【R18】転生聖女は四人の賢者に熱い魔力を注がれる【完結】

阿佐夜つ希

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最終章

95 混ざり合う五人の狂熱(1)(☆)

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 広いベッドの上で四つん這いになったヒナリの正面にダリオ、左側にアルトゥール、右側にクレイグが立つ。目の前に晒されたそれぞれの昂ぶりに、心臓が高鳴り始める。
 しかしベッドの上に立つという異様な光景に加えて全裸の男たちに四方から見つめられている状況は、恐怖に近い緊張感を誘った。
 その心境は、この世界に降臨した直後に感じた恐ろしさを彷彿とさせる。

 とはいえ何をされるか分からず混乱した当時と決定的に違うのは――今から自分は確実に、四人の賢者から際限なく愛されるということ。

「んっ……」

 そんな中、ベルトランの硬直が秘部に宛がわれ、即座にずるりと体内に侵入してきた。初めてのときは徐々に繋がりを深くしていったのに、賢者たちの手によって充分に解きほぐされた今は、張り詰めた芯をすんなりと飲み込んでいけた。

 昂ぶりが根元まで埋め込まれ、肌が触れ合う。そのまま動き出すのかと思いきや、

「わっ……?」

 後ろから羽交い締めにされるように上体を持ち上げられて、両膝はシーツに突いたままでベルトランの太ももの上に座らされた。硬い芯の先端が一番奥に押し付けられ、その刺激に何度も体の中の硬いものを締め付けてしまう。

 急に体を起こされてヒナリが目を丸くしていると、不意に顎をすくわれた。視線をもたげると、目の前に立つダリオが興奮を滲ませた赤い瞳でヒナリを見下ろし、唇に芯の先端を添えてきた。

「いいかい?」

 無言で頷き、口を開いてみせる。するとダリオは緊張した面持ちで息を呑み、ヒナリの口に自身の欲望の化身を挿入していった。
 口いっぱいに頬張ったそれに舌を這わせ、唇を締め付ける。すると頭の上から切なげな声が聞こえてきた。

「っ……! ああ、君の口の中、とても熱いね……」

 頭を撫でる優しい手付きがまるで『上手だよ』と誉めてくれているようで嬉しくて、ヒナリは懸命にダリオの芯を唇で締め付け、繰り返し食む動きをしてみせては舌を左右に動かして舐め回した。涎が垂れそうになり、じゅるじゅると音を立てて硬直したものをしゃぶっては唾液を飲み込む。刺激を加える度に頭上から切れ切れの弱々しい声が降ってきて、自分の口戯に感じてくれていることを実感し、興奮を誘われる。
 さらに刺激してあげたくてダリオの芯に手を添えようとした矢先、両手が同時にさらわれた。左右に立つアルトゥールとクレイグに、それぞれの昂ぶりをつかまされたのだった。

「我々も触ってもらえないだろうか」
「もしお辛いようでしたら無理しなくても構いませんよ、ヒナリ」

 さっき四人から同時に触ってもらったのだから、自分からもみんなをいっぺんに気持ちよくしてあげなきゃ――。背後のベルトランに下から貫かれながらダリオを咥えている状態は辛かったが、ヒナリは必死にアルトゥールとクレイグの芯をぎゅっと握り締め、扱き始めた。この逞しいものをあとで挿れてもらえるんだ、たくさん体の中を掻き混ぜて奥深くを繰り返し突いて夢心地にさせてもらえるんだと期待に胸を膨らませながら、そこを握った手をしきりに上下させ、手応えを堪能する。
 すると両側から吐息混じりの囁きが聞こえてきた。

「ああヒナリ、とても、心地よいな……」
「ヒナリっ……、貴女はっ、手淫も、お上手ですね……」

 四人全員と触れ合ったところで、再びベルトランがゆっくりと抜き差しを始める。

「ん! んんーっ!」

 高ぶりを半分ほど抜き出しては根元まで埋め込む、その滑らかな動きが繰り返される度に、体の中心を快感が駆け抜けていく。強くも甘い刺激に全身が震え上がり、ダリオを頬張る口と、アルトゥールとクレイグを握り締める手を止めてしまいそうになる。しかし皆を気持ち良くしてあげたいその一心で、それぞれの高ぶりを包みこんだ両手と口、そして舌を動かし続ける。
 ベルトランがヒナリの体を後ろからきつく抱きすくめて上下に揺さぶりながら、切なげな声を洩らした。

「っ、あ、ああっ……、ヒナリ、ヒナリっ……!」

 肌が打ち合う音の間に、切羽詰まった吐息が混じり出す。

「はあっ……! ヒナリっ、そんなに締め付けないで……!」

 今までに一度として聞いたことのない、余裕をなくした声が背後から聞こえてくる。その声を自分が出させていると思えばひどく興奮させられる。
 ぎゅっと抱き締められて肌が密着した状態で、次第に抜き差しのペースが速くなってくる。最奥をがつがつと幾度も突き上げられて、快楽の渦に飲み込まれていく。

「んっんっんっんっ……! んーっ! んんーっ!」

 縋るように口の中のものにしゃぶり付けば、ダリオがびくりと腰を震わせた。

「っ、ヒナリ、僕ってそんなに美味しいんだ……?」

 頷いてみせる代わりに、ダリオの芯の先端に舌の先をねじ込む。

「くうっ……!」

 髪をつかまれると同時に口の中のダリオの半身がびくりと震え上がり、先走りの液を吐き出した。その粘液ごと硬直の切っ先を舌の腹で舐め回せば、頭の上から抑えた声が降ってくる。口内を突くダリオの腰の動きもまた速くなっていく。
 前後から突かれる中、芯をしごく両手に力を込めればまるで子を褒めるかのように手の甲や手首をさすられた。

