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第三章
32終幕へ~公爵夫人side
綿密な計画を立て本本に備え、尚且つあの女の性格を考えどう行動するか先読みをした。
案の定あの女はこの場がどういう場所か理解していない。
チャリティーパーティーであるのに。
身分が低い立場の者を馬鹿にして侮辱し、キャサリン嬢を見下した発言をした。
「本当に身の程知らずな方で…今の彼女は病気ですわ」
嬉しそうに声高らかに言う彼女に回りは覚めは目で見ているのに気づかないなんて馬鹿だわ。
「なんて恥知らずなのでしょう。物を知らないにしても酷すぎますわね」
「何よ貴女!」
「まぁ、いかに平民であろうとも礼儀も教わってませんの?」
「なっ…」
高圧的な性格だと聞いている。
だから急に声をかけられ、尚且つ否定的な言葉を浴びせられたら不快に思うはず。
「我が国では他国程階級差別はありませんが…目上の方に対する礼儀は弁えてますわ。身分が格下の貴女が私に先に名を名乗らせるなんて」
「私はは元侯爵令嬢よ」
「元?今は違うのでしょう」
「今は…」
ぐっと言葉を飲み込む。
「まぁ、例え侯爵家といえど、礼儀も知らない家柄なのですね?」
「ふざけないで!私は…」
「耳元で大きな声を出さないで…唾が飛んで汚らしいわ」
サブリナ嬢、いい仕事してくれるわ。
悪役令嬢の配役を完璧にこなしてくれているわ。
「無礼もの!」
ついに我慢できなくなったあの女はサブリナ様に手を振り上げようとするも。
護身術を心得ている所為か、軽く避けて第三者からは殴られ押されたように見えるけど。
「えっ…きゃああ!」
サブリナ嬢はあの女のドレスの裾を掴んでテーブルクロスに早業でピンで止めて尚且つテーブクロスを引っ張ったのだ。
「何をするの!」
「は?」
テーブルの上に置かれていたドリンクやお菓子でぐちゃぐちゃになったあの女。
サブリナ嬢は上手くわしたけど水で少し濡れる程度だった。
「お嬢様!」
そこに少しの間離れていた侍女と護衛騎士が現れる。
「お嬢様、怪我を!」
「大丈夫よ…」
弱弱しい表情で周りにしっかりアピールをする。
「そこの方がいきなり興奮されて…」
「私は悪くない!アンタが…」
再び手を上げようとするも。
「お待ちなさい」
「公爵夫人!」
私があの女の前に出ると笑顔を見せる。
私が助けるとでも思ったのでしょうけどここから断罪劇が始まるのだから。
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