違う着物は、合間をみて福が直してくれている。
十分に着替えがあるだけでも、善吉にとってはうれしいこと。
「ちょっと大きいかしら…」
「そうですか?」
「もっと食べて大きくならないとね」
「はい!」
善吉と肩を並べながら、ふと春奈は別のことを思いつく。
「ねえ、善吉、ちょっと違った勉強をしたいのだけど」
「えっ?」
「それには善吉の協力が必要なの」
「…はあ」
「だから善吉、力を貸してくれる?」
「私にできることでしたら…」
「できるわ!いいのね?」
「…はあ」
春奈は小指を差し出す。
押し切られる格好で、善吉も小指を出した。
「ゆーびきり、げーんまーん、うっそついたら、はありせんぼーん、のーます」
春奈が歌うのに合わせて、善吉も声を出す。
最後に春奈が小指に力を込めたのに合わせて、善吉も軽く小指を曲げた。
「本当に約束したからね」
「はい、男に二言はありません!」
春奈は善吉を座らせると、「ちょっと待ってて」と押し入れの中から文箱を持ってくる。
「はい、これ」
箱のふたを開けて、善吉に見せた。
「わっ!」
中に入っていたのは裸の男女が絡み合った色鮮やかな版画。
「お、お嬢様、これは…」
「知ってる?」
「…枕絵…かと」
「なーんだ、知ってたのか」
枕絵とは性行為や風俗を描いた絵画や版画のこと。主に男女の絡みを描いているが、男同士や女同士、人と獣などの交わりを描いたものもある。「艶本」「ワ印」「春画」などとも呼ばれ、結婚前の男女が性を学ぶための教材として用いられることもあった。
「おそらく、お母様がお嫁入りの時に持ってきたものだと思うの」
「奥様が…」
善吉は春代夫人を思い浮かべる。
善吉とは20歳近く年の差があるが、とても若々しく魅力的だ。
もっとも健太郎子爵と夫婦である以上、夫婦の営みはしているはず。
だからこそ春奈が生まれているのだ。
「もーっといーっぱいあったので、ちょっと持ち出してきたの」
文箱に入っていた3枚の枕絵を並べた。
座った男女が向かい合って交わるもの。
尻を突き出した女を男が後ろから抱え込んでいるもの。
穴の開いた障子を間に挟んで男と女が交わっているもの。
「こんなことできるんでしょうか」
善吉は3枚目の枕絵を指差した。
「試してみる?」
「えっ!?」
驚く善吉に、春奈は「冗談よ」と笑う。
既に善吉の肉棒は硬くなりつつあり、さりげなく手で押さえている。
横目でそれに気づいている春奈は、さらに善吉に尋ねた。
「ほら、これ」
枕絵に書かれた男の股間を指さした。
「まらですね。大げさに描かれていますけど」
「そうなの?」
「当たり前です。こんなに大きいものじゃありません」
「ふぅん」
春奈は枕絵に書かれた肉棒を指先でなぞる。
男の手足よりもはるかに太く長く描かれていた。
「じゃあ、見せて!」
善吉は春奈の顔を見つめるが、春奈も善吉の顔を微笑みながら見つめ返してきた。
「いやいやいやいやいや、それは…」
「み・せ・て!」
「お嬢様、勘弁してください」
善吉は正座したままずり下がって土下座した。
「あら、指切りしたじゃない!」
「そ、それは…」
「男に二言はないとも言ったわよね」
「ええ、まあ」
「善吉は嘘つきなの?」
「…」
春奈は善吉の袖をつかむと「さあさあ」と何度も引っ張る。
「いえ、きれいなものではありませんから、小便が出る場所ですし、それに汗をかいているので…」
懸命にひねり出した言い訳も、あっさり一蹴される。
「お風呂に入ったのでしょう?体を洗わなかったの?」
「…洗いました」
結局、「ほんのすこーし見るだけだから」との春奈の声に押し切られた。
「少しだけ、ですよ」
「うんうん、早く早く」
善吉は膝立ちになって着物の前を広げると、越中ふんどしをずらして肉棒を露わにした。
