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第三章
第16話『現代での初ダンジョン、苦戦とは無縁』
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「じゃあまずは配信を始める前に準備体操から始めるか」
秋兎は漆黒の短剣を抜刀し、セシルは黄金に煌めく直剣を抜刀し、マリーは紅の盾と剣を構え、フォルは慎重を上回る大杖を構える。
服装はそれぞれが別々で、秋兎は黒のタキシードスーツ、セシルは上が黒のタキシードスーツで下が黒のロングスカート、マリーは黒いブレザーと膝丈スカート、フォルは黒のフード付きロングコート。
武器以外は統一感が出てしまったのは、彼女たちの選択。
秋兎は3人に「揃える必要はない。好きにしていいよ」とは伝えたものの、「どうせなら全員が一緒の色の方がいい」というセシルからの提案で今のようになってしまった。
これでは、どこぞの組織集団みたいになってしまうため、一度は桜さんから止められはしたが、結果的に黒統一に。
いや、どちらかというと秋兎を意識したカラー選択になったと言った方がいい。
「アキト様、できれば私に先陣をお任せ願えないでしょうか」
「ん、大丈夫だけど。でもさ、あっちの世界とあんまり差がないと思うから素手でも戦える相手だと思うよ」
「いいえ。こういうのは形式だけでも大事なのです。先陣と言ったらわたくし、アキト様の懐刀もわたくし、右腕もわたくしなのですから」
「ん? なんだかいろいろと属性みたいなのが付いてるけど、セシルがそうしたいならいいよ」
それだけを言い終えるとセシルは戦闘を歩き始め、3人はそれに続く。
最中、マリーが「ボクはアキト様の盾で左腕!」と元気よく宣言し、フォルは「妾はアキトの背中を護り、悉くを焼き払ってくれよう」と、なんとも末恐ろしいことを不気味な笑みと共に呟いていた。
「お、スライムか。まあそうだよな」
前方に水色の、サッカーボール程度ぐらいしかないスライムが地面を這いつくばっているのを発見。
「それでは――」
セシルは常人では目にも留まらぬ速度でスライムへ接近し、一線で両断。
スライムは灰となって消滅した。
そして3人は歩み寄り、事後を確認。
「さすがはセシル、お見事」
「お褒めに預かり光栄です、アキト様」
セシルは澄ました顔でアキトへ頭を下げる。
だが、セシルはそんな冷静沈着を演じながら、内心では「もしかしたらアキト様が撫でてくれるかもしれない」という淡い希望を抱いていた。
当然、悲しくもその願いは成就せず。
「このまま第5階層まで行こう。あっちの世界を基準に考えると、出現するモンスターは好戦的じゃないから面白みに欠けるし」
一行はアキトの指示通り、それぞれが軽く体を動かしつつ、4回階段を下りる。
道中、全員が所有している知識通りにモンスターは素手でも討伐できるほどの強さしかなく、実質的に歩いているだけ。
階段を降りる際、インターネットがどうたらという話を確認してみたら、説明通りに中継設備を確認できた。
それを見て秋兎は素直に「最新の技術ってスゲー」という感想を抱く。
3人はチラッと視界に入っていたものの、疑問すら抱くこのなく「わからないものはわからない」と秋兎とは対照の感想を抱いていた。
「さて、ここからだ」
「アキト様、またわたくしに行かせてください」
「許可したいところだけど、今度はマリーに任せよう。動きたくて仕方がなさそうだし」
「さすがアキト様! ありがとうございます! よーし、ボクの出番だーっ!」
元気溌剌なマリーは前へ駆けていく。
視界に入っているのは、5体の【ショーウルフ】。
ここからの階層に出現するモンスターは行動範囲を広げ好戦的。
そして、ほとんど1体で行動することがないことが特徴となっている。
「本来なら盾で防いで剣で薙ぐ。それがセオリーだが」
「ほいっ、ほいほい。よっと」
マリーはその華奢な体からは考えられないほどの力と速度で、自身の体を覆い隠せるほどの大盾を動かす。
しかし剣で攻撃することはなく、まるで遊んでいるかのような感覚で盾をひょいひょいと防ぎ続ける。
「まあ、これぐらいかなっ」
その言葉の後、盾を背中側に回して赤く煌めく剣を【ショーウルフ】の群れへ叩きつける。
すると光は炎となり、5体を一気に消滅させた。
「アキト様ー! お片づけ終わりました!」
「ああ、お疲れ様。今回はそっちで倒したんだね」
「そうそう! 派手にやった方がいいと思って!」
「ちゃんと見栄えがよかったよ」
「やったーっ!」
スタタタッと秋兎の元へ駆け戻ってきたマリーは、満面の笑みでピョンピョンと跳ねて全身で喜びを表現する。
当然、大盾と剣を下ろすことなく。
セシルはその光景を秋兎の右隣から観ていて、「私の方が凄かった。私が一番には変わりがない。私ももっと褒めてほしい」という感じにジェラシーを燃やす。
「さて、次は妾の番かの」
「俺は最後か。背中を護ってくれるって話だったけど、気分が変わった?」
「そうじゃの。そもそもアキトの背中を護る必要があるのか疑問ではあるがの」
「あはは、フォルに護ってもらえるなら心強いけどね」
「この期に及んでそんなことを言われても、妾が先を行かせてもらうがの」
「大丈夫。行っておいで」
フォルを先頭に歩き出す一行。
「このまま進んで行ってもいいかの。階層移動も含めて」
「ああ、フォルがちょっと満足するまで任せるよ」
「ふふふっ、満足していいのはちょっとだけとは、アキトは少しばかり意地悪じゃの」
「満足するまで任せたら、俺が何もできないでしょ」
「それもそうじゃの」
と、普通に会話をしながら、フォルへ突撃してくるモンスターは次から次へと灰に変わっていく。
フォルは結界を張りつつ、魔力のきめ細かい糸でモンスターをほぼ自動で討伐し続けている。
もしも糸を掻い潜ってきたモンスターが居たとしても、結界には自動反射と反撃があるため、もはやほぼ無敵状態。
そのままどんどん足を進め、体力を消耗せず、もはや歩くだけのハイキングをしているだけ。
初めてのダンジョンだというのに、どこか懐かしく、日常の一部ともなっていた景色を確認しながら。
「ダンジョンだけあっちの世界と全部一緒だったりするのかな」
「わたくしも同じ意見です。無機質な地面や壁、天井とそこに生えるヒカリ苔の存在」
「明かりがなくても歩けるからありがたいですよね!」
「モンスターも一緒じゃの」
「だとしたら、ボスモンスターが待ち構えているのは第10階層」
世界の比較をしながら歩いていると、秋兎は気が付く。
「あれ、今って第9階層じゃないか」
「そうじゃの」
「あー……よしフォル、ここまでだ」
「な、なんでじゃ。妾がすこーし満足するまでいいと言ってたじゃろ。もしかして『無理をしない』とか釘を刺されたことが関係しておるのか?」
「いや、このまま引き返すことはない。俺の出番をくれ、という話だ」
「ふむ……アキトがそう言うのなら、従うとしようかの」
「そうしてもらえると助かる」
フォルは言われた通りに下がる。
「さすがにあんなものを見せられ続けたら、俺もうずうずしてたからな」
漆黒の短剣を右手に左手に移しながら、秋兎は前進した。
秋兎は漆黒の短剣を抜刀し、セシルは黄金に煌めく直剣を抜刀し、マリーは紅の盾と剣を構え、フォルは慎重を上回る大杖を構える。
服装はそれぞれが別々で、秋兎は黒のタキシードスーツ、セシルは上が黒のタキシードスーツで下が黒のロングスカート、マリーは黒いブレザーと膝丈スカート、フォルは黒のフード付きロングコート。
武器以外は統一感が出てしまったのは、彼女たちの選択。
秋兎は3人に「揃える必要はない。好きにしていいよ」とは伝えたものの、「どうせなら全員が一緒の色の方がいい」というセシルからの提案で今のようになってしまった。
これでは、どこぞの組織集団みたいになってしまうため、一度は桜さんから止められはしたが、結果的に黒統一に。
いや、どちらかというと秋兎を意識したカラー選択になったと言った方がいい。
「アキト様、できれば私に先陣をお任せ願えないでしょうか」
「ん、大丈夫だけど。でもさ、あっちの世界とあんまり差がないと思うから素手でも戦える相手だと思うよ」
「いいえ。こういうのは形式だけでも大事なのです。先陣と言ったらわたくし、アキト様の懐刀もわたくし、右腕もわたくしなのですから」
「ん? なんだかいろいろと属性みたいなのが付いてるけど、セシルがそうしたいならいいよ」
それだけを言い終えるとセシルは戦闘を歩き始め、3人はそれに続く。
最中、マリーが「ボクはアキト様の盾で左腕!」と元気よく宣言し、フォルは「妾はアキトの背中を護り、悉くを焼き払ってくれよう」と、なんとも末恐ろしいことを不気味な笑みと共に呟いていた。
「お、スライムか。まあそうだよな」
前方に水色の、サッカーボール程度ぐらいしかないスライムが地面を這いつくばっているのを発見。
「それでは――」
セシルは常人では目にも留まらぬ速度でスライムへ接近し、一線で両断。
スライムは灰となって消滅した。
そして3人は歩み寄り、事後を確認。
「さすがはセシル、お見事」
「お褒めに預かり光栄です、アキト様」
セシルは澄ました顔でアキトへ頭を下げる。
だが、セシルはそんな冷静沈着を演じながら、内心では「もしかしたらアキト様が撫でてくれるかもしれない」という淡い希望を抱いていた。
当然、悲しくもその願いは成就せず。
「このまま第5階層まで行こう。あっちの世界を基準に考えると、出現するモンスターは好戦的じゃないから面白みに欠けるし」
一行はアキトの指示通り、それぞれが軽く体を動かしつつ、4回階段を下りる。
道中、全員が所有している知識通りにモンスターは素手でも討伐できるほどの強さしかなく、実質的に歩いているだけ。
階段を降りる際、インターネットがどうたらという話を確認してみたら、説明通りに中継設備を確認できた。
それを見て秋兎は素直に「最新の技術ってスゲー」という感想を抱く。
3人はチラッと視界に入っていたものの、疑問すら抱くこのなく「わからないものはわからない」と秋兎とは対照の感想を抱いていた。
「さて、ここからだ」
「アキト様、またわたくしに行かせてください」
「許可したいところだけど、今度はマリーに任せよう。動きたくて仕方がなさそうだし」
「さすがアキト様! ありがとうございます! よーし、ボクの出番だーっ!」
元気溌剌なマリーは前へ駆けていく。
視界に入っているのは、5体の【ショーウルフ】。
ここからの階層に出現するモンスターは行動範囲を広げ好戦的。
そして、ほとんど1体で行動することがないことが特徴となっている。
「本来なら盾で防いで剣で薙ぐ。それがセオリーだが」
「ほいっ、ほいほい。よっと」
マリーはその華奢な体からは考えられないほどの力と速度で、自身の体を覆い隠せるほどの大盾を動かす。
しかし剣で攻撃することはなく、まるで遊んでいるかのような感覚で盾をひょいひょいと防ぎ続ける。
「まあ、これぐらいかなっ」
その言葉の後、盾を背中側に回して赤く煌めく剣を【ショーウルフ】の群れへ叩きつける。
すると光は炎となり、5体を一気に消滅させた。
「アキト様ー! お片づけ終わりました!」
「ああ、お疲れ様。今回はそっちで倒したんだね」
「そうそう! 派手にやった方がいいと思って!」
「ちゃんと見栄えがよかったよ」
「やったーっ!」
スタタタッと秋兎の元へ駆け戻ってきたマリーは、満面の笑みでピョンピョンと跳ねて全身で喜びを表現する。
当然、大盾と剣を下ろすことなく。
セシルはその光景を秋兎の右隣から観ていて、「私の方が凄かった。私が一番には変わりがない。私ももっと褒めてほしい」という感じにジェラシーを燃やす。
「さて、次は妾の番かの」
「俺は最後か。背中を護ってくれるって話だったけど、気分が変わった?」
「そうじゃの。そもそもアキトの背中を護る必要があるのか疑問ではあるがの」
「あはは、フォルに護ってもらえるなら心強いけどね」
「この期に及んでそんなことを言われても、妾が先を行かせてもらうがの」
「大丈夫。行っておいで」
フォルを先頭に歩き出す一行。
「このまま進んで行ってもいいかの。階層移動も含めて」
「ああ、フォルがちょっと満足するまで任せるよ」
「ふふふっ、満足していいのはちょっとだけとは、アキトは少しばかり意地悪じゃの」
「満足するまで任せたら、俺が何もできないでしょ」
「それもそうじゃの」
と、普通に会話をしながら、フォルへ突撃してくるモンスターは次から次へと灰に変わっていく。
フォルは結界を張りつつ、魔力のきめ細かい糸でモンスターをほぼ自動で討伐し続けている。
もしも糸を掻い潜ってきたモンスターが居たとしても、結界には自動反射と反撃があるため、もはやほぼ無敵状態。
そのままどんどん足を進め、体力を消耗せず、もはや歩くだけのハイキングをしているだけ。
初めてのダンジョンだというのに、どこか懐かしく、日常の一部ともなっていた景色を確認しながら。
「ダンジョンだけあっちの世界と全部一緒だったりするのかな」
「わたくしも同じ意見です。無機質な地面や壁、天井とそこに生えるヒカリ苔の存在」
「明かりがなくても歩けるからありがたいですよね!」
「モンスターも一緒じゃの」
「だとしたら、ボスモンスターが待ち構えているのは第10階層」
世界の比較をしながら歩いていると、秋兎は気が付く。
「あれ、今って第9階層じゃないか」
「そうじゃの」
「あー……よしフォル、ここまでだ」
「な、なんでじゃ。妾がすこーし満足するまでいいと言ってたじゃろ。もしかして『無理をしない』とか釘を刺されたことが関係しておるのか?」
「いや、このまま引き返すことはない。俺の出番をくれ、という話だ」
「ふむ……アキトがそう言うのなら、従うとしようかの」
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