69 / 107
第六章 魔物の森の街建設編
ホブゴブリンの集落
しおりを挟む
俺が家に戻ると、家では5人集まっておしゃべりと言うか、話し合いをしていたみたい。
「ただいま、会ってきたよ。」
「どうだった、リュウ。」
「うーん、魔物ではないみたいだ。ずっと昔、祖先は魔物だったかもしれないけど、今は別の種族に変化してるみたいだね。多分、この森ができたぐらいから、ずっと住んでるんじゃないかな。」
「魔物から、変化した?どういうことなん?」
「詳しくは解らない。この辺りは、どこかで知識を仕入れないとわからないな。いずれにせよ、敵対しているわけでもないし、寧ろ俺を森の主様とか言って、集落総出で敬うっていうか、住民全員が揃って土下座したのにはびっくりしたよ。」
「リュウにぃにぃ、森の主なの?」
「なんでやねん。」
「主じゃなくて、森の王様だよね、リュウ兄―。」
「いやいや、主でも、王様でもないからな、セシリア、ニーナ。魔物の森の者たちは、魔力の波動みたいなものを感じるみたいだよ。俺が張っている結界と同じ魔力の波動を感じるらしい。」
「あー、それは私も感じるよ、お兄ちゃん。どこにいてもお兄ちゃんのことわかるし。」
「「「「うんうん。」」」」
「そうなの?俺だけ魔力の波動感じないの。でも確かに、マリアと綾とニーナと舞衣とセシリアだったら、目をつぶっていても、どんだけ離れていてもどこにいるか感じれるけどね。5人限定だな俺の場合。」
その後、ちょっとだけ、イチャイチャして、これからの方針を考えた。
「で、これからのことだけど、この森にはこのホブゴブリン族だけじゃなくて、リザードマン族や、ホブオーク族などもいるらしい。そいつらが、俺達と敵対するのかどうかはわからないけど、まずは、見つけて接触するのも手じゃないかなぁって思うけど、どうだろう?」
「ええんとちゃうかな。ホブゴブリンみたいに、向こうからこっちに膝を折ってくれるなら、それはそれで、この森を守る力になるんだろうし。」
「だな、まあ、皆の戦闘力と連携もあげなきゃいけないから、そっちはしばらく、迷宮の下層を探索することで、対応しようか。完全に攻略すると、迷宮が枯れるんだっけ?攻略すると拙いけど、その前までなら、攻略しても影響ないだろうしね。」
ということで、その日、魔物の森で戦闘しなかったので、そのまま迷宮の10Fに飛んで下層を目指して訓練した。しかし、あまりにも雑魚しかいなかったので、あまり練習にならなかったようだ。迷宮内では、魔物のコロニーとかないからね。5人で連携すると、全て瞬殺で、戦略もなにもないって感じ。しばらくは、セシリアの戦闘能力を上げるためってって割り切った方がいいのかもしれない。
その日の夕方、そろそろ夕食の準備でもはじめようかとした時に、なんと、綾が味噌の生成に成功した。味噌自体の召喚が出来なくて、諦めていたんだけど、コメ麹が召喚出来、それと、大豆、塩を使って、生成が出来たのだ。一度出来れば、俺の神の手でいくらでも生成ができる。これは、大きな前進だ。味噌ができるってことは、その上澄みである醤油の生成も可能になったってことだからね。綾、凄―い。
で、その日は、急遽夕飯の予定を変更して、港町に飛び、魚を購入し、魚の味噌焼きと、味噌汁、ご飯(お米の召喚には成功していた)を食べた。俺と、綾、舞衣にとっては懐かしい味、マリア、ニーナ、セシリアには、未知の味だったけど、従者の心得をもつ綾と舞衣にかかれば、一流料亭並みのできだ。心行くまで堪能した。
これ以降、俺達の食卓メニューがさらに豊富になったことは言うまでもない。調味料の開発は、これほどに食事メニューを進化させるんだな。スキルみたいなものだな、調味料って。