「ああヒナリ、そこまで翻弄されておきながら、我らのことも忘れず愛撫してくれてとても嬉しいぞ……!」
「後ろから貫かれながら必死に口淫する貴女、大変淫らですよ……!」

 左右から上擦った声が聞こえてくる。ベルトランに突き上げられる度に体内に走る刺激だけでも耐えがたいのに、自分が四人を同時に気持ちよくしてあげられているという状況は、どうしようもなく興奮を誘った。

 ダリオに口内を犯される一方で、ベルトランが高みに向けて激しくヒナリの体内を貪り尽くそうとする。最奥をずんっと何遍も容赦なく突き上げてきて、腹の底が途方もない悦びに湧き立つ。体の中心を駆け抜ける快楽が脳の底を殴り付けてきて、気が触れそうになる。

「くっ……、ヒナリ、ヒナリっ……! イクよっ……!」
「んっ! んんっ! んんっ! ……んーーーっ!」

 体の一番深いところでベルトランの脈動を感じる中、ヒナリもまた絶頂を迎えたのだった。


「はあっはあっはあっはあっ……!」

 ヒナリは絶頂後の脱力感に任せてシーツの上に崩れ落ちた。汗が噴き出し、頭が朦朧として何も考えられない。うつ伏せの体勢では胸が潰されて苦しくなり、寝返りを打って仰向けになり、肩で息をする。

 周りで賢者たちが場所を入れ替えている。その動きでベッドが軋んだ音を立てた。

 不意に、誰かに足首をつかまれた。

 驚いて視線をやると、ダリオが赤らんだ顔を微笑ませていた。
 ヒナリの両脚を大きく開きながら、欲情に染まった視線を突き刺してくる。

「ヒナリ。お口の続きを、今度は君の中でさせて」
「うん、ダリオ、来て……!」

 叫んだ瞬間、ダリオの切っ先が体内に突き込まれた。すぐに滑らかな抜き差しが開始される。
 硬直で粘膜を余さず擦り上げられる度に快感が打ち響き、全身にくまなく行き渡っていく。

「あっあっはあっはああっ、ダリオ、ダリオっ……!」
「ああ、ヒナリ、君の中……いつもよりもっと熱くなっているね……」

 ダリオがヒナリの両脚を抱き締めるようにして支えながら腰を打ち付け、恍惚とした表情を浮かべる。
 その凄まじい色気を漂わせる顔をじっと見上げて微笑んでみせる。

「ねえ、ダリオ。……私の口と、私の中と、どっちが好き?」
「……!」

 赤い目が見開かれる。
 しかしすぐに柔らかな笑みを浮かべると、溜め息混じりに感嘆の声をこぼした。

「まったく君は……こんなにも淫らな一面を隠し持っていたんだね」

 そう言いながら覆い被さってきて、唇を塞がれる。すぐに舌を押し込まれて、ヒナリの舌がぬるりと絡め取られる。
 それと同時に、ずっと抜き差しを繰り返していた昂ぶりが、ぐっと根元まで突き込まれた。ダリオ自身の言葉を言い聞かせるかのように、とんとんと一番奥を小突き回す。
 キスと、最奥への刺激と。全身を巡る快感に、ヒナリはただただ夢中になった。

 しばらくそれが続けられたあと、唇を離したダリオがゆっくりと体を起こし、舌なめずりをしてから微笑んだ。

「うん。君の中も、可愛いお口も、どちらも大好きだ」
「っ……、本当に?」
「うん、君は本当に、どこもかしこも最高だ」
「そっか。嬉しい……」

 視線を絡めて微笑み合う。

 しばらくダリオから与えられる快楽に没頭していると、両側から手が伸びてきた。クレイグとアルトゥールだった。

「おふたりの世界に浸っているところ恐縮ですが。ヒナリ、貴女が望んだのでしょう? 私たち四人と一遍にしたいって」
「そうだぞヒナリ、我々のことも忘れないでくれ」

 そう言って、ふたりがヒナリの胸に手を添えてくる。膨らみを辿った手はすぐに頂点に辿り着き、突端を指の間に挟んだり指先で弾いたりして両胸から刺激を送り込んできた。ふたりの愛撫の心地よさに、体内のダリオを無意識のうちにぎゅっぎゅっと締め上げてしまう。
 直後、ダリオの切なげな声が聞こえてきた。

「っ、ヒナリ、君の中、すごく、うねってる……!」

 それを聞いたクレイグとアルトゥールがヒナリの顔を覗き込み、からかうような笑顔に変わった。

「貴女は別々のふたりから胸を弄られるのが、本当にお好きなのですね」
「ヒナリ、貴女の強欲さを見せてもらえてとても幸せだ」

 口々にヒナリに声を掛けては熱心に胸の尖りを弾く。
 ダリオに中を突かれるだけでも充分に気持ちいいのに、さらにふたりから胸も刺激されて、体内で合わさった快感に堪らずヒナリは顔を綻ばせた。

「みんな、とってもとっても、気持ちいよ……」
「ふふ。素直なヒナリ、とても素敵だよ」

 少し離れた場所からベルトランの声が聞こえてきた。
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