【R18】転生聖女は四人の賢者に熱い魔力を注がれる【完結】

阿佐夜つ希

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第一章

12 賢者アルトゥールのテクニック(☆)

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※18歳未満閲覧禁止



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 賢者アルトゥールは鼻の詰め物を押さえつつ顔を上げると、両肘を膝に突き、組んだ手を見下ろして再び溜め息をついた。

「……しかし私は私を許せなかった。その日から心身の鍛練に全身全霊を捧げ、翌年王国騎士団に入団、以降長らく禁欲生活を送って参りました」

 十四年もの間、欲望を抑え続けるなど並大抵の努力では済まないだろう。

「アルトゥールさん」
「は、はい」

 賢者アルトゥールが背筋を伸ばし、ぱっと振り向く。
 その騎士らしいきびきびとした、それでいて子供のような純朴さを感じさせる態度に胸をくすぐられる。ヒナリは賢者アルトゥールの濃青の瞳を一心に見上げて顔を微笑ませた。

「今までお辛かったでしょう。今日はこれまで我慢なさった分、存分に私の体を味わってくださいね」
「はっ、はいっ……! ありがとうございますヒナリ様……!」


 ヒナリはこの言葉をのちに悔やむことになる――。



 賢者アルトゥールが鼻に詰めていたティッシュペーパーをそっと外す。血は止まったらしく、安堵の息を吐き出している。

「では、そろそろ始めさせていただきます……!」

 と宣言し、ガウンを脱ぎ捨てた。その下は全裸だった。
 鍛え抜かれた肉体美に目が眩む。

(彫刻みたい……さすが騎士様)

 徐々に視線を下げていくと、へその下では聖紋が輝いていた。そしてそのハート型に似た模様を隠さんばかりの勢いで、がちがちに勃ち上がった性器がその存在感を誇示していた。

(はわわ……おっきい……)

 目を背けるのは失礼かと思ったら、凝視する形になってしまった。
 表面に血管の走るそれは、他の人と比較するのは申し訳ないが明らかにベルトランより一回り大きかった。

(いやホントに入るのこれ!?)

「すみません、驚かせてしまいましたでしょうか」
「いえ……!」

 アルトゥールの気まずげな声に慌てて目を逸らし、両手で顔を覆う。

「『君のサイズは聖女様のお体に対して大きすぎるから、挿入前に聖女様の御体を丹念にほぐすように』とベルトランからアドバイスされまして。決してヒナリ様に痛い思いをさせぬことをお約束致します」
「は、はい、分かりました……」

(そんな話まで賢者同士でしちゃうんだ。随分あけすけなんだな)

 イケメン同士が性的な話題を真剣に話し合う、その光景を想像すればたちまち胸が高鳴り出す。
 ヒナリはどきどきする胸を押さえると、深呼吸を繰り返したのだった。



 ベッドの上で、賢者アルトゥールがヒナリの方を向いて正座する。
 ヒナリもそれにならって姿勢を正し、次の行動を待った。
 賢者アルトゥールが目を伏せ、厚い胸板に手を当てて大きく息を吸い、吐き出していく。
 再びまぶたを開いたその表情は、覚悟を決めた顔をしていた。

 透けたベビードールを脱がされ、ゆっくりと押し倒される。
 ヒナリの上で四つん這いになった賢者アルトゥールは、少し尖らせた唇をヒナリの唇に押し当ててきた。
 いかにも慣れていないことが伝わってくるぎこちないキスに、きゅんとさせられる。
 ちゅっ、ちゅっと何度か唇を吸い上げられる。
 性行為に臨むにしては幼げなその感触に愛らしさを感じていると、賢者アルトゥールが体を起こし、ヒナリの胸をまじまじと見つめた。

 ガウンを脱がされたときから気になってはいたが、賢者アルトゥールはヒナリの胸を見ると怖いくらいに目に力がこもる。
 きっとずっと触りたいと思い続けてきて、ついに触れる瞬間が訪れるとなれば無理もないのだろう。

