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第三章時を超えた想い!純白の絆が奇跡を生む!
47愛の告白と土下座
飾った言葉もない。
歯の浮くような口説き文句もなかったが、シリルの精いっぱいの気持ちだった。
「ディアナ」
顔にこそ出さないがシリルは一世一代の求婚をしたのだが、ディアナは言葉を閉ざしうつ向いたままだった。
(やはり嫌われてしまったか…)
ハイネは大丈夫だと言っていたが、許可なく女性に触れたことを後悔した。
「ディアナ」
何か言って欲しい。
嫌ならばはっきりと拒絶してくれと思った矢先。
「申し訳ありませんシリル様ぁぁぁ!」
「は?」
あろうことかディアナは土下座をして眉を床にこすり上げた。
「おい!」
「申し訳ありません!」
ガンガンと何度も頭をぶつけながら何度も謝るディアナにシリルは眩暈がした。
(最悪だ…こんな断られ方をするなんて)
何処の世界に土下座をしながら愛の告白を断り謝罪する令嬢がいるだろうか。
(いや…これはあの時のパターンではないか?)
誤解を重ねベッドの上で起きたあの出来事を思い出す。
「ディアナ、頭を下げろ」
「申し訳ません」
「とにかく頭を下げないか」
「申し訳ありません!」
全く聞いていないディアナにシリルの米神に青筋が浮かぶ。
そして――
「頭を上げんか!」
「はひぃ!」
「変な声をあげるんじゃない!」
結局の何時もの空気に戻るのだった。
二人の間に甘い空気はない。
むしろ色気の欠片もないのだから。
(申し訳ありませんハイネ様…)
心の中でシリルはハイネに土下座した。
あれ程背を押してもらったと言うのに失敗に終わったことを何度も詫びた。
「ディアナ。謝るな…何も悪いことをしてないだろ」
「いいえ、私はシリル様に酷いことをしたんです」
「何だ?」
告白を断ることがそんなに酷いことなのか?と疑問を抱く。
確かに受け入れてもらえないのはショックであるがシリルはディアナを責める気はない。
(これからは良き先輩としてでも守って行こう)
例え受け入れられなくてもこれまでの関係を変える気はなかった。
ディアナは大事な後輩でもあるのだからと勝手に完結しようとしたのだか…
「私…シリル様に酷いことをしてしまったんです」
「だから私の事は気にしなくて…」
「だって私!シリル様を傷物にしちゃったんですぅ!」
「は?」
ちぐはぐな二人の会話は勘違いの連鎖によりかみ合っていない事に今更ながら気づくのだった。
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これからも恋愛ジャンルもポチポチと書いて行きたいと思います。また趣味趣向に合うものがありましたら、お読みいただけるととっても嬉しいです!わーいわーい!
【完結】をつけて、完結表記にさせてもらいました!やり遂げた~(*‘ω‘ *)