この頃、我が家の制服も6種類に増えていた。メイド服、セーラー服、チャイナ服、ナース服、シスター服、ブレザーとチェックスカート(某アイドルユニットみたいな奴)。各人に似合う服は、大体、戦闘用の装備になっている。パッと目、戦闘に出かけるより、街に遊びに行き様な感じだ。ほとんどの物を自分たちで自給自足できるようになっているけど、王都や帝都などの街に出かけるのは、みんな好きなようだ。いろんな刺激を受けるみたい、お菓子作りとか、服のデザインとか、魔道具の開発とかね。
で最近は、朝、日中、お風呂、寝る前と一日4回は、深く交合ってる感じ。亜空間部屋で交合うのは、日中と夜が多くて、他では、全員一斉攻撃を受けることが多い。返り打ちだけど。
そんな話は置いといて、ホブゴブリンと遭遇した次の日から、森の中をなるべく周囲に悟られないように索敵しながら、魔物がコロニーを作って生活していないか、注意深く探って行った。単発の魔物とかには遭遇したけど、魔物語を話す、知恵のあるような魔物とは遭遇してない。俺達は、もう一度、事の真偽を確かめるために、最初に出会った、ホブゴブリンの集落に行ってみた。
転移した俺達が見た物は、数日前から明らかに整備が進んだ、ホブゴブリンの集落だった。
いきなり転移してきた俺達6人に驚いたようだったけど、俺が名前を付けたホブリンが走ってやってきた。
「これはこれは、リュウ様。ようこそいらっしゃいました。こちらの方々はどちらさまでしょうか?」
「彼女達は、俺の妻だ。それよりも、どういうことだ。なんでこんなに集落が変わっている。何があった?」
「全ては、リュウ様の御加護のお陰です。私がネームドモンスターになりましたので、私が率いております、この村の者全員に、リュウ様の御加護が下りまして、知恵と、力を授かりました。現在、リュウ様の加護を受けた者として恥ずかしくない様、集落の整備に努めております。」
なんだと、魔物に名前を与えるだけで、そんな波及効果があるのか?神眷族の力か?しかし眷族にした覚えはないし・・・
並列思考で確認したらなってました。名前を与えることで、眷族にするんだった。そう言えば、最初にこのスキルを取った時に、マリア達の名字のことで確認したんだった・・・
まあ。眷族に限りがある訳ではないし、俺から何かが取られる訳でもないし、そのまま放っておくか。俺が名前をつけたこのホブリンが、一次眷族で、ホブリンの下についていたやつらが、二次眷族って扱いなんだろうな。それで、余計に俺に絶対の忠誠を使っているのか。集落の奴らをみると、外見とかも随分変わってるんだよな。男は男らしく、女は女らしくって感じで、服装とかもまともになってるし。放っておいたら、そのまま進化するのか?
「ここには、魔物は結構現れるのか?」
「いえ、この辺りは、元々森の主さまの力の波動を強く受けている場所ですので、強い魔物は恐れて近づきません。我らの様に、力なき者には、森の主様の本気の力の波動で簡単に命を落とすでしょうが、元より命を捧げておりますので、この地に住まわせて頂いております。それでも、時折、我らを食らうために、魔物が来ますので、戦わねばなりません。」
「まあ、これも何かの縁だ、あの柵ぐらいの範囲でいいのか?この集落の囲いは?」
そう言って、サクッと、柵のある場所に、3メートルぐらいの壁と、丈夫な扉の付いた門を作ってやった。後、20本ぐらいの鋼鉄剣を出してやった。
「このくらいあれば、足りるだろう?魔物もあの壁は越えてこないから、安心して集落を作ってくれ。」
「な、なんと。このような御力を我らの為に。」
俺達の前に、集落住人一同、平服状態。
「まあ、そんなに大したことはないから。それより、ホブリン、お前の言っていた魔物の森に住む他の種族って言うのが探せないんだけど、どこに住んでるかわかるか?」
「はっ、残念ながら、我らが知る森は狭く、私も、話でしか聞いたことがありません。ただ、リザードマン族は、ここより西の方角に進んだところにある沼地を通る時に、そのテリトリーに掛りそうになり、進めな方と聞いております。詳しい場所までは解りません。」
「ここから西の沼地か。いや参考になった。」
「邪魔したな。また来る。」
そう言って、マリア達と共に一旦森の中の家に戻った。
