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第三章
第19話『――みんな、ありがとう』
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いや、どうしてそうなったのか。
初めて観る異様な光景。
この戦闘が終わったら、絶対に根掘り葉掘り聞き出すしかない。
「彩夏、足止め!」
「早速出番ってわけね! ファイアネット!」
「い、いくよ! プロボーク、インサイト!」
「叶、これは絶対に役が回ってくるよ」
「うん、任せて」
彩夏の足止めにより、五体は拘束できている。
それに加え、一華のスキルにより計四体は群れから離れた。
自由に動けるのは残り十一体。
今までの美咲であれば、すぐにでも……。
いや、その心配はいらなかった。
目線を一瞬だけ移すも、美咲はしっかりと戦況を冷静に直視し見極めている。
「まだまだ! サンダーパイク、アイスニードル!」
彩夏の追撃により、さらに四体がその場で足を止める。
だけど、今の二つ魔法は直接的な足止めではなく、遠回りさせるための妨害スキル。
ファイアネットと同じく、踏めばダメージを負わせることができるけど、拘束力は全くと言っていいほどない。
「後は任せろ!」
「いっくよー!」
「畳み掛けるよ」
状況的には混戦となってしまった。
3人で七体をどれだけ早く倒せるかが、現状打破の鍵となる。
今の状況では、どんな回復スキルを使用したとしても、間違いなくヘイトが一瞬にしてこちらに向いてしまう。
冷静に判断すれば、きっと乗り越えられる。
「おらぁぁぁぁあ!」
一樹は大振りの横薙ぎで二体に攻撃。
一体には命中し消滅するも、もう一体には避けられてしまった。
だけど、桐吾が空かさず突進の一突きを加え、消滅。
自由な敵は残り五体。
「追撃した方が……いや、後は3人に任せて。うん、一華、加勢するよ!」
彩夏の判断は見事なものだ。
たしかに、最速で敵の処理を考えるならば、前衛に加勢した方が効率的ではある。
だけど、それでは様子見を続けながら攻撃を加えなければならない。
現在は混戦状態。
無理にでも射撃系の魔法を放てば、誰かが射線上に入ってしまいダメージを負わせてしまう。
そんなリスクを考慮するならば、四体の敵を一身に引き受けている一華を援護した方がより安全に敵を処理できる。
「誰か――1人。いや、2人なら――ということは……うん、そうね。叶、私は一華と一樹くんに回復をする。だから、準備お願い」
「大丈夫、任せて」
「回復、いくよ! ファストヒール! フィウヒール!」
最速だけど極少量の回復スキル、ファストヒールを一華に。
それより劣るものの、発動が速く回復量の多い、フィウヒールを一樹に。
ともなれば、一華に集中していたモンスターは美咲の方にヘイトが向く。
彩夏の攻撃により、残り三体になってはいるものの、確実にこちらへ走り始めている。
一華のヘイト管理スキルは再使用に時間が残っているため、何もできない。
だけど、それをも計算していた美咲。
「私の出番だね。インサイト!」
美咲へまっしぐらだったアント三体は、叶に標的を切り替える。
ここまでくれば何の心配もいらない。
叶に飛び掛かる三体。
だけど、その身のこなしと武器捌きにより攻撃は受け流され、一体は叶の攻撃により消滅。
「きたきた。いっくよー! ファイアタァン!」
残り二体を下から噴火する炎が襲う。
アントにとっては弱点属性であり、威力も十分なため一撃で消滅。
「っしゃー!」
「おっしまーいっ」
「やったね」
残る敵を確認するため、3人の方へ視線を向けると残らず処理を完了していた。
こればかりはさすが、としか言いようがない。
今回、3人で挑む連携は今回で初めてだった。
だけど、各々が自分に合う立ち回りをしていたのだろう。
性格も戦闘スタイルもバラバラな組み合わせであっても、見事な適応力と称賛したい。
離れていた一華に視線を戻すと、へなぁっと座り込んでいる。
