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第五章
第41話『攻略は、帰るまでが攻略だからな』
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「ここまで来れば大丈夫だな」
やはりそこまで奥へ行かなくて正解だった。
ここへ戻ってくるのにそこまで距離がなかったし、自分を含めそろそろ疲労が目に見え始めていた。
間に休憩を挟んでいたとはいえ、全員がそろそろ限界だったということだろう。
「ごめんね……」
「んなの気にするなよ。誰だって失敗はするんだから、こういう時のために前もって話し合いをしてたんだし」
「……うん」
以前もこういう失敗をして同じ風に落ち込んでいた。
その時もそれほどの失敗ではなかったし、なんなら笑い話にできるものであったのにもかかわらず、アケミはこの世の終わりかよ、とツッコミを入れたくなるほどテンションが下がっていたのを今でも覚えている。
どうしてそんなに落ち込む必要があるのか、というのは聞いた方が良いのかもしれないが、人には誰だって深堀して欲しくないことはあるはずだしな。
今もそうなってしまう理由を知らない。
みんなも知らないようだし、こういう時はそっと言葉を掛けるに限る。
「じゃあ外に出るか。アケミ、一人で歩けるか?」
「うん、ありがとう」
入り口まで何事もなく辿り着いた。
途中、数体のマウシーに襲われたが、そこはみんなの手を借り、警戒と対処を完全に任せていた。
アケミに注意を向けつつ、俺達は階段を上がり外へ出る。
出口、門番の人達に何か言われるかもしれないと思ったが、その心配は無用だった。
まあ確かに、重症者以外に声を掛け続けていたらキリがないだろうし、それがギルドからの指令ということなんだろう。
「これ」
「ありがとう」
俺はと服の間に手を忍ばせ、こっそりとポーションを取り出し、アケミへと手渡す。
「ゲームの時も思っていたけど、回復薬系ってどういう原理で回復しているんだろうね」
「そういえばそうだな。ネットサーフィンをしている時にチラッと見たのが、ゲームとかに出てくる回復薬系っていうのは、組織を活性化させて回復させたり、組織の再生だったり、回復薬自体が血肉となる、とかなんとか見たことがある」
「そのどれもがなんとも説明できないのがちょっと怖いなぁ」
「まあ、味わわなければ恩恵しかないんだし、仕方ないさ」
アケミが回復薬を飲む時に足を止めていたから、再び歩き出す。
チラホラと人の通りがあるが、過敏になり過ぎてもいけず、わざわざ聞き耳を立てている人はいないだろうと判断し、俺は情報の整理を始める。
「情報の整理をしていこう。まず、今回のダンジョン攻略によって感じた違和感ってあるか?」
と、左隣を歩くアンナへ視線を向けた。
「そうね……ダンジョンでモンスターが湧く、というのはこっちでも変わりがなさそうだけど、正式には生み出されている、と言った方が良さそうじゃないかしら」
「確かにそんな感じだったな。その瞬間こそ確認はできなかったが、ぶっちゃけ終わりが見える戦いではなかった」
「だから、ギルドは冒険者を常に求めつつも、すぐに命を落とさないようにいろいろな手ほどき――チュートリアルのようなことをやっているのかもね」
ケイヤが分析している通りなんだと思う。
ゲームの世界で急に現実味の話を持ち出すのは違うかもしれないが、冒険者という職業は常に死と隣り合わせ。
下手したら一日に一人はなくなっている可能性だってあるし、それより多い可能性だってある。
「どこも人手不足ってことなんだねぇ」
「おい、真っ当なことを言っているのに、その右手に持っているもののせいで台無しだぞ」
「小腹が空いちゃってっ」
ミサヤは絵にかいたような『てへぺろ』をやっているが、右手に持っている肉串が視界に入る限り擁護のしようがない。
「生々しい話をするようだけど、モンスターには血が通ってなかったりするのかな」
「ほぉ、その着眼点はなかった」
アケミはいつもと変わらず、思いもよらない切り口で物事を見ているな。
「それに関しては今のところは二択。俺らが一撃でモンスターを討伐しているから確認できないのか、体組織という人間と同じカテゴリーに属さないモンスターは体が欠損したところでその部位は灰となるのか。そのどちらもマジマジと確認するわけにはいかないから後々の戦闘でわかれば良いことだな」
「そうだね。モンスターにも知能みたいなものがあったとするならば、もしかしたら記憶なんかもあるんじゃないかなって思って」
「あー、最初の頃に抱いた疑問にも繋がるな。これはみんなに言ったわけじゃないが、俺は最初の頃――つまり、アルマ達との旅の途中で思ったことがある。モンスターといえど群れで生活してるのであれば、仲間意識があり、俺達に付いた匂いを辿って襲ってきているのではないか、って」
「言われてみればそうね」
あの時抱いた疑問は、アルマの説明によって一度は納得した。
モンスターが大量発生し、その一群と偶然にも当たり続けていたんだ、と。
しかし、最初に抱いた疑問そのままであれば、疑問がそのまま意味を成してくる。
この世界のシステム的なものを理解しているわけではないが、ゲームでは各モンスター生息域には必ずエリアボスという存在が居た。
強さはどれぐらいかと聞かれれば、その取り巻きとしているモンスター5体分の力を有している。
あのウルフ達を例に例えると、小型ウルフが3体分集まったのが大型ウルフ。
そして、あれがエリアボスではなく取り巻きだった場合、大型ウルフ5体分の強さになるということだ。
もしもあの時、偶然にも鉢合わせてしまっていたら、今頃俺達はこの世界に居ない可能性だってあった。
うっわ、それだけは悍ましいな。
知らないことを知れば知るほど、知らないことが増えてくる。
毎日考えることが尽きないのは良いことだがな。
じゃあ最後は。
「みんなはどれぐらいレベルが上がった?」
「私は7になったよ」
みんなも同じ反応をしている。
「じゃあそろそろスキルを取得できるって感じか」
「そういえばそうだね。今すぐ……はできないから、宿についてからになるね」
「当然、あたしはまだまだスキルはとらないわよ。魔法のスキルは選択肢が多いんだから」
「おう」
言いたいことはわかっている。
魔法スキルというのは、攻撃系だけではなく支援系も取得できるし防御系も取得できる。
その幅は多岐に渡り、だからこそアンナは俺らの中では一番複数のキャラを作っていた。
だから、別にスキルを催促することもない。
俺は――。
――――――――――
カナト
レベル:9
耐力:9
攻力:9
防力:9
減力:9
敏力:9
速力:9
魔力:9
理力:9
アクディブスキル:【ブロック】
パッシブスキル:【】
ユニークスキル:【】
――――――――――
――――――――――
近接+
技能+
心頭+
魔理+
特異+
ポイント4
――――――――――
近接+―斬撃0
―接撃0
―突撃0
―打撃0
―払撃0
―防御5
――――――――――
やはり、レベルの上りは悪くなってきているな。
これぞ効率を考えたらもう少し前進した方が良いのはわかっているが。
そろそろレベル10になるということは、もしかしたらボーナスの類があるかもしれない。
期待値は上がっていくが、浮足立ってスキルを使ったりしないようにしないとな。
「そろそろレベル10ってことは何かるかもしれないね」
「そうだね、ゲームの時はそれぐらいからステータス補正とかボーナスがあったからね」
アケミとケイヤが、俺が思っていることをどんぴしゃで話し始めるものだから、一瞬だけこいつらは俺の心が読めたりするのか、と疑ってしまった。
「期待は持って行こうぜ。――じゃあ、帰るか」
「なんだか遠足帰りみたい」
「そうだな。攻略は、帰るまでが攻略だからな」
俺達はこのまま宿へ向かって歩き続けた。
やはりそこまで奥へ行かなくて正解だった。
ここへ戻ってくるのにそこまで距離がなかったし、自分を含めそろそろ疲労が目に見え始めていた。
間に休憩を挟んでいたとはいえ、全員がそろそろ限界だったということだろう。
「ごめんね……」
「んなの気にするなよ。誰だって失敗はするんだから、こういう時のために前もって話し合いをしてたんだし」
「……うん」
以前もこういう失敗をして同じ風に落ち込んでいた。
その時もそれほどの失敗ではなかったし、なんなら笑い話にできるものであったのにもかかわらず、アケミはこの世の終わりかよ、とツッコミを入れたくなるほどテンションが下がっていたのを今でも覚えている。
どうしてそんなに落ち込む必要があるのか、というのは聞いた方が良いのかもしれないが、人には誰だって深堀して欲しくないことはあるはずだしな。
今もそうなってしまう理由を知らない。
みんなも知らないようだし、こういう時はそっと言葉を掛けるに限る。
「じゃあ外に出るか。アケミ、一人で歩けるか?」
「うん、ありがとう」
入り口まで何事もなく辿り着いた。
途中、数体のマウシーに襲われたが、そこはみんなの手を借り、警戒と対処を完全に任せていた。
アケミに注意を向けつつ、俺達は階段を上がり外へ出る。
出口、門番の人達に何か言われるかもしれないと思ったが、その心配は無用だった。
まあ確かに、重症者以外に声を掛け続けていたらキリがないだろうし、それがギルドからの指令ということなんだろう。
「これ」
「ありがとう」
俺はと服の間に手を忍ばせ、こっそりとポーションを取り出し、アケミへと手渡す。
「ゲームの時も思っていたけど、回復薬系ってどういう原理で回復しているんだろうね」
「そういえばそうだな。ネットサーフィンをしている時にチラッと見たのが、ゲームとかに出てくる回復薬系っていうのは、組織を活性化させて回復させたり、組織の再生だったり、回復薬自体が血肉となる、とかなんとか見たことがある」
「そのどれもがなんとも説明できないのがちょっと怖いなぁ」
「まあ、味わわなければ恩恵しかないんだし、仕方ないさ」
アケミが回復薬を飲む時に足を止めていたから、再び歩き出す。
チラホラと人の通りがあるが、過敏になり過ぎてもいけず、わざわざ聞き耳を立てている人はいないだろうと判断し、俺は情報の整理を始める。
「情報の整理をしていこう。まず、今回のダンジョン攻略によって感じた違和感ってあるか?」
と、左隣を歩くアンナへ視線を向けた。
「そうね……ダンジョンでモンスターが湧く、というのはこっちでも変わりがなさそうだけど、正式には生み出されている、と言った方が良さそうじゃないかしら」
「確かにそんな感じだったな。その瞬間こそ確認はできなかったが、ぶっちゃけ終わりが見える戦いではなかった」
「だから、ギルドは冒険者を常に求めつつも、すぐに命を落とさないようにいろいろな手ほどき――チュートリアルのようなことをやっているのかもね」
ケイヤが分析している通りなんだと思う。
ゲームの世界で急に現実味の話を持ち出すのは違うかもしれないが、冒険者という職業は常に死と隣り合わせ。
下手したら一日に一人はなくなっている可能性だってあるし、それより多い可能性だってある。
「どこも人手不足ってことなんだねぇ」
「おい、真っ当なことを言っているのに、その右手に持っているもののせいで台無しだぞ」
「小腹が空いちゃってっ」
ミサヤは絵にかいたような『てへぺろ』をやっているが、右手に持っている肉串が視界に入る限り擁護のしようがない。
「生々しい話をするようだけど、モンスターには血が通ってなかったりするのかな」
「ほぉ、その着眼点はなかった」
アケミはいつもと変わらず、思いもよらない切り口で物事を見ているな。
「それに関しては今のところは二択。俺らが一撃でモンスターを討伐しているから確認できないのか、体組織という人間と同じカテゴリーに属さないモンスターは体が欠損したところでその部位は灰となるのか。そのどちらもマジマジと確認するわけにはいかないから後々の戦闘でわかれば良いことだな」
「そうだね。モンスターにも知能みたいなものがあったとするならば、もしかしたら記憶なんかもあるんじゃないかなって思って」
「あー、最初の頃に抱いた疑問にも繋がるな。これはみんなに言ったわけじゃないが、俺は最初の頃――つまり、アルマ達との旅の途中で思ったことがある。モンスターといえど群れで生活してるのであれば、仲間意識があり、俺達に付いた匂いを辿って襲ってきているのではないか、って」
「言われてみればそうね」
あの時抱いた疑問は、アルマの説明によって一度は納得した。
モンスターが大量発生し、その一群と偶然にも当たり続けていたんだ、と。
しかし、最初に抱いた疑問そのままであれば、疑問がそのまま意味を成してくる。
この世界のシステム的なものを理解しているわけではないが、ゲームでは各モンスター生息域には必ずエリアボスという存在が居た。
強さはどれぐらいかと聞かれれば、その取り巻きとしているモンスター5体分の力を有している。
あのウルフ達を例に例えると、小型ウルフが3体分集まったのが大型ウルフ。
そして、あれがエリアボスではなく取り巻きだった場合、大型ウルフ5体分の強さになるということだ。
もしもあの時、偶然にも鉢合わせてしまっていたら、今頃俺達はこの世界に居ない可能性だってあった。
うっわ、それだけは悍ましいな。
知らないことを知れば知るほど、知らないことが増えてくる。
毎日考えることが尽きないのは良いことだがな。
じゃあ最後は。
「みんなはどれぐらいレベルが上がった?」
「私は7になったよ」
みんなも同じ反応をしている。
「じゃあそろそろスキルを取得できるって感じか」
「そういえばそうだね。今すぐ……はできないから、宿についてからになるね」
「当然、あたしはまだまだスキルはとらないわよ。魔法のスキルは選択肢が多いんだから」
「おう」
言いたいことはわかっている。
魔法スキルというのは、攻撃系だけではなく支援系も取得できるし防御系も取得できる。
その幅は多岐に渡り、だからこそアンナは俺らの中では一番複数のキャラを作っていた。
だから、別にスキルを催促することもない。
俺は――。
――――――――――
カナト
レベル:9
耐力:9
攻力:9
防力:9
減力:9
敏力:9
速力:9
魔力:9
理力:9
アクディブスキル:【ブロック】
パッシブスキル:【】
ユニークスキル:【】
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近接+
技能+
心頭+
魔理+
特異+
ポイント4
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近接+―斬撃0
―接撃0
―突撃0
―打撃0
―払撃0
―防御5
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やはり、レベルの上りは悪くなってきているな。
これぞ効率を考えたらもう少し前進した方が良いのはわかっているが。
そろそろレベル10になるということは、もしかしたらボーナスの類があるかもしれない。
期待値は上がっていくが、浮足立ってスキルを使ったりしないようにしないとな。
「そろそろレベル10ってことは何かるかもしれないね」
「そうだね、ゲームの時はそれぐらいからステータス補正とかボーナスがあったからね」
アケミとケイヤが、俺が思っていることをどんぴしゃで話し始めるものだから、一瞬だけこいつらは俺の心が読めたりするのか、と疑ってしまった。
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