70 / 107
第六章 魔物の森の街建設編
王都の噂
しおりを挟む
その後予定通り、迷宮15階で1時間ほど魔物を狩って、そのまま王都に飛んだ。アクセサリーの店やら、服の店などを冷やかしながら、6人でイチャツキながら歩いてたから、周りの人から見たら迷惑だったかもしれない。なんせ、美少女3人に、美幼女2人だからね、日本だったら、どこのアイドルユニットだよって感じ。そろそろ場所も手狭だから二頭だての大きいのに換えようかと言ったら却下された。狭いのがいいらしい。
でも今日の王都はいつもと違う感じ。王都はいつも活気に満ちて入るんだけど、なんとなく、その活気が異様に盛り上がってるような、なんだろうこの感じ。まあ、俺達も馬車の中で盛り上がってるから、王都の人たちのこと何も言えないけど。
折角王都だし、そろそろ在庫も乏しくなってきた野菜類とか食材関係でも買って帰ろうかって話になって、今いる北門近くから南門近くまで馬車で行くには遠いから、神覚でサーチして人目のない場所へ一気に転移した。
南門の方は、さらに活気のボルテージが上がってる感じだ。何かお祭りでもあるのかって思いながらも、南門付近の最大の市場通りへ。並べられている商品が少ない?
「今日は、野菜少ないみたいだねぇ。いろいろ品薄ですか?」
「あーいらっしゃい。まあ、卸しの段階でね、大店がいろいろ買占めを始めてるからね。もうしばらくしたら、王宮から達しが出るから、元に戻るとは思うけどね。」
「何かあるんですか?」
「あー?兄さん、知らないのかい。そろそろ帝国と大戦《おおいくさ》が始まりそうなんだよ。今回のは、いつもの小競り合いじゃなくて、本格的にドンパチやるって話だ。ほら、エルフ王国が王国廃止の布告を出しただろう、あれで自由同盟連邦がガタガタしてるから、そっちに気を回さずに済む分、一気にって話だ。まあ。元々、王国だったのを分かれたんだから、また合併したいって言うのが、王宮の悲願なんだろうけどさ。俺達にとっては、毎日のおまんまがちゃんと食べられれば、どっちでもいい話だな。」
「じゃあ、取り敢えず、ある分でいいや、根菜類と葉野菜も下さい。」
俺達は、商店を回り、目立たず買える分の野菜を買い付けた。
その度に、戦争のこととか、エルフ王国のこととか、雑談しながら情報をあつめた。
ふと野菜の種子とか苗を扱っている店が目について、ホブゴブリンのことを思い出して、、買える分の野菜の種とかを仕入れた。
ついでに、市場の横道に広がっている露天商で、中古の衣類が捨て値みたいな値段で売っていたので、それもほとんど買い取った。貫頭着みたいなやつだからフリーサイズだろうし、そのままで使えるでしょう、多分。
俺はある程度の情報を仕入れて満足したんで、家に帰ることにした。
今夜の夕食は、綾とセシリアが作るようだ。この二人が組むとパスタ系が多いけど、さて今夜は何だろう?
その時間を利用して俺はホブゴブリンの集落に飛んだ。畑の面積が増えてるようだ。俺が現れると、ホブリンがどこからともなく飛んでくる。そんなに急いでこなくてもいいのに。
「ごめんな、忙しかったか?これ、お土産な。適当に分けて使って。サイズはいろいろあるけど、多分大丈夫だろう?それとこっちは、野菜の種と小麦の種。野菜は育てやすいから、大丈夫だと思うけど、あと、こっちはジャガイモの種イモ。畑を広げたら作ってみたらいい、食料が安定するだろうし。じゃあね。」
言いたいことだけ言って、物を置いてすぐに転移してきた。あれをどう使うのか、次行った時が楽しみ。ホブリンの資質が問われるね。
さてと、夕食が出来る間何しようかなぁって思いながら、マリアのいる部屋に行って、ちょっとイチャイチャしてた。マリアが一番癒されるなぁ。イチャイチャしながらマリアの作業を手伝ってたら、ニーナが割ってきたので、3人でイチャイチャした。
「ニーナ、今日いっぱいお菓子のレシピ考えたよ。今日行ったあそこのお店のお菓子、今度作ってみるね、リュウ兄。」
「おっ、それは楽しみだなぁ。この前のプリンアラモードも見た目も味も完璧だったからなぁ。ニーナはお菓子作りの天才だなぁ。俺は幸せだー。」
「えへへ」
「マリアの新作も楽しみだな、今度のは誰の?」
「これは、キリッとしたイメージで作ったんだよ。強いてあげれば、女性用の軍隊服ってイメージ。男性用の軍服を女性が着てるのもいいけど、女性らしさを出しつつキリッとした雰囲気が出るようなデザイン。」
「いいなー。皆で着たら似合うんじゃない?マリアは何を着ても似合うけどね。」
「もう、リュウったら・・・」
まあ、こんな感じ。俺の日常なんて、馬鹿っプルの連続だよ。いいんだよ、他に誰もいないから、自由にしてって誰に言い訳してんだか。
夕食の準備が出来て、皆でダイニングに向かった。舞衣もやってきた。舞衣は、俺が前に皇帝のアイテムボックスから出てきた本を読んでみたいって言ってたんで、アイテムボックスの共有部分に移し替えてた本を時間があれば読んでる。本人も読書好きとか言ってたからなぁ。あちこちの図書館巡りやった方がいいなぁ。
「舞衣は、なんか面白いのあったか?」
「面白いって言えば面白いかな。帝国の裏事情とか。」
「まあ、今度また仕入れる機会があれば、いろんなジャンル仕入れるよ。」
「ほんまー、おおきにな、リュウくん」
「おっ、今夜の料理は、ラザニアか?」
「お兄ちゃん、これラザニアっていうの?」
「綾が考えて作ったのか?」
「うん、こうしたらおいしそうかなぁって思って。」
「綾は、凄いなぁ。おいしそうだな、本当に。セシリアも随分、上達した感じだな。」
「ねーねー達にいっぱい、教えて貰ってる。」
「じゃあ、たべようか。」
「「「「「「いただきます。」」」」」」
楽しいおしゃべりをしながら、おいしい食事を食べて。
あー幸せだなぁ。
まーこうして、皆で露天風呂に入っているのも幸せだけどね。最近は、一人は俺に抱きついて、こうして湯船に浸かって、俺の胸が空いたら別の誰かがやってきて抱きついてって感じ。この露天風呂もそれぞれ楽しんでいるようでよかった。そろそろ第二弾の風呂でも作ろうかな。次はどんなのがいいかなぁ。
でも今日の王都はいつもと違う感じ。王都はいつも活気に満ちて入るんだけど、なんとなく、その活気が異様に盛り上がってるような、なんだろうこの感じ。まあ、俺達も馬車の中で盛り上がってるから、王都の人たちのこと何も言えないけど。
折角王都だし、そろそろ在庫も乏しくなってきた野菜類とか食材関係でも買って帰ろうかって話になって、今いる北門近くから南門近くまで馬車で行くには遠いから、神覚でサーチして人目のない場所へ一気に転移した。
南門の方は、さらに活気のボルテージが上がってる感じだ。何かお祭りでもあるのかって思いながらも、南門付近の最大の市場通りへ。並べられている商品が少ない?
「今日は、野菜少ないみたいだねぇ。いろいろ品薄ですか?」
「あーいらっしゃい。まあ、卸しの段階でね、大店がいろいろ買占めを始めてるからね。もうしばらくしたら、王宮から達しが出るから、元に戻るとは思うけどね。」
「何かあるんですか?」
「あー?兄さん、知らないのかい。そろそろ帝国と大戦《おおいくさ》が始まりそうなんだよ。今回のは、いつもの小競り合いじゃなくて、本格的にドンパチやるって話だ。ほら、エルフ王国が王国廃止の布告を出しただろう、あれで自由同盟連邦がガタガタしてるから、そっちに気を回さずに済む分、一気にって話だ。まあ。元々、王国だったのを分かれたんだから、また合併したいって言うのが、王宮の悲願なんだろうけどさ。俺達にとっては、毎日のおまんまがちゃんと食べられれば、どっちでもいい話だな。」
「じゃあ、取り敢えず、ある分でいいや、根菜類と葉野菜も下さい。」
俺達は、商店を回り、目立たず買える分の野菜を買い付けた。
その度に、戦争のこととか、エルフ王国のこととか、雑談しながら情報をあつめた。
ふと野菜の種子とか苗を扱っている店が目について、ホブゴブリンのことを思い出して、、買える分の野菜の種とかを仕入れた。
ついでに、市場の横道に広がっている露天商で、中古の衣類が捨て値みたいな値段で売っていたので、それもほとんど買い取った。貫頭着みたいなやつだからフリーサイズだろうし、そのままで使えるでしょう、多分。
俺はある程度の情報を仕入れて満足したんで、家に帰ることにした。
今夜の夕食は、綾とセシリアが作るようだ。この二人が組むとパスタ系が多いけど、さて今夜は何だろう?