前回の授業時も戦闘後あんな感じだったけど、あれは一華なりのなにかなのだろうか。
「よし、一旦集合」
僕の号令後、全員が速やかに集合した。
「正直、一樹と結月には事の経緯を発表してもらいたいところだけど、今は置いておこう」
「助かるぜ」
「えーっ、今の戦闘楽しかったじゃーんっ」
少しぐらい悪びれてくれると本当に忘れたかったのだけど、これは、授業が終わったら問い詰めないといけない。
「……それで、今の戦闘なんだけ、物凄く良かったと思う。まずは前衛火力の3人、戦闘を全て見れたわけじゃないけど各々が上手く立ち回り、かなり迅速にモンスターを処理していた。それに、連携も凄く良かった」
「おうよ! 褒めてもらうと、なんだか恥ずかしいな」
「でしょでしょーっ、超速かったでしょー!」
「ありがとう。確かに、今の戦闘は思い通りに動けたと思う」
お世辞ではない。
結果的に、3人だけで十六体のモンスターを処理しきった。
この称賛に値する戦果を評価できないのであればリーダー失格だ。
「次に、彩夏。的確な状況判断、素直に凄いと思った。モンスターの足止めで3人の援護をしつつ、戦況を見極め、一華に加勢。あのおかげで回復する量が少なくなり、美咲の援護にもなってた」
「うんんんんんっ! 褒めてもらえて超嬉しいんだけど、なんだかむずがゆい~! ん~くぅ~!」
これも本当のことだ。
最初にパーティを組んでいた時は、自身の判断に自信がなく、魔法の発動に時間がかかっていたように感じていた。
でも、彩夏の思い切りの良さが戦闘にも活かせ始めている。
「一華も相変わらず、いい盾役だね。まず判断が速かった。あの数だったら、普通は取り乱すところを即座にスキルを発動してモンスターを集めていた」
「あ――あの、う、うん! ありがとう!」
普段は見せないような笑顔を見せ、小さくガッツポーズをとっている。
あれは、やはり自信のある行動だったのだろう。
本当に誰よりも男気が強いというか、見習わないといけない。
「叶は終始冷静に徹していてくれて、本当に助かった。言ってしまえば、後衛にとっては叶が最後の砦。あの混戦状態でも冷静に対処してくれたのは本当にありがとう」
「あ、あの。私はそういうのはちょっと……嬉しいんだけど、その、慣れてないというか、は、恥ずかしい」
「う、うん? ごめん」
「あ、いや、謝らなくっていいっていうか、その……」
「あっれ~? 叶ちゃん? あれれ?」
「一華、うるさい!」
ニヒヒと悪い笑みを浮かべる一華の頭に手刀を叩き込む叶。
顔をほんのり赤く染めているけど、そこまで怒らなくてもいい気がするけど……。
「最後に、美咲。あの考察力、そして的確な状況判断。あれは、本当に凄いと思った。それだけじゃない。臨機応変な対応と仲間への情報伝達。リスク管理もしっかりしていて、本当に凄かった」
「うん、凄く頑張った。凄く考えた。私は戦えない。なのに、判断を間違えればパーティを壊滅させちゃう可能性を秘めている。でも、身近にお手本のような人がいるから、ちゃんとできた」
「本当にかった。僕なんか、本当にいらないぐらいだったよね」
美咲は口を結び――解く。
「最後はまだ残ってるよ」
「ん?」
「私たちのパーティリーダー、志信くん。この場に居る誰よりも冷静で、全員の状態・状況を把握して、目の前の戦況だけじゃなく先のことまで考えていた。さらに、1人1人のことをしっかりと観察して、よかったところをみんなに伝えてくれた。――メンバー全員の指揮を上げてくれた。これは、志信くんがいてくれたからだよ」
「だな、違いねえ」
「間違いなしっ」
「そうだね」
「美咲、良いこと言うねぇ!」
「間違いないね」
「そ、そうだよ!」
喉に言葉が詰まった。
たった一言、「ありがとう」と言えばいいのに。
たった一言、口に出せば涙が溢れてしまう。
初めて誰かに評価してもらえた。
初めて誰かに必要とされている。
初めて、初めて、初めて。
今まで心の奥底に沈めていた感情が溢れ出しそうになる。
この感情はなんだろう。
