異世界ハーレム漫遊記

けんもも

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第二章 迷宮都市編

ユニークスキル「領域覚」

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翌朝目覚めた時、マリアがモジモジしてた。たっぷり濃厚なおはようの挨拶をしたあと、体中の美味しく頂くためのスイッチを丁寧にマッサージしてあげた。初日から一日も休まず毎日頂いてるからね、マリアのスイッチは全て開発済み。それだけで十分満足を与えてあげたら、マリアが、お口で俺のリピドーを鎮めてくれました。お口でやってる途中で、綾とニーナが起きてきたけど、しっかり見てた。いつか二人もやってくれるのかなぁ。その後、いつもより二人がおいしく仕上がっていたのは、やっぱりマリアのおかげかなぁ。

入浴は、マリアが遠慮したけど、二人とも気にしないでってマリアに言ってくれて、いつものように3人でまったりしながら今日の予定を話し合った。綾とニーナには先に上がって朝食の準備をするようにお願いして、俺とマリアはお風呂の中で超イチャラブした。念のため回復魔法のヒールを使っておいたけど、体調が悪くなることはないと思う。実は、数日後、中級回復魔法のハイヒールをかけると、女の子の日が即回復することが分かったんだけどね。この時には知らなかったしね。ごめんねマリア。

朝食は、スクランブルエッグとハム。山羊のミルク。綾のチョイスっぽい。この前買っていた材料を3人にも渡してたのを使ったんだと思う。その後は3人でいつものおしゃべりをしながら朝食をとった。

朝食後、綾達が新調した装備をつけて迷宮に出発する前に、俺から3人それぞれに、昨日買った毒耐性のネックレスをプレゼントした。

「魔物に関しては、迷宮の上部には毒を持つ魔物はいないようだし、街周辺にも毒を持つ魔物はいないだろうから不要かもしれないけど、日常で摂る飲食物から知らない間に毒を摂取することも考えて、毒耐性のアクセサリーを買ってきた。3人とも俺は絶対に失いたくない存在だから、これをいつも身に着けておいて欲しい。」

そう言って、マリアには桜色、綾には白、ニーナにはエメラルドグリーンのネックレスを着けてあげた。俺のはマリアに渡してマリアに着けてもらった。
3人とも感激してお礼を言ってたけど、俺にとって3人の笑顔が一番の御褒美。

今日は俺が手を出さずに、5階層のキラーアントとグリーンキャタピラーを倒す訓練を続けた。
キラーアントは、体長2メートルぐらいの大型の黒アリみたいな魔物で、甲殻が硬く関節をうまく狙わないと与ダメージが少なく、口から飛ばされる腐食液にやられると被ダメージが大きい。
マリアと綾がキラーアントの足の関節を狙って行動を止めたところで、ニーナが口や目などの狭い部分を弓矢で確実に仕留める。1匹相手だとまず問題なく処理できるど、キラーアントの場合群れで行動してくることもあるんで、群体とのエンカウントをうまく避けながら進めるのが一番。でもだんだん3人の連携が取れてきて、2体までなら余裕、3体でも何とか処理できるようになってきた。

グリーンキャタピターは、体長3メートルもある巨大芋虫でドロップ品として芋肉を落とすんだけど、まだ食べたことがない。見た目おいしそうだけど魔物をみている分食べるのに勇気がいるんで、アイテムボックスにその数だけがどんどん増えてる感じ。攻撃自体は、口腔から吐く粘着糸にだけ注意をすれば全く問題ない。マリアの敏捷性はすでに人族の限界を超えてると思うんで、余裕でかわしていく。

3時間ぐらい狩った後、6階に降りる通路のある辺りで小休止を挟んだ。その時に、このままこの階で狩るか下に進むかを話し合った。全員一致で下に強い魔物がいるなら下に進みたいとのこと。連携的にも気力的にも問題ないし、マリアも体調が問題ないってことだったので下に進むことにした。

6階層からは、基本的に多人数で対処する必要があるで、魔物が群れてくる可能性が大きい。最初は、俺が魔物のスキルを吸ってしまった後に、与ダメの連携を行わせようと思う。またこの階では、物理的な攻撃だけではなく、魔法攻撃も連携攻撃に加えて行こうと思う。俺がいて、俺の神授受が利く相手であれば、どんな相手でも問題ないだろうけど、以前マリアが倒した、物理耐性をもつトロールのような魔物もでてくるだろうしね。まずは、目の前の魔物をつかって、各人のスキルのアップと攻撃技術のアップだな。

6階層に降りると、早速、索敵に魔物の反応があった。こっちに向かってくるところをみると、この層からは、魔物自身も索敵スキルか魔力感知のスキルを持っているのかもしれない。まあ、出会ってみればわかること。2匹だし大丈夫でしょう。

