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第二章
32 賢者たちとの賑やかな再会
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「皆様、魔獣退治ご苦労様でした。皆様は、普段からそのつるはしを使って魔獣と戦っているのですか?」
ヒナリはひとまず聖女らしいことを言ってから、気になった点について鉱夫たちに尋ねてみた。
息を弾ませている男たちの代わりに、ダリオが答えてくれた。
「うちの鉱山の鉱夫たちは皆強いからね。ここでは騎士団の出る幕なしさ」
と肩をすくめて口元を微笑ませると、鉱夫たちが誇らしげに胸を張り、一斉に笑い出した。
「まあ、うちの領地に出る魔獣は他と比べると大人しめではあるそうで、騎士の戦闘技術に頼らなければならないほど複雑な動きをする魔獣は出ないんだ。だから、君が視察に来るのにうってつけだと思って」
「そうなんだ。そこまで気を遣ってくれてありがとう、ダリオ」
ダリオの行動ひとつひとつに聖女への思いやりが込められていると知り、ヒナリは胸が温かくなった。
「ダリオ様、こちらを」
鉱夫とは雰囲気の違う、研究者らしき中年男性が石を差し出してくる。
完全な黒色ではない、様々な色の混じりあった石をダリオが真剣な目付きで見る。赤い瞳の回りに、ごく小さな光の粒が見えた気がした。
「……うん。魔眼でも見てみたけど、余剰魔力は発していない」
その言葉を聞いて、ヒナリはほっと胸を撫で下ろした。
「私の祈り、ちゃんと届いてたんだね」
「もちろん。君の祈りが世界中の人々に笑顔をもたらすんだ。自信を持って」
「うん! ありがとう、ダリオ」
自分は本当に、聖女としての仕事を果たすことができていた――。ようやく心の底からそれを信じられて、ヒナリは目の奥に熱が込み上げてきたのだった。
鉱山から出ると、ヒナリが馬車に乗り込むより先に、ダリオが馬に乗った。
「さて。僕はもう少し遠出してくる」
そう言うダリオの顔は、先ほどまでの穏やかさが消え、どこか思い詰めた顔をしているようにも見えた。
「そうなんだ。……気を付けて、いってらっしゃい」
態度の変化が気になるも、尋ねたところで恐らくダリオは『何でもない』と微笑むことだろう――そう思ったヒナリは、見送る言葉を掛けるだけに留めておくことにした。
ふたりの聖騎士のうちの片方を伴ったダリオが、手綱を振るい、馬を走らせ出す。
その姿が木々に隠れて見えなくなるまで、ヒナリはダリオの後ろ姿を見送り続けたのだった。
◇◇◆◇◇
ヒナリとダリオは鉱山視察の翌日にアウレンティ領を後にし、また三日かけて神殿へと戻った。
「ヒナリ! 会いたかった……!」
馬車を降りた途端にベルトランに抱きすくめられる。
ずらりと並んだ召し使いたちが見ている中でも奔放に振る舞うベルトランに、ヒナリは思わずくすりと笑ってしまった。
離れていたのは一週間と少しの間だけなのに、この扱いに懐かしさすら覚える。
(なんか【帰って来た】って感じがするなあ)
降臨以降しばらく過ごした邸宅そして賢者たちに囲まれる生活に、自分が既に馴染んでいたことに気付かされる。
ベルトランがヒナリの感触を確かめるように何度かぎゅうぎゅうと力を込めてから、ヒナリの顔を覗き込む。
「旅の途中、少しは僕らに想いを馳せてくれた?」
「あ、うん……」
彼らについて何を考えたかと言えば【もしかしたら賢者にはそれぞれ特定の相手が居るかも知れない】ということだった。それを思い出せば、もやもやとした気分がよみがえる。
沈む気分に釣られてヒナリが視線を落としていると、背後からダリオの不満げな声が聞こえてきた。
「ヒナリ、君は僕と過ごした八日間で、僕以外の賢者のことも考えていたの? 君には僕だけで頭がいっぱいになるようにしたつもりだったのに」
思いがけない言葉に顔を上げると、ダリオがふて腐れた表情を浮かべていた。その珍しい顔付きを、ついまじまじと見てしまう。
相変わらずヒナリを解放しないベルトランが、興味津々と目を光らせた。
「なになに~? ダリオは何をしてヒナリを魅了しようとしたの?」
途端にダリオがヒナリを見つめて悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「たくさんキス、したよね」
