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第二章
31 ダリオの熱い想い
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ダリオが燃える瞳でヒナリを見据え、切なげな声をこぼす。
「ただでさえ美しい君が、こんなにも美しく着飾って……。心を奪われない男はこの世に存在しない」
「ありがとう……」
(そうだよね、この聖女の体は完璧だものね。この体に入ってる自分が言うのもなんだけど)
きっとそうなんだろうなと、ヒナリは他人事のように称賛を受け止めた。
目を細めたダリオがヒナリの頬を手のひらで包み込み、少しだけ顔をうつむかせてそっと額を合わせてくる。
「浄化が終わるまでは、聖域化した邸宅内でしか君を抱いてはいけないなんて。女神様も随分と、過酷な試練を賢者に課すものだよ。許されるならば今すぐに君を抱いて、抱き潰してしまいたいくらいなのに……」
最後は掠れ声になったダリオが、再び強くヒナリを抱きすくめる。速くなった鼓動が、合わせた胸から伝わってくる。
ヒナリを抱く腕に幾度か力を込め直し、体を起こしたダリオが、欲望を孕んだ瞳でヒナリの目を覗き込んだ。
「次の儀式が待ちきれないよ。今日の君を思い出して、君をめちゃくちゃにしてしまうかも知れない」
「――!」
ダリオとの儀式を思い出した瞬間、腹の底が強く疼いた。
ただでさえ心地よいダリオとの儀式がさらに激しくなったら、きっと狂ってしまう――。
ヒナリは快楽の予感に涙を浮かべながら、弱々しく返事した。
「そのときは、お手柔らかにお願いします……」
「ごめん、それは約束できない」
「そんなあ……」
か細くなってしまった声は、ダリオの唇に受け止められた。
湖から流れてくる風は少し肌寒くても、火照った体を冷ますには足りないくらいで――ヒナリとダリオは、赤い空を覆いゆく夜の帳に星が瞬き始めるまでずっと、言葉もなく見つめ合い、抱き締め合っては何度もキスを交わし続けたのだった。
◇◇◆◇◇
次の日の朝、ヒナリはアウレンティ領の鉱山へと向かう馬車に乗っていた。
カーテンを開けたままの窓から外を見る。今日はダリオは馬車に同乗せず、馬に乗って馬車と並走していた。
「ダリオ、かっこいいなあ……」
何度言っても言い足りない言葉を、ひとりきりの空間で遠慮なく吐き出す。
城内で過ごす様子だけでも充分にダリオの貴族らしさを堪能できたのに、颯爽と馬を駆る姿は貴族らしいどころか王族かと思うほどの高貴さを漂わせている。
こんな姿を見せられれば、きっと初なご令嬢であれば一目惚れするのは確実だろう。
(まあ私はそれどころじゃないし)
よくよく考えれば、聖女という立場の自由のなさに気付かされる。
とはいえもし自由を与えられたところで、たとえば賢者たちのような魅力的な男性と個人的に付き合うだとかは、前世でずっと独り身だった自分にはとても似合わないと、ヒナリは思った。
(お務めが終わったら、みんなどうするのかな。実はお相手とか居たりするのかな)
四人の賢者の顔を、ひとりひとり思い浮かべてみる。
(あんな魅力的な人たちに特定の相手が居ないなんてあり得なくない? もしかしたら私に言う必要がないから言わないだけで、みんなお務めが終わったらその人たちのところに戻ったりするのかも。だとしたら、実は『聖女とセックスしてました』なんて知ったら、お相手の方はきっと傷付くだろうな……)
見ず知らずの居るかも分からない女性たちに申し訳なさを感じて、馬車の中でひとり溜め息をつく。
心の軋みを深呼吸してやり過ごす。
(もし本当にそうだとしても、私はまたひとりに戻るだけじゃない。それまでは、今のこの状況をありがたく享受させてもらおう)
ヒナリは両手でぱんと音を立てて自分の頬を挟み込むと、わざと大きめの声で自分に言い聞かせた。
「私は今は聖女なんだから、ちゃんと聖女らしくしなくちゃね」
鉱山の人たちには『聖女様が魔獣の様子を実際に見たいと希望している』という通達を出してあったそうで、鉱山の入口には大勢の鉱夫が集まり聖女の到着を待ち構えていた。
事前に言われた通り、ダリオが馬車の扉を開けるまでヒナリは馬車内で待機していた。
窓の外から賑やかな声が聞こえてくる。
「ダリオ坊っちゃま! お久しぶりです!」
「すっかり大きくなられて!」
ダリオを歓迎する声に、ヒナリは思わず微笑んでしまった。随分と慕われているらしい。
小さい頃から遊びに来ていたのかなと勝手に幼少期のダリオを想像してにこにこしていると、扉が開かれた。
差し出されたダリオの手を取り馬車を降りる。すると今度はヒナリが注目の的となった。
「ほわ~! 本物の聖女さまだあ!」
「眩しすぎて目がちかちかするぅ」
青年から年寄りまで、様々な年代の男性たちがヒナリを見て感嘆の声を上げる。中にはぽかんと口を開けたまま絶句している人も居た。
不思議な反応に、ひとまず微笑んでみせる。すると、
「はわあ……」
と弱々しい声を発しつつ、鉱夫たちが次々と尻餅をついていった。
ダリオがくすくすと笑い出す。その笑顔のままヒナリに顔を近付けて、小声でたしなめてきた。
「ヒナリ、こういう男所帯じゃ君の笑顔は刺激が強すぎる。できれば控えめにね」
「うん……? 気を付けます」
改めて、聖女という存在がいかに崇拝されているかを実感させられたのだった。
坑道の入り口まで案内される。
「ヒナリ、まだ浄化前に発生した魔獣が残っているから気を付けて」
「うん、わかった」
初めて目にする鉱山の風景をぐるりと見回す。奥まで続く通路の脇に木箱が置いてあり、その上には鳥かごが置かれている。
その中では、鉱山という場所では場違いに見える虹色の羽根を持つ小鳥が、ぴっぴっと可愛い鳴き声を上げていた。
「可愛い……。この小鳥は?」
「これはラニカという鳥で、魔力濃度の揺らぎを人間よりも早く察知して、魔獣の発生を知らせてくれるんだ」
「そうなんだ。重大な役割を担ってるんだね」
耳を和ますさえずりに、思わず笑みを浮かべてしまう。
すると突然、穏やかだった鳴き声がぴーっ、ぴーっと鋭い鳴き声に変わった。
「来る」
地面を蹴る音が徐々に近付いてくる。
現れた魔獣は、体毛が燃えるように逆立った狼のような姿をしていた。ヒナリの知る前世の狼よりはずっと大きく、しかし目にも留まらぬ素早さで坑道を駆ける。
人間の姿を見るなり横に跳躍し、壁を蹴って宙高く飛び上がった。
ヒナリとダリオの前に立った数人の屈強な鉱夫が、手にした大きなつるはしを魔獣に向かって勢いよく振り下ろす。
「うおりゃあ!」
頭上から襲いかかってきた獣は、鉱夫たちにあっさりと撃墜された。
「うひょー、弱ってる弱ってるう! 聖女様のおかげだあ」
鉱夫たちが、まるで餅つきをするかのように、どす黒い獣を叩きのめす。
その様子を見ていたダリオが、激しい攻撃音に掻き消されないよう大きめの声で説明を始めた。
「聖女様のご加護がない状態だったら一旦総員退避するくらいの大事なんだけど。今はご覧の通り」
鉱夫たちが日頃の恨みを晴らすかのように、満面の笑みで繰り返しつるはしを振り下ろしてぐっちゃぐっちゃと魔獣を痛め付けていく。魔獣の体からは黒い霧のようなものが噴出しているが、血ではないようだった。
鉱夫たちに袋叩きにされ、ぴくりとも動かなくなった魔獣は次第に形をなくしていき――塵となって霧散した。
「はわ……」
すごい光景を見てしまったなとヒナリが呆然としていると、ひと仕事を終えた鉱夫たちが続々と振り返った。皆、生き生きとした笑顔を輝かせている。
