47 / 53
第3章 対抗戦編
46. かっこよすぎるだろ、お前
しおりを挟む
ジャンから訓練を頼まれてから二日後。
俺はジャンと一緒に訓練場に来ていた。
ちなみに対抗戦のルールは少し特殊だ。
点数で勝敗が決まる。
試合時間は30分で7点先取したほうが勝ち。
もしくは30分経った時点で点数が多いほうが勝ち。
ヒットとクリティカルヒットがあり、ヒットの場合は1点、クリティカルヒットの場合は2点。
30分以内に決着がつかない場合は、個人戦なら延長戦があり、団体戦なら引き分けになる。
延長線は10分で2点先取したほうが勝ち。
延長戦で決着がつかない場合は、クリティカルヒットの多さが勝敗を決める。
それでも勝敗がつかない場合は、審判の判断となる。
審判のさじ加減が試合に大きく影響を与えるらしい。
簡単にクリティカルを出す審判もいれば、ヒットすらなかなか出さない審判もいる。
審判が買収されて、明らかにクリティカルヒットなのにヒットすらつかないこともあったとか。
近年、八百長が少なくなってきてるらしいが、貴族の子息令嬢が多く通う学校のため、いまだに八百長は存在する……とオリヴィアが言っていた。
と、それはさておき。
要は相手よりも先に7点を取ってしまえば、勝てるというわけだ。
実戦ではどうにもならないような相手でも、試合なら勝てることもある。
だが、やはり実力差はそうそう覆せるものではない。
「くっ……やはり勝てないか」
ジャンが呼吸を荒くしながら呟く。
俺とジャンは本番を意識しながら、模擬戦を行った。
結果は俺の圧勝。
ちなみに点数はお互いの判断でつけることにしてる。
つまり、なんとなくってことだ。
「アランは強いな」
「ジャンもいい感じだったよ」
「お世辞はよせ。手加減されたのに完敗だ。何の言い訳もできない」
「ジャンは弱かったよ」
「ストレートにいうな……傷つくだろうが」
じゃあどうすればいいんだよ。
「ジャンは良くも悪くもなかったよ」
「それが一番傷つく言い方だ。って、もういい。俺のどこがダメだった?」
「う~ん……」
問題点はいくつかある。
でもそもそもの話、力不足だ。
もう少し魔力操作をレベルアップさせないと、何やっても付け焼き刃な気がする。
ただ強いていうなら……
「予想外のことが起こると対応が遅れがちになる」
「それは俺もわかっているんだが……。どうしても体は固まっしてしまう」
ジャンって柔軟性がないんだよな。
とっさの判断とか苦手そうだし。
「そういうアランはあんまり動じなそうだな」
「そうか?」
「ああ。飄々としてるイメージだ」
え、そうなの?
結構、感情が出やすいと思ってたんだけど。
「あと、たまにおっかない」
おっかなくはないでしょ。
俺みたいな人畜無害なやつなんて、ほとんどいないと思う。
地球平和ばんざ~い!
「なあアラン。このままで大会に間に合うのか?」
ジャンが表情に焦りをにじませる。
いやいやジャンくんよ。
まだ訓練初めて一日目だよ?
そんなに焦らなくてもいいんじゃない?
って思ったけど、対抗戦までそんなに期間ないんだよなー。
「間に合うかどうかはわからんけど、地道にやっていくしかないんじゃない?」
いきなり強くなるなんて、普通は無理だし。
あ、でも俺はいきなり強くなってるな。
やばっ。
俺の言葉に、説得力が無いんだけど。
「地道にか……わかっていることだが、どうしても焦ってしまう。お前はどうやったんだ?」
「なにを?」
「どうやって短期間で強くなった?」
無詠唱魔法のおかげかな?
いやでも、あれは話したところで再現性ないしな。
あとは魔力回路が開いたおかげだろうな。
「俺の場合はかなり特殊だぞ。ミーアの事件、覚えてるか?」
ミーアの事件というと、ミーアが悪いことやったみたいで少し嫌なんだけど……。
まあそう言うしかないから仕方ない。
「あ、ああ……故意に魔力暴走を引き起こされたというやつだな」
「あのときに死ぬほどの魔力出したんだ。もはや三途の川に片足突っ込んでたけどね」
「三途の川? なんだそれ?」
そっか。
三途の川は伝わらないのか。
この世界、言葉が伝わったり、伝わらなかったりしてめんどくさい。
「一途の川のことか?」
いや、なんだよそれ!?