「リュウ、なんか凄かったね。村って言ってもいいぐらいだよ。」
「子供もいたねー、リュウ兄―。」
「あの変わり様は何?変わりすぎなんちゃう?」
「うーん、まあ、多分あれは、俺の能力っぽい。俺が、あそこの族長みたいな奴に名前をつけたから、一族全部、俺の支配下になった感じ。俺の魔力なのか、能力から出ているはどうなのか知らないけど、それの影響だな、あれは。」
「じゃあ、あの、ホブゴブリン、お兄ちゃんの家来みたいになってるってこと?」
「多分ね。それで、取り敢えずは、守ってやるかって思って、壁作ってやった。眷族を廃棄するのも簡単にできそうだし、当面、あのまま様子をみようかなって思ってるけど、どお?」
「リュウにぃにぃ、いいと思うよ。魔族の血が入ってる私も助けてくれたんだもん。ずっと昔に魔族だったあの種族の人たちも助けてあげて。」
セシリアの心の棘に、感じる何かがあるのかもしれないな。確かに、俺にとっては、元魔族だろうと関係ないけどね。
「取り敢えずは、明日は西の方に向かってみよう。リザードマン族って言うのにも会ってみたくなったし。今日は、この後どうする?迷宮に行く?それとも、この前ちゃんと観光出来なかったから、王都に行く?」
「ちょっと、戦い足りないから、迷宮に行ってみたい。」
「うちもちょっとだけ、スカッとしたいかな。その後、王都を周ってみたい。」
「じゃあ、そうしようか。1時間ぐらい迷宮に行って、今夜は王都で何かおいしいものでも食べようか?」
「うーん、ご飯は家で食べた方がおいしいかなぁ。」
「「「「「だよねー。」」」」
もう俺達って、ほとんどお金要らないよねー。最近使ったのっていつだろう?
「ただいま、会ってきたよ。」
「どうだった、リュウ。」
「うーん、魔物ではないみたいだ。ずっと昔、祖先は魔物だったかもしれないけど、今は別の種族に変化してるみたいだね。多分、この森ができたぐらいから、ずっと住んでるんじゃないかな。」
「魔物から、変化した?どういうことなん?」
「詳しくは解らない。この辺りは、どこかで知識を仕入れないとわからないな。いずれにせよ、敵対しているわけでもないし、寧ろ俺を森の主様とか言って、集落総出で敬うっていうか、住民全員が揃って土下座したのにはびっくりしたよ。」
「リュウにぃにぃ、森の主なの?」
「なんでやねん。」
「主じゃなくて、森の王様だよね、リュウ兄―。」
「いやいや、主でも、王様でもないからな、セシリア、ニーナ。魔物の森の者たちは、魔力の波動みたいなものを感じるみたいだよ。俺が張っている結界と同じ魔力の波動を感じるらしい。」
「あー、それは私も感じるよ、お兄ちゃん。どこにいてもお兄ちゃんのことわかるし。」
「「「「うんうん。」」」」
「そうなの?俺だけ魔力の波動感じないの。でも確かに、マリアと綾とニーナと舞衣とセシリアだったら、目をつぶっていても、どんだけ離れていてもどこにいるか感じれるけどね。5人限定だな俺の場合。」
その後、ちょっとだけ、イチャイチャして、これからの方針を考えた。
「で、これからのことだけど、この森にはこのホブゴブリン族だけじゃなくて、リザードマン族や、ホブオーク族などもいるらしい。そいつらが、俺達と敵対するのかどうかはわからないけど、まずは、見つけて接触するのも手じゃないかなぁって思うけど、どうだろう?」
「ええんとちゃうかな。ホブゴブリンみたいに、向こうからこっちに膝を折ってくれるなら、それはそれで、この森を守る力になるんだろうし。」
「だな、まあ、皆の戦闘力と連携もあげなきゃいけないから、そっちはしばらく、迷宮の下層を探索することで、対応しようか。完全に攻略すると、迷宮が枯れるんだっけ?攻略すると拙いけど、その前までなら、攻略しても影響ないだろうしね。」
