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第6章 奥様(善吉編)
第17話 箱の中に(H描写あり)
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「これを…」
春代夫人は真っ白な肌襦袢と薄桃色の腰巻姿になっていた。
着ていた着物や長襦袢を善吉に手渡すと、善吉が敷いた布団にうつ伏せになる。
善吉は着物を丁寧に衣桁に掛けると、春代夫人が寝ている布団の側に正座した。
『何て言ったか…』
春代夫人のうなじやふくらはぎの白さが善吉の目を引いた。
それとともに襦袢を通して見える肌の美しさもまぶしい。
『ああ、衣通姫だ』
布団の側で座ったままの善吉に春代夫人が声をかける。
「整体のことはよく分からないから、善吉に任せるわ」
「かしこまりました」
善吉は春代夫人のうなじに手を伸ばした。
首筋から背中、腰を揉んでいく。
「奥様、随分と疲れが溜まっていますね」
「分かるの?」
「何となくの手ごたえですけど…」
「うふっ、熟練の技かしら」
やがて春代夫人の尻に善吉の手が触れた。
一瞬、尻たぶが震えたものの、春代夫人は何も言わずに身を任せている。
善吉がより丁寧に尻たぶを揉んでいくと、春代夫人の息遣いが大きく深くなってきた。
そして太ももからふくらはぎに手が移る。
「…ああん、…ううん」
春代夫人が吐息と共にあえぎ声をもらす。
『奥様が感じておられる』
善吉は春代夫人に言われれば、すぐにでも手を止めるつもりだったが、春代夫人は何も言わない。
ふくらはぎをゆっくり揉み上げていくと、春代夫人は内ももをこすり合わせ始めた。
「足の裏を揉みます」
「……ええ」
足裏を丁寧かつ強く揉んでいく。
右足の土踏まずを親指で押すと、春代夫人は「ああん」と一段と大きな声をあげる。
そして左足の土踏まずを押すと…
「あぐうっ!」
春代夫人は尻を突き上げて2、3度大きく揺らすと、全身の力が抜けたようにまたうつ伏せになった。
右手で口を押えているが、さらに息を荒くしているのが分かる。
最後に善吉は足の指を一本ずつ軽く伸ばして終わった。
「奥様、いかがですか?」
「そうね、もう一度、腰から…ももの辺りを…」
「はい」
善吉は先ほどよりも弱めの力で腰から揉んでいく。
それでも春代夫人の反応は大きくなった。
両の太ももを強くすり合わせながら、腰を左右に揺らす。
「…あふう、…ううん」
あえぎ声も一段と大きくなっている。
そして左右の内ももに善吉の両手の親指が触れた時…
「おほっ!」
股間の辺りから水気が弾けるような音がすると、春代夫人は尻を大きく突き上げた。
善吉は、春代夫人の震える腰に手を添えて、ゆっくり布団に降ろした。
最後に太もも全体を軽く揉んで終わる。
「奥様、いかがですか?」
「う、うん、初めてだけど、とってもすっきりしたわ」
春代夫人は善吉に微笑みを向けるが、その視線は虚ろになっていた。
「よかったです」
善吉はめくれあがった春代夫人の腰巻を整える。
「よかったら、前の方もお願いできるかしら」
引き続き頼まれるとは思わなかった善吉だったが、「…は、はい」と応じた。
春代夫人が体を起こして仰向けになる。
善吉は思わず目を見開いた。
肌襦袢はたっぷりと汗が染み込んで上気した肌、さらには乳首が透けている。そして腰巻の股の部分には大きな染みができていた。
「善吉に任せるから」
「…はい」
普段は触れるどころか目にすることもできない春代夫人の乳首から目が離せない。
凝視している善吉を春代夫人は薄目で眺めつつ、「お願いね」と声をかけた。
善吉は首筋から鎖骨を指で軽く抑えた後、思い切って2つの乳房に触れる。
「あふう!」
もちろんここでも春代夫人に止められれば、すぐに手を放すつもりでいた善吉。
しかし春代夫人は何も言わない。
善吉は両方の乳房をゆっくり揉んでいく。時折、人差し指で乳首を軽く撫でる。
