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第二章
30 令嬢と化した聖女
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ずらりと並んだドレスのきらびやかさにヒナリが唖然としていると、姉弟の中で一番年上だというグイーダが、聖女の全身を見渡した。
「本当に、どんなに頑張って抑えても聖女様のオーラって見えちゃうのね。とっても不思議」
(そっか、お姉さんも魔眼を持ってるのか)
ヒナリが若干緊張感を覚えると、今度は二番目の姉のアウローラが話し掛けてきた。
「ヒナリ様、魔眼の話は聞いていらっしゃるかしら?」
「はい、ダリオが教えてくれました」
魔眼についてはダリオとの儀式の最中に聞かされた。そのせいで、ついあの熱い夜の記憶を引き出されてしまい、頬に熱がこもる。
ヒナリがうつむいた途端に手が取り上げられた。
「ダリオにも念を押されたけれど、ヒナリ様のオーラがどんな色をなさっていようとも、私たちアウレンティ家の【聖女様の御心をお支えしたい】という気持ちは決して揺るぎません。どうぞご安心なさって」
「はい、お気遣い恐縮です」
手を包み込むぬくもりに、ヒナリは安堵感を覚えたのだった。
ふたりの姉にドレスだらけの客室へと連れ込まれた理由は、その後に判明した。
「まあ、ヒナリ様とってもお似合い!」
「さっきのも本当に素敵だったけど、こういうのもお似合いになるのね~」
ヒナリは着せ替え人形と化していたのだった。
この世界に来て以来、ヒナリはローブもしくはガウンしか着せられたことがなかったため、いかにも貴族のお嬢様然とした綺麗なドレスを着せられて浮き浮きとしてしまった。
(聖女の体がスタイル良すぎるから、見栄えするなあ)
姿見の中に現れた見目麗しき令嬢を見て、つい自画自賛したくなる。
慣れないコルセットの締め付けが苦しくてこっそり深呼吸していると、鏡越しにグイーダが話し掛けてきた。
「お胸、苦しいわよね? サイズが合わなくてごめんなさいね」
「あ、いえ、大丈夫です」
言われてみれば確かに腹より胸の方が苦しい気もしたが、服を借りている以上文句は言えないし、そもそも言うつもりもない。コルセットで締め付けているのだからこんなものなんだろうなと、ヒナリは若干の息苦しさについては気にしないことにした。
客室の扉がノックされる。
部屋に入ってきたダリオが、ヒナリを見るなり目を見開いた。
「見て、ダリオ! どうかしら?」
ふたりの姉がヒナリの両側に立ち、着飾った聖女を披露する。
最終的にヒナリは淡いグリーン色の――ダリオの髪色に良く似た色合いのドレスを着せられていた。髪の両サイドはねじって後ろでまとめられているせいで、耳や頬の辺りの感覚が少しだけ新鮮に感じられる。
ダリオは口を半開きにしてしばらくヒナリを見つめたあと――深く感嘆の息をついた。
「なんて美しいんだ……! 本当に、とても良く似合っている」
「あ、ありがとう」
手放しで誉められて顔が熱くなる。感情がもろに出てしまった顔を隠そうとうつむいても、今は髪は垂れ下がってこないのだった。
(あ、そっか。お姉さんたちが張り切ってたから大袈裟に誉めてくれたのかな)
そう心の中で納得しながら再び顔を上げると、ダリオがふたりの姉を見て上機嫌そうな笑みを浮かべた。
「さすが姉さまがた。ヒナリの魅力が最大限に引き出されているね」
「そうでしょうそうでしょう♪」
仲良さげな姉弟の様子を見て、ヒナリは心温まる思いがした。
(ダリオは学園を卒業したあとは家に引き込もってたって言ってたけど、こんな風にご家族とは仲良く過ごしていたのかな。そうだったらいいな)
その後はお茶の時間となった。
ソファーの向かい側に姉ふたりが居るにもかかわらず、ダリオはまるで儀式の翌日のようにヒナリに密着してきていた。
一度腰を抱き寄せたあと、片時たりとも離そうとしない。
ヒナリが茶を飲む手を下ろせばすかさず膝の上で手を握られ、視線を向ければ微笑まれる。
さすが末っ子とでも言うべきか、童顔なダリオがすり寄ってる様子は頭を撫でたくなるほどに可愛かった。しかし本当にそうしたら恐らくダリオの行動がエスカレートすることだろうからやめておくことにする。
奔放なダリオの様子を見て、ふたりの姉がくすくすと笑い出す。
「ダリオ、ヒナリ様が大好きなのは分かるけれど、あまりヒナリ様を困らせないようにね♪」
「普段は独り占めできないからこそ、今こうして存分にヒナリを堪能してるんだ」
「なるほどね~」
姉たちの笑顔がますます輝き出す。
「賢者様四人でヒナリ様を取り合いしてるのね♪」
思いがけない言葉にヒナリは思わず声を張り上げてしまった。
「取り合い!? そんなことしてませんよ! ね? ダリオ?」