「え!」
大勢の人が居る前での赤裸々な告白に、ヒナリはベルトランの腕の中でびくりと跳ねた。
「なんで言っちゃうの!?」
「だって皆に自慢したかったから。キスしたときのヒナリ、色っぽくて本当に素敵だった……」
そのときのことを思い出しているのか、遠い目をした瞳が艶やかな輝きを帯びる。
「いいなあ。ヒナリ、ダリオがしたのと同じくらい、僕ともいっぱいキスしようね」
「わわっ……」
ベルトランの手がヒナリの顎をすくい上げる。覗き込んでくるエメラルドグリーンの瞳は、まるで儀式のときのような色気を湛えている。
せめて召し使いの皆が居なくなってから言って欲しかった――途端に心臓が騒ぎ出し、ヒナリはベルトランの腕の中で固まってしまった。
「ダリオ、よくキスだけで我慢できたな」
ずっと温かな眼差しで一同を見守っていたアルトゥールが目を丸くする。
「僕は君とは違って自分の性欲は制御できるから。君はこの邸宅外でヒナリとキスでもしようものなら、【聖域外で交わってはならない】という禁忌を破ってしまいそうで心配になるね」
「さすがにそれは……我慢するという次元の話ではなかろう」
「本当に?」
ダリオが得意気な笑みを浮かべてアルトゥールを見上げる。
「君は、ヒナリにキスしたときにヒナリが洩らす声や吐息を聞いても、抱き締めた腕の中で小さく跳ねる感触を味わっても、その先に進むことを我慢できるのかい?」
「それはっ……!」
その姿を想像したのか、アルトゥールの顔が瞬時に赤く染まる。
「ダリオ、恥ずかしいからもうやめてよお……」
羞恥が頂点に達して涙が出てきた。
恥じらいに縮こまったヒナリを、ベルトランがやんわりと揺さぶる。
「僕とキスしたときにも、そんな風にヒナリを夢中にさせたいなあ」
(それは多分、とっくになってると思うよ……)
そう言葉にしたらますますベルトランが盛り上がってしまいそうなので、ヒナリは黙っておくことにした。
恥ずかしいからそろそろ抱擁を解いて欲しいなとヒナリが思い始めた矢先、
「ベルトラン! 貴方いつまでヒナリにくっいているのですか! いい加減になさい!」
腕組みして一同の様子を眺めていたクレイグが、突然怒り出した。
ベルトランは渋々といった様子でヒナリから離れると、大袈裟に肩をすくめた。
「ふーん。クレイグもヒナリとハグしたいってさ」
「いきなり何を言うのです! 私はそんなことはひとことも言っていない!」
「ヒナリとハグ、したくないの?」
「したっ……くは、ありますが!」
(したいんだ……)
正直だな、可愛いなと思いつつ、真っ赤になったクレイグを眺める。すると、ちらっとヒナリを見てきたクレイグは視線が合うなりばっと目を逸らして、再びベルトランを睨み付けた。
「私は貴方のように、ヒナリの都合も考えずに一方的に抱き付くなんて真似をしたくないだけです!」
「それはそれは、殊勝なことだね。ねえヒナリ、僕らに抱き締められるのはイヤ?」
「え。イヤ、というわけではないかな……」
「ほら、ハグしても構わないってさ」
「ヒナリは心優しいから無礼な貴方であっても拒まないだけでしょう! 貴方はそうやってヒナリの優しさに漬け込んで、賢者の風上にも置けませんね!」
ふたりの言い争いが、冷静な声に遮られる。
「君たち、いつまでくだらない言い合いをしているんだい? それよりも大事な話があるでしょう」
と言って、白けた顔をしたダリオが邸宅に向かって歩き出す。そこでようやく賢者たちとの久しぶりの再会を喜ぶ場は解散となったのだった。
◇◇◆◇◇
「大事な話ってさっき言ってた?」
居間に場所を移し、背筋を伸ばしたヒナリが賢者たちに問い掛けると、一同が小さく頷いた。
アルトゥールが説明を始める。
「明日、御礼の儀というものがおこなわれるのだ」
「御礼の儀……。そういえば、ダリオのお父様からご挨拶されたときに、御礼の儀がどうのって言ってた気がする」
「神殿の面々と王族の方々、そして国民を代表して我ら賢者の家族が神殿に集まり、聖女様、つまり貴女に御礼を伝え、貴女への献身を誓うのだ」
「そういうのがあるんだ。そういえば私、まだ王族の方たちにご挨拶してないもんね。それにみんなのご家族にも会えるんだ。楽しみだなあ」
