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<後編>
第59話 反撃8 宝探し(下)
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「先ほどはわたしのためにありがとうございました」
フレディ様はラモン様がわたしに不誠実だと怒ってくれたんだよね。身分のことも気にしないでさ。
「いいえ、そんな。お礼を言っていただくようなことでは!」
顔を赤らめて慌てて言ってから、一瞬淋しそうな顔をした。
「ファニー様は感情に敏感なんですよね? 悪意を持ったものが近づいたらあなたはわかりますか?」
声を潜めて、思ったより深刻な声音でおっしゃる。
「わたしに……そんな力はありませんわ」
「では、わからないのですね」
フレディ様が不安そうだ。
「……たとえ悪意を持たれても、フレディ様たちのように味方になってくださる方もいるから大丈夫ですわ」
フレディ様は薄い笑みを浮かべる。
話しながら彼とはいつ会ったんだろうと考える。こんなかわいらしい男の子はそうそう忘れないと思うんだけどな。
そうこうしているうちに、朝の鐘を鳴らす南門の近くについた。人だかりがあって、ここがチェックポイントで合っているとわかる。
マテュー様が次のヒントを持ってきてくれた。
ちなみに、わたしたちの受付番号はF-23だ。最初の文字はヒント識別のグループみたいだ。それぞれのチェックポイントはどうしても人だかりができるから、ヒントを解かなくてもチェックポイントはわかってしまう。だから、一応ヒント通りに道順を辿るようチェックしているようだ。
「次は、いいですか、読みますよ。
ドリューの胸に抱かれ、月に乙女を捧げるべし」
ドリューの胸?
「ドリューの胸って何でしょう?」
マテュー様が首を傾げる。
「ディマンザ王国を流れる川のことだと思う。詩歌があるんだ、ドリュー川を称える」
「外国をかませるなんて、けっこう難題だね」
ラモン様のおっしゃる通りだ。外国のこともよく知っている殿下とかじゃないとわからなくない?
「私が言ったわけではないから誤解しないでほしいのだけど、ドリュー川のその流れがね、女性の体の線のようだと歌では言われているんだ」
殿下がチラッとわたしを気にしている。
「王宮の地図を見るとわかるだろうけど、王宮の通路をドリュー川になぞらえれば、ドリューの胸とはこのあたりだ。詩歌には月見の塔が出てくる。確かこのあたりにも塔がある。乙女を捧げるというのはよくわからないが」
殿下が解いたので、次は殿下のエスコートだ。それにしても結構歩くなー。その塔は東側にあった。いくつものグループとすれ違う。みんな殿下に会釈をしていく。概ね楽しそうだ。
「疲れましたか?」
「だ、大丈夫です」
殿下はクスッと笑われる。
「ファニー嬢は、これから先のことを、考えられていますか?」
「先のこと、ですか?」
殿下は頷かれる。
わたしのこれからは罰がどう下されるかでいろいろ変わってきてしまう。
ただ皆様とお話しして、胸に残ったことがある。
生活していくにはお金がいるわけで、お金を稼がなければならない。働かなければならない。それはそうなんだけど、どうやら人から見るとわたしは肩肘を張って、痛々しく見えているようだ。そりゃ時々辛いこともあるけれど、それだけということはない。わたしは働くのは好きだ。でもどこか一致していなくて、だから人からは辛そうなだけに見えてしまうんだろう。それは嫌だなーと思う。それにわたしは気づいていなかったけれどやりたいことが結構あるみたいだ。
「未来は闇雲に突き進んだら、闇雲にしか手に入れられない。目標を掲げないとね。君は5年後、どんな自分になっていたい? なりたい自分を思い浮かべるんです。そうなるためにどうすればいいのか、どんなことができるのか自ずと道は決まってくる」
目標を掲げる、5年後のわたし。どんなわたしになっていたいか。それは……。
塔に到着した。でも、人だかりはなく、読みが違っていたのかと話し出した時だ。
皆が一斉に反応する。
塔の上の方で何かが光ったのだ。
「どうします? 行ってみます?」
嘘、登るの? わたし、足が無理。
「俺が行ってきましょう」
マテュー様が引き受けてくださる。
『ダメ!』
え?
聞こえた方を見たが、もちろんそちらには何もない。
わたしにしか聞こえてない?