「わあ!」
枕絵の刺激を受けて、善吉の肉棒はいくらか硬くなっている。
そのすぐ前に春奈がにじり寄った。
「すっごーい!」
枕絵ほどの大きさはなかったものの、本物の肉棒の迫力を前にして春奈は素直に感嘆の声をあげた。
上から下から左右から注視しているうちに、善吉の肉棒がさらにそそり立ってくる。
「ねえ、どうなってるの?」
「どうと言われても…」
春奈に見つめられているから興奮したんですとは言えない。
「もっと大きくなるの?」
「いえ、これくらいが限界です」
「そう…」
これで終わりかと思った善吉だったが、春奈は「じゃあ」と言葉を続けた。
「出してみて!」
「えっ!」
善吉はとっさに両手で肉棒を隠したが、春奈は収まらない。
「次の勉強がしたいの」
「次の?」
「ええ、大きくなったまらから男の精が出るんでしょ。それを見たいの」
「いや、それは、その…」
善吉が戸惑う一方、春奈の興味は留まらない。
「ね、このまま見てるから、ほら、ね」
押し切られた善吉は右手で肉棒をつかむと、ゆっくりこすり始める。
肉棒のすぐ近くに春奈の顔があった。
しばらくこすっているが、一向に出そうな気配がない。
「……ねえ、まだなの?」
善吉は懸命に肉棒をこするが、なかなか達するまでには至らない。
肉棒は十分に硬くなっているし、ちょっとした刺激でも絶頂に至りそうにも思える。
しかしすぐ近くにある春奈の存在が刺激にもなりつつ、歯止めのようにもなっていた。
「あと、ちょっと…だと…思います…けど…」
懸命に肉棒をこするものの、さらに絶頂から遠ざかる気配すらある。
「ちょっと貸して!」
「あっ!」
春奈は善吉の肉棒をつかむと、強引に上下にこすり始めた。
「お、お嬢様、汚いですから」
「そんなのいいから、早く出しなさいよ!」
善吉の手を押しのけて両手で肉棒をつかむと、さらに激しくこすっていく。
何度かこすった後、「ふう」と息をついて肉棒を放した。
「善吉!仰向けになりなさい!」
言われるがままに、膝立ちだった善吉は仰向けになる。
春奈は善吉の着物の前を大きく開けると、再び善吉の肉棒をつかんだ。
「どう?」
「気持ち…良い…です」
「でしょ!」
この体勢の方が扱いやすいようで、春奈は余裕をもって両手を動かす。
善吉は目をつむって、春奈のするように任せていた。
肉棒の先から透明な液体があふれてくる。
それが春奈の手にまとわりついて、さらに滑りが良くなってきた。
「ああ、いい…」
善吉が腰を浮かしがちにすると、手ごたえを感じた春奈が両手に力を込めた。
「あっ、出るっ!」
「えっ!?」
善吉の声を聞いた春奈は、肉棒の筒先を見ようとして自分の顔に向ける。
その瞬間、肉棒から白く粘ついた液体が飛び出した。
粘液は春奈のすらりと伸びた鼻に飛び掛かる。続いて、あごに、首筋に、腕に。
呆気に取られた春奈は肉棒から両手を放す。
手の表にも裏にも、善吉の精液がべったりとついていた。
「ぜ、ぜ、ぜんきちー!」
「は、はい」
「出るなら出るって言いなさいよ!」
「……言いました」
「こんなに出るって言わなかったじゃないの!」
「まあ、そうですけど…」
善吉も自分自身でこすっていた時よりもはるかに勢いよく飛び出したのを実感していた。
春奈が肉棒をこすっていたことが原因と確信している。
「は、早く、拭きなさいよ!」
「はいっ!」
善吉は懐から手ぬぐいを出すと、目をつむった春奈の顔に当てる。
「失礼いたします」
鼻やあごにべったりとついた精液を拭き取り始めた。
『お嬢様の顔に…』
春奈のきれいな顔を自分の精液で汚してしまったことが、罪深く思うとともにある種の快感ともなってくる。
首筋、腕、そして手についた精液をぬぐっていく。
最後に自分の肉棒を軽くふいて手ぬぐいを懐に収めると、肉棒をふんどしの中に収めた。
