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第二章
33 御礼の儀
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ヒナリはクレイグの『逆ですよ』という指摘をすぐには理解できなかった。
「逆って何が?」
「王族がたが、聖女ヒナリ様にご挨拶申し上げるのです。立場としては貴女の方が上です」
「私の方が上なの? なんで?」
「なんでって……。貴女は女神様がこの世界に遣わしてくださった神聖なる存在なのですよ?」
「それはまあ、一応わかってるけど」
「貴女が全身全霊で女神様に祈りを捧げて世界を浄化してくださったのですから、貴女の献身に対し『世界に安寧をもたらしてくださりありがとうございます』と謝辞を述べ、貴女をお支えすると誓う。それが御礼の儀です」
「なるほど……」
偉い人が自分に対して頭を下げるというのは何とも落ち着かない気がしたが、そういうものだと言われてしまえば納得するしかない。
御礼の儀では、大神官と国王陛下、そして国民を代表して賢者たちの家族――各公爵が聖女に挨拶するという。
ヒナリは明日に向けて、それぞれに対する聖女の返事を暗記することとなったのだった。
◇◇◆◇◇
御礼の儀でヒナリに礼を述べるのは大神官と国王陛下、そして賢者たちの親である公爵たちのみだそうだが、聖女の間という名の大広間には、ヒナリが想像した以上に多くの貴族たちが集まっていた。
二階の回廊に立ち、続々と着席していく人々の様子を眺める。
「こんなに大勢人が来るなんて思わなかった。祈りの儀と同じくらい多いんだね」
並び立つベルトランが頷く。今日の賢者たちは、祈りの儀とはまた違ったローブを着ていた。
「祈りの儀のときは教えていなかったね。神官や王族以外でこういう儀式に参列するのは各領の領主なんだ。でも全員がヒナリにお礼を言っていたら何時間も掛かってしまうからね。聖女様へのご負担を考えて、六人に絞り込んでいるんだよ」
「そこまで気を遣ってくれてるんだね」
ありがたいなと思いつつ隣を見上げると、慈しむような笑みを向けられていることに気付いた。
「それくらい、君がとても大切だってこと。『自分も直接御礼を言いたいのに』なんて言う不逞の輩はここには居ないよ」
「そうなんだ」
改めて、聖女という存在がこの世界の人々に大事にされていることをヒナリは実感したのだった。
◇◇◆◇◇
大勢の人たちに見守られる中で歩を進めるのは祈りの儀で既に経験済とはいえ、まるで王様のように壇上で立派な椅子に腰を下ろし、居並ぶ人々と対面する形は思った以上に緊張を誘った。
すぐ傍に賢者たちが居てくれているとはいえ、慣れない状況に怯んでしまう。
(うわわ、みんなこっち見てる……)
ほとんどの人が温かな眼差しでヒナリを見上げてきてはいるものの、中には鋭い視線を送ってくる人もちらほら見受けられた。
(もしかして【聖女反対派】の人たちかな。急に『聖女反対!』なんて叫んだりしないよね?)
ヒナリたちと人々との間には十人の聖騎士が並んでいるとはいえ、もし叫ばれたら声は届いてしまうだろう。
そこはかとない不安を抱き始めた矢先、ダリオが小声で話し掛けてきた。
「(ヒナリ。『僕ら賢者がいつでも君の心に寄り添い、支えていることを忘れないで』」
ダリオの帰省に同行した際に聞かされた言葉。
ヒナリは正面を向いたまま、その思いやりを確かに受け止めたと小さく頷いてみせたのだった。
まずは最前列の片側に居た五人が立ち上がり、階段の下で横並びになる。大神官と四人の神官だった。
「聖女ヒナリ様。改めまして、わたくしは大神官ガラハヘイケ・ビリオカルタと申します。聖女ヒナリ様の恩寵を賜りましたこと、四名の神官と共に篤く御礼申し上げます」
「あなた方の尽力により、一度目の祈りの儀を滞りなく終えることができました。引き続いての助力を望みます」
丸暗記した言葉をそのまま口にする。
(ちゃんと威厳があるように見えるかな?)