通路の先から現れたのは、一番最初に出会った狼だった。神眼でみるとワイルドウルフ。魔力感知付きだな。これはラッキー。敏捷が高いだけで、魔法はないみたいだから簡単に処理できるかな。取り敢えず、魔力感知と夜目を吸った後、3人に、敏捷だけで魔法攻撃なしと指示を与えて、連携体制を取らせた。
物理的防御力は、キラーアントの甲殻の方が上。マリアと綾が一閃して終わった。ニーナも打ち漏らした場合を考えて弓を番えていたけど、両方が一閃されたのをみて弓を降ろした。
問題ない感じだな。
少し進むと今度は4匹の群れ、マリアがワイルドウルフ群れだと聞きわけていたので、現れたら、足の遅い順に、ニーナに矢で狙うように指示。推定150メートルの位置で、第1射、続いて、2射、3射、前衛の位置に来るまでに2匹に減らしていた。いつの間にこんなに上達したの?ってびっくりしたけど、能力値の内、筋力のパラメーターが、弓術の上達に影響を与えるのかな。
まあ、この階も楽勝かな。

って思ったら索敵反応。マリアによると足音ではなく羽音ということだから、飛行モンスターか。これと、ウルフのコンボで来られると結構大変かもしれないな、現状の3人だと。やはり3人ともに範囲魔法が使えるようになっていた方がいいかもしれない。

現れたのは、ブラック・バット2匹。魔法系モンスターだな。風魔法と夜目、索敵の3スキル持ち。これはおいしい。
俺が指示する前に、ニーナが2射、一匹は器用に回避して無傷、もう一匹はかすったのか、墜落しないように少しばたついてる。おっ、こいつもキラーアントみたいに、腐食液を飛ばした。マリアが腐食液の華麗に避けて、急襲して一閃。もう一匹は、綾が、下段から切り上げる剣筋で一閃。後ろからみていて、3人の連携凄げーって思ってしまった。当人たちは淡々としてるし、ニーナがごめーんとか言ってるし。レベル高。
ドロップアイテムはブラックバッドの牙?何に使うんだろう?神眼で見ても説明に書いてないけどまあ何かに役に立つんだろうって思って、アイテムボックスに貯めておくことにした。
6階に降りて即連戦だったけど3人は疲れはないみたいだし、このまま訓練を続けることにした。
しかし、地下6階はエンカウント率が一気に上がったな。俺達が魔物のいる方に向かい、魔物の方も俺達を見つけると寄って来るからだろうけど、かなりおいしい狩り場だ。

このまま4時間ぐらいかけて6階層を探索して、スキルも能力値もかなり上がった。その中でついにスキルが2つカンストして上位スキルになった。

索敵(LV.10(100/100)) → 熱源感知
夜目(LV.10(100/100)) → 赤外線感知

さらには、この2つが統合されて、ユニークスキルになった。

熱源感知+赤外線感知 → 領域覚

この狩り場を使ってうまくやれば、ユニークスキルを3人に譲渡できる可能性があるっていうことだな。これは大きいかも。

そもそもスキルレベルって
LV1で初心者
LV2で普通
LV3で一流
LV4で達人
LV5で伝説
って感じなんだよな多分。
レベルの最高はLV10だし、伝説級と呼ばれる状態からさらにレベルを上げないといけないとか、普通は、ノーマルスキルのカンストとかあり得ないんだよねきっと。

魔法のスキルでいえば
LV1で初級
LV2で中級
LV3で上級
LV4で聖人級
LV5で伝説級
って感じなんじゃないかな。魔法の種類で中級魔法がどうだとか上級魔法を使えたら王宮魔術師に入れるとか、身代わりの指輪をつくった魔術師を聖人級の魔法使いとか呼んでたしね。魔法も完ストした時に何が起きるのか興味は尽きないけどね。


取り敢えず当面の目標が出来たぞ。
1.3人にユニークスキル「領域覚」を付加する。
2.ノーマルスキルの完ストを目指して、上位スキルを作る。
3.そのために効率のいい狩り場に集中して潜る。
4.連携の幅、魔法攻撃の幅を広げる。
5.3人の幸せを実現する。

毎日潜ると大変だから、メリハリもつけて行かないとね。自主練習と実地訓練の割合とかね。生活リズムの確立が大切かもね。いまみたいに、ダラダラ、半ハーレム状態は拙い。
俺がこの世界に急に異世界トリップさせられたように、俺がこの世界からいつはじき出されるか解らないしね。やれることは確実にコツコツとだな。