ということで、その日、魔物の森で戦闘しなかったので、そのまま迷宮の10Fに飛んで下層を目指して訓練した。しかし、あまりにも雑魚しかいなかったので、あまり練習にならなかったようだ。迷宮内では、魔物のコロニーとかないからね。5人で連携すると、全て瞬殺で、戦略もなにもないって感じ。しばらくは、セシリアの戦闘能力を上げるためってって割り切った方がいいのかもしれない。
その日の夕方、そろそろ夕食の準備でもはじめようかとした時に、なんと、綾が味噌の生成に成功した。味噌自体の召喚が出来なくて、諦めていたんだけど、コメ麹が召喚出来、それと、大豆、塩を使って、生成が出来たのだ。一度出来れば、俺の神の手でいくらでも生成ができる。これは、大きな前進だ。味噌ができるってことは、その上澄みである醤油の生成も可能になったってことだからね。綾、凄―い。
で、その日は、急遽夕飯の予定を変更して、港町に飛び、魚を購入し、魚の味噌焼きと、味噌汁、ご飯(お米の召喚には成功していた)を食べた。俺と、綾、舞衣にとっては懐かしい味、マリア、ニーナ、セシリアには、未知の味だったけど、従者の心得をもつ綾と舞衣にかかれば、一流料亭並みのできだ。心行くまで堪能した。
これ以降、俺達の食卓メニューがさらに豊富になったことは言うまでもない。調味料の開発は、これほどに食事メニューを進化させるんだな。スキルみたいなものだな、調味料って。
この頃、我が家の制服も6種類に増えていた。メイド服、セーラー服、チャイナ服、ナース服、シスター服、ブレザーとチェックスカート(某アイドルユニットみたいな奴)。各人に似合う服は、大体、戦闘用の装備になっている。パッと目、戦闘に出かけるより、街に遊びに行き様な感じだ。ほとんどの物を自分たちで自給自足できるようになっているけど、王都や帝都などの街に出かけるのは、みんな好きなようだ。いろんな刺激を受けるみたい、お菓子作りとか、服のデザインとか、魔道具の開発とかね。
で最近は、朝、日中、お風呂、寝る前と一日4回は、深く交合ってる感じ。亜空間部屋で交合うのは、日中と夜が多くて、他では、全員一斉攻撃を受けることが多い。返り打ちだけど。
そんな話は置いといて、ホブゴブリンと遭遇した次の日から、森の中をなるべく周囲に悟られないように索敵しながら、魔物がコロニーを作って生活していないか、注意深く探って行った。単発の魔物とかには遭遇したけど、魔物語を話す、知恵のあるような魔物とは遭遇してない。俺達は、もう一度、事の真偽を確かめるために、最初に出会った、ホブゴブリンの集落に行ってみた。
転移した俺達が見た物は、数日前から明らかに整備が進んだ、ホブゴブリンの集落だった。
いきなり転移してきた俺達6人に驚いたようだったけど、俺が名前を付けたホブリンが走ってやってきた。
「これはこれは、リュウ様。ようこそいらっしゃいました。こちらの方々はどちらさまでしょうか?」
「彼女達は、俺の妻だ。それよりも、どういうことだ。なんでこんなに集落が変わっている。何があった?」
「全ては、リュウ様の御加護のお陰です。私がネームドモンスターになりましたので、私が率いております、この村の者全員に、リュウ様の御加護が下りまして、知恵と、力を授かりました。現在、リュウ様の加護を受けた者として恥ずかしくない様、集落の整備に努めております。」
なんだと、魔物に名前を与えるだけで、そんな波及効果があるのか?神眷族の力か?しかし眷族にした覚えはないし・・・
並列思考で確認したらなってました。名前を与えることで、眷族にするんだった。そう言えば、最初にこのスキルを取った時に、マリア達の名字のことで確認したんだった・・・
まあ。眷族に限りがある訳ではないし、俺から何かが取られる訳でもないし、そのまま放っておくか。俺が名前をつけたこのホブリンが、一次眷族で、ホブリンの下についていたやつらが、二次眷族って扱いなんだろうな。それで、余計に俺に絶対の忠誠を使っているのか。集落の奴らをみると、外見とかも随分変わってるんだよな。男は男らしく、女は女らしくって感じで、服装とかもまともになってるし。放っておいたら、そのまま進化するのか?