ヒナリがあたふたとする横で、ダリオは微笑みを浮かべるばかりだった。
ダリオは目を泳がせるヒナリを眺めながら、心の中で呟いた。
(取り合いならずっとしているよ。君は気付いていないだろうけれど)
まばたきの増えた紫色の目を、横からじっと見つめる。
(一度儀式をしただけで、いや、儀式以外のところでも……君は僕らを虜にしてしまった)
こう告げたところでヒナリは信じてくれないだろう――ダリオは、いつかヒナリが自分たち賢者の想いに気付いてくれる日は来るのだろうかと、未来に想いを馳せたのだった。
◇◇◆◇◇
ダリオと姉ふたりとのお茶会が終わり、ヒナリが客室に戻ると、部屋中が夕日に染まっていた。
「わ、すごい、真っ赤になってる……!」
外はどんなに素晴らしい景色が広がっているだろう――胸を高鳴らせつつ、いそいそとガラスの扉を開いてバルコニーに出る。
空と湖が一面赤く燃え上がっている。そのあまりの鮮やかさに、ヒナリは目を細めた。
「なんて綺麗なんだろう……」
ほんの少しずつ日が傾き、徐々に色合いが変化していく。その光景は、いつまでも飽きずに眺めていられるほどに美しかった。
しばらく景色に見入っているうちに、ノックの音が聞こえてきた。
一旦室内に戻って大きめの声で返事をすると、ダリオが入ってきた。開けたままのガラスの扉をちらっと見てからヒナリの方に視線を戻す。
「バルコニーに出ていたの?」
「うん。湖を眺めていたの。とっても綺麗だね!」
ダリオと一緒にバルコニーに出て、手すりに手を置き赤い湖面を見渡す。
「あなたの育ってきた土地って、こんなに素敵なところなんだね」
と言ってヒナリが隣を見ると、同じ高さにある瞳にじっと見つめられていることに気が付いた。赤い魔眼が夕日を浴びて、さらに赤く燃えている。
その眼差しは、胸を射抜くほどの熱を孕んでいた。情熱的な眼光に、目が離せなくなる。
(綺麗な瞳……)
この瞳が二度と曇らないように、私にできることはあるのかな――。ヒナリがそう考えていると突然、
「ヒナリっ……!」
ダリオに思い切り抱き締められて、唇を奪われた。何度も何度も音を立てて唇を食まれ、ついには舌を差し込まれる。
「んう……!」
反射的に逃げを打つ舌は、すぐに絡め取られる。舌の形を確かめるように輪郭をなぞり、かと思えば甘えるように擦り合わせてくる。
「はふ……う」
甘いキスに力が抜けていく。膝が折れそうになった瞬間に腰を支えられて、さらに深く舌を絡めてきた。
ヒナリがとろとろになり、ダリオとのキス以外に何も考えられなくなっていると、不意に唇が離れていった。
「本当に、どんなに頑張って抑えても聖女様のオーラって見えちゃうのね。とっても不思議」
(そっか、お姉さんも魔眼を持ってるのか)
ヒナリが若干緊張感を覚えると、今度は二番目の姉のアウローラが話し掛けてきた。
「ヒナリ様、魔眼の話は聞いていらっしゃるかしら?」
「はい、ダリオが教えてくれました」
魔眼についてはダリオとの儀式の最中に聞かされた。そのせいで、ついあの熱い夜の記憶を引き出されてしまい、頬に熱がこもる。
ヒナリがうつむいた途端に手が取り上げられた。
「ダリオにも念を押されたけれど、ヒナリ様のオーラがどんな色をなさっていようとも、私たちアウレンティ家の【聖女様の御心をお支えしたい】という気持ちは決して揺るぎません。どうぞご安心なさって」
「はい、お気遣い恐縮です」
手を包み込むぬくもりに、ヒナリは安堵感を覚えたのだった。
ふたりの姉にドレスだらけの客室へと連れ込まれた理由は、その後に判明した。
「まあ、ヒナリ様とってもお似合い!」
「さっきのも本当に素敵だったけど、こういうのもお似合いになるのね~」
ヒナリは着せ替え人形と化していたのだった。
この世界に来て以来、ヒナリはローブもしくはガウンしか着せられたことがなかったため、いかにも貴族のお嬢様然とした綺麗なドレスを着せられて浮き浮きとしてしまった。
(聖女の体がスタイル良すぎるから、見栄えするなあ)
姿見の中に現れた見目麗しき令嬢を見て、つい自画自賛したくなる。
慣れないコルセットの締め付けが苦しくてこっそり深呼吸していると、鏡越しにグイーダが話し掛けてきた。
「お胸、苦しいわよね? サイズが合わなくてごめんなさいね」
「あ、いえ、大丈夫です」
言われてみれば確かに腹より胸の方が苦しい気もしたが、服を借りている以上文句は言えないし、そもそも言うつもりもない。コルセットで締め付けているのだからこんなものなんだろうなと、ヒナリは若干の息苦しさについては気にしないことにした。
客室の扉がノックされる。
部屋に入ってきたダリオが、ヒナリを見るなり目を見開いた。
「見て、ダリオ! どうかしら?」
ふたりの姉がヒナリの両側に立ち、着飾った聖女を披露する。
最終的にヒナリは淡いグリーン色の――ダリオの髪色に良く似た色合いのドレスを着せられていた。髪の両サイドはねじって後ろでまとめられているせいで、耳や頬の辺りの感覚が少しだけ新鮮に感じられる。
ダリオは口を半開きにしてしばらくヒナリを見つめたあと――深く感嘆の息をついた。
「なんて美しいんだ……! 本当に、とても良く似合っている」
「あ、ありがとう」
手放しで誉められて顔が熱くなる。感情がもろに出てしまった顔を隠そうとうつむいても、今は髪は垂れ下がってこないのだった。
(あ、そっか。お姉さんたちが張り切ってたから大袈裟に誉めてくれたのかな)
そう心の中で納得しながら再び顔を上げると、ダリオがふたりの姉を見て上機嫌そうな笑みを浮かべた。
「さすが姉さまがた。ヒナリの魅力が最大限に引き出されているね」
「そうでしょうそうでしょう♪」
仲良さげな姉弟の様子を見て、ヒナリは心温まる思いがした。
(ダリオは学園を卒業したあとは家に引き込もってたって言ってたけど、こんな風にご家族とは仲良く過ごしていたのかな。そうだったらいいな)
その後はお茶の時間となった。
ソファーの向かい側に姉ふたりが居るにもかかわらず、ダリオはまるで儀式の翌日のようにヒナリに密着してきていた。
一度腰を抱き寄せたあと、片時たりとも離そうとしない。
ヒナリが茶を飲む手を下ろせばすかさず膝の上で手を握られ、視線を向ければ微笑まれる。
さすが末っ子とでも言うべきか、童顔なダリオがすり寄ってる様子は頭を撫でたくなるほどに可愛かった。しかし本当にそうしたら恐らくダリオの行動がエスカレートすることだろうからやめておくことにする。
奔放なダリオの様子を見て、ふたりの姉がくすくすと笑い出す。
「ダリオ、ヒナリ様が大好きなのは分かるけれど、あまりヒナリ様を困らせないようにね♪」
「普段は独り占めできないからこそ、今こうして存分にヒナリを堪能してるんだ」
「なるほどね~」
姉たちの笑顔がますます輝き出す。
「賢者様四人でヒナリ様を取り合いしてるのね♪」
思いがけない言葉にヒナリは思わず声を張り上げてしまった。
「取り合い!? そんなことしてませんよ! ね? ダリオ?」
ヒナリがあたふたとする横で、ダリオは微笑みを浮かべるばかりだった。
ダリオは目を泳がせるヒナリを眺めながら、心の中で呟いた。
(取り合いならずっとしているよ。君は気付いていないだろうけれど)
まばたきの増えた紫色の目を、横からじっと見つめる。
(一度儀式をしただけで、いや、儀式以外のところでも……君は僕らを虜にしてしまった)
こう告げたところでヒナリは信じてくれないだろう――ダリオは、いつかヒナリが自分たち賢者の想いに気付いてくれる日は来るのだろうかと、未来に想いを馳せたのだった。
◇◇◆◇◇
ダリオと姉ふたりとのお茶会が終わり、ヒナリが客室に戻ると、部屋中が夕日に染まっていた。
「わ、すごい、真っ赤になってる……!」
外はどんなに素晴らしい景色が広がっているだろう――胸を高鳴らせつつ、いそいそとガラスの扉を開いてバルコニーに出る。
空と湖が一面赤く燃え上がっている。そのあまりの鮮やかさに、ヒナリは目を細めた。
「なんて綺麗なんだろう……」
ほんの少しずつ日が傾き、徐々に色合いが変化していく。その光景は、いつまでも飽きずに眺めていられるほどに美しかった。
しばらく景色に見入っているうちに、ノックの音が聞こえてきた。
一旦室内に戻って大きめの声で返事をすると、ダリオが入ってきた。開けたままのガラスの扉をちらっと見てからヒナリの方に視線を戻す。
「バルコニーに出ていたの?」
「うん。湖を眺めていたの。とっても綺麗だね!」
ダリオと一緒にバルコニーに出て、手すりに手を置き赤い湖面を見渡す。
「あなたの育ってきた土地って、こんなに素敵なところなんだね」
と言ってヒナリが隣を見ると、同じ高さにある瞳にじっと見つめられていることに気が付いた。赤い魔眼が夕日を浴びて、さらに赤く燃えている。
その眼差しは、胸を射抜くほどの熱を孕んでいた。情熱的な眼光に、目が離せなくなる。
(綺麗な瞳……)
この瞳が二度と曇らないように、私にできることはあるのかな――。ヒナリがそう考えていると突然、
「ヒナリっ……!」
ダリオに思い切り抱き締められて、唇を奪われた。何度も何度も音を立てて唇を食まれ、ついには舌を差し込まれる。
「んう……!」
反射的に逃げを打つ舌は、すぐに絡め取られる。舌の形を確かめるように輪郭をなぞり、かと思えば甘えるように擦り合わせてくる。
「はふ……う」
甘いキスに力が抜けていく。膝が折れそうになった瞬間に腰を支えられて、さらに深く舌を絡めてきた。
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