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第二章
第6話『英雄達は人助けをする』
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廊下に出た一行は、集まっていた人たちを遠ざけることに成功した。
「それにしても、すっごい人気だったね」
「まあ俺は噂になるほどじゃないが、3人はさすがにね」
「私だって最初に観たときはビックリしちゃった。映画から出てきたのかなってぐらい綺麗だし可愛いんだもん」
秋兎と桜が前を歩き、セシル・マリー・フォルはその後ろを歩いている。
桜は全く気が付いていないのだが、セシルが背後からグサグサと殺気が込められた視線を送り続けていた。
「休み時間は後8分ぐらいだと思うから、他の場所は案内できなさそうかな。続きはお昼休みとかで大丈夫そう?」
「いいの? 桜さんの貴重な時間を使ってもらうのは申し訳ないよ」
「大丈夫大丈夫。その代りに、放課後は付き合えないから」
「じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」
「気にしないでね。どうせすぐに覚えられるし、こういうのって最初だけだから」
「だね」
当然、秋兎は背後で憎悪のオーラを察知しているものの、桜の顔色が変わらないことから気にしていない風に振舞っている。
「全然気が付かなかったなぁ。こんな同時期に転入してくるのが4人も居るなんて」
「それに関しては、俺が逆の立場だったとしても同じことを思うよ。凄い偶然だったとしても、4つ子とかじゃない?」
「そうじゃないのに、みんな知り合いっていうのも相まって現実味がないなぁ」
(まあ、普通に生活をしていたら俺も含めて本当の意味で現実味がない存在なんだけど、さ)
自分たちの存在を公言してはならない、という規約は結んでいないものの、だからといって正直に伝えたところで誰がそんな話を信じるのか、と。
アキトは悪事を働いはわけく後ろめいた気持ちはないが、「どうやって、どのタイミングで打ち明けたらいいものか」と模索し続けるしかなかった。
「ここから1階に降りて――」
学園はかなり広い。
学生が教室としている校舎は全部で2棟、その他に実技実習棟や第3体育館等がある。
校庭も3つあり……と、かなりの広さなわけだが、アキトたちが向かっている1番近く使用頻度が多い校庭はそこまで遠くない。
「――この自動販売機がある通路を抜けてると、校庭に出ることができるよ」
「なるほど、これなら迷わなそう」
「それで、簀子がバーッと壁沿いにあって空の下駄箱があるから、体育とかで靴を交換するときはそこを使う感じになるよ」
「外履きは、階段のところを戻って取ってくる感じか」
「そうそう。一応、自分の靴を取り出すところが込み合って1番時間が掛かるかもだから注意してね」
「わかった、ありがとう」
「じゃあそろそろ戻っか。ん? どうかしたの?」
桜は構内へ戻ったのだが、4人は何かへ視線を送っていることに気が付いた。
「桜さん、後どれぐらいで教室に戻らないといけないかな」
「余裕を持っても後2分ぐらいかな。景色、気に入っちゃった?」
「いや、ちょっとだけ待っててもらってもいいかな」
「うん、大丈夫だよー」
それだけを確認し、秋兎は向かって左側の方向へ歩き出す。
続いて、3人も同じ方向へ歩き出した。
桜は、純粋にどんな景色を気になったのか興味を抱き、4人が向かった先を観るために引き戸から顔を覗かせると――向かう先には、4人の男子生徒と1人の蹲っている男子生徒の姿があった。
「あ? なんだお前ら」
「待て」
「はあ?」
秋兎は、咄嗟に飛び出していきそうになるセシルを止める。
セシルは一瞬で動きを止めたが、男子生徒からすれば急に言葉を発して左腕を持ち上げたようにしか見えていなかった。
「そこの人、今のうちに移動を」
「え……で、でも……」
「大丈夫です。行ってください」
「……」
倒れていた男子生徒は、秋兎との会話後、目線を上げずに痛みのせいかゆっくりと立ち上がって移動を始めた。
しかし、男子生徒たちは獲物を手放しに逃がすはずがない。
「おいてめえ、何勝手に――」
「フォル、100分の1だ」
「妾にお任せじゃっ」
「――え?」
男子生徒の1人が、足を引きずりながら歩き出す生徒に掴みかかろうとしたときだった。
見えない何かに足元をすくわれたかの挙動で1メートルほど宙に浮いたと思ったら、そのまま臀部から地面に落下した。
「痛ってえぇ! うがああああああああああっ」
「お、おい何やってんだよ」
「マリー、デコピン1発だけだ」
「はあ? ふざけやがって――」
1人の男子生徒が、助走をつけて秋兎へ殴りかかろうとしたところマリーが横からデコピンを肩に食らわせた。
その結果、男子生徒は勢いよく吹き飛んで体側から地面に着地した。
「――痛ってええええええええええ!」
着地したものの勢いは止まらず、ズサーッと地面を擦りながら2メートルぐらい移動して止まった。
「セシル、使っていいのは手だけだ」
「かしこまりました」
「え――うぐっ」
セシルは目にも留まらぬ速度で男子生徒の前へ移動し、手刀を胸へ1発。膝から崩れ落ちるのを確認する前にアキトの傍へと戻った。
「は、はあ? 意味わからん。くそっ、だったらお前だけでも――」
「威勢を張るのはいいですが、あなたまで倒れてしまうと後々が大変になりませんか?」
「な、なんだよ急に。仕掛けてきたのはそっちの方だろ!」
「どう思われても結構ですが、事実、仲間の方を介抱しなくて大丈夫ですか?」
「どうせ、お前が一番弱いんだろ。だから、自分だけは戦わないようにしてるんだ」
「そう思ってもらって大丈夫ですが、冷静になって周りを見渡してください」
「……」
「ご理解いただけたようですね。それでは、次の授業があるのでお先に失礼します」
今にも背後から襲ってきそうな形相で睨んでいる男子生徒と痛みに悶えて蹲っているその仲間たちを置き去りに、アキトたちは校内へと戻って行った。
「それにしても、すっごい人気だったね」
「まあ俺は噂になるほどじゃないが、3人はさすがにね」
「私だって最初に観たときはビックリしちゃった。映画から出てきたのかなってぐらい綺麗だし可愛いんだもん」
秋兎と桜が前を歩き、セシル・マリー・フォルはその後ろを歩いている。
桜は全く気が付いていないのだが、セシルが背後からグサグサと殺気が込められた視線を送り続けていた。
「休み時間は後8分ぐらいだと思うから、他の場所は案内できなさそうかな。続きはお昼休みとかで大丈夫そう?」
「いいの? 桜さんの貴重な時間を使ってもらうのは申し訳ないよ」
「大丈夫大丈夫。その代りに、放課後は付き合えないから」
「じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」
「気にしないでね。どうせすぐに覚えられるし、こういうのって最初だけだから」
「だね」
当然、秋兎は背後で憎悪のオーラを察知しているものの、桜の顔色が変わらないことから気にしていない風に振舞っている。
「全然気が付かなかったなぁ。こんな同時期に転入してくるのが4人も居るなんて」
「それに関しては、俺が逆の立場だったとしても同じことを思うよ。凄い偶然だったとしても、4つ子とかじゃない?」
「そうじゃないのに、みんな知り合いっていうのも相まって現実味がないなぁ」
(まあ、普通に生活をしていたら俺も含めて本当の意味で現実味がない存在なんだけど、さ)
自分たちの存在を公言してはならない、という規約は結んでいないものの、だからといって正直に伝えたところで誰がそんな話を信じるのか、と。
アキトは悪事を働いはわけく後ろめいた気持ちはないが、「どうやって、どのタイミングで打ち明けたらいいものか」と模索し続けるしかなかった。
「ここから1階に降りて――」
学園はかなり広い。
学生が教室としている校舎は全部で2棟、その他に実技実習棟や第3体育館等がある。
校庭も3つあり……と、かなりの広さなわけだが、アキトたちが向かっている1番近く使用頻度が多い校庭はそこまで遠くない。
「――この自動販売機がある通路を抜けてると、校庭に出ることができるよ」
「なるほど、これなら迷わなそう」
「それで、簀子がバーッと壁沿いにあって空の下駄箱があるから、体育とかで靴を交換するときはそこを使う感じになるよ」
「外履きは、階段のところを戻って取ってくる感じか」
「そうそう。一応、自分の靴を取り出すところが込み合って1番時間が掛かるかもだから注意してね」
「わかった、ありがとう」
「じゃあそろそろ戻っか。ん? どうかしたの?」
桜は構内へ戻ったのだが、4人は何かへ視線を送っていることに気が付いた。
「桜さん、後どれぐらいで教室に戻らないといけないかな」
「余裕を持っても後2分ぐらいかな。景色、気に入っちゃった?」
「いや、ちょっとだけ待っててもらってもいいかな」
「うん、大丈夫だよー」
それだけを確認し、秋兎は向かって左側の方向へ歩き出す。
続いて、3人も同じ方向へ歩き出した。
桜は、純粋にどんな景色を気になったのか興味を抱き、4人が向かった先を観るために引き戸から顔を覗かせると――向かう先には、4人の男子生徒と1人の蹲っている男子生徒の姿があった。
「あ? なんだお前ら」
「待て」
「はあ?」
秋兎は、咄嗟に飛び出していきそうになるセシルを止める。
セシルは一瞬で動きを止めたが、男子生徒からすれば急に言葉を発して左腕を持ち上げたようにしか見えていなかった。
「そこの人、今のうちに移動を」
「え……で、でも……」
「大丈夫です。行ってください」
「……」
倒れていた男子生徒は、秋兎との会話後、目線を上げずに痛みのせいかゆっくりと立ち上がって移動を始めた。
しかし、男子生徒たちは獲物を手放しに逃がすはずがない。
「おいてめえ、何勝手に――」
「フォル、100分の1だ」
「妾にお任せじゃっ」
「――え?」
男子生徒の1人が、足を引きずりながら歩き出す生徒に掴みかかろうとしたときだった。
見えない何かに足元をすくわれたかの挙動で1メートルほど宙に浮いたと思ったら、そのまま臀部から地面に落下した。
「痛ってえぇ! うがああああああああああっ」
「お、おい何やってんだよ」
「マリー、デコピン1発だけだ」
「はあ? ふざけやがって――」
1人の男子生徒が、助走をつけて秋兎へ殴りかかろうとしたところマリーが横からデコピンを肩に食らわせた。
その結果、男子生徒は勢いよく吹き飛んで体側から地面に着地した。
「――痛ってええええええええええ!」
着地したものの勢いは止まらず、ズサーッと地面を擦りながら2メートルぐらい移動して止まった。
「セシル、使っていいのは手だけだ」
「かしこまりました」
「え――うぐっ」
セシルは目にも留まらぬ速度で男子生徒の前へ移動し、手刀を胸へ1発。膝から崩れ落ちるのを確認する前にアキトの傍へと戻った。
「は、はあ? 意味わからん。くそっ、だったらお前だけでも――」
「威勢を張るのはいいですが、あなたまで倒れてしまうと後々が大変になりませんか?」
「な、なんだよ急に。仕掛けてきたのはそっちの方だろ!」
「どう思われても結構ですが、事実、仲間の方を介抱しなくて大丈夫ですか?」
「どうせ、お前が一番弱いんだろ。だから、自分だけは戦わないようにしてるんだ」
「そう思ってもらって大丈夫ですが、冷静になって周りを見渡してください」
「……」
「ご理解いただけたようですね。それでは、次の授業があるのでお先に失礼します」
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