「終わりました」
「…そう」
春奈は自分の手や腕に鼻を寄せると、臭いを嗅ぐ。
さすがに臭いまでは拭い切れなかったようで、春奈はちょっと顔をしかめた。
怒られるかと思った善吉だったが、春奈は「まあ、いいわ」と微笑んだ。
「善吉」
「は、はいっ!」
「今夜は、これで、お終いね」
「……今夜、は?」
にんまりと笑みを浮かべた春奈は、またも腕を近づけて臭いを嗅ぐ。
「いろいろ勉強したいことがあるの。だから、また呼ぶわ」
「いや、それは…」
戸惑う善吉に、春奈は手を振って出ていくように促す。
正座して頭を下げた善吉は春奈の部屋を後にした。
「うふふ、面白かったあ」
3枚の枕絵を眺めつつ春奈は手の臭いを嗅いだ。
自分の部屋に戻った善吉は大の字になって天井を見つめる。
懐から取り出した手ぬぐいには、自分の精液がべったりとついていた。
「お嬢様が、私のまらを…」
つい先ほどまでの出来事を思い出す。
間近で見た春奈の顔。
肉棒を握った春奈の両手。
精液が飛び散った顔や首筋や腕。
見る見るうちに肉棒が硬くなってくる。
「お嬢様、申し訳ありませんっ!」
春奈の顔を思い浮かべながら、肉棒をこすり始める。
その夜、善吉は眠りに着くまでに3度、自分の手で絶頂を迎えた。
善吉が繰り返すと春奈がクスクス笑う
「I am a boy. はい、どうぞ」
「あい あーむ あ boy.」
「うふふ、最後はちょっと良かったよ」
「ありがとうございます」
「最後だけ、ね」
「…はあ」
がっかりする善吉を春奈が励ます。
真面目な善吉に英語を教えるのは春奈にとって楽しみのひとつとなっている。
「でも、少しずつ上達してるよ」
「はあ」
「少し休みましょうか」
高等女学校のある日、春奈は何かにつけて善吉を呼んでいた。
最初は課題を丸投げしていたが、善吉が丁寧に教えていくうちに、春奈も真面目に取り組み始めてきた。
故郷にいたころから様々な学問に取り組んでいた善吉。
黒峰健太郎子爵の書庫は、まさに宝の山だった。
それを春奈に教えるのも、学びのひとつとして真剣に向き合っている。
ひとつ年下の春奈は何かと背伸びする言動が目に付く。
しかし善吉にとっては、それもまた微笑ましく思えた。
「お父様の着物、よく似合ってるわね」
「はい、とてもありがたいです」
空だった善吉のタンスは、健太郎子爵の古着でいっぱいだ。
あまりに寸法が違う着物は、合間をみて福が直してくれている。
十分に着替えがあるだけでも、善吉にとってはうれしいこと。
「ちょっと大きいかしら…」
「そうですか?」
「もっと食べて大きくならないとね」
「はい!」
善吉と肩を並べながら、ふと春奈は別のことを思いつく。
「ねえ、善吉、ちょっと違った勉強をしたいのだけど」
「えっ?」
「それには善吉の協力が必要なの」
「…はあ」
「だから善吉、力を貸してくれる?」
「私にできることでしたら…」
「できるわ!いいのね?」
「…はあ」
春奈は小指を差し出す。
押し切られる格好で、善吉も小指を出した。
「ゆーびきり、げーんまーん、うっそついたら、はありせんぼーん、のーます」
春奈が歌うのに合わせて、善吉も声を出す。
最後に春奈が小指に力を込めたのに合わせて、善吉も軽く小指を曲げた。
「本当に約束したからね」
「はい、男に二言はありません!」
春奈は善吉を座らせると、「ちょっと待ってて」と押し入れの中から文箱を持ってくる。
「はい、これ」
箱のふたを開けて、善吉に見せた。
「わっ!」
中に入っていたのは裸の男女が絡み合った色鮮やかな版画。
「お、お嬢様、これは…」
「知ってる?」
「…枕絵…かと」
「なーんだ、知ってたのか」