もちろん、こんな整体の術はない。
「あん、もっと…」
春代夫人の言葉に応えるように、善吉は乳房を揉む力を少しずつ強くしていく。
一段と強く乳房を揉んだ後で手を放すと、2つの乳首をつまんで上に引っ張った。
「ううんっ!」
乳首をつまみ上げた指が重みで外れた瞬間、春代夫人の腰が大きく揺れる。
「もう、善吉ったら」
とがめるような声を出した春代夫人だったが、右手を伸ばすと善吉の太ももに触れる。
そっと撫でると「続けて」と言った。
言葉に従って、善吉は腹から腰を揉んでいく。
足の付け根に触れたところで、とうとう「待って!」と春代夫人から声がかかった。
「は、はいっ!」
素直に両手を放した善吉に春代夫人は手招きする。
何事か話しているようで、小さく口が動いていた。
善吉が耳を近づけると「こうり」のように聞こえた。
「行李?」
「ええ」
「……に…な行李が………から……きて」
「はい」
善吉は立ち上がると押し入れに向かう。
ひざまずいて押し入れのふすまを開けると、春代夫人が言っているであろう行李が目に留まった。
縦横は一尺(約30センチ)、厚みは5寸(約15センチ)ほどで、それほど大きなものではない。
しかし全体に漆が塗られており上品な出来ばえだった。
それを持って行こうとしたところで、漆塗りの文箱が重ねられているのが目に入る。
善吉はふと一番上にある文箱のふたをずらした。
『あっ!』
枕絵だった。その下に重なった紙もおそらく枕絵だろう。
「お母様がお嫁入りの時に持ってきたものだと思うの」
「もーっといーっぱいあったので…」
春奈がいたずらっぽく笑った顔を思い出す。
他の文箱のふたをずらしてみるが、どの文箱にも紙束が詰められていた。
絵柄までは確認できないものの、おそらく枕絵に違いない。
『確かにいっぱいだ』
善吉は文箱を元に戻すと、行李を抱えて春代夫人の元に戻る。
「奥様、こちらでしょうか」
「…ええ、あり…がと」
春代夫人は行李を開けると、底の方から3つの細長い包みを取り出した。
赤、黒、そして青。
春代夫人は少し迷った後、赤い布包みを善吉に渡す。
黒と青の包みは行李の上に置いて、行李ごと少し離れたところに押しやった。
「これを…使って欲しいの」
「これ?使う?」
春代夫人は頬を上気させてうなずく。
「使い方は善吉に任せるから」
それだけ言うと、春代夫人は襦袢と腰巻のひもを解いて仰向けに寝転んだ。
左手は顔半分を覆いながらも、右手は善吉の太ももに置く。
善吉は赤い布包みを開く。
「あっ!」
黒光りした張形が入っていた。
長さは善吉の肉棒よりも長く6、7寸(約20センチ)ほど。
その一方、太さは善吉の肉棒には及ばず1寸(約3センチ)ほど。
材質はおそらく動物の骨か角であり、手にする部分から先端まで長年に渡って使い込まれた跡がある。
『もしかしたら、これも花嫁道具…』
春代夫人の実家から何代にも渡って使われ伝わってきた張形かもしれない。
すると、いずれは春奈の手に…。
『お嬢様は知っているのだろうか』
枕絵を知ってた春奈であれば、張形を目にしていた可能性も高い。
善吉は春奈が“まら勉強”をしたがったのも分かるような気がした。
「ねえ、善吉」
「はいっ!」
催促する意味で、春代夫人は善吉の太ももを軽くつねる。
善吉は飛び上がりこそしなかったものの、わずかに腰を浮かせて我に返った。
「失礼いたします」
春代夫人は「ほんとね」と言いつつ、クスッと笑う。
大きく染みのついた腰巻を開いた善吉は、春代夫人の陰部がベットリと濡れているのを見た。
「こんなに濡れるんだ…」
善吉にすれば、これまでに女の陰部を見たのは女中頭の福だけ。
しかも福と交わったのは湯殿であり、十分に濡れていても当然な状況だった。
女の割れ目から愛液が出るのは分かっており、それは腰巻の染みでも想像できた。
しかし実際に陰部の濡れ具合を目にするのは初めて。