何か声を掛けなくちゃと気付いたヒナリは、すぐさま表情を引き締めると鉱夫たちに顔を綻ばせてみせた。
「ただでさえ美しい君が、こんなにも美しく着飾って……。心を奪われない男はこの世に存在しない」
「ありがとう……」
(そうだよね、この聖女の体は完璧だものね。この体に入ってる自分が言うのもなんだけど)
きっとそうなんだろうなと、ヒナリは他人事のように称賛を受け止めた。
目を細めたダリオがヒナリの頬を手のひらで包み込み、少しだけ顔をうつむかせてそっと額を合わせてくる。
「浄化が終わるまでは、聖域化した邸宅内でしか君を抱いてはいけないなんて。女神様も随分と、過酷な試練を賢者に課すものだよ。許されるならば今すぐに君を抱いて、抱き潰してしまいたいくらいなのに……」
最後は掠れ声になったダリオが、再び強くヒナリを抱きすくめる。速くなった鼓動が、合わせた胸から伝わってくる。
ヒナリを抱く腕に幾度か力を込め直し、体を起こしたダリオが、欲望を孕んだ瞳でヒナリの目を覗き込んだ。
「次の儀式が待ちきれないよ。今日の君を思い出して、君をめちゃくちゃにしてしまうかも知れない」
「――!」
ダリオとの儀式を思い出した瞬間、腹の底が強く疼いた。
ただでさえ心地よいダリオとの儀式がさらに激しくなったら、きっと狂ってしまう――。
ヒナリは快楽の予感に涙を浮かべながら、弱々しく返事した。
「そのときは、お手柔らかにお願いします……」
「ごめん、それは約束できない」
「そんなあ……」
か細くなってしまった声は、ダリオの唇に受け止められた。
湖から流れてくる風は少し肌寒くても、火照った体を冷ますには足りないくらいで――ヒナリとダリオは、赤い空を覆いゆく夜の帳に星が瞬き始めるまでずっと、言葉もなく見つめ合い、抱き締め合っては何度もキスを交わし続けたのだった。
◇◇◆◇◇
次の日の朝、ヒナリはアウレンティ領の鉱山へと向かう馬車に乗っていた。
カーテンを開けたままの窓から外を見る。今日はダリオは馬車に同乗せず、馬に乗って馬車と並走していた。
「ダリオ、かっこいいなあ……」
何度言っても言い足りない言葉を、ひとりきりの空間で遠慮なく吐き出す。
城内で過ごす様子だけでも充分にダリオの貴族らしさを堪能できたのに、颯爽と馬を駆る姿は貴族らしいどころか王族かと思うほどの高貴さを漂わせている。
こんな姿を見せられれば、きっと初なご令嬢であれば一目惚れするのは確実だろう。
(まあ私はそれどころじゃないし)
よくよく考えれば、聖女という立場の自由のなさに気付かされる。
とはいえもし自由を与えられたところで、たとえば賢者たちのような魅力的な男性と個人的に付き合うだとかは、前世でずっと独り身だった自分にはとても似合わないと、ヒナリは思った。
(お務めが終わったら、みんなどうするのかな。実はお相手とか居たりするのかな)
四人の賢者の顔を、ひとりひとり思い浮かべてみる。
(あんな魅力的な人たちに特定の相手が居ないなんてあり得なくない? もしかしたら私に言う必要がないから言わないだけで、みんなお務めが終わったらその人たちのところに戻ったりするのかも。だとしたら、実は『聖女とセックスしてました』なんて知ったら、お相手の方はきっと傷付くだろうな……)
見ず知らずの居るかも分からない女性たちに申し訳なさを感じて、馬車の中でひとり溜め息をつく。
心の軋みを深呼吸してやり過ごす。
(もし本当にそうだとしても、私はまたひとりに戻るだけじゃない。それまでは、今のこの状況をありがたく享受させてもらおう)
ヒナリは両手でぱんと音を立てて自分の頬を挟み込むと、わざと大きめの声で自分に言い聞かせた。
「私は今は聖女なんだから、ちゃんと聖女らしくしなくちゃね」