枕絵とは性行為や風俗を描いた絵画や版画のこと。主に男女の絡みを描いているが、男同士や女同士、人と獣などの交わりを描いたものもある。「艶本」「ワ印」「春画」などとも呼ばれ、結婚前の男女が性を学ぶための教材として用いられることもあった。
「おそらく、お母様がお嫁入りの時に持ってきたものだと思うの」
「奥様が…」
善吉は春代夫人を思い浮かべる。
善吉とは20歳近く年の差があるが、とても若々しく魅力的だ。
もっとも健太郎子爵と夫婦である以上、夫婦の営みはしているはず。
だからこそ春奈が生まれているのだ。
「もーっといーっぱいあったので、ちょっと持ち出してきたの」
文箱に入っていた3枚の枕絵を並べた。
座った男女が向かい合って交わるもの。
尻を突き出した女を男が後ろから抱え込んでいるもの。
穴の開いた障子を間に挟んで男と女が交わっているもの。
「こんなことできるんでしょうか」
善吉は3枚目の枕絵を指差した。
「試してみる?」
「えっ!?」
驚く善吉に、春奈は「冗談よ」と笑う。
既に善吉の肉棒は硬くなりつつあり、さりげなく手で押さえている。
横目でそれに気づいている春奈は、さらに善吉に尋ねた。
「ほら、これ」
枕絵に書かれた男の股間を指さした。
「まらですね。大げさに描かれていますけど」
「そうなの?」
「当たり前です。こんなに大きいものじゃありません」
「ふぅん」
春奈は枕絵に書かれた肉棒を指先でなぞる。
男の手足よりもはるかに太く長く描かれていた。
「じゃあ、見せて!」
善吉は春奈の顔を見つめるが、春奈も善吉の顔を微笑みながら見つめ返してきた。
「いやいやいやいやいや、それは…」
「み・せ・て!」
「お嬢様、勘弁してください」
善吉は正座したままずり下がって土下座した。
「あら、指切りしたじゃない!」
「そ、それは…」
「男に二言はないとも言ったわよね」
「ええ、まあ」
「善吉は嘘つきなの?」
「…」
春奈は善吉の袖をつかむと「さあさあ」と何度も引っ張る。
「いえ、きれいなものではありませんから、小便が出る場所ですし、それに汗をかいているので…」
懸命にひねり出した言い訳も、あっさり一蹴される。
「お風呂に入ったのでしょう?体を洗わなかったの?」
「…洗いました」
結局、「ほんのすこーし見るだけだから」との春奈の声に押し切られた。
「少しだけ、ですよ」
「うんうん、早く早く」
善吉は膝立ちになって着物の前を広げると、越中ふんどしをずらして肉棒を露わにした。
「わあ!」
枕絵の刺激を受けて、善吉の肉棒はいくらか硬くなっている。
そのすぐ前に春奈がにじり寄った。
「すっごーい!」
枕絵ほどの大きさはなかったものの、本物の肉棒の迫力を前にして春奈は素直に感嘆の声をあげた。
上から下から左右から注視しているうちに、善吉の肉棒がさらにそそり立ってくる。
「ねえ、どうなってるの?」
「どうと言われても…」
春奈に見つめられているから興奮したんですとは言えない。
「もっと大きくなるの?」
「いえ、これくらいが限界です」
「そう…」
これで終わりかと思った善吉だったが、春奈は「じゃあ」と言葉を続けた。
「出してみて!」
「えっ!」
善吉はとっさに両手で肉棒を隠したが、春奈は収まらない。
「次の勉強がしたいの」
「次の?」
「ええ、大きくなったまらから男の精が出るんでしょ。それを見たいの」
「いや、それは、その…」
善吉が戸惑う一方、春奈の興味は留まらない。
「ね、このまま見てるから、ほら、ね」
押し切られた善吉は右手で肉棒をつかむと、ゆっくりこすり始める。
肉棒のすぐ近くに春奈の顔があった。
しばらくこすっているが、一向に出そうな気配がない。
「……ねえ、まだなの?」
善吉は懸命に肉棒をこするが、なかなか達するまでには至らない。
肉棒は十分に硬くなっているし、ちょっとした刺激でも絶頂に至りそうにも思える。