衆目に晒されている状態で賢者に振り向くわけにもいかず、直前の自分の発言を省みる。すると、
「(大丈夫、ちゃんとできてるよ)」
「――!」
ベルトランの小声が聞こえてきた。
その頼もしい言葉に、ヒナリは安堵感を覚えたのだった。
続いて国王一家が立ち上がる。凛と立ち上がった国王夫妻を追うように、幼い双子の王子が椅子から飛び降りる。少年たちの緊張した面持ちに、ヒナリはつい和んでしまった。
四人の家族が並び、揃って頭を下げる。
「わたくしはスレクスィオ国国王、トラフォルヴォ・スレクスィオと申します。聖女ヒナリ様の献身によりもたらされた安寧を維持し、国を挙げて聖女ヒナリ様をお支えすることを誓います」
「あなた方の、引き続いての助勢を願います」
ヒナリは国王陛下の挨拶を聞き、そこで初めてこの国の名称を耳にしたことに気付いた。
(なんで今まで聞いたことがなかったんだろう。そういえば、誰も国名を言ってなかった気がする)
最前列の二組の挨拶が終わり、いよいよ賢者たちの家族との対面に移る。胸が躍ると同時に緊張してしまい、ヒナリは穏やかな表情を保ちつつ、何度も深呼吸したのだった。
まず始めに、アルトゥールの家族が歩み出てくる。
アルトゥールの父母と弟は、皆それぞれ騎士団の礼服を身にまとっていた。胸には勲章が輝いている。
父親だけアルトゥールがヒナリの降臨時に着ていたものと同じ礼服で、母親と弟はそれぞれ別の礼服を着ていた。騎士団にもいくつか種類があるらしい。
またもうひとり、アルトゥールよりだいぶ年の離れた弟も居て、その子だけは騎士ではないらしく、いかにも伝統校の学生といった格式高い制服をまとっている。その強張った顔付きには緊張感が表れていて、ヒナリはアルトゥールによく似た少年の可愛らしさに思わず微笑んでしまった。
一家揃って膝を突き、父親が朗々たる声を響かせる。
「わたくしはアルガー・ツェアフェルトと申します。我々ツェアフェルト家一同、身命を賭して聖女ヒナリ様をお護り申し上げることを、ここに誓います」
「あなた方の献身に期待します」
そのきびきびとした動きは見惚れるほどに凛々しく、アルトゥールの家族らしいなとヒナリはしみじみと思ったのだった。
次に、ベルトランの家族が壇下に並ぶ。
端整な顔をした父親、王妃のような気品に溢れる母親。何より驚いたのが、ベルトランの兄と弟が子供を大勢連れていることだった。
(みんな、とっても可愛い……!)
ヒナリはベルトランの甥と姪の愛らしさに思わず目を細めてしまった。
ベルトランの兄の子供は五人、弟の子供はふたり、そして腹の大きな妻を伴っている。兄弟それぞれの妻は異なるタイプの美人で、どちらのペアもお似合いの夫婦だなとヒナリは思った。
ベルトランの父親がヒナリを見上げて、ベルトランの笑顔を思わせる艶めいた笑みを浮かべる。
「わたくしはアベラール・オークレールと申します。我々オークレール家一同、聖女ヒナリ様が一切の憂いなく日々をお過ごしになれるよう、誠心誠意尽くして参ります」
「あなた方の尽力に期待します」
一連のやり取りを終えた直後。
ベルトランの甥子のひとりが走り出した。あっという間に階段を駆け上り、ヒナリの膝に抱き付いてくる。
(うわあ可愛い……! 天使……!)