 大きな手のひらが、まさに恐る恐るといった手付きでヒナリの胸をつかんだ。

「(なんと柔らかいんだ……!)」

 賢者アルトゥールは小声で言ったつもりだったろうが、ヒナリの耳にもはっきりと聞こえてきた。いちいち感激する様子に心をくすぐられる。
 賢者アルトゥールが身を屈めていき、ヒナリの胸の先端を口に含んだ。

「あっ……」

 熱い舌がそっとそこを弾けば、体に走る甘い痺れに声が洩れてしまう。
 ヒナリは両手を差し伸べると、賢者アルトゥールの赤い短髪に指を滑らせて、頭を抱き寄せた。

 ぴちゃぴちゃと音を鳴らしながら舌が躍る度に、快感が全身に広がっていく。ヒナリは思わず賢者アルトゥールの頭をぎゅっと抱き締めた。

「あ、あ、……」

(気持ちいい……!)

 言葉にする代わりに腕に力を込めれば、応えるように舌で弾いてくれる。恐らく興奮しているだろうにそれを抑えているであろう優しい愛撫は、ヒナリの心と体を溶かしていった。


 ショーツのリボンをほどかれて、両方の膝裏をつかまれて足を大きく広げられる。

「ああ、濡れて、いらっしゃいますね……」
「……!」

 賢者アルトゥールが、ヒナリの秘所を見て目を輝かせる。
 そんなに純粋な感動を呼ぶものでもないだろうに大いに感激されてしまい、ヒナリは恥ずかしさのあまり思い切り顔を逸らした。

「んっ……!」

 視線を逃す間にも、指が一本挿入される。
 太い指が徐々に深みを目指していく。その感触だけでヒナリの腰はみっともなく揺らめき、何度も指を締め付けてしまった。
 粘膜の凹凸を確かめるような慎重さで指が抜き差しされる。強すぎず、しかし確かな快感に、ヒナリはただただ与えられる感覚に浸るばかりだった。

(アルトゥールさんの愛撫、すごく気持ちいい……)

 もっと欲しいと言葉にする代わりにヒナリが腰をくねらせていると、賢者アルトゥールがヒナリの足の間に顔をうずめた。

「こうするとさらに感じてもらえると学んだのだが……どうだろうか」

 そう問い掛けてきた賢者アルトゥールが、指の抜き差しは続けながら、外側の花弁を唇で咥え込み――じゅっと吸い上げた。

「きゃうっ!」

 突然の強い刺激に腰が跳ねた。
 変な声が出てしまい、咄嗟に口を押さえる。
 するとヒナリの胸の向こう側で、賢者アルトゥールが目だけで様子を窺ってきていた。

「痛いですか」
「あ、いえ、大丈夫、です……」
「ならば続けさせていただく」

 と言って、賢者アルトゥールがヒナリの秘部を再びじゅうじゅうと吸い上げ始める。

「はうっ! あうっ!」

 強く吸っては舐め回し、同時に体内を指で掻き混ぜる。
 体の奥底まで響き渡る快感に、ヒナリは叫ばすにはいられなかった。体が言うことを聞かず、刺激が走る度に足を踏ん張り腰を持ち上げてしまう。

「はあっ、はああっ……!」

 太い指が二本、三本と増やされていき、じっくりと抜き差しすると共に、じゅるじゅると秘所を吸われて声が止まらなくなる。

(アルトゥールさん、セックスするの初めてなんだよね……!?)

 それなのにどうしてこんなに愛撫が上手なんだろう、愛撫でこれなら挿入されたときは――この先に訪れるであろう享楽の瞬間を思えば涙が浮かんでくる。

 賢者アルトゥールがヒナリの秘所に唇を触れさせたまま問い掛けてくる。

「こうすると女性はひどく悦ぶと学んだのだが……どうだろうか」
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