しかしすぐ近くにある春奈の存在が刺激にもなりつつ、歯止めのようにもなっていた。
「あと、ちょっと…だと…思います…けど…」
懸命に肉棒をこするものの、さらに絶頂から遠ざかる気配すらある。
「ちょっと貸して!」
「あっ!」
春奈は善吉の肉棒をつかむと、強引に上下にこすり始めた。
「お、お嬢様、汚いですから」
「そんなのいいから、早く出しなさいよ!」
善吉の手を押しのけて両手で肉棒をつかむと、さらに激しくこすっていく。
何度かこすった後、「ふう」と息をついて肉棒を放した。
「善吉!仰向けになりなさい!」
言われるがままに、膝立ちだった善吉は仰向けになる。
春奈は善吉の着物の前を大きく開けると、再び善吉の肉棒をつかんだ。
「どう?」
「気持ち…良い…です」
「でしょ!」
この体勢の方が扱いやすいようで、春奈は余裕をもって両手を動かす。
善吉は目をつむって、春奈のするように任せていた。
肉棒の先から透明な液体があふれてくる。
それが春奈の手にまとわりついて、さらに滑りが良くなってきた。
「ああ、いい…」
善吉が腰を浮かしがちにすると、手ごたえを感じた春奈が両手に力を込めた。
「あっ、出るっ!」
「えっ!?」
善吉の声を聞いた春奈は、肉棒の筒先を見ようとして自分の顔に向ける。
その瞬間、肉棒から白く粘ついた液体が飛び出した。
粘液は春奈のすらりと伸びた鼻に飛び掛かる。続いて、あごに、首筋に、腕に。
呆気に取られた春奈は肉棒から両手を放す。
手の表にも裏にも、善吉の精液がべったりとついていた。
「ぜ、ぜ、ぜんきちー!」
「は、はい」
「出るなら出るって言いなさいよ!」
「……言いました」
「こんなに出るって言わなかったじゃないの!」
「まあ、そうですけど…」
善吉も自分自身でこすっていた時よりもはるかに勢いよく飛び出したのを実感していた。
春奈が肉棒をこすっていたことが原因と確信している。
「は、早く、拭きなさいよ!」
「はいっ!」
善吉は懐から手ぬぐいを出すと、目をつむった春奈の顔に当てる。
「失礼いたします」
鼻やあごにべったりとついた精液を拭き取り始めた。
『お嬢様の顔に…』
春奈のきれいな顔を自分の精液で汚してしまったことが、罪深く思うとともにある種の快感ともなってくる。
首筋、腕、そして手についた精液をぬぐっていく。
最後に自分の肉棒を軽くふいて手ぬぐいを懐に収めると、肉棒をふんどしの中に収めた。
「終わりました」
「…そう」
春奈は自分の手や腕に鼻を寄せると、臭いを嗅ぐ。
さすがに臭いまでは拭い切れなかったようで、春奈はちょっと顔をしかめた。
怒られるかと思った善吉だったが、春奈は「まあ、いいわ」と微笑んだ。
「善吉」
「は、はいっ!」
「今夜は、これで、お終いね」
「……今夜、は?」
にんまりと笑みを浮かべた春奈は、またも腕を近づけて臭いを嗅ぐ。
「いろいろ勉強したいことがあるの。だから、また呼ぶわ」
「いや、それは…」
戸惑う善吉に、春奈は手を振って出ていくように促す。
正座して頭を下げた善吉は春奈の部屋を後にした。
「うふふ、面白かったあ」
3枚の枕絵を眺めつつ春奈は手の臭いを嗅いだ。
自分の部屋に戻った善吉は大の字になって天井を見つめる。
懐から取り出した手ぬぐいには、自分の精液がべったりとついていた。
「お嬢様が、私のまらを…」
つい先ほどまでの出来事を思い出す。
間近で見た春奈の顔。
肉棒を握った春奈の両手。
精液が飛び散った顔や首筋や腕。
見る見るうちに肉棒が硬くなってくる。
「お嬢様、申し訳ありませんっ!」
春奈の顔を思い浮かべながら、肉棒をこすり始める。
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