ヒナリが賢者たちの家族の姿を想像していると、クレイグの至極冷静な声に制された。
「何をおっしゃいます、ヒナリ。逆ですよ」
ヒナリはひとまず聖女らしいことを言ってから、気になった点について鉱夫たちに尋ねてみた。
息を弾ませている男たちの代わりに、ダリオが答えてくれた。
「うちの鉱山の鉱夫たちは皆強いからね。ここでは騎士団の出る幕なしさ」
と肩をすくめて口元を微笑ませると、鉱夫たちが誇らしげに胸を張り、一斉に笑い出した。
「まあ、うちの領地に出る魔獣は他と比べると大人しめではあるそうで、騎士の戦闘技術に頼らなければならないほど複雑な動きをする魔獣は出ないんだ。だから、君が視察に来るのにうってつけだと思って」
「そうなんだ。そこまで気を遣ってくれてありがとう、ダリオ」
ダリオの行動ひとつひとつに聖女への思いやりが込められていると知り、ヒナリは胸が温かくなった。
「ダリオ様、こちらを」
鉱夫とは雰囲気の違う、研究者らしき中年男性が石を差し出してくる。
完全な黒色ではない、様々な色の混じりあった石をダリオが真剣な目付きで見る。赤い瞳の回りに、ごく小さな光の粒が見えた気がした。
「……うん。魔眼でも見てみたけど、余剰魔力は発していない」
その言葉を聞いて、ヒナリはほっと胸を撫で下ろした。
「私の祈り、ちゃんと届いてたんだね」
「もちろん。君の祈りが世界中の人々に笑顔をもたらすんだ。自信を持って」
「うん! ありがとう、ダリオ」
自分は本当に、聖女としての仕事を果たすことができていた――。ようやく心の底からそれを信じられて、ヒナリは目の奥に熱が込み上げてきたのだった。
鉱山から出ると、ヒナリが馬車に乗り込むより先に、ダリオが馬に乗った。
「さて。僕はもう少し遠出してくる」
そう言うダリオの顔は、先ほどまでの穏やかさが消え、どこか思い詰めた顔をしているようにも見えた。
「そうなんだ。……気を付けて、いってらっしゃい」
態度の変化が気になるも、尋ねたところで恐らくダリオは『何でもない』と微笑むことだろう――そう思ったヒナリは、見送る言葉を掛けるだけに留めておくことにした。
ふたりの聖騎士のうちの片方を伴ったダリオが、手綱を振るい、馬を走らせ出す。
その姿が木々に隠れて見えなくなるまで、ヒナリはダリオの後ろ姿を見送り続けたのだった。
◇◇◆◇◇
ヒナリとダリオは鉱山視察の翌日にアウレンティ領を後にし、また三日かけて神殿へと戻った。
「ヒナリ! 会いたかった……!」
馬車を降りた途端にベルトランに抱きすくめられる。
ずらりと並んだ召し使いたちが見ている中でも奔放に振る舞うベルトランに、ヒナリは思わずくすりと笑ってしまった。
離れていたのは一週間と少しの間だけなのに、この扱いに懐かしさすら覚える。
(なんか【帰って来た】って感じがするなあ)
降臨以降しばらく過ごした邸宅そして賢者たちに囲まれる生活に、自分が既に馴染んでいたことに気付かされる。
ベルトランがヒナリの感触を確かめるように何度かぎゅうぎゅうと力を込めてから、ヒナリの顔を覗き込む。
「旅の途中、少しは僕らに想いを馳せてくれた?」
「あ、うん……」
彼らについて何を考えたかと言えば【もしかしたら賢者にはそれぞれ特定の相手が居るかも知れない】ということだった。それを思い出せば、もやもやとした気分がよみがえる。
沈む気分に釣られてヒナリが視線を落としていると、背後からダリオの不満げな声が聞こえてきた。
「ヒナリ、君は僕と過ごした八日間で、僕以外の賢者のことも考えていたの? 君には僕だけで頭がいっぱいになるようにしたつもりだったのに」
思いがけない言葉に顔を上げると、ダリオがふて腐れた表情を浮かべていた。その珍しい顔付きを、ついまじまじと見てしまう。
相変わらずヒナリを解放しないベルトランが、興味津々と目を光らせた。
「なになに~? ダリオは何をしてヒナリを魅了しようとしたの?」
途端にダリオがヒナリを見つめて悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「たくさんキス、したよね」
「え!」
大勢の人が居る前での赤裸々な告白に、ヒナリはベルトランの腕の中でびくりと跳ねた。
「なんで言っちゃうの!?」
「だって皆に自慢したかったから。キスしたときのヒナリ、色っぽくて本当に素敵だった……」
そのときのことを思い出しているのか、遠い目をした瞳が艶やかな輝きを帯びる。
「いいなあ。ヒナリ、ダリオがしたのと同じくらい、僕ともいっぱいキスしようね」
「わわっ……」
ベルトランの手がヒナリの顎をすくい上げる。覗き込んでくるエメラルドグリーンの瞳は、まるで儀式のときのような色気を湛えている。
せめて召し使いの皆が居なくなってから言って欲しかった――途端に心臓が騒ぎ出し、ヒナリはベルトランの腕の中で固まってしまった。
「ダリオ、よくキスだけで我慢できたな」
ずっと温かな眼差しで一同を見守っていたアルトゥールが目を丸くする。
「僕は君とは違って自分の性欲は制御できるから。君はこの邸宅外でヒナリとキスでもしようものなら、【聖域外で交わってはならない】という禁忌を破ってしまいそうで心配になるね」
「さすがにそれは……我慢するという次元の話ではなかろう」
「本当に?」
ダリオが得意気な笑みを浮かべてアルトゥールを見上げる。
「君は、ヒナリにキスしたときにヒナリが洩らす声や吐息を聞いても、抱き締めた腕の中で小さく跳ねる感触を味わっても、その先に進むことを我慢できるのかい?」
「それはっ……!」
その姿を想像したのか、アルトゥールの顔が瞬時に赤く染まる。
「ダリオ、恥ずかしいからもうやめてよお……」
羞恥が頂点に達して涙が出てきた。
恥じらいに縮こまったヒナリを、ベルトランがやんわりと揺さぶる。
「僕とキスしたときにも、そんな風にヒナリを夢中にさせたいなあ」
(それは多分、とっくになってると思うよ……)
そう言葉にしたらますますベルトランが盛り上がってしまいそうなので、ヒナリは黙っておくことにした。
恥ずかしいからそろそろ抱擁を解いて欲しいなとヒナリが思い始めた矢先、
「ベルトラン! 貴方いつまでヒナリにくっいているのですか! いい加減になさい!」
腕組みして一同の様子を眺めていたクレイグが、突然怒り出した。
ベルトランは渋々といった様子でヒナリから離れると、大袈裟に肩をすくめた。
「ふーん。クレイグもヒナリとハグしたいってさ」
「いきなり何を言うのです! 私はそんなことはひとことも言っていない!」
「ヒナリとハグ、したくないの?」
「したっ……くは、ありますが!」
(したいんだ……)
正直だな、可愛いなと思いつつ、真っ赤になったクレイグを眺める。すると、ちらっとヒナリを見てきたクレイグは視線が合うなりばっと目を逸らして、再びベルトランを睨み付けた。
「私は貴方のように、ヒナリの都合も考えずに一方的に抱き付くなんて真似をしたくないだけです!」
「それはそれは、殊勝なことだね。ねえヒナリ、僕らに抱き締められるのはイヤ?」
「え。イヤ、というわけではないかな……」
「ほら、ハグしても構わないってさ」
「ヒナリは心優しいから無礼な貴方であっても拒まないだけでしょう! 貴方はそうやってヒナリの優しさに漬け込んで、賢者の風上にも置けませんね!」
ふたりの言い争いが、冷静な声に遮られる。
「君たち、いつまでくだらない言い合いをしているんだい? それよりも大事な話があるでしょう」
と言って、白けた顔をしたダリオが邸宅に向かって歩き出す。そこでようやく賢者たちとの久しぶりの再会を喜ぶ場は解散となったのだった。
◇◇◆◇◇
「大事な話ってさっき言ってた?」
居間に場所を移し、背筋を伸ばしたヒナリが賢者たちに問い掛けると、一同が小さく頷いた。
アルトゥールが説明を始める。
「明日、御礼の儀というものがおこなわれるのだ」
「御礼の儀……。そういえば、ダリオのお父様からご挨拶されたときに、御礼の儀がどうのって言ってた気がする」
「神殿の面々と王族の方々、そして国民を代表して我ら賢者の家族が神殿に集まり、聖女様、つまり貴女に御礼を伝え、貴女への献身を誓うのだ」
「そういうのがあるんだ。そういえば私、まだ王族の方たちにご挨拶してないもんね。それにみんなのご家族にも会えるんだ。楽しみだなあ」
ヒナリが賢者たちの家族の姿を想像していると、クレイグの至極冷静な声に制された。
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