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第四章若き王と明日への架け橋
エピローグ
その後、視察としてランタニア王国にて三つの国が同盟を結んだ。
大帝国のルーティン帝国とは今後友好的な関係を結ぶ事となり、従国となるランタニア王国とも協力を惜しまず常に支え合える関係を望んだ。
俺とリーシェとの婚約は他国から反対などもなく、一部では非難の声もあったが。
外交問題に発展する程ではなく、優秀な側近達が黙らせてくれた。
マリアンナは神殿の監視に置かれるだけの情報が入りそれ以上は俺の耳に入る事はない。
「なんだか、すごい騒ぎだな」
「他人事のような事を言っているんじゃないわよ。誰の所為だと思っているの」
「いや、俺の所為か?」
「自覚を持ちなさい」
ルーティン帝国とも同盟を結んだのは良いが何故か同盟の後にジューリア陛下から手紙が届いた。
しかも俺を敵視している第二皇女、ジャンヌ殿が睨みながら。
「姉に恥をかかせたら許しませんから」
なんて言われる始末だ。
「正妃の座は譲らないから」
「いや、俺は彼女を娶る気はないんだけど」
「既成事実に持ち込まれたらそう言ってられないわよ」
「女って怖い」
「普通は逆なんだけどね」
草食男子の俺にとってハードルが高い。
だからなんとしても逃げよう。
そして諦めて貰おう。
「まぁ、どうしてもというなら…守ってあげても良いわよ」
「お願いします」
情けないが、逞し過ぎる未来の奥さんにお願いしよう。
「フィルベルト様、御準備を」
「皆に顔を見せて差し上げてください」
皆に呼ばれて顔を上げる。
「行こうかリーシェ」
「ええ」
まだまだこれから受難の道は多いが歩いて行こう。
その先に続く明日に向かって。
終わり
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