片思い中か何かですか?
一途と三途じゃ、全然意味違いますからね!?
「いや、まあ死にかけたってことだ」
「えっと……それは大丈夫だったのか?」
「なんとか。でもそこで一気に魔力を放出したおかげで、魔力回路が開いたんだ。扱える魔力量も格段に増えた」
「……なるほど。それは俺もやれるものだろうか?」
「やめとけ。死ぬぞ?」
冗談抜きで、マジで死ぬからな?
「大丈夫。覚悟の上だ」
「いや大丈夫じゃない」
「でも時間がないんだ」
ジャンが切実にお願いしてくる。
いや、そんなこと言われてもマジで危険なんだよ。
「こればっかりは無理だ」
「……そうか」
すまんな。
さすがにジャンに一途の川とやらを渡らせる気はない。
てか、一途ってなんだよ。
「魔力回路を開く訓練なら、俺よりもミーアやオリヴィアのほうが向いてる。ジャンがもし本当に強くなりたいなら、彼女たちに頼むべきだ」
「……」
オリヴィアはともかく、ミーアに頼むのは無理だろうな。
ジャンって魔族のこと嫌いらしいし。
それに関しては、もうしょうがないと思っている。
価値観はそんな簡単に変わるものじゃないし。
って、昔のジャンが自分で言ってたくらいだもんな。
「魔族……いや……ミーア様にお願いしても良いだろうか?」
え?
マジ?
ジャンくん、本気で言ってます?
頭おかしくなった?
「そんなに驚くこともないだろう」
「あ、ああ。すまん……え? 本気で言ってる?」
頼むとしても、オリヴィアだと思った。
魔法使いに二言はないんじゃなかったっけ?
「彼女には謝りたいこともある」
謝りたいこと?
それってミーアを侮辱したことを言ってるのか?
あのときは俺もカチンと来たけど。
マジで燃やしたろうか、と思った。
てか、こいつカッコ良すぎるだろ。
実はこの世界、ジャンが主人公だったりした!?
俺の主人公の座を奪わないでくれ!
「わかった。じゃあまた今度……」
「今から会えないだろうか?」
いや急過ぎるだろ!?
俺はジャンと一緒に訓練場に来ていた。
ちなみに対抗戦のルールは少し特殊だ。
点数で勝敗が決まる。
試合時間は30分で7点先取したほうが勝ち。
もしくは30分経った時点で点数が多いほうが勝ち。
ヒットとクリティカルヒットがあり、ヒットの場合は1点、クリティカルヒットの場合は2点。
30分以内に決着がつかない場合は、個人戦なら延長戦があり、団体戦なら引き分けになる。
延長線は10分で2点先取したほうが勝ち。
延長戦で決着がつかない場合は、クリティカルヒットの多さが勝敗を決める。
それでも勝敗がつかない場合は、審判の判断となる。
審判のさじ加減が試合に大きく影響を与えるらしい。
簡単にクリティカルを出す審判もいれば、ヒットすらなかなか出さない審判もいる。
審判が買収されて、明らかにクリティカルヒットなのにヒットすらつかないこともあったとか。
近年、八百長が少なくなってきてるらしいが、貴族の子息令嬢が多く通う学校のため、いまだに八百長は存在する……とオリヴィアが言っていた。
と、それはさておき。
要は相手よりも先に7点を取ってしまえば、勝てるというわけだ。
実戦ではどうにもならないような相手でも、試合なら勝てることもある。
だが、やはり実力差はそうそう覆せるものではない。
「くっ……やはり勝てないか」
ジャンが呼吸を荒くしながら呟く。
俺とジャンは本番を意識しながら、模擬戦を行った。
結果は俺の圧勝。
ちなみに点数はお互いの判断でつけることにしてる。
つまり、なんとなくってことだ。
「アランは強いな」
「ジャンもいい感じだったよ」
「お世辞はよせ。手加減されたのに完敗だ。何の言い訳もできない」
「ジャンは弱かったよ」
「ストレートにいうな……傷つくだろうが」
じゃあどうすればいいんだよ。
「ジャンは良くも悪くもなかったよ」
「それが一番傷つく言い方だ。って、もういい。俺のどこがダメだった?」
「う~ん……」
問題点はいくつかある。
でもそもそもの話、力不足だ。
もう少し魔力操作をレベルアップさせないと、何やっても付け焼き刃な気がする。
ただ強いていうなら……
「予想外のことが起こると対応が遅れがちになる」
「それは俺もわかっているんだが……。どうしても体は固まっしてしまう」
ジャンって柔軟性がないんだよな。
とっさの判断とか苦手そうだし。
「そういうアランはあんまり動じなそうだな」
「そうか?」
「ああ。飄々としてるイメージだ」
え、そうなの?
