【R18】兄と2人で公爵様に嫁いでみました【完結】

県田 星

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第98.2.5話 女の行く末(少しH描写あり)

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「デュラン様はワーレンバーグ公爵家の執事なんですよね」

聞かれたデュランはちょっと悩む。

「うーん、間違ってはいないけど、クリスパ伯爵家の執事と兼任かな」
「兼任?珍しい、と言うか初めて聞きます」
「…だよねえ」

まさかここでアラーナ・クリスパ伯爵令嬢の事情を明かすことはできない。

「アラーナ様が落ち着いて、クリスパ領が上向けば…クリスパ伯爵家に戻って専任になるだろうな」
「あら、そう…なん…です…ね」

アルカンの心境を感じ取ったデュランは皮肉っぽく言う。

「ワーレンバーグ公爵家じゃなくてがっかりした?」

アルカンは「フフッ」と笑う。

「どちらにしても貴族様の執事なんでしょ」
「まあね」
「執事夫人になれるのなら、どちらでも良いわ」

アルカンがデュランの頬に手を触れた。デュランも手を重ねる。

「引き取る場合には、かなりお金がかかるって聞くけど…」
「ええ」
「ちなみに……、聞いても?」
「ミュルガリル様の一存な面もあるんですけど…」

アルカンはデュランに耳打ちする。

「うう、何年か、頑張れば…」

ワーレンバーグ公爵家から貰える1年分の給金を超える額だ。

「もっとも、私も頑張ってお金を貯めてますからね」
「そうなの?」
「ミュルガリル様がそうして今のお店を持ったので、まあ、それも良いかなって」
「ふぅん…なるほど、…うおっ」

いつの間にかアルカンの手がデュランの股間に伸びていた。

「でも、その内にとある貴族様のお屋敷で私を見かけても、知らないふりをしてくださいね」
「…そう言うことも多いんだ」
「多くはないですけど、少なくもないです。お店には貴族様も来ますし」
「公爵閣下がお越しになるくらいだからな」

アルカンとデュランが同時に噴き出す。

「貴族様とまでは行かなくても騎士様とか、お金持ちの商人とか、地方の地主とか…」
「へえ…」
「年かさの殿方が若い女を妻に迎えたら、私達のような女かもしれませんね」

直接見聞きしたわけではないが、ゴシップ雑誌でそれらしい組み合わせを読んだことがある。

「知らないままに、そんな組み合わせがあるってことか…」

アルカンが首を振る。

「知らない、のではなく、多くは気づかないふりをしてるんですよ」
「そう?」
「考えてみてください。嫁ぎ先は貴族の家だけではありません」
「…へえ」
「そして過去には国内外の王家に嫁いだ女もいるんです。わざわざ余計なことを言うと思います?」
「うん、危ないな」

デュランの肉棒がちょっと元気を失った。
アルカンが指先でこすり上げると、すぐに勢いを取り戻す。

ここでデュランが話しを戻す。

「騎士もってことは、オルギュールさんも人気がありそうだね」

デュランは「もちろん!」と大きくうなずいた。

「オルギュール様の妻になれるのであれば、自分でお金を用意してもって女もいますよ」
「それは…アルカンさんも?」
「そう…見えます?」
「うーん、見えなくもないかなあ」

アルカンは微笑むばかりで、それ以上は答えなかった。

「そろそろ用意しますか?」
「そうだね」

体を起こそうとしたデュランをアルカンが押しとどめる。

「せっかくこうなっていますので…」

アルカンは硬くなったデュランの肉棒をすっぽりと咥える。

「はうっ」

肉棒の先端を咥えたうえ、口中で舌を巧みに動かす。
右手で肉棒を上下にこすりつつ、左手は玉袋を揉んでいく。
あっという間に絶頂を迎えると玉袋が収縮して精液を放つ。
肉棒を通り抜けた精液はアルカンの口の中で踊った。

「…くっ」

デュランが腰をけいれんさせるのに合わせて、アルカンはさらに肉棒を強く吸う。

「ぐうぅ」

アルカンが肉棒から口を放した時には、精液は喉の奥へと飲み込まれていた。
唇の端から人差し指で拭い、口の周りについた精液をなめる。

「うふっ、ごちそうさまでした」
「あ、ありがと」
「どういたしまして」

デュランはアルカンの腕を引っ張ると、艶々と光るアルカンの唇に吸い付く。
アルカンも身を任せつつ、デュランと唇を吸い合った。
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