「ここには、魔物は結構現れるのか?」
「いえ、この辺りは、元々森の主さまの力の波動を強く受けている場所ですので、強い魔物は恐れて近づきません。我らの様に、力なき者には、森の主様の本気の力の波動で簡単に命を落とすでしょうが、元より命を捧げておりますので、この地に住まわせて頂いております。それでも、時折、我らを食らうために、魔物が来ますので、戦わねばなりません。」
「まあ、これも何かの縁だ、あの柵ぐらいの範囲でいいのか?この集落の囲いは?」
そう言って、サクッと、柵のある場所に、3メートルぐらいの壁と、丈夫な扉の付いた門を作ってやった。後、20本ぐらいの鋼鉄剣を出してやった。
「このくらいあれば、足りるだろう?魔物もあの壁は越えてこないから、安心して集落を作ってくれ。」
「な、なんと。このような御力を我らの為に。」
俺達の前に、集落住人一同、平服状態。
「まあ、そんなに大したことはないから。それより、ホブリン、お前の言っていた魔物の森に住む他の種族って言うのが探せないんだけど、どこに住んでるかわかるか?」
「はっ、残念ながら、我らが知る森は狭く、私も、話でしか聞いたことがありません。ただ、リザードマン族は、ここより西の方角に進んだところにある沼地を通る時に、そのテリトリーに掛りそうになり、進めな方と聞いております。詳しい場所までは解りません。」
「ここから西の沼地か。いや参考になった。」
「邪魔したな。また来る。」
そう言って、マリア達と共に一旦森の中の家に戻った。
「リュウ、なんか凄かったね。村って言ってもいいぐらいだよ。」
「子供もいたねー、リュウ兄―。」
「あの変わり様は何?変わりすぎなんちゃう?」
「うーん、まあ、多分あれは、俺の能力っぽい。俺が、あそこの族長みたいな奴に名前をつけたから、一族全部、俺の支配下になった感じ。俺の魔力なのか、能力から出ているはどうなのか知らないけど、それの影響だな、あれは。」
「じゃあ、あの、ホブゴブリン、お兄ちゃんの家来みたいになってるってこと?」
「多分ね。それで、取り敢えずは、守ってやるかって思って、壁作ってやった。眷族を廃棄するのも簡単にできそうだし、当面、あのまま様子をみようかなって思ってるけど、どお?」
「リュウにぃにぃ、いいと思うよ。魔族の血が入ってる私も助けてくれたんだもん。ずっと昔に魔族だったあの種族の人たちも助けてあげて。」
セシリアの心の棘に、感じる何かがあるのかもしれないな。確かに、俺にとっては、元魔族だろうと関係ないけどね。
「取り敢えずは、明日は西の方に向かってみよう。リザードマン族って言うのにも会ってみたくなったし。今日は、この後どうする?迷宮に行く?それとも、この前ちゃんと観光出来なかったから、王都に行く?」
「ちょっと、戦い足りないから、迷宮に行ってみたい。」
「うちもちょっとだけ、スカッとしたいかな。その後、王都を周ってみたい。」
「じゃあ、そうしようか。1時間ぐらい迷宮に行って、今夜は王都で何かおいしいものでも食べようか?」
「うーん、ご飯は家で食べた方がおいしいかなぁ。」
「「「「「だよねー。」」」」
もう俺達って、ほとんどお金要らないよねー。最近使ったのっていつだろう?
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)
長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。
彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。
他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。
超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。
そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。
◆
「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」
「あらすじってそういうもんだろ?」
「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」
「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」
「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」
「ストレートすぎだろ、それ……」
「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」
◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる