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128疫病神の元妻~エセルバートside③
しおりを挟む「何処までも最低な男ですね」
一人の弁護士が告げた言葉に不快感を感じるが我慢だ。
「アリア様の侮辱は大公様への侮辱だ」
「は?何を…」
どうして大公殿下とアリアが関係あるんだ?
何を言っているのか理解できないでいたが…
「アリア様は既に大公殿下の養女に迎えられている。エンジュ様をこれまでお育てした功績とかつて大公殿下のご子息をお救いしたのがアリア様の祖母だ」
「そんな…」
嘘だ。
そんな話は一言も聞いたことがないし、アリアは何も言っていない。
「本人も存じていなかった事だ。大公殿下はこの度の出来事で貴方が反省をするなら罪を軽くすると言っておられた」
「じゃあ…」
「だが、アリア様を侮辱するような発言をした後にはただにち極刑にするとの事だ」
そんなのってないだろ!
僕は何も悪くないのにどうしてこんな!
「待ってくれ…少し言葉が過ぎたかもしれないが。アリアが大公様の養女になったのなら僕は大公様の義理の息子になるんだろう?」
そうだ…ここで撤回して許しを請えばいいんだ。
「アリアは…」
「黙りなさい!この無礼者が」
「貴方は何処まで馬鹿なんですか。アリア様は既に良き縁に恵まれ再婚されておりますのに」
「さいこ…」
アリアが再婚だと?
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だってアリアは傷物だぞ?
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「アリア様は既に貴方とは他人、他の男性と仲睦まじく過ごされています。ああ、それからアリア様との接触は許されませんので」
「そんな馬鹿な…」
「忠告はしました。もしストーキングのような真似をすれば今度こそ本当に命はありませんのであしからず」
手を伸ばす僕の手を冷酷にも拒絶した彼等はそのまま去って行く。
そして本当の地獄が訪れたのはその一週間後。
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