「ほら、善吉」
「はいっ!」
うながされた善吉は張形を春代夫人の割れ目に当てた。
そのままでも張形は割れ目の奥底まで入りそうだったが、善吉はあえて張形を割れ目の入り口にこすりつけるように動かした。
「ああっ、そこっ」
春代夫人の愛液にまみれた張形は滑るように割れ目をこすり上げていく。
尻穴に近いところから、割れ目を滑って肉芽をこする。
上下に広がる刺激は春代夫人の肉欲を大きく満たしつつある。
張形に合わせるように、そして張形を誘うように、春代夫人も腰を動かす。
善吉は春代夫人の動きを妨げないようにしつつ、張形を操った。
次第に腰巻も襦袢もはだけ、春代夫人の肌が露わになっていく。
豊かな右の乳房が片方転がり出ると、善吉は当然のように左手を伸ばした。
「ああん!」
善吉が軽く乳房に手を触れるだけで、春代夫人が体を大きくくねらせる。
さらなる刺激を求めて、春代夫人は自分の左手で空いた乳房を揉んだ。
善吉はあえて左手で乳首だけを優しくつまむ。
「あんっ」
親指と人差し指、それに中指をそえて、乳首をそっとつまみ上げては指先から零れ落ちるのに任せる。
その微妙な快感にもだえる春代夫人が刺激を求めて、右の乳房を強く揉む。
すると善吉は空いた左の乳首を軽く刺激した。
善吉が右手で張形を動かし、左手で乳首への軽い刺激を続けていると、春代夫人の右手が善吉の太ももからにじり寄るように、善吉の着物の前を割る。
善吉は驚きつつも、春代夫人の自由にさせる。
春代夫人の右手は善吉のふんどしを探り当て、布一枚隔てた肉棒をつかんだ。
善吉は正座した膝を広げると、春代夫人が右手を動かしやすいように腰を近づけた。
「こんなに善吉も元気なのね」
「…はい」
春代夫人の言葉通りに、善吉の肉棒もこれ以上ないくらいに硬くなっていた。
善吉は張形の先を割れ目に突き立てる。
そこで張形を止めると、春代夫人の方から張形を受け入れようと腰を出す。
しかし善吉は張形を引いた。
「善吉ってば、じらさないで」
春代夫人がせがむような声を出すと、少しだけ張形を差し込んだ。
そこで春代夫人が腰を前に出すと、また張形を引く。
それを繰り返しつつ徐々に肉棒を深く差し込んで行った。
「あふうっ!」
持ち手以外の張形が割れ目に入ったところで善吉は手を止める。
張形を出し入れしたりねじったりすれば、春代夫人がよろこびそうなのは想像できたものの、あえてそれをしない。
春代夫人は切なそうにあえぎ声を出しながら、自分で腰を振った。
同時に左右の乳房や乳首をめぐる鬼ごっこも続いている。
春代夫人は3カ所の刺激に頭がいっぱいになっていた。
それでも、布一枚で善吉の肉棒をまさぐる右手の動きは止まらない。
善吉は絶頂を迎えそうな肉棒への刺激に耐えつつ、両手で春代夫人の敏感な部分への刺激を続ける。
「おうっ、ふぐうっ!」
絶頂間近となった春代夫人の右手が善吉の肉棒を締め上げる。
途端に善吉の肉棒の先から噴き出した精液が、ふんどしの中に飛び散った。
善吉は腰の力が抜けそうになるところを懸命にこらえて両手を動かした。
「い、いきそう…」
春代夫人が絶頂を迎えそうな雰囲気を察した善吉は張形を手の平で目一杯押し込む。
合わせて左手で右の乳房を強く握り、左の乳房を口で吸って乳首に軽く歯を立てた。
「いぐうううっ!」
春代夫人は全身をけいれんさせると、背中を弓なりに反らせた。
そんまま腰を大きく揺らせた後、全身の力が抜ける。
右手で割れ目に押し込んだ張形を固定しつつ、左手で春代夫人の腰を受け止めた善吉。
あくまでも張形が抜けないように気を配りながら、けいれんする春代夫人の腰をゆっくり布団に下ろした。
割れ目から噴き出した愛液と小水が善吉の右手を濡らす。
「ああん、善吉、見ないで。お願いだから」
「いえ、奥様、とてもおきれいです」
「…そんな、ひどいわ」
善吉が見つめる前で、小水はきれいな曲線を描いて布団に染みを広げた。
春代夫人は真っ白な肌襦袢と薄桃色の腰巻姿になっていた。
着ていた着物や長襦袢を善吉に手渡すと、善吉が敷いた布団にうつ伏せになる。
善吉は着物を丁寧に衣桁に掛けると、春代夫人が寝ている布団の側に正座した。
『何て言ったか…』
春代夫人のうなじやふくらはぎの白さが善吉の目を引いた。
それとともに襦袢を通して見える肌の美しさもまぶしい。
『ああ、衣通姫だ』
布団の側で座ったままの善吉に春代夫人が声をかける。
「整体のことはよく分からないから、善吉に任せるわ」
「かしこまりました」
善吉は春代夫人のうなじに手を伸ばした。
首筋から背中、腰を揉んでいく。
「奥様、随分と疲れが溜まっていますね」
「分かるの?」
「何となくの手ごたえですけど…」
「うふっ、熟練の技かしら」
やがて春代夫人の尻に善吉の手が触れた。
一瞬、尻たぶが震えたものの、春代夫人は何も言わずに身を任せている。
善吉がより丁寧に尻たぶを揉んでいくと、春代夫人の息遣いが大きく深くなってきた。
そして太ももからふくらはぎに手が移る。
「…ああん、…ううん」
春代夫人が吐息と共にあえぎ声をもらす。
『奥様が感じておられる』
善吉は春代夫人に言われれば、すぐにでも手を止めるつもりだったが、春代夫人は何も言わない。
ふくらはぎをゆっくり揉み上げていくと、春代夫人は内ももをこすり合わせ始めた。
「足の裏を揉みます」
「……ええ」
足裏を丁寧かつ強く揉んでいく。
右足の土踏まずを親指で押すと、春代夫人は「ああん」と一段と大きな声をあげる。
そして左足の土踏まずを押すと…
「あぐうっ!」
春代夫人は尻を突き上げて2、3度大きく揺らすと、全身の力が抜けたようにまたうつ伏せになった。
右手で口を押えているが、さらに息を荒くしているのが分かる。
最後に善吉は足の指を一本ずつ軽く伸ばして終わった。
「奥様、いかがですか?」
「そうね、もう一度、腰から…ももの辺りを…」
「はい」
善吉は先ほどよりも弱めの力で腰から揉んでいく。
それでも春代夫人の反応は大きくなった。
両の太ももを強くすり合わせながら、腰を左右に揺らす。
「…あふう、…ううん」
あえぎ声も一段と大きくなっている。
そして左右の内ももに善吉の両手の親指が触れた時…
「おほっ!」
股間の辺りから水気が弾けるような音がすると、春代夫人は尻を大きく突き上げた。
善吉は、春代夫人の震える腰に手を添えて、ゆっくり布団に降ろした。
最後に太もも全体を軽く揉んで終わる。
「奥様、いかがですか?」
「う、うん、初めてだけど、とってもすっきりしたわ」
春代夫人は善吉に微笑みを向けるが、その視線は虚ろになっていた。
「よかったです」
善吉はめくれあがった春代夫人の腰巻を整える。
「よかったら、前の方もお願いできるかしら」
引き続き頼まれるとは思わなかった善吉だったが、「…は、はい」と応じた。
春代夫人が体を起こして仰向けになる。
善吉は思わず目を見開いた。
肌襦袢はたっぷりと汗が染み込んで上気した肌、さらには乳首が透けている。そして腰巻の股の部分には大きな染みができていた。
「善吉に任せるから」
「…はい」
普段は触れるどころか目にすることもできない春代夫人の乳首から目が離せない。
凝視している善吉を春代夫人は薄目で眺めつつ、「お願いね」と声をかけた。
善吉は首筋から鎖骨を指で軽く抑えた後、思い切って2つの乳房に触れる。
「あふう!」
もちろんここでも春代夫人に止められれば、すぐに手を放すつもりでいた善吉。
しかし春代夫人は何も言わない。
善吉は両方の乳房をゆっくり揉んでいく。時折、人差し指で乳首を軽く撫でる。
もちろん、こんな整体の術はない。
「あん、もっと…」
春代夫人の言葉に応えるように、善吉は乳房を揉む力を少しずつ強くしていく。
一段と強く乳房を揉んだ後で手を放すと、2つの乳首をつまんで上に引っ張った。
「ううんっ!」
乳首をつまみ上げた指が重みで外れた瞬間、春代夫人の腰が大きく揺れる。
「もう、善吉ったら」
とがめるような声を出した春代夫人だったが、右手を伸ばすと善吉の太ももに触れる。
そっと撫でると「続けて」と言った。
言葉に従って、善吉は腹から腰を揉んでいく。
足の付け根に触れたところで、とうとう「待って!」と春代夫人から声がかかった。
「は、はいっ!」
素直に両手を放した善吉に春代夫人は手招きする。
何事か話しているようで、小さく口が動いていた。
善吉が耳を近づけると「こうり」のように聞こえた。
「行李?」
「ええ」
「……に…な行李が………から……きて」
「はい」
善吉は立ち上がると押し入れに向かう。
ひざまずいて押し入れのふすまを開けると、春代夫人が言っているであろう行李が目に留まった。
縦横は一尺(約30センチ)、厚みは5寸(約15センチ)ほどで、それほど大きなものではない。
しかし全体に漆が塗られており上品な出来ばえだった。
それを持って行こうとしたところで、漆塗りの文箱が重ねられているのが目に入る。
善吉はふと一番上にある文箱のふたをずらした。
『あっ!』
枕絵だった。その下に重なった紙もおそらく枕絵だろう。
「お母様がお嫁入りの時に持ってきたものだと思うの」
「もーっといーっぱいあったので…」
春奈がいたずらっぽく笑った顔を思い出す。
他の文箱のふたをずらしてみるが、どの文箱にも紙束が詰められていた。
絵柄までは確認できないものの、おそらく枕絵に違いない。
『確かにいっぱいだ』
善吉は文箱を元に戻すと、行李を抱えて春代夫人の元に戻る。
「奥様、こちらでしょうか」
「…ええ、あり…がと」
春代夫人は行李を開けると、底の方から3つの細長い包みを取り出した。
赤、黒、そして青。
春代夫人は少し迷った後、赤い布包みを善吉に渡す。
黒と青の包みは行李の上に置いて、行李ごと少し離れたところに押しやった。
「これを…使って欲しいの」
「これ?使う?」
春代夫人は頬を上気させてうなずく。
「使い方は善吉に任せるから」
それだけ言うと、春代夫人は襦袢と腰巻のひもを解いて仰向けに寝転んだ。
左手は顔半分を覆いながらも、右手は善吉の太ももに置く。
善吉は赤い布包みを開く。
「あっ!」
黒光りした張形が入っていた。
長さは善吉の肉棒よりも長く6、7寸(約20センチ)ほど。
その一方、太さは善吉の肉棒には及ばず1寸(約3センチ)ほど。
材質はおそらく動物の骨か角であり、手にする部分から先端まで長年に渡って使い込まれた跡がある。
『もしかしたら、これも花嫁道具…』
春代夫人の実家から何代にも渡って使われ伝わってきた張形かもしれない。
すると、いずれは春奈の手に…。
『お嬢様は知っているのだろうか』
枕絵を知ってた春奈であれば、張形を目にしていた可能性も高い。
善吉は春奈が“まら勉強”をしたがったのも分かるような気がした。
「ねえ、善吉」
「はいっ!」
催促する意味で、春代夫人は善吉の太ももを軽くつねる。
善吉は飛び上がりこそしなかったものの、わずかに腰を浮かせて我に返った。
「失礼いたします」
春代夫人は「ほんとね」と言いつつ、クスッと笑う。
大きく染みのついた腰巻を開いた善吉は、春代夫人の陰部がベットリと濡れているのを見た。
「こんなに濡れるんだ…」
善吉にすれば、これまでに女の陰部を見たのは女中頭の福だけ。
しかも福と交わったのは湯殿であり、十分に濡れていても当然な状況だった。
女の割れ目から愛液が出るのは分かっており、それは腰巻の染みでも想像できた。
しかし実際に陰部の濡れ具合を目にするのは初めて。
「ほら、善吉」
「はいっ!」
うながされた善吉は張形を春代夫人の割れ目に当てた。
そのままでも張形は割れ目の奥底まで入りそうだったが、善吉はあえて張形を割れ目の入り口にこすりつけるように動かした。
「ああっ、そこっ」
春代夫人の愛液にまみれた張形は滑るように割れ目をこすり上げていく。
尻穴に近いところから、割れ目を滑って肉芽をこする。
上下に広がる刺激は春代夫人の肉欲を大きく満たしつつある。
張形に合わせるように、そして張形を誘うように、春代夫人も腰を動かす。
善吉は春代夫人の動きを妨げないようにしつつ、張形を操った。
次第に腰巻も襦袢もはだけ、春代夫人の肌が露わになっていく。
豊かな右の乳房が片方転がり出ると、善吉は当然のように左手を伸ばした。
「ああん!」
善吉が軽く乳房に手を触れるだけで、春代夫人が体を大きくくねらせる。
さらなる刺激を求めて、春代夫人は自分の左手で空いた乳房を揉んだ。
善吉はあえて左手で乳首だけを優しくつまむ。
「あんっ」
親指と人差し指、それに中指をそえて、乳首をそっとつまみ上げては指先から零れ落ちるのに任せる。
その微妙な快感にもだえる春代夫人が刺激を求めて、右の乳房を強く揉む。
すると善吉は空いた左の乳首を軽く刺激した。
善吉が右手で張形を動かし、左手で乳首への軽い刺激を続けていると、春代夫人の右手が善吉の太ももからにじり寄るように、善吉の着物の前を割る。
善吉は驚きつつも、春代夫人の自由にさせる。
春代夫人の右手は善吉のふんどしを探り当て、布一枚隔てた肉棒をつかんだ。
善吉は正座した膝を広げると、春代夫人が右手を動かしやすいように腰を近づけた。
「こんなに善吉も元気なのね」
「…はい」
春代夫人の言葉通りに、善吉の肉棒もこれ以上ないくらいに硬くなっていた。
善吉は張形の先を割れ目に突き立てる。
そこで張形を止めると、春代夫人の方から張形を受け入れようと腰を出す。
しかし善吉は張形を引いた。
「善吉ってば、じらさないで」
春代夫人がせがむような声を出すと、少しだけ張形を差し込んだ。
そこで春代夫人が腰を前に出すと、また張形を引く。
それを繰り返しつつ徐々に肉棒を深く差し込んで行った。
「あふうっ!」
持ち手以外の張形が割れ目に入ったところで善吉は手を止める。
張形を出し入れしたりねじったりすれば、春代夫人がよろこびそうなのは想像できたものの、あえてそれをしない。
春代夫人は切なそうにあえぎ声を出しながら、自分で腰を振った。
同時に左右の乳房や乳首をめぐる鬼ごっこも続いている。
春代夫人は3カ所の刺激に頭がいっぱいになっていた。
それでも、布一枚で善吉の肉棒をまさぐる右手の動きは止まらない。
善吉は絶頂を迎えそうな肉棒への刺激に耐えつつ、両手で春代夫人の敏感な部分への刺激を続ける。
「おうっ、ふぐうっ!」
絶頂間近となった春代夫人の右手が善吉の肉棒を締め上げる。
途端に善吉の肉棒の先から噴き出した精液が、ふんどしの中に飛び散った。
善吉は腰の力が抜けそうになるところを懸命にこらえて両手を動かした。
「い、いきそう…」
春代夫人が絶頂を迎えそうな雰囲気を察した善吉は張形を手の平で目一杯押し込む。
合わせて左手で右の乳房を強く握り、左の乳房を口で吸って乳首に軽く歯を立てた。
「いぐうううっ!」
春代夫人は全身をけいれんさせると、背中を弓なりに反らせた。
そんまま腰を大きく揺らせた後、全身の力が抜ける。
右手で割れ目に押し込んだ張形を固定しつつ、左手で春代夫人の腰を受け止めた善吉。
あくまでも張形が抜けないように気を配りながら、けいれんする春代夫人の腰をゆっくり布団に下ろした。
割れ目から噴き出した愛液と小水が善吉の右手を濡らす。
「ああん、善吉、見ないで。お願いだから」
「いえ、奥様、とてもおきれいです」
「…そんな、ひどいわ」
善吉が見つめる前で、小水はきれいな曲線を描いて布団に染みを広げた。
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逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
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