幼子の体重を受け止めて、金髪の頭を優しく撫でる。その柔らかな感触を楽しんでいると、ベルトランの甥子はヒナリを見上げてにっこりとした。
「せーじょしゃま、こんにちは!」
「こんにちは」
あまりの可愛さに、いっそ膝の上に抱き上げてしまいたいとヒナリがどきどきしていると、ヒナリのすぐ隣にいたベルトランが歩み出てきて慣れた仕草で奔放な子供を抱き上げた。
さらに笑顔を輝かせた幼子が、ベルトランの腕の上ではしゃぎ出す。
「べうとらんおいしゃまー!」
「ヴァランタン、今日も元気だねえ」
「げんきー! おいしゃまもげんきー?」
「元気だよ~」
子をあやすベルトランの珍しい表情と、ふたりの可愛い会話に心が温かくなっていく。
ヒナリが目の前で繰り広げられる光景をにこにこと見守っていると、ベルトランが甥子を抱き上げ直してその目を覗き込んだ。
「逆って何が?」
「王族がたが、聖女ヒナリ様にご挨拶申し上げるのです。立場としては貴女の方が上です」
「私の方が上なの? なんで?」
「なんでって……。貴女は女神様がこの世界に遣わしてくださった神聖なる存在なのですよ?」
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「貴女が全身全霊で女神様に祈りを捧げて世界を浄化してくださったのですから、貴女の献身に対し『世界に安寧をもたらしてくださりありがとうございます』と謝辞を述べ、貴女をお支えすると誓う。それが御礼の儀です」
「なるほど……」
偉い人が自分に対して頭を下げるというのは何とも落ち着かない気がしたが、そういうものだと言われてしまえば納得するしかない。
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ヒナリは明日に向けて、それぞれに対する聖女の返事を暗記することとなったのだった。
◇◇◆◇◇
御礼の儀でヒナリに礼を述べるのは大神官と国王陛下、そして賢者たちの親である公爵たちのみだそうだが、聖女の間という名の大広間には、ヒナリが想像した以上に多くの貴族たちが集まっていた。
二階の回廊に立ち、続々と着席していく人々の様子を眺める。
「こんなに大勢人が来るなんて思わなかった。祈りの儀と同じくらい多いんだね」
並び立つベルトランが頷く。今日の賢者たちは、祈りの儀とはまた違ったローブを着ていた。
「祈りの儀のときは教えていなかったね。神官や王族以外でこういう儀式に参列するのは各領の領主なんだ。でも全員がヒナリにお礼を言っていたら何時間も掛かってしまうからね。聖女様へのご負担を考えて、六人に絞り込んでいるんだよ」
「そこまで気を遣ってくれてるんだね」
ありがたいなと思いつつ隣を見上げると、慈しむような笑みを向けられていることに気付いた。
「それくらい、君がとても大切だってこと。『自分も直接御礼を言いたいのに』なんて言う不逞の輩はここには居ないよ」
「そうなんだ」
改めて、聖女という存在がこの世界の人々に大事にされていることをヒナリは実感したのだった。
◇◇◆◇◇
大勢の人たちに見守られる中で歩を進めるのは祈りの儀で既に経験済とはいえ、まるで王様のように壇上で立派な椅子に腰を下ろし、居並ぶ人々と対面する形は思った以上に緊張を誘った。
すぐ傍に賢者たちが居てくれているとはいえ、慣れない状況に怯んでしまう。
(うわわ、みんなこっち見てる……)
ほとんどの人が温かな眼差しでヒナリを見上げてきてはいるものの、中には鋭い視線を送ってくる人もちらほら見受けられた。
(もしかして【聖女反対派】の人たちかな。急に『聖女反対!』なんて叫んだりしないよね?)
ヒナリたちと人々との間には十人の聖騎士が並んでいるとはいえ、もし叫ばれたら声は届いてしまうだろう。
そこはかとない不安を抱き始めた矢先、ダリオが小声で話し掛けてきた。
「(ヒナリ。『僕ら賢者がいつでも君の心に寄り添い、支えていることを忘れないで』」
ダリオの帰省に同行した際に聞かされた言葉。
ヒナリは正面を向いたまま、その思いやりを確かに受け止めたと小さく頷いてみせたのだった。
まずは最前列の片側に居た五人が立ち上がり、階段の下で横並びになる。大神官と四人の神官だった。
「聖女ヒナリ様。改めまして、わたくしは大神官ガラハヘイケ・ビリオカルタと申します。聖女ヒナリ様の恩寵を賜りましたこと、四名の神官と共に篤く御礼申し上げます」
「あなた方の尽力により、一度目の祈りの儀を滞りなく終えることができました。引き続いての助力を望みます」
丸暗記した言葉をそのまま口にする。
(ちゃんと威厳があるように見えるかな?)
