ルルの大冒険

睦月丸

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グリーンシティ

《ルージュ伝》ルル誕生、ルージュ衰退

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12年の時が経ちついに結婚した。

「ルージュ。最近具合が良くないけど…」


「そう思って今日病院に行ったら…」


「う、うん…」


「8ヶ月だって…」


「え…え!?本当か?」


「うん…楽しみだね。」


「やった!やった!8ヶ月か!」


「喜びすぎだってば!」

ルージュは笑いながら話した。



「名前はどうしよっか?」


リルはその質問にすぐに答えた。


「もう決めてあるんだ。
男でも女でもルルって名前にしようと思って。」


「ルルか。ねぇなんで?」


「ルージュのルとリルのルで2人合わせてルルって名前。
僕たちの子供ってことなんだけど
どうかな?」


「ふふっ…
リルらしいよ!ルルか!
早く会いたいな~」


しかし、この対話を話し始めた頃から
ルージュの体は衰え始めた。


(よし!これで仕上げだな。)



「ルージュ。これを覚えてる?」



「これはあの時の青いダイヤモンド。」


「これは君の体が良くなるために
 持っていてくれ。
そうすればきっと元通りになるはずだ!」


「ありがとう。リル。」


そして、ルルが生まれる1ヶ月ほど前に
リルは凄腕の医者を探しに行くといい
行方不明になった。


「えーん…えーん…」
そして、ついにルルが生まれた。


(私は超絶奥義を複数マスターしている
どのみち長くはない…
このソウルストーンに魂を…
そして、ルルに託す。
それがこの子を守る方法…)



そして、ルルがルージュと交わした最後の会話…

「お母さん?」

「ルル。そのダイヤモンドはあなたを幸運へと導いてくれる。
そのダイヤモンドを持っていればきっとこれから先、あなたは幸せになれる…」

 「お母さん、でもこれは…」
「ルル、愛しているわ。」



ルルはルージュのことを知った時、
本を読み終えた時確信した。


(間違いない…
お母さんはあの青いソウルストーンの
中で生きている。
でも、なぜ超絶奥義を複数マスターすると寿命を縮めると知っていたのに
お母さんは会得してしまったんだろう…
それに、魂を封じて私に預ければって
そしたら体が回復でもするの?
読み終えたのにわからないことがある。)




ルルは図書館の本を探したが答えはなかった。



「ガチャッ」

「おや?終わりましたかね。」


「ハヤテさん、お聞きしたいことがあります。」


「心配ご無用です。
ナギ様からこの図書館の後に
行くようにと言付けされた場所がございます。」



「え…それって…」


ハヤテが次に向かったのは図書館から
少し離れた白い建物だった。



「ここに入ればわかります。」



「えっと…」



「何も聞かずにお入りください。」



「はい‥」



「ガチャッ」



「ん?珍しいな。
客人だぜ。リラ姉。」


「う、うん…」

ルルの前にいたのはモジモジした女と
綺麗な金色の髪の毛をした男だった。



「まあ、座りなよ。」


「はい‥」



「まず、自己紹介からだな。
そうすればなぜここにきたのか
わかるだろう。」


男の方から話し始めた。


「俺の名前はスピカ=ディラン。
よろしくな!」



ルルはすぐにわかった。
この男の人がナギの息子なのだと。


(私とエマの子は既に亡くなっていてね。)

ルルはナギからゴールデントーナメントの時に聞いた言葉を思い出した。

「そんで、こっちがマレッサ=リラ。」


「よ、よろしく…」


(おそらくこの人がエマさんの娘。
どことなく本で読んだエマさんに似てる。)



「そんで、お嬢ちゃんの名前は?」



「私はマリーナ=ルルと言います。」



「な!?マリーナって…」



「ルージュおばちゃんの…」



「そうか、わかった。
聞きたいことがあるんだろ?
話してくれ。おそらく母さんがここにくるように伝えたんだろ?
この精神世界に…」


ルルはその言葉を聞きここがどういう
場所なのかを想像できた。

そして、図書館でのことについて聞き始めた。





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