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最終章.自称悪役令嬢の果て
3.留守番組
その頃、何時ものメンバーは心配しながらもマリーの帰りを待っていた。
「遅いですわね」
「ええ、別邸でお茶会と聞いてますので心配はないと思うのですが」
セレシアとロザリアは帰りが遅いマリーを心配していた。
今回のお茶会は王族の中でもツートップの女性と一緒なおで不安があった。
今回だけは、ジョアンナの付き添いも断られてしまっていた。
「グレース妃は厳しい方ではないですから大丈夫かと思うのですが…」
「私の同行が許可されなかった事が気になりますわ」
以前からの付き合い方を考えれば、悪いようにはしないが、心配だった。
「ちょっと殿下、何とかしてくださいませ」
「私に言うか!ジョアンナ嬢の方が適任だろう」
「いくら私でもグレース妃を怒らせるのは恐ろしいですわ」
「それを私にしろと!」
ジョアンナとグレースは血縁同士だからまだいいが、アレクシスの方が付き合いが薄く交流も少ないのにも拘らずこの発言はどうなのだと思った。
「大体、誰の所為で隣国と関りを持つ事になった?君の所為じゃないか」
「まぁ、こんな時になんてことを!これだからヘタレは」
「誰がヘタレだ。この性悪令嬢!」
意味のない低次元な争いをする二人に困り果てるも。
「お二人共、いい加減にしてください」
「「えっ?」」
二人の背後に絶対零度の気が放たれる。
「アネットさん?」
「マリー様の心配をなさっているのに喧嘩を喧嘩をしている場合ではありません」
氷のように冷たい目と、床が揺れる。
学園一の魔力を誇るアネットに二人はビクついた。
「アネット、お手柄だ」
「ああ、あの二人を魔力でねじ伏せるとは流石だ」
かつて周りに気を使って息を潜めて起きていたアネットは既にいなかった。
自身を取り戻し、強くなったアネットは自分の意思を強く持てるようになり、現在はこのメンバーでも二人の喧嘩を止める役目を担っている。
「マリー様の事は心配ですが、王妃陛下に物申すのは無礼です」
「アネットさんの言う通りですわ。それに私のマリー様なら大丈夫ですわ」
「ロザリア嬢、さりげなく言うな。何が私のだ!」
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ロザリアは今でもアレクシスとマリーの関係を認めていなかった。
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「過去の女性を清算できないならば私は一生、認めませんわ」
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「どうかしら?殿下はそうだとしても彼女は寄りを戻す気ですわ」
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