身代わりで鬼姑と鬼小姑の元に嫁ぎましたが幸せなので二度と帰りません!

ユウ

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第二章

48犯した罪





自分だけは何も悪くない。
罪を犯しているのは親だけだと思い込んでいるお姉様。


もうお姉様とも呼べない。



「アルミナ・オークレ。君には殺人未遂お呼び、麻薬売買に、禁じられた花を隠し持っている事だ」

「は?」

「この花は法律でも売買が禁じられている。そして生産するだけでも罪だ」


ルシウス様が見せたのは私がアゼリアに贈った花の栞。


「庭にも沢山できていたが、もうじき王家の調査員が来る手はずだ。法廷で否定しても証拠もある」


「そんな…私じゃない!そうよ、その花を育てたのは使用人よ」


「馬鹿としか言いようがないな。君が闇オークションに参加していた証拠写真だ。使用人の彼女に禁じられた花を育てる知識はない、特別な育て方が必要だからな」


「でも!」

「言い訳なら尋問先で言うんだな。まぁ万一無罪だとしても殺人未遂にこれまで食い物にした人間の罪は償って貰う」


「ふざけるな…うっ!」


「まだ元気があるようだが、あまり叫ぶと悪化するぞ」

「うぐぁ…喉が焼けるように痛い…ひっ」


喉を押さえながら苦しむ中、髪の毛が大量に抜ける。


「私の…髪が」

「麻薬の副作用で髪が抜けたか…どれだけ接種したんだ。これから先、禁断症状で苦しむだろう」

「いや…私の髪が」


ドンドン抜け落ちる髪に絶望する。


「感染病と長年に続く不衛生な生活と薬の副作用の結果ね。見なさい」


「姉上…」

「何て醜い顔なのかしら。ああ、それから死にたくなかったら足を切り落として寝たきりね…あら?気絶しているわね?」


病気の所為で意識を手放し、幸いと言わんばかりにそのまま運び込まれて行った。



「さぁ家宅捜査よ」

「どうして姉上が仕切るんですか」

「気にしない気にしない」


既に主導権はダリア様にあった。
家宅捜索はそのまま行われ証拠品は沢山出てきて、裁判をするまでもなく有罪は確定したそうだ。



だけど裁判で罪を明らかにする必要があると言われ。
その後新聞でも大きく取り上げられたとか。



余談であるが今回感染病で苦しんだのは社交界の貴族ばかりだった。
特に不衛生な生活に不規則な生活を送り続けた結果だと後から解ったことだけど。



「本当に馬鹿な事を」

「まぁ、後で薬を買い求めて来るだろう」


そして最後にネタばらしとして大量の石鹸はママンとダリア様が私達に病気が感染しないようにとの事だった。


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