「では、少しお待ちください」
わたしたちに礼をして背を向けた。
『行っちゃダメ!』
また声が聞こえて、心臓がドクッと跳ねる。
「マテュー様、行かないで」
「はい?」
マテュー様はわたしを見て戻ってくる。
「どうされました? ファニー様? ラモン」
マテュー様に示唆されて、ラモン様がわたしの額付近に指を当てる。
「ファニー嬢には何もないけど、やられた、この辺り一体に魔術が仕掛けられている」
「そういえば、不自然なくらいに人がいないな」
殿下たちは冷静だ。
「エドマンド殿、ファニー嬢を頼めるか?」
「命に替えましても」
そんなフラグになりそうなこと言わないで!
「危険な状況なんでしょうか?」
「相手次第ですが、そこまでではないはずです」
わたしとフレディー様をお三方が囲む。
白いもやが出てきた。そして、狼のような魔物が集まってきた。
「幻影だね。取り乱したら負け。幻影なのに意識したら本当に怪我をする。ファニー様、怖かったら目を瞑っていて。騒ぐのが一番よくないから」
ラモン様の言葉に従って目を瞑った。わたしの手をフレディー様が掴んでくれる。
「ここは王宮です。王宮に魔物が入るようなことはありません。魔術も大きいものを使ったらすぐに騎士団がやってきます。だからそこまで怯えるものでもないはずです」
ラモン様の言葉を裏付けるように、殿下がおっしゃる。
「幻影のうちは何もできません。惑わされないように」
しばらくするともやが晴れてきて、魔物の幻影も消え去ったらしい。
「もう大丈夫ですよ」
マテュー様の声がして、そっと目を開ける。人々が歩いている。ひとところに固まって動かないわたしたちを不思議そうに見ていく。
「何がしたかったんだか」
「嫌がらせか?」
「あの魔術は高度なものだ。公爵家の令息が使えたはずだ」
本気で怪我をさせるわけではない。そして簡単に足がつくようなことをやっている。悪戯チックな域を出ていない。
「どうする、棄権しますか?」
殿下に問われて、わたしは首を横に降った。
嫌がらせなら、これくらいなんともないと示さないとね。
「本当に大丈夫ですか?」
「わたしの5年後、まだ想像できませんけど、こんな嫌がらせぐらいで引くような自分にだけはなりたくありません」
そう伝えると、殿下は口の端を上げて笑った。
「それはいい。ご助力いたしますよ、お嬢様」
結局いたずらを仕掛けてきた犯人は突き止められなかったが、皆同じことを思っていたと思う。
ヒントの紙は入れ替えられたものだった。ヒントでもなんでもないものが紛れ込んでいて、こともあろうに殿下のいるグループにそれが渡り、受付の人たちが慌てていた。
子供の悪戯に目くじらを立てる必要もないとコトを大きくはしないで、本当のヒントをもらって、わたしたちはひとつひとつ暗号を解いていった。言葉を交わして、笑いあって、考えを口にして、余計なこともしゃべって、仲良くなれた気がする。テオドール様やタデウス様もいらっしゃればもっとよかったのに。城中を歩き回る羽目になったが、仲間との楽しい時間で満たされた銀の聖杯を手に入れた。
先に終えていたクジネ令嬢は、わたしが終えるのを待っていたみたいだ。
遅かったですのねと言われた。
「楽しかったですか?」
クジネ令嬢に尋ねる。
「どういう意味ですか?」
「意味も何も、宝探しは楽しめましたか?」
「ええ、もちろん!」
「わたしもですわ。皆様の知恵で暗号が解けるのは面白かったですし、移動しながらお話ししてとても楽しかったですわ」
「それは……よかったですわね」
「ええ。この宝の銀の聖杯で、皆様と祝杯をあげようと思います。それでは、ごきげんよう」
皆が羨む上流の方たちを連れて、優雅に歩いていく。
足が痛くて早く歩けないだけなんだけどね。
嫌がらせをした人には、堪えてないのが一番癪に障るだろうからね!
「大丈夫ですか?」
別れ際にマテュー様に確認される。
「? ええ、大丈夫ですけれど?」
「なら、いいのですが。無理に明るくしているように見えたので」
「そんなことないです。おっかないこともありましたが皆様と過ごせて楽しかったです」
本当の気持ちだ。
マテュー様は微笑んで、部屋を出ていかれた。
楽しかったのは本当。皆様との時間を大切にしたいのも本当。
ただ何かを一生懸命考えていないと漠然としたものに押しつぶされそうになる。
不安に気づいてしまったら、不安を言葉にしてしまったら、一瞬の隙に底無し沼にひきずりこまれはまって抜け出せなくなる気がする。
だからまだ今は考えたくない。
フレディ様はラモン様がわたしに不誠実だと怒ってくれたんだよね。身分のことも気にしないでさ。
「いいえ、そんな。お礼を言っていただくようなことでは!」
顔を赤らめて慌てて言ってから、一瞬淋しそうな顔をした。
「ファニー様は感情に敏感なんですよね? 悪意を持ったものが近づいたらあなたはわかりますか?」
声を潜めて、思ったより深刻な声音でおっしゃる。
「わたしに……そんな力はありませんわ」
「では、わからないのですね」
フレディ様が不安そうだ。
「……たとえ悪意を持たれても、フレディ様たちのように味方になってくださる方もいるから大丈夫ですわ」
フレディ様は薄い笑みを浮かべる。
話しながら彼とはいつ会ったんだろうと考える。こんなかわいらしい男の子はそうそう忘れないと思うんだけどな。
そうこうしているうちに、朝の鐘を鳴らす南門の近くについた。人だかりがあって、ここがチェックポイントで合っているとわかる。
マテュー様が次のヒントを持ってきてくれた。
ちなみに、わたしたちの受付番号はF-23だ。最初の文字はヒント識別のグループみたいだ。それぞれのチェックポイントはどうしても人だかりができるから、ヒントを解かなくてもチェックポイントはわかってしまう。だから、一応ヒント通りに道順を辿るようチェックしているようだ。
「次は、いいですか、読みますよ。
ドリューの胸に抱かれ、月に乙女を捧げるべし」
ドリューの胸?
「ドリューの胸って何でしょう?」
マテュー様が首を傾げる。
「ディマンザ王国を流れる川のことだと思う。詩歌があるんだ、ドリュー川を称える」
「外国をかませるなんて、けっこう難題だね」
ラモン様のおっしゃる通りだ。外国のこともよく知っている殿下とかじゃないとわからなくない?
「私が言ったわけではないから誤解しないでほしいのだけど、ドリュー川のその流れがね、女性の体の線のようだと歌では言われているんだ」
殿下がチラッとわたしを気にしている。
「王宮の地図を見るとわかるだろうけど、王宮の通路をドリュー川になぞらえれば、ドリューの胸とはこのあたりだ。詩歌には月見の塔が出てくる。確かこのあたりにも塔がある。乙女を捧げるというのはよくわからないが」
殿下が解いたので、次は殿下のエスコートだ。それにしても結構歩くなー。その塔は東側にあった。いくつものグループとすれ違う。みんな殿下に会釈をしていく。概ね楽しそうだ。
「疲れましたか?」
「だ、大丈夫です」
殿下はクスッと笑われる。
「ファニー嬢は、これから先のことを、考えられていますか?」
「先のこと、ですか?」
殿下は頷かれる。
わたしのこれからは罰がどう下されるかでいろいろ変わってきてしまう。
ただ皆様とお話しして、胸に残ったことがある。
生活していくにはお金がいるわけで、お金を稼がなければならない。働かなければならない。それはそうなんだけど、どうやら人から見るとわたしは肩肘を張って、痛々しく見えているようだ。そりゃ時々辛いこともあるけれど、それだけということはない。わたしは働くのは好きだ。でもどこか一致していなくて、だから人からは辛そうなだけに見えてしまうんだろう。それは嫌だなーと思う。それにわたしは気づいていなかったけれどやりたいことが結構あるみたいだ。
「未来は闇雲に突き進んだら、闇雲にしか手に入れられない。目標を掲げないとね。君は5年後、どんな自分になっていたい? なりたい自分を思い浮かべるんです。そうなるためにどうすればいいのか、どんなことができるのか自ずと道は決まってくる」
目標を掲げる、5年後のわたし。どんなわたしになっていたいか。それは……。
塔に到着した。でも、人だかりはなく、読みが違っていたのかと話し出した時だ。
皆が一斉に反応する。
塔の上の方で何かが光ったのだ。
「どうします? 行ってみます?」
嘘、登るの? わたし、足が無理。
「俺が行ってきましょう」
マテュー様が引き受けてくださる。
『ダメ!』
え?
聞こえた方を見たが、もちろんそちらには何もない。
わたしにしか聞こえてない?