鉱山の人たちには『聖女様が魔獣の様子を実際に見たいと希望している』という通達を出してあったそうで、鉱山の入口には大勢の鉱夫が集まり聖女の到着を待ち構えていた。
事前に言われた通り、ダリオが馬車の扉を開けるまでヒナリは馬車内で待機していた。
窓の外から賑やかな声が聞こえてくる。
「ダリオ坊っちゃま! お久しぶりです!」
「すっかり大きくなられて!」
ダリオを歓迎する声に、ヒナリは思わず微笑んでしまった。随分と慕われているらしい。
小さい頃から遊びに来ていたのかなと勝手に幼少期のダリオを想像してにこにこしていると、扉が開かれた。
差し出されたダリオの手を取り馬車を降りる。すると今度はヒナリが注目の的となった。
「ほわ~! 本物の聖女さまだあ!」
「眩しすぎて目がちかちかするぅ」
青年から年寄りまで、様々な年代の男性たちがヒナリを見て感嘆の声を上げる。中にはぽかんと口を開けたまま絶句している人も居た。
不思議な反応に、ひとまず微笑んでみせる。すると、
「はわあ……」
と弱々しい声を発しつつ、鉱夫たちが次々と尻餅をついていった。
ダリオがくすくすと笑い出す。その笑顔のままヒナリに顔を近付けて、小声でたしなめてきた。
「ヒナリ、こういう男所帯じゃ君の笑顔は刺激が強すぎる。できれば控えめにね」
「うん……? 気を付けます」
改めて、聖女という存在がいかに崇拝されているかを実感させられたのだった。
坑道の入り口まで案内される。
「ヒナリ、まだ浄化前に発生した魔獣が残っているから気を付けて」
「うん、わかった」
初めて目にする鉱山の風景をぐるりと見回す。奥まで続く通路の脇に木箱が置いてあり、その上には鳥かごが置かれている。
その中では、鉱山という場所では場違いに見える虹色の羽根を持つ小鳥が、ぴっぴっと可愛い鳴き声を上げていた。
「可愛い……。この小鳥は?」
「これはラニカという鳥で、魔力濃度の揺らぎを人間よりも早く察知して、魔獣の発生を知らせてくれるんだ」
「そうなんだ。重大な役割を担ってるんだね」
耳を和ますさえずりに、思わず笑みを浮かべてしまう。
すると突然、穏やかだった鳴き声がぴーっ、ぴーっと鋭い鳴き声に変わった。
「来る」
地面を蹴る音が徐々に近付いてくる。
現れた魔獣は、体毛が燃えるように逆立った狼のような姿をしていた。ヒナリの知る前世の狼よりはずっと大きく、しかし目にも留まらぬ素早さで坑道を駆ける。
人間の姿を見るなり横に跳躍し、壁を蹴って宙高く飛び上がった。
ヒナリとダリオの前に立った数人の屈強な鉱夫が、手にした大きなつるはしを魔獣に向かって勢いよく振り下ろす。
「うおりゃあ!」
頭上から襲いかかってきた獣は、鉱夫たちにあっさりと撃墜された。
「うひょー、弱ってる弱ってるう! 聖女様のおかげだあ」
鉱夫たちが、まるで餅つきをするかのように、どす黒い獣を叩きのめす。
その様子を見ていたダリオが、激しい攻撃音に掻き消されないよう大きめの声で説明を始めた。
「聖女様のご加護がない状態だったら一旦総員退避するくらいの大事なんだけど。今はご覧の通り」
鉱夫たちが日頃の恨みを晴らすかのように、満面の笑みで繰り返しつるはしを振り下ろしてぐっちゃぐっちゃと魔獣を痛め付けていく。魔獣の体からは黒い霧のようなものが噴出しているが、血ではないようだった。
鉱夫たちに袋叩きにされ、ぴくりとも動かなくなった魔獣は次第に形をなくしていき――塵となって霧散した。
「はわ……」
すごい光景を見てしまったなとヒナリが呆然としていると、ひと仕事を終えた鉱夫たちが続々と振り返った。皆、生き生きとした笑顔を輝かせている。
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