【R18】兄と2人で公爵様に嫁いでみました【完結】

県田 星

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第98.3.1話 溜め過ぎです(H描写あり)

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「ご気分でもお悪いのですか?」

部屋に入ったオルギュールがベッドに腰を降ろす。
傍らに腰かけた赤毛の女、バルベナルンはオルギュールと腕を絡ませた。

「そんなわけではないんだが…」

はっきりしない態度を続けるオルギュールだったが、バルベナルンは焦らず答えを待つ。

「まあ、あまり気乗りしないと言うか…」

バルベナルンはオルギュールの顔を自分の方へ向ける。

「うーん、これは恋をしている目、ですね」
「えっ!」

いきなり言い当てられたオルギュールの顔がみるみるうちに赤くなる。

「あら?当たっちゃいました?」
「すると、今のは?」

バルベナルンは「当てずっぽうです」と笑った。

オルギュールは両手で頭を抱えて髪をかきむしる。
そんなオルギュールの頭をバルベナルンがそっと撫でる。

「ご心配なく。誰にも話しませんから」
「すまん」

バルベナルンはわざとらしくため息をつく。

「あーあ、これでワーレンバーグ公爵家の騎士団長の奥様となる夢が消えちゃいました」
「お、奥様って」

いつにもなくオルギュールが慌てる。

「えっと、そこまで話しは進んでいませんの?」
「いや、まだ、全然…」
「じゃあ、可能性は残っているのね。うれしい!」

もはやそんな気は皆無となったにもかかわらず、バルベナルンはオルギュールを誘惑してみる。
オルギュールは何とも答えようがなかった。

『こんなオルギュール様って新鮮ね』

いつものオルギュールなら適当に女を-時には2、3人-選んでことに及ぶ。
行為の最中こそ激しいものの、女に対しては礼節を損なうことなく、優しい言動で接してきた。

ただし特定の女に入れ込むようなこともない。

「甘い口づけでも、バルベナルンを始め、オルギュールを慕っている女は多い。
しかしオルギュールが興味を示すことは皆無だった。

「カルトメリ公爵閣下のお供だからじゃない?」

そんな声もあった。
しかしながら、騎士団員らがなじみにしている店から漏れ聞こえてくる話も似たようなものだ。
だからこそ女達から人気を得ている面もある。

「どんなお方ですか?」

バルベナルンの問いにオルギュールは答えない。
ますます本気度が伝わってくる。

「では、その方を思い浮かべつつ、私がお相手しましょうか?」

オルギュールの頭の中に「止まり木」で抱いたノーナの顔が浮かんだ。

「それは……失礼だな」
「お気遣いありがとうございます」
「うん?いや、おい…」

オルギュールの意向に関係なく、バルベナルンは上着を脱がせていく。
無下に断ることもできず、オルギュールはするに任せた。
すぐに上半身を裸にさせられる。

「いや、だから気が進まないと言って…なあ…」

そう言いかけるオルギュールの口をバルベナルンは口で塞ぐ。

「どんな人でも、食べて、寝て、出さないと生きてはいられませんよ」
「まあ、それはそうだが…」
「いろいろ思うところはあるでしょうけど、とりあえずは一度すっきりされてはいかがです?」

先日、新人の騎士団員を連れていった「止まり木」のリドラを思い出す。

男を相手に腕っぷしを振るうのであれば、遠慮なく全力で挑むことができる。
それでも女が相手となると、舌先三寸で負けてしまう。

バルベナルンはオルギュールを押してベッドに寝かせる。

「腰を浮かせてくださいな」
「あ、ああ」

素直に従ったオルギュールに合わせて、バルベナルンは下半身も脱がせていく。
オルギュールの立派な肉棒が露わになった。

バルベナルンは少しだけ指で刺激した後、肉棒全体に舌を這わせる。
両手は腰回りを撫でつつ、時折軽く爪を立てたり、引っかいたりもした。
たちまち肉棒が硬く大きくなっていく。

ジュポッ!

バルベナルンはわざと大きな音を立てて肉棒に吸い付く。
すっかり唾液を塗りたくられた肉棒はバルベナルンの両手に余るほどになっていた。

「まずはこのまま…」
「うむ」

バルベナルンは一層強く肉棒の先に吸い付きながら、10本の指先で肉棒のあちこちを刺激する。

「くうっ!」

オルギュールはベッドのシーツを握っていた手をバルベナルンの頭をつかむ。
絶頂を迎えつつある中で、無意識のうちに腰を突き上げた。

「!!!」

オルギュールの両手と腰に頭を挟まれた形となったバルベナルン。
必然的に声を出すことができないが、頭をつかむ手を振り払うこともできない。
それでも肉棒を刺激するのを止めることなく、舌先で先端の穴を突っつく。

その穴から精液が噴き出してくると、できる限り口の中で受け止めた。

「ぶふっ、ぐふっ」

口の端から精液があふれるまでに精液を放ったオルギュール。
ようやくバルベナルンが苦しそうにしているのに気づいて「すまない」と手を放した。

「ごほっ、げほっ」

肉棒から口を離せたバルベナルンが精液を垂らしながら咳き込む。
オルギュールはバルベナルンに手ぬぐいを渡すと、水をグラスに入れて持って来る。

「本当にすまん」
「いえ、ありがとうございます」

半分ほど水を飲んだバルベナルンは、ひと息ついてオルギュールを見る。

「オルギュール様、やっぱり溜め過ぎです」
「む、そ、そうか…」
「私ではご不満かもしれませんけど、思う存分すっきりしてくださいな」
「…分かった」

バルベナルンのクラスに残った水をオルギュールが飲み干す。
空になったグラスをテーブルに戻すと、オルギュールは改めてバルベナルンを抱き上げた。

「あらら、子供同然ですね」
「鍛えているしな。もはやダメと言っても止まらんかもしれんぞ」

バルベナルンの顔がパッと明るくなる。

「できるだけ頑張りましょう」

オルギュールはバルベナルンを仰向けに寝かせた後、自分もその上にのしかかる。
ひと一倍立雄々しい肉棒が既に硬さを取り戻していた。
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