「では、少しお待ちください」
わたしたちに礼をして背を向けた。
『行っちゃダメ!』
また声が聞こえて、心臓がドクッと跳ねる。
「マテュー様、行かないで」
「はい?」
マテュー様はわたしを見て戻ってくる。
「どうされました? ファニー様? ラモン」
マテュー様に示唆されて、ラモン様がわたしの額付近に指を当てる。
「ファニー嬢には何もないけど、やられた、この辺り一体に魔術が仕掛けられている」
「そういえば、不自然なくらいに人がいないな」
殿下たちは冷静だ。
「エドマンド殿、ファニー嬢を頼めるか?」
「命に替えましても」
そんなフラグになりそうなこと言わないで!
「危険な状況なんでしょうか?」
「相手次第ですが、そこまでではないはずです」
わたしとフレディー様をお三方が囲む。
白いもやが出てきた。そして、狼のような魔物が集まってきた。
「幻影だね。取り乱したら負け。幻影なのに意識したら本当に怪我をする。ファニー様、怖かったら目を瞑っていて。騒ぐのが一番よくないから」
ラモン様の言葉に従って目を瞑った。わたしの手をフレディー様が掴んでくれる。
「ここは王宮です。王宮に魔物が入るようなことはありません。魔術も大きいものを使ったらすぐに騎士団がやってきます。だからそこまで怯えるものでもないはずです」
ラモン様の言葉を裏付けるように、殿下がおっしゃる。
「幻影のうちは何もできません。惑わされないように」
しばらくするともやが晴れてきて、魔物の幻影も消え去ったらしい。
「もう大丈夫ですよ」
マテュー様の声がして、そっと目を開ける。人々が歩いている。ひとところに固まって動かないわたしたちを不思議そうに見ていく。
「何がしたかったんだか」
「嫌がらせか?」
「あの魔術は高度なものだ。公爵家の令息が使えたはずだ」
本気で怪我をさせるわけではない。そして簡単に足がつくようなことをやっている。悪戯チックな域を出ていない。
「どうする、棄権しますか?」
殿下に問われて、わたしは首を横に降った。
嫌がらせなら、これくらいなんともないと示さないとね。
「本当に大丈夫ですか?」
「わたしの5年後、まだ想像できませんけど、こんな嫌がらせぐらいで引くような自分にだけはなりたくありません」
そう伝えると、殿下は口の端を上げて笑った。
「それはいい。ご助力いたしますよ、お嬢様」
結局いたずらを仕掛けてきた犯人は突き止められなかったが、皆同じことを思っていたと思う。
ヒントの紙は入れ替えられたものだった。ヒントでもなんでもないものが紛れ込んでいて、こともあろうに殿下のいるグループにそれが渡り、受付の人たちが慌てていた。
子供の悪戯に目くじらを立てる必要もないとコトを大きくはしないで、本当のヒントをもらって、わたしたちはひとつひとつ暗号を解いていった。言葉を交わして、笑いあって、考えを口にして、余計なこともしゃべって、仲良くなれた気がする。テオドール様やタデウス様もいらっしゃればもっとよかったのに。城中を歩き回る羽目になったが、仲間との楽しい時間で満たされた銀の聖杯を手に入れた。
先に終えていたクジネ令嬢は、わたしが終えるのを待っていたみたいだ。
遅かったですのねと言われた。
「楽しかったですか?」
クジネ令嬢に尋ねる。
「どういう意味ですか?」
「意味も何も、宝探しは楽しめましたか?」
「ええ、もちろん!」
「わたしもですわ。皆様の知恵で暗号が解けるのは面白かったですし、移動しながらお話ししてとても楽しかったですわ」
「それは……よかったですわね」
「ええ。この宝の銀の聖杯で、皆様と祝杯をあげようと思います。それでは、ごきげんよう」
皆が羨む上流の方たちを連れて、優雅に歩いていく。
足が痛くて早く歩けないだけなんだけどね。
嫌がらせをした人には、堪えてないのが一番癪に障るだろうからね!
「大丈夫ですか?」
別れ際にマテュー様に確認される。
「? ええ、大丈夫ですけれど?」
「なら、いいのですが。無理に明るくしているように見えたので」
「そんなことないです。おっかないこともありましたが皆様と過ごせて楽しかったです」
本当の気持ちだ。
マテュー様は微笑んで、部屋を出ていかれた。
楽しかったのは本当。皆様との時間を大切にしたいのも本当。
ただ何かを一生懸命考えていないと漠然としたものに押しつぶされそうになる。
不安に気づいてしまったら、不安を言葉にしてしまったら、一瞬の隙に底無し沼にひきずりこまれはまって抜け出せなくなる気がする。
だからまだ今は考えたくない。
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