その後、家に戻って、夕飯が終わって、お風呂は皆一緒でってことで、マリアも一緒に入ることになった。綺麗に洗ってあげたよ。綾もニーナも今日の実地訓練でさらに自信がついたみたい。いい流れだ。
夕食はワイルドウルフの肉をステーキにした。前にエジンバラの食堂で食べた時にめっちゃおいしかったんで、これは皆で食べないとってことで。

ベッドでは、マリアはお口で、後の二人はじっくりスイッチ開発をしながら堪能しました。俺の右にマリア、左に綾、上にニーナを置いて、今後のことを話し合った。
まず、綾とニーナが実地訓練をやってみて、今後どうしたいかってことを聞いた。

「お兄ちゃん、私はもっともっと強くなりたい。私、自分がこんなになれるなんて思ってなかった。全部お兄ちゃんのお陰。もっとお兄ちゃんを知りたいし、もっとお兄ちゃんとつながりたい。」

「ニーナはね、リュウ兄が好き。だから、リュウ兄とずっと一緒にいれるようにもっともと強くなりたい。」

「二人ともありがとう、俺も二人のこと好きだよ。出会いは偶然で日も浅いけど、俺は二人に出会えて幸せだと思ってる。だから、この幸せがずっと続いて欲しいと思ってるし、続くように俺もできることはすべてするし、妨害するものはすべて排除する。」

マリアが嬉しそうに微笑んでたから、マリアと深くキスを交わして、綾、ニーナともキスを交わした。

「よし、二人がそう思ってくれるなら、明日から、計画的に訓練を進めて行きたいと思うけど、いいかな。
まず、基本的に迷宮探索は、午前中の4時間集中して行う。朝8時から12時までね。
狩り場は、当面地下6階。お昼に少し休んだら夕方まで、各自、自主練習兼自由時間。身体を休めることも大切だからね。娯楽ってあんまりなけど、料理や裁縫、何か他のことでもいいし。練習するのに欲しいものや、趣味や娯楽でやってみたいことがあったら言ってね。
食事作りは、基本2人ずつの当番制にしよう。メニューは担当者が決めていいよ、食材は自由につかえるようにしておくから。欲しい食材があったら言ってね、週に一回ぐらいは市場に買い物に行こう。
後片付けは、しばらくは俺かマリアが浄化しようと思う。
後は、今までと同じ。お風呂とベッドは皆一緒でってことで。」

「皆からは、何か要望はある?」

「お兄ちゃん、ずっとこの街に住むの?」

「折角だからこの家を購入して拠点の一つにしようと思ってる。どこかへ出かけるにしてもここへはいつでも戻れるんだし、わざわざ野宿も必要ないしね。皆の実力がついたら、王都と帝都それと自由都市連邦の主だったところには行ってみたい。俺はいろんなことに対する知識が不足してるし、いろんな国や組織なんかの偉い奴らに目をつけられたくないから、大っぴらにいろんなことを学べないけど、それでも大きな街に行けば情報や必要な物が得やすいと思ってるから。それに一度行ってしまえば、後はいつでも行ったり来たりできるからね。出来れば今後もいろんな場所に俺たちだ
けの拠点を作っていければって思ってる。」

あといろいろ雑談しながら今後のことを話し合って、お休みの儀式をして眠った。

翌朝、目が覚めて昨日と同じようにマリアにはお口でたっぷり出してもらって、綾も興味津々だったので、俺が指でやっている間に綾にもお口で受けて貰った。こくんと飲む姿は超エロティックだ。これは綾とするのが初めてだったので、ニーナも興味津々、ニーナもやってみたそうだったけど、ニーナは普通においしく頂いた。

その夜は嬉しいことがあった。先に戻っていて言われたので、お風呂上り先に寝室に戻っていたら、3人が久しぶりに揃ってスリップをつけて入ってきた、マリアの女の子の日が終わったらしい。マリアを丁寧に運んでちょっと長めの交合いをした後、綾、ニーナを順番に運んできた。久ぶりに燃えた、二人とも。綾とニーナは、じらされてかわいそうだったけど、今日は許してね。その分二人ともしっかり満足させてあげたし。

この後は順調に進むかと思われた3日後ちょっとしたアクシデントが。
綾が女の子の日になってしまった、朝から急に。日本にいる時から元々きつかったらしい。数日はゆっくり休むように言って、あんまり辛そうだったから中級回復魔法のハイ・ヒールをかけてあげたらすっかりよくなった。お腹も痛くなくなったし、女の子の日も即終了したみたい。具体的にどのように作用しててるのか分からないけどね、マリアもびっくりしてた。その後普通に頂いたし感度も良好。無問題みたい。
魔法って凄げー。
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