今はまだわからない。
だから今は。
顎に力を込め、鼻から深く息を吸い、
「――みんな、ありがとう」
初めて観る異様な光景。
この戦闘が終わったら、絶対に根掘り葉掘り聞き出すしかない。
「彩夏、足止め!」
「早速出番ってわけね! ファイアネット!」
「い、いくよ! プロボーク、インサイト!」
「叶、これは絶対に役が回ってくるよ」
「うん、任せて」
彩夏の足止めにより、五体は拘束できている。
それに加え、一華のスキルにより計四体は群れから離れた。
自由に動けるのは残り十一体。
今までの美咲であれば、すぐにでも……。
いや、その心配はいらなかった。
目線を一瞬だけ移すも、美咲はしっかりと戦況を冷静に直視し見極めている。
「まだまだ! サンダーパイク、アイスニードル!」
彩夏の追撃により、さらに四体がその場で足を止める。
だけど、今の二つ魔法は直接的な足止めではなく、遠回りさせるための妨害スキル。
ファイアネットと同じく、踏めばダメージを負わせることができるけど、拘束力は全くと言っていいほどない。
「後は任せろ!」
「いっくよー!」
「畳み掛けるよ」
状況的には混戦となってしまった。
3人で七体をどれだけ早く倒せるかが、現状打破の鍵となる。
今の状況では、どんな回復スキルを使用したとしても、間違いなくヘイトが一瞬にしてこちらに向いてしまう。
冷静に判断すれば、きっと乗り越えられる。
「おらぁぁぁぁあ!」
一樹は大振りの横薙ぎで二体に攻撃。
一体には命中し消滅するも、もう一体には避けられてしまった。
だけど、桐吾が空かさず突進の一突きを加え、消滅。
自由な敵は残り五体。
「追撃した方が……いや、後は3人に任せて。うん、一華、加勢するよ!」
彩夏の判断は見事なものだ。
たしかに、最速で敵の処理を考えるならば、前衛に加勢した方が効率的ではある。
だけど、それでは様子見を続けながら攻撃を加えなければならない。
現在は混戦状態。
無理にでも射撃系の魔法を放てば、誰かが射線上に入ってしまいダメージを負わせてしまう。
そんなリスクを考慮するならば、四体の敵を一身に引き受けている一華を援護した方がより安全に敵を処理できる。
「誰か――1人。いや、2人なら――ということは……うん、そうね。叶、私は一華と一樹くんに回復をする。だから、準備お願い」
「大丈夫、任せて」
「回復、いくよ! ファストヒール! フィウヒール!」
最速だけど極少量の回復スキル、ファストヒールを一華に。
それより劣るものの、発動が速く回復量の多い、フィウヒールを一樹に。
ともなれば、一華に集中していたモンスターは美咲の方にヘイトが向く。
彩夏の攻撃により、残り三体になってはいるものの、確実にこちらへ走り始めている。
一華のヘイト管理スキルは再使用に時間が残っているため、何もできない。
だけど、それをも計算していた美咲。
「私の出番だね。インサイト!」
美咲へまっしぐらだったアント三体は、叶に標的を切り替える。
ここまでくれば何の心配もいらない。
叶に飛び掛かる三体。
だけど、その身のこなしと武器捌きにより攻撃は受け流され、一体は叶の攻撃により消滅。
「きたきた。いっくよー! ファイアタァン!」
残り二体を下から噴火する炎が襲う。
アントにとっては弱点属性であり、威力も十分なため一撃で消滅。
「っしゃー!」
「おっしまーいっ」
「やったね」
残る敵を確認するため、3人の方へ視線を向けると残らず処理を完了していた。
こればかりはさすが、としか言いようがない。
今回、3人で挑む連携は今回で初めてだった。
だけど、各々が自分に合う立ち回りをしていたのだろう。
性格も戦闘スタイルもバラバラな組み合わせであっても、見事な適応力と称賛したい。
離れていた一華に視線を戻すと、へなぁっと座り込んでいる。
前回の授業時も戦闘後あんな感じだったけど、あれは一華なりのなにかなのだろうか。
「よし、一旦集合」
僕の号令後、全員が速やかに集合した。