その時間を利用して俺はホブゴブリンの集落に飛んだ。畑の面積が増えてるようだ。俺が現れると、ホブリンがどこからともなく飛んでくる。そんなに急いでこなくてもいいのに。
「ごめんな、忙しかったか?これ、お土産な。適当に分けて使って。サイズはいろいろあるけど、多分大丈夫だろう?それとこっちは、野菜の種と小麦の種。野菜は育てやすいから、大丈夫だと思うけど、あと、こっちはジャガイモの種イモ。畑を広げたら作ってみたらいい、食料が安定するだろうし。じゃあね。」
言いたいことだけ言って、物を置いてすぐに転移してきた。あれをどう使うのか、次行った時が楽しみ。ホブリンの資質が問われるね。
さてと、夕食が出来る間何しようかなぁって思いながら、マリアのいる部屋に行って、ちょっとイチャイチャしてた。マリアが一番癒されるなぁ。イチャイチャしながらマリアの作業を手伝ってたら、ニーナが割ってきたので、3人でイチャイチャした。
「ニーナ、今日いっぱいお菓子のレシピ考えたよ。今日行ったあそこのお店のお菓子、今度作ってみるね、リュウ兄。」
「おっ、それは楽しみだなぁ。この前のプリンアラモードも見た目も味も完璧だったからなぁ。ニーナはお菓子作りの天才だなぁ。俺は幸せだー。」
「えへへ」
「マリアの新作も楽しみだな、今度のは誰の?」
「これは、キリッとしたイメージで作ったんだよ。強いてあげれば、女性用の軍隊服ってイメージ。男性用の軍服を女性が着てるのもいいけど、女性らしさを出しつつキリッとした雰囲気が出るようなデザイン。」
「いいなー。皆で着たら似合うんじゃない?マリアは何を着ても似合うけどね。」
「もう、リュウったら・・・」
まあ、こんな感じ。俺の日常なんて、馬鹿っプルの連続だよ。いいんだよ、他に誰もいないから、自由にしてって誰に言い訳してんだか。
夕食の準備が出来て、皆でダイニングに向かった。舞衣もやってきた。舞衣は、俺が前に皇帝のアイテムボックスから出てきた本を読んでみたいって言ってたんで、アイテムボックスの共有部分に移し替えてた本を時間があれば読んでる。本人も読書好きとか言ってたからなぁ。あちこちの図書館巡りやった方がいいなぁ。
「舞衣は、なんか面白いのあったか?」
「面白いって言えば面白いかな。帝国の裏事情とか。」
「まあ、今度また仕入れる機会があれば、いろんなジャンル仕入れるよ。」
「ほんまー、おおきにな、リュウくん」
「おっ、今夜の料理は、ラザニアか?」
「お兄ちゃん、これラザニアっていうの?」
「綾が考えて作ったのか?」
「うん、こうしたらおいしそうかなぁって思って。」
「綾は、凄いなぁ。おいしそうだな、本当に。セシリアも随分、上達した感じだな。」
「ねーねー達にいっぱい、教えて貰ってる。」
「じゃあ、たべようか。」
「「「「「「いただきます。」」」」」」
楽しいおしゃべりをしながら、おいしい食事を食べて。
あー幸せだなぁ。
まーこうして、皆で露天風呂に入っているのも幸せだけどね。最近は、一人は俺に抱きついて、こうして湯船に浸かって、俺の胸が空いたら別の誰かがやってきて抱きついてって感じ。この露天風呂もそれぞれ楽しんでいるようでよかった。そろそろ第二弾の風呂でも作ろうかな。次はどんなのがいいかなぁ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,286
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる