【R18】おのぼりさんが帝都の貴族屋敷で奉公することになりました【完結】

県田 星

文字の大きさ
32 / 50
第11章 再びお坊ちゃま(千寿編)

第31話 罰は手刀で(H描写あり)

しおりを挟む
「本当にごめんなさい」

下半身が裸のまま、床に頭をこすりつける伸佑。

千寿は顔についた精液を拭き取ると、首や襟などにも飛び散った精液に手ぬぐいを当てた。
十分とは言えないものの、そこそこ拭き取れたところで着物を整える。
ズロースはいまだにたもとに入ったままながら、ズロースを履くことなく着物の裾をそろえた。

そこでようやく伸佑に声をかける。

「お坊ちゃま、立って下さい」

伸佑が立ち上がると、その前にひざまずいた千寿は肉棒や腰の周りを丁寧に拭いていく。

「はうっ」

伸佑は感じてしまうのを抑えようとするが、肉棒は敏感に反応する。
元気をなくしてしなびていた肉棒が多少なりとも硬くなった時、千寿はそっと手を放した。

「終わりました」
「あ、うん、ありがとう」

伸佑はふんどしを締め直してズボンをはく。
シャツの裾をズボンにいれた伸佑は、改めて千寿の前に正座すると、またも床に額を付けた。

「ほんっとうにごめんなさい」

千寿は無言で伸佑の後頭部を見つめていたが、そこに軽く手刀を落とした。

「あいたっ!」

手刀はごくごく軽いもので後頭部の衝撃は小さかったが、はずみで床に打ち付けた額の衝撃はずっと大きかった。

「いってえー」

額を抑えた伸佑は涙を浮かべている。

「お坊ちゃま、触らないと約束したはずです」
「いや、ほんっとうに申し訳ないです」

額を抑えたまま伸佑は床に頭をこすりつける。

その後頭部に千寿が何度も手刀を落とす。
もちろん軽くであって、後頭部はトントンと音がするくらい。
額に当てた手の甲が床に着くが、今度の痛みはたいしたことはない。

それを10数回も繰り返したところで、千寿は手を止めた。
伸佑の肩を引っ張って起こした千寿が改めて尋ねる。

「どうしてあんなことをしたんですか?」
「あ、その、触っちゃいけないと思って…」
「えっ?」

伸佑は噴き出した愛液を手で受け止めようとして、触ったらいけないことを思い出し、とっさに口で吸ってしまったことを明かした。

ただし、その前に垂れてきた愛液を指先ですくって味見したことは話さなかったが。

「触るのも、口……も変わらない、いえ、よっぽど悪いと思うんですけど」
「いや、まあ、そうなんだけどさ。自分でもどうしてそんなことをしたのか分からなくって」

伸佑は申し訳なさそうにしながらも苦笑する。
しかし千寿の冷たい視線に気づくと、背筋を正して気まずい顔になる。
することが無くなって、またも頭を床に付けた。

「本当にごめんなさい」

千寿は強めに手刀を落とすと、「もういいですから」と告げる。
顔を上げた伸佑は千寿の表情から許した訳ではないと悟って、もう一度小さく頭を下げた。

千寿は立ち上がると、伸佑を冷たい目で見下ろす。

「しばらくの間、ご褒美は無しにしますので」
「ええっ!」
「いいですね!」
「…はい」

伸佑は大きくうなずいた。

本心では千寿の両足にすがってでも続けて欲しかったが、この場でそうしても逆効果なのは明らかだったから。

「それではおやすみなさいませ」
「ああ、おやすみ」

千寿は静かに扉を閉めて出て行った。

「うーん」

足音が小さくなったのを聞き届けた伸佑はベッドに身を投げ出す。

すぐに思い出されるのは、千寿の割れ目と精液がかかった顔。
だめだと思いつつも股間が盛り上がるのを自覚する。

「ええい!」

ズボンを脱ぎ捨てて、ふんどしをずらすと、硬くなりかけた肉棒をこする。
あっという間に硬くそそり立った肉棒を、なおも伸佑はこすっていく。

「千寿、ほんっとうに、ごめん」

そう謝りつつも、右手は止まらなかった。


「ふぅ」

自分の部屋に戻った千寿は、扉に背中を持たれかけたまま床にずり落ちた。
床に腰がつくと、ズロースがないこともあってか、割れ目が着物にこすれた感触が伝わる。

千寿はたもとからズロースと手ぬぐいを取り出した。

ズロースはきれいなままだったが、手ぬぐいには精液の染みができていた。

「お坊ちゃま」

千寿は着物の裾を割って手を入れる。
まだ十分に潤ったままの割れ目に触れると、強い快感が全身に広がった。

「ここをお坊ちゃまが…」

伸佑に吸い付かれた感覚を思い出しつつ、指先を割れ目に添わせる。

「ああっ、気持ちいい…」

右手で割れ目を刺激しつつ、左手で手ぬぐいを広げる。
べたついた染みの部分を口に持って行くと、舌先でチロリと舐めた。

「変な味」

先ほど顔にかかってしまった時にも精液の味は分かっていたが、確認するように言葉にした。

鼻を近づけて臭いも確かめる。

やはり好ましい臭いではなかったものの、何か興奮するようなものを感じて千寿は右手を動かした。

「お坊ちゃまの…」

左手の人差し指と中指を立てて口で舐める。千寿が想像するのは、言うまでもなく伸佑の肉棒。
千寿の指2本では伸佑の肉棒には太さが足りず、張り出したような先端も無かった。
それでも肉棒を想定させるのには十分だった。

時には先端をすっぽり咥え、時にはいやらしく舌を這わせる。

『こんな風にしたら、お坊ちゃまはよろこんでくれるだろうか』

千寿の頭の中にあるのはそんな思い。
もっとも実行する機会があるとは思えない。

『でも、もしお坊ちゃまがご褒美に望んだら…』

ためらいながらも応じてしまうかもしれないとは考えていた。

左手の指を舐めながら、右手で割れ目を刺激する。
快感が高まる中で腰を前後に振りながら割れ目に人差し指を差し込んだ。

「いくっ!」

腰を何度か強く前後させると、そのまま床に倒れ込む。

「伸佑様…」

手ぬぐいの臭いを嗅いだ。


その後、ご褒美は10日もの間、お預けとなった。
11日目に部屋へと呼ばれた伸佑から「そろそろ」と切り出されると、千寿はうなずいて応じた。

ただし、もう1つのご褒美については、「オメコを見るのは…」と伸佑が言いかけたところで、千寿が右手を上げたたため、そちらが再開されることは無かった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす

小木楓
恋愛
完結しました✨ タグ&あらすじ変更しました。 略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。 「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」 「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」 大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。 しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。 強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。 夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。 恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……? 「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」 逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。 それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。 「一生、私の腕の中で溺れていろ」 守るために壊し、愛するために縛る。 冷酷な仮面の下に隠された、 一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。 ★最後は極上のハッピーエンドです。 ※AI画像を使用しています。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

処理中です...