「正直、一樹と結月には事の経緯を発表してもらいたいところだけど、今は置いておこう」
「助かるぜ」
「えーっ、今の戦闘楽しかったじゃーんっ」
少しぐらい悪びれてくれると本当に忘れたかったのだけど、これは、授業が終わったら問い詰めないといけない。
「……それで、今の戦闘なんだけ、物凄く良かったと思う。まずは前衛火力の3人、戦闘を全て見れたわけじゃないけど各々が上手く立ち回り、かなり迅速にモンスターを処理していた。それに、連携も凄く良かった」
「おうよ! 褒めてもらうと、なんだか恥ずかしいな」
「でしょでしょーっ、超速かったでしょー!」
「ありがとう。確かに、今の戦闘は思い通りに動けたと思う」
お世辞ではない。
結果的に、3人だけで十六体のモンスターを処理しきった。
この称賛に値する戦果を評価できないのであればリーダー失格だ。
「次に、彩夏。的確な状況判断、素直に凄いと思った。モンスターの足止めで3人の援護をしつつ、戦況を見極め、一華に加勢。あのおかげで回復する量が少なくなり、美咲の援護にもなってた」
「うんんんんんっ! 褒めてもらえて超嬉しいんだけど、なんだかむずがゆい~! ん~くぅ~!」
これも本当のことだ。
最初にパーティを組んでいた時は、自身の判断に自信がなく、魔法の発動に時間がかかっていたように感じていた。
でも、彩夏の思い切りの良さが戦闘にも活かせ始めている。
「一華も相変わらず、いい盾役だね。まず判断が速かった。あの数だったら、普通は取り乱すところを即座にスキルを発動してモンスターを集めていた」
「あ――あの、う、うん! ありがとう!」
普段は見せないような笑顔を見せ、小さくガッツポーズをとっている。
あれは、やはり自信のある行動だったのだろう。
本当に誰よりも男気が強いというか、見習わないといけない。
「叶は終始冷静に徹していてくれて、本当に助かった。言ってしまえば、後衛にとっては叶が最後の砦。あの混戦状態でも冷静に対処してくれたのは本当にありがとう」
「あ、あの。私はそういうのはちょっと……嬉しいんだけど、その、慣れてないというか、は、恥ずかしい」
「う、うん? ごめん」
「あ、いや、謝らなくっていいっていうか、その……」
「あっれ~? 叶ちゃん? あれれ?」
「一華、うるさい!」
ニヒヒと悪い笑みを浮かべる一華の頭に手刀を叩き込む叶。
顔をほんのり赤く染めているけど、そこまで怒らなくてもいい気がするけど……。
「最後に、美咲。あの考察力、そして的確な状況判断。あれは、本当に凄いと思った。それだけじゃない。臨機応変な対応と仲間への情報伝達。リスク管理もしっかりしていて、本当に凄かった」
「うん、凄く頑張った。凄く考えた。私は戦えない。なのに、判断を間違えればパーティを壊滅させちゃう可能性を秘めている。でも、身近にお手本のような人がいるから、ちゃんとできた」
「本当にかった。僕なんか、本当にいらないぐらいだったよね」
美咲は口を結び――解く。
「最後はまだ残ってるよ」
「ん?」
「私たちのパーティリーダー、志信くん。この場に居る誰よりも冷静で、全員の状態・状況を把握して、目の前の戦況だけじゃなく先のことまで考えていた。さらに、1人1人のことをしっかりと観察して、よかったところをみんなに伝えてくれた。――メンバー全員の指揮を上げてくれた。これは、志信くんがいてくれたからだよ」
「だな、違いねえ」
「間違いなしっ」
「そうだね」
「美咲、良いこと言うねぇ!」
「間違いないね」
「そ、そうだよ!」
喉に言葉が詰まった。
たった一言、「ありがとう」と言えばいいのに。
たった一言、口に出せば涙が溢れてしまう。
初めて誰かに評価してもらえた。
初めて誰かに必要とされている。
初めて、初めて、初めて。
今まで心の奥底に沈めていた感情が溢れ出しそうになる。
この感情はなんだろう。
今はまだわからない。
だから今は。
顎に力を込め、鼻から深く息を吸い、
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