衆目に晒されている状態で賢者に振り向くわけにもいかず、直前の自分の発言を省みる。すると、
「(大丈夫、ちゃんとできてるよ)」
「――!」
ベルトランの小声が聞こえてきた。
その頼もしい言葉に、ヒナリは安堵感を覚えたのだった。
続いて国王一家が立ち上がる。凛と立ち上がった国王夫妻を追うように、幼い双子の王子が椅子から飛び降りる。少年たちの緊張した面持ちに、ヒナリはつい和んでしまった。
四人の家族が並び、揃って頭を下げる。
「わたくしはスレクスィオ国国王、トラフォルヴォ・スレクスィオと申します。聖女ヒナリ様の献身によりもたらされた安寧を維持し、国を挙げて聖女ヒナリ様をお支えすることを誓います」
「あなた方の、引き続いての助勢を願います」
ヒナリは国王陛下の挨拶を聞き、そこで初めてこの国の名称を耳にしたことに気付いた。
(なんで今まで聞いたことがなかったんだろう。そういえば、誰も国名を言ってなかった気がする)
最前列の二組の挨拶が終わり、いよいよ賢者たちの家族との対面に移る。胸が躍ると同時に緊張してしまい、ヒナリは穏やかな表情を保ちつつ、何度も深呼吸したのだった。
まず始めに、アルトゥールの家族が歩み出てくる。
アルトゥールの父母と弟は、皆それぞれ騎士団の礼服を身にまとっていた。胸には勲章が輝いている。
父親だけアルトゥールがヒナリの降臨時に着ていたものと同じ礼服で、母親と弟はそれぞれ別の礼服を着ていた。騎士団にもいくつか種類があるらしい。
またもうひとり、アルトゥールよりだいぶ年の離れた弟も居て、その子だけは騎士ではないらしく、いかにも伝統校の学生といった格式高い制服をまとっている。その強張った顔付きには緊張感が表れていて、ヒナリはアルトゥールによく似た少年の可愛らしさに思わず微笑んでしまった。
一家揃って膝を突き、父親が朗々たる声を響かせる。
「わたくしはアルガー・ツェアフェルトと申します。我々ツェアフェルト家一同、身命を賭して聖女ヒナリ様をお護り申し上げることを、ここに誓います」
「あなた方の献身に期待します」
そのきびきびとした動きは見惚れるほどに凛々しく、アルトゥールの家族らしいなとヒナリはしみじみと思ったのだった。
次に、ベルトランの家族が壇下に並ぶ。
端整な顔をした父親、王妃のような気品に溢れる母親。何より驚いたのが、ベルトランの兄と弟が子供を大勢連れていることだった。
(みんな、とっても可愛い……!)
ヒナリはベルトランの甥と姪の愛らしさに思わず目を細めてしまった。
ベルトランの兄の子供は五人、弟の子供はふたり、そして腹の大きな妻を伴っている。兄弟それぞれの妻は異なるタイプの美人で、どちらのペアもお似合いの夫婦だなとヒナリは思った。
ベルトランの父親がヒナリを見上げて、ベルトランの笑顔を思わせる艶めいた笑みを浮かべる。
「わたくしはアベラール・オークレールと申します。我々オークレール家一同、聖女ヒナリ様が一切の憂いなく日々をお過ごしになれるよう、誠心誠意尽くして参ります」
「あなた方の尽力に期待します」
一連のやり取りを終えた直後。
ベルトランの甥子のひとりが走り出した。あっという間に階段を駆け上り、ヒナリの膝に抱き付いてくる。
(うわあ可愛い……! 天使……!)
幼子の体重を受け止めて、金髪の頭を優しく撫でる。その柔らかな感触を楽しんでいると、ベルトランの甥子はヒナリを見上げてにっこりとした。
「せーじょしゃま、こんにちは!」
「こんにちは」
あまりの可愛さに、いっそ膝の上に抱き上げてしまいたいとヒナリがどきどきしていると、ヒナリのすぐ隣にいたベルトランが歩み出てきて慣れた仕草で奔放な子供を抱き上げた。
さらに笑顔を輝かせた幼子が、ベルトランの腕の上ではしゃぎ出す。
「べうとらんおいしゃまー!」
「ヴァランタン、今日も元気だねえ」
「げんきー! おいしゃまもげんきー?」
「元気だよ~」
子をあやすベルトランの珍しい表情と、ふたりの可愛い会話に心が温かくなっていく。
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