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第六章
第48話『それは腕が鳴るってもんだ』
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それにしても、こうも予想が的中してしまうと、それはそれで困りものだな。
「みんな、ここは俺に任せてくれ。その隙に、中にいるかもしれない人の救助を頼む」
「その後はどうするの」
「その人達を安全だと思われる場所まで護衛してあげてくれ」
俺達は、とてつもなく広大な敷地を有する屋敷の門に背を預け、中の様子を伺っている。
予想が的中というのも、大型の1.5倍は大きいウルフがいるからだ。
あれを見ればボスだというのは一目瞭然。
しかし、このまま正面突破をすればとんでもない乱戦が始まってしまう。
なんせ、そこに居るのボスと取り巻き数体ほど居るからだ。
「俺がスキルでボスの気を引く。その間に小型を倒しながら屋敷に乗り込んでくれ。ボスとの一対一は任せてほしいが、小型だけは倒してほしい。そして、後は脱出」
「わかった」
「確かに、このまま全員で戦った方がいいかもしれないけれど、もしも相手側の援軍が来て囲まれたらマズいからね」
「よーっし、ワクワクしてきたっ」
「あんた、無理をし――いや、絶対に勝ちなさいよ」
「ああ任せとけ。リーダーがこんなところで死ぬわけにはいかないからな。必ず勝つ」
俺らだけなら兎も角、もしも屋敷内で未だ籠城している人が居たとすればそのまま戦わせるわけにはいかない。
それに、もしもそんな人達が居たとすれば、戦い慣れている人ではないため留まらせるより避難させた方がいいはず。
怪我をしている可能性もあるからな。
そして狙いはもう一つ。
これは可能性の話だが、ここまで統一がとれているのならば、ボスとの対峙している俺を狙うより、逃げ回る側を襲わせるはず。
囮、というわけではないがヘイトを二分させることができ、そちら側にみんなが居るのならこちらは心置きなく戦える。
「それじゃあ――ん?」
いざ飛び出ようとした時、屋敷の二階――向かって右側に人の影を発見。
「おいみんな、朗報だ」
出鼻を挫かれ、スタート合図にフェイトをかけられたみたいに転びそうになるみんな。
態勢を整え、「え、急にどうしたの」と言いたそうな顔で俺を見てきた。
「もう一つの予想が的中したようだぞ。屋敷の二階右側にまだ籠城している人が見えた」
「え、それって」
「ああ、そんなことをしているやつなんて、俺は一人しか思い浮かばない。みんなもそうだろ? 村人を助け、逃げ遅れた挙句、自分のことを思って残っちまった従者と共に籠城戦。ってとこだろう」
「ははっ。それは簡単に想像できるね」
「だねっ」
「アルマらしいわね」
「本当にそうね」
ここまで明確になれば、この作戦は大いに意味がある。
「じゃあ気を取り直して、行くか!」
俺達は地面を蹴って飛び出す。
門から一直線――俺はボスに向かって走り、みんなは右と左に別れる。
ボスもこちらに気づき、咄嗟に体を振り返らせた。
「さすがはボス。反応が早いな」
しかし、一瞬だけ俺を確認した後、顔を向けたのはアンナの方向。
これもゲーム通りなのか。
モンスターの強さが上がっていくにつれて、回復や魔法を発動する人物にヘイトが向きやすくなる。
笑ってしまうほど忠実に再現されていて、なぜそうなるのかの理由を是非とも教えてもらいたい気分だ。
だが、なめるなよ。
「【ヘイトスティール】」
ボスはアンナに向けていた顔を、ジリジリと俺へ向ける。
その表情は、鬼を彷彿とさせるぐらいには獰猛な牙と歯茎をむき出しにしていた。
おうおう、ムカつくだろう。
思い通りにならず、イライラするだろう。
そうだそうだ、俺を見ろ。
俺だけを見ろ。
『グルルルルルルルルルル』
「ははっ、どうした犬っころ。遊び相手は俺だぞ」
言葉は通用していないらだろうが、挑発をしておく。
それにしても、デカいな。
油断をすれば、俺はたぶん丸飲みにされるだろう。
後は予想でしかないが、たぶん剣の攻撃はほとんど通用しない。
斬るや払うといった攻撃より、突き刺すだけ通りそうだ。
しかし、そんな隙が大きい攻撃をこいつがさせてくれるかどうか。
視界の端に移るみんなは、順調に取り巻きを倒しながら前進してくれている。
よしそれで良い。
後は、頼んだぞ。
ボスとの一対一か――それは腕が鳴るってもんだ。
「さあて、俺と楽しいダンスでも踊ろうぜ」
『ガァアッ!』
「――様っ! アルマ様、起きてください!」
「アルマ様!」
メイドと執事は、窓から見える外で起きている光景に気が付き、アルマの体を揺らして必至に起こそうとする。
アルマが睡眠に入り、1時間ぐらいは経っていたため、その声に反応して目を覚ますも夢現の状態であった。
「ど、どうしたの」
視界が掠れ、両手で何度も目を擦りながらアルマはそう問いかける。
「大変なんです! お外が!」
「おい、お前がもう少し冷静になれ」
「あうぅ……」
「アルマ様、外に援軍だと思われる人達の姿が」
「な、なんだって!」
アルマは立ち上がりたいが、陽の光が眩しすぎて目を細めてしまう。
それに、緊張が解けて休憩したせいか、疲れがどっと押し寄せ、体が重くて立ち上がれない。
「その人達は……?」
「わかりません。依頼していた冒険者だとは思うのですが……俺達も先ほど気が付いたのですが、非常によろしくない状況です」
「あ、あのですね。とっても大きい狼が姿を現して、仲間を集め始めたと思ったらあの人達が来て。で、でも、あの人達、勝てなさそうなのに戦いを挑んで、しかもたった一人だけでそいつと戦い始める人が居て、その他の人はその人を置いてこちらへ真っ直ぐ来ているのです」
「もっと詳しくお願い」
「はい。その人達……というより、その子達はあまりにも無謀な――」
「い、今なんて?」
「はい。アルマ様と同い年ぐらいの子達が今、あいつらと戦っています」
「なんだって!?」
アルマは脳裏にある人物達が過り、倦怠感なんて吹き飛ばして勢い良く立ち上がる。
そして、窓の外を覗き込む。
「み、みんな……! みんなが助けに来てくれたんだ!」
「アルマ様のお知り合いでしたか」
「そうだ。あの人達と出会って、僕は変わることができた。――あれ、でも待って。なんでカナトが一人であんな大きいやつと戦っているんだ」
「わかりません。ですが、お仲間はこちらへ真っ直ぐ来ておられます」
小型のウルフや大型のウルフが、次々に倒されていく。
右を行くアケミとケイヤは、的確に弱点を狙い確実にウルフを仕留めつつ、勢いそのままに前進。
左を行くミサヤとアンナは、ジグザグに動き回って斬りつけたり魔法をぶっ放したり、と大立ち回りを繰り返しながら確実に前へ。
アルマは一瞬、カナトの心配よりその戦い方に見惚れてしまう。
『グルアァッ!』
その咆哮で我に返り、視線をカナトへ。
「でもなんで……! ――はっ。そうだ、こうしている場合じゃない!」
「ど、どうかしましたか」
「こうしていちゃダメなんだ。今すぐにバリケードを外して、みんなの元へ向かわなくちゃ」
「で、でもそんなことをしたら……まだ屋敷内に居るかもしれないあいつらから襲われてしまいます」
「臆しちゃダメだ。もう僕らは、ここで戦わなきゃ。みんなは僕達を助けるために無理をしている。だから、少しでも早く合流するために、僕達も動かなきゃいけないんだ」
アルマが言っていることを理解することができても、二人の手と足が震える。
そして、アルマはそれを見過ごすほど自分勝手ではない。
「二人のことは、僕が絶対に護る。だから、二人は僕のことより自分のことを第一に考えてほしい」
「そ、それは……」
「俺達も戦います!」
「大丈夫。――僕を信じて」
真剣な眼差しを向けられ、二人も決心する。
「わかりました。私、アルマ様を信じます」
「俺も同じく。アルマ様に護ってもらおうと思います」
「二人共ありがとう。それじゃあ、僕達も反撃の時間だ」
「みんな、ここは俺に任せてくれ。その隙に、中にいるかもしれない人の救助を頼む」
「その後はどうするの」
「その人達を安全だと思われる場所まで護衛してあげてくれ」
俺達は、とてつもなく広大な敷地を有する屋敷の門に背を預け、中の様子を伺っている。
予想が的中というのも、大型の1.5倍は大きいウルフがいるからだ。
あれを見ればボスだというのは一目瞭然。
しかし、このまま正面突破をすればとんでもない乱戦が始まってしまう。
なんせ、そこに居るのボスと取り巻き数体ほど居るからだ。
「俺がスキルでボスの気を引く。その間に小型を倒しながら屋敷に乗り込んでくれ。ボスとの一対一は任せてほしいが、小型だけは倒してほしい。そして、後は脱出」
「わかった」
「確かに、このまま全員で戦った方がいいかもしれないけれど、もしも相手側の援軍が来て囲まれたらマズいからね」
「よーっし、ワクワクしてきたっ」
「あんた、無理をし――いや、絶対に勝ちなさいよ」
「ああ任せとけ。リーダーがこんなところで死ぬわけにはいかないからな。必ず勝つ」
俺らだけなら兎も角、もしも屋敷内で未だ籠城している人が居たとすればそのまま戦わせるわけにはいかない。
それに、もしもそんな人達が居たとすれば、戦い慣れている人ではないため留まらせるより避難させた方がいいはず。
怪我をしている可能性もあるからな。
そして狙いはもう一つ。
これは可能性の話だが、ここまで統一がとれているのならば、ボスとの対峙している俺を狙うより、逃げ回る側を襲わせるはず。
囮、というわけではないがヘイトを二分させることができ、そちら側にみんなが居るのならこちらは心置きなく戦える。
「それじゃあ――ん?」
いざ飛び出ようとした時、屋敷の二階――向かって右側に人の影を発見。
「おいみんな、朗報だ」
出鼻を挫かれ、スタート合図にフェイトをかけられたみたいに転びそうになるみんな。
態勢を整え、「え、急にどうしたの」と言いたそうな顔で俺を見てきた。
「もう一つの予想が的中したようだぞ。屋敷の二階右側にまだ籠城している人が見えた」
「え、それって」
「ああ、そんなことをしているやつなんて、俺は一人しか思い浮かばない。みんなもそうだろ? 村人を助け、逃げ遅れた挙句、自分のことを思って残っちまった従者と共に籠城戦。ってとこだろう」
「ははっ。それは簡単に想像できるね」
「だねっ」
「アルマらしいわね」
「本当にそうね」
ここまで明確になれば、この作戦は大いに意味がある。
「じゃあ気を取り直して、行くか!」
俺達は地面を蹴って飛び出す。
門から一直線――俺はボスに向かって走り、みんなは右と左に別れる。
ボスもこちらに気づき、咄嗟に体を振り返らせた。
「さすがはボス。反応が早いな」
しかし、一瞬だけ俺を確認した後、顔を向けたのはアンナの方向。
これもゲーム通りなのか。
モンスターの強さが上がっていくにつれて、回復や魔法を発動する人物にヘイトが向きやすくなる。
笑ってしまうほど忠実に再現されていて、なぜそうなるのかの理由を是非とも教えてもらいたい気分だ。
だが、なめるなよ。
「【ヘイトスティール】」
ボスはアンナに向けていた顔を、ジリジリと俺へ向ける。
その表情は、鬼を彷彿とさせるぐらいには獰猛な牙と歯茎をむき出しにしていた。
おうおう、ムカつくだろう。
思い通りにならず、イライラするだろう。
そうだそうだ、俺を見ろ。
俺だけを見ろ。
『グルルルルルルルルルル』
「ははっ、どうした犬っころ。遊び相手は俺だぞ」
言葉は通用していないらだろうが、挑発をしておく。
それにしても、デカいな。
油断をすれば、俺はたぶん丸飲みにされるだろう。
後は予想でしかないが、たぶん剣の攻撃はほとんど通用しない。
斬るや払うといった攻撃より、突き刺すだけ通りそうだ。
しかし、そんな隙が大きい攻撃をこいつがさせてくれるかどうか。
視界の端に移るみんなは、順調に取り巻きを倒しながら前進してくれている。
よしそれで良い。
後は、頼んだぞ。
ボスとの一対一か――それは腕が鳴るってもんだ。
「さあて、俺と楽しいダンスでも踊ろうぜ」
『ガァアッ!』
「――様っ! アルマ様、起きてください!」
「アルマ様!」
メイドと執事は、窓から見える外で起きている光景に気が付き、アルマの体を揺らして必至に起こそうとする。
アルマが睡眠に入り、1時間ぐらいは経っていたため、その声に反応して目を覚ますも夢現の状態であった。
「ど、どうしたの」
視界が掠れ、両手で何度も目を擦りながらアルマはそう問いかける。
「大変なんです! お外が!」
「おい、お前がもう少し冷静になれ」
「あうぅ……」
「アルマ様、外に援軍だと思われる人達の姿が」
「な、なんだって!」
アルマは立ち上がりたいが、陽の光が眩しすぎて目を細めてしまう。
それに、緊張が解けて休憩したせいか、疲れがどっと押し寄せ、体が重くて立ち上がれない。
「その人達は……?」
「わかりません。依頼していた冒険者だとは思うのですが……俺達も先ほど気が付いたのですが、非常によろしくない状況です」
「あ、あのですね。とっても大きい狼が姿を現して、仲間を集め始めたと思ったらあの人達が来て。で、でも、あの人達、勝てなさそうなのに戦いを挑んで、しかもたった一人だけでそいつと戦い始める人が居て、その他の人はその人を置いてこちらへ真っ直ぐ来ているのです」
「もっと詳しくお願い」
「はい。その人達……というより、その子達はあまりにも無謀な――」
「い、今なんて?」
「はい。アルマ様と同い年ぐらいの子達が今、あいつらと戦っています」
「なんだって!?」
アルマは脳裏にある人物達が過り、倦怠感なんて吹き飛ばして勢い良く立ち上がる。
そして、窓の外を覗き込む。
「み、みんな……! みんなが助けに来てくれたんだ!」
「アルマ様のお知り合いでしたか」
「そうだ。あの人達と出会って、僕は変わることができた。――あれ、でも待って。なんでカナトが一人であんな大きいやつと戦っているんだ」
「わかりません。ですが、お仲間はこちらへ真っ直ぐ来ておられます」
小型のウルフや大型のウルフが、次々に倒されていく。
右を行くアケミとケイヤは、的確に弱点を狙い確実にウルフを仕留めつつ、勢いそのままに前進。
左を行くミサヤとアンナは、ジグザグに動き回って斬りつけたり魔法をぶっ放したり、と大立ち回りを繰り返しながら確実に前へ。
アルマは一瞬、カナトの心配よりその戦い方に見惚れてしまう。
『グルアァッ!』
その咆哮で我に返り、視線をカナトへ。
「でもなんで……! ――はっ。そうだ、こうしている場合じゃない!」
「ど、どうかしましたか」
「こうしていちゃダメなんだ。今すぐにバリケードを外して、みんなの元へ向かわなくちゃ」
「で、でもそんなことをしたら……まだ屋敷内に居るかもしれないあいつらから襲われてしまいます」
「臆しちゃダメだ。もう僕らは、ここで戦わなきゃ。みんなは僕達を助けるために無理をしている。だから、少しでも早く合流するために、僕達も動かなきゃいけないんだ」
アルマが言っていることを理解することができても、二人の手と足が震える。
そして、アルマはそれを見過ごすほど自分勝手ではない。
「二人のことは、僕が絶対に護る。だから、二人は僕のことより自分のことを第一に考えてほしい」
「そ、それは……」
「俺達も戦います!」
「大丈夫。――僕を信じて」
真剣な眼差しを向けられ、二人も決心する。
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