結構、感情が出やすいと思ってたんだけど。
「あと、たまにおっかない」
おっかなくはないでしょ。
俺みたいな人畜無害なやつなんて、ほとんどいないと思う。
地球平和ばんざ~い!
「なあアラン。このままで大会に間に合うのか?」
ジャンが表情に焦りをにじませる。
いやいやジャンくんよ。
まだ訓練初めて一日目だよ?
そんなに焦らなくてもいいんじゃない?
って思ったけど、対抗戦までそんなに期間ないんだよなー。
「間に合うかどうかはわからんけど、地道にやっていくしかないんじゃない?」
いきなり強くなるなんて、普通は無理だし。
あ、でも俺はいきなり強くなってるな。
やばっ。
俺の言葉に、説得力が無いんだけど。
「地道にか……わかっていることだが、どうしても焦ってしまう。お前はどうやったんだ?」
「なにを?」
「どうやって短期間で強くなった?」
無詠唱魔法のおかげかな?
いやでも、あれは話したところで再現性ないしな。
あとは魔力回路が開いたおかげだろうな。
「俺の場合はかなり特殊だぞ。ミーアの事件、覚えてるか?」
ミーアの事件というと、ミーアが悪いことやったみたいで少し嫌なんだけど……。
まあそう言うしかないから仕方ない。
「あ、ああ……故意に魔力暴走を引き起こされたというやつだな」
「あのときに死ぬほどの魔力出したんだ。もはや三途の川に片足突っ込んでたけどね」
「三途の川? なんだそれ?」
そっか。
三途の川は伝わらないのか。
この世界、言葉が伝わったり、伝わらなかったりしてめんどくさい。
「一途の川のことか?」
いや、なんだよそれ!?
片思い中か何かですか?
一途と三途じゃ、全然意味違いますからね!?
「いや、まあ死にかけたってことだ」
「えっと……それは大丈夫だったのか?」
「なんとか。でもそこで一気に魔力を放出したおかげで、魔力回路が開いたんだ。扱える魔力量も格段に増えた」
「……なるほど。それは俺もやれるものだろうか?」
「やめとけ。死ぬぞ?」
冗談抜きで、マジで死ぬからな?
「大丈夫。覚悟の上だ」
「いや大丈夫じゃない」
「でも時間がないんだ」
ジャンが切実にお願いしてくる。
いや、そんなこと言われてもマジで危険なんだよ。
「こればっかりは無理だ」
「……そうか」
すまんな。
さすがにジャンに一途の川とやらを渡らせる気はない。
てか、一途ってなんだよ。
「魔力回路を開く訓練なら、俺よりもミーアやオリヴィアのほうが向いてる。ジャンがもし本当に強くなりたいなら、彼女たちに頼むべきだ」
「……」
オリヴィアはともかく、ミーアに頼むのは無理だろうな。
ジャンって魔族のこと嫌いらしいし。
それに関しては、もうしょうがないと思っている。
価値観はそんな簡単に変わるものじゃないし。
って、昔のジャンが自分で言ってたくらいだもんな。
「魔族……いや……ミーア様にお願いしても良いだろうか?」
え?
マジ?
ジャンくん、本気で言ってます?
頭おかしくなった?
「そんなに驚くこともないだろう」
「あ、ああ。すまん……え? 本気で言ってる?」
頼むとしても、オリヴィアだと思った。
魔法使いに二言はないんじゃなかったっけ?
「彼女には謝りたいこともある」
謝りたいこと?
それってミーアを侮辱したことを言ってるのか?
あのときは俺もカチンと来たけど。
マジで燃やしたろうか、と思った。
てか、こいつカッコ良すぎるだろ。
実はこの世界、ジャンが主人公だったりした!?
俺の主人公の座を奪わないでくれ!
「わかった。じゃあまた今度……」
「今から会えないだろうか?」
いや急過ぎるだろ!?
15
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる