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五章 平穏から一転
4 不穏の中でも愛は深まる
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襲撃は今か今かと警戒を怠らない元シュタルクの近隣三国。盗賊は中々の数はやってくるけど、団体様はやっては来ない。
国は密偵を行かせはするけど、うちの偵察部隊はすぐに逃げ帰って来るんだ。誰でも想像出来る世紀末な世界が広がってて、身の危険を感じてね。
あの国未満はシュタルク崩壊からなに一つ街を修繕せず、人々は瓦礫に住み着き、アンは危険なのか見かけない。まあ、普通の頭があれば隠すよね。一見荒くれそうな見た目の人はいないけど、食べ物の馬車はすぐに襲撃して確保。水や火は魔法でなんとか凌ぐ。
地方は細々と畑をやってるはずと密偵たちは行ったけど、とこもかしこも長い間放棄されているような感じで、野菜は雑草とともに勝手に成長。それを時々収穫…と言うか取りに来る人がいるくらいになっているそう。
「なにそれ……」
「なんだろうな」
僕の乳首を吸いながら……んっ…ぬるんとした舌の這う感触は堪らん。
「アンジェ……こういった話は…エッチしながらとかではなく……」
「今思い出したから」
この……!僕を見てニヤリとする……もういい入れてよ。まだなって愛撫は続く。
「ねえ。もう…冬になる…よ?ンンッ」
話しながら僕をくまなく触れて、あちこちに吸い付いて…あ、んんっ
「まあ、最低限死なないさ。暗黒の森は季節がなく常に初夏だ。あの地はなにかの魔法が掛かっているんだろうが、そんなものは創世記に記録はない。バルナバスあたりがなにかしてるのかもな。だからあそこから調達か、うちだろ」
淡々と話してくれるけど……あん…気持ちい…
「ハァハァ…うん、足りるのかな?」
「足らないから攻めて来ないんだ。攻めるどころじゃないんだろ」
食べ物はない、賃金も禄に払わないなら戦士は集まらないか、連れてこられても逃げるよね。
「だな、お前の功績は大きいよ」
「う…ん……はあっ…アンジェの熱くて硬くて……」
「お前のせいだな。もう無理だろ。俺もだ」
僕を跨がらせてグチュグチュ……堪らん。アンジェを抱きしめながら腰を反らせ、自分から深く押し込む……あー……アンジェのが穴から溢れる。
「何度抱いても満足だ。俺はこんなにエッチが好きではなかったんだがな」
「んふふっ僕の魅力かな?」
「そうだ」
なに図々しいこと言うんだかとも思うけど、僕は肌の触れ合いが好き。愛しさも増すし、普段照れて言えないことも気分が高まって言えるから。
「このまま維持し迎え撃てる準備はする。だが、緊張感を保てないのも、また人だよな」
「うん…ハァハァ……」
なんでアンジェは普通にしゃべれるんだよ。あう……息が上がる。
「普通に民には生活してもらって、煽りすぎず多少の緊張感を持ってもらうのが今の仕事」
それしか手が打てないのが現状だけどね。なんたって、武器を増産しても新兵を訓練しても、我が国はそこそこ。みんなの気持ちが黒と白がいればなんとかなるんでしょ?ってのがこれまでの戦のせいで蔓延してしまったんだ。民も貴族も二人がいれば、そうそう簡単には国はなくならないさってね。
「俺たちばかりをあてにする。自衛の精神を少しは持って欲しいものだが、この世界は神の加護が当たり前で当然と考える。仕方ないんだよ」
「うん……」
さすがの僕も戦の後から城の図書館に真面目に通った。家のでは足りない知識を増やすためにね(公爵家のお家だからたくさんの本はあったけど、城には勝てない)白の賢者だからと禁書庫にも立ち入らせてもらい熟読。うはは、なにもかも僕ら賢者に丸投げで生きて来たのを確認しただけ。家の文献と一致して、僕は盛大にため息が漏れただけ。
「神の加護とはそういうもんだ。人のなにかを極めたい、助けたいという気持ちを神は汲んでくれる。この戦も、最初はそんな部分が暫定王にもあったはずなんだがな」
「初めから欠片も見えないけどね」
「……クルト」
アンジェの胸に張り付いて、僕はドクンドクンと鼓動する音を聞いていた。
「なんですか」
「辛辣だな」
あはは。だって微塵もそんな気持ちが見えないんだもん。街をこんな長い期間放置で、まともに食料確保もしてあげない。貴族街の範囲にいる者しか食べ物ないんじゃないかと、勝手に僕は想像する。大きな魔法を掛けた門を閉めて、自分たちだけ食べてね。
「あのね。前世に似たお話があったんだ。そして結局なにも手に入らず終わった。似てるなあって」
ふーんとアンジェ。それは物語か?現実は違うだろって。
そうだなあ……停戦で何年か期間が空くけど継続して戦争をしてるところも多いし、嫌がらせのように国境の杭を少しずつ移動して領土拡大とか、バカな作戦を実行してる国とかもある。反乱計画を立てているだろ!とか言いがかりを探し、自治区や自国の共和国の一つを攻めて、植民地化を模索とか。自分の政党の勝利のためにウソを流布して、村人同士が殺し合うとか。人種差別、宗教対立ゆえの戦が今は多いかもね。移民もテロのひとつかな。
「後はなんだろ。今は内戦が多いかな」
「内戦とは、ここで言うならうちとお前のうちが戦うとかか?」
「それもあるし、民が国を変えたくて国と戦ったりかな。王家を討ち取ったり」
「それはこちらでもあるが、貴族主体だな」
なんか取り止めもなくなって、エッチは終わりかなと思いきやズクン!やあーっんあ……っあ…苦し…い……ムカッ
「足りない」
「アンジェ!足りないじゃない!再開すると時は言って!」
「うん」
こんなダラダラ話す時はいきなりが多くて、したいとか言いやしない。僕は繋がってることに意識が弱くなるんだ。
「アンジェ……出ちゃ…た」
自分の股間からヒクつきながらトプトプと精液が漏れている。甘イキ……奥ダメなんだ。入れてたから感じてたんだよ。
「クッかわいいよ」
「バカ!」
それでもアンジェの腕に収まり楽しむ。嫌なわけじゃないからね!ムカつくからアンジェの乳首を吸う。揉みながら吸う。男でも気持ちいいはずなんだ。涼太は喜んだしユリアン様も。なのに、
「やめてくれ」
「なんで?」
「くすぐったいんだ」
マジか!僕はかなり気持ちいい。乳首は堪んないもんね。アンジェがよく吸うから、ちょっと大きくなったかもと思ってるくらいなのに。
「気持ちよくはないのかな?」
「ゾワゾワはする」
「過去はともかく、ユリアン様は喜ぶと聞いたのにな」
「あ?」
チューって吸いながら、この間のお茶会の話を内緒だよって教えた。
「あはははっさすがユリアン。性にも貪欲か」
「うん……ドン引きしてたよ。奥様も未婚のお子様たちもね」
「だろうな。だが俺はムリ。期待しないでくれ」
吸うなよって頭を撫でてくれる。
「そう。そりゃ残念」
でもやめない。そのうちぬるんとアンジェのちんこは萎えて抜けてしまった。アンジェはダメかと見上げると、僕を無表情で見る……アンジェの死んでいるような瞳は僕を見ている。
「したいの?」
なんでそんな顔になる!僕の世界ではゲイでなくても楽しむ人けっこういたんだよ!おもちゃで女性に頼む人もいたんだ。
「そう……そうなのか……」
スッと僕を胸から降ろすと横になり、僕に背を向ける。あ?
「アンジェ?」
「うん……」
動かなくなった。アンジェぇって肩掴んでユサユサ。ああ、うん…んあ……とか生返事。
「まさか……僕がしたいとか考えた?」
「いや……ああ……ん……」
おもしれえ!アンジェ……クックッ…かわいい!お尻もんじゃえ!モミモミ……あら、筋肉質っぽく見えてたけど、やわらかーい。
「ヒャッ!」
うっあはは!聞いたことない声出した!あはは!あーははは。
「クルト。そんなに笑わなくてもいいだろ」
「あははっかわいい!アンジェかわいい!」
ブスッと嫌そうに振り返り、死んだ瞳を僕に向ける。そうだよね。アンジェノーマルだもの。おかしな体位求めたりもしないもんね。ちんこを僕にしゃぶらせることは多いけどさ。そんなノーマルな人に尻を出せとは僕も言わないよ。ひーっあはは!
「バカにしてるな?」
「してない。キレイなセックスするあなたに求めることじゃないし、させてとも思ってない」
涙出る面白くて。この世界のセックス事情はノーマルが普通。ユリアン様がおかしいんだよ。はあ、楽しかった。
「よかった。知識では俺も知っているが、さすがに自分はなあ」
「なら、指だけ入れてみる?」
「はあ?」
そうそう……ここにぃ。あんまり濡れない時用にティモが香油をぉ~サイドの引き出しから可愛い形のド紫の小瓶。
「なにを出してる」
「うん?僕が濡れない時に使えってさ。ないけど。じゃあーん」
「ゔっ」
アンジェは完全に怯えていた。初めて見る表情だ。どんな時も凛々しくかっこいいアンジェが、怯えて後退り。大きめベッドの端っこに逃げた。
「試そう!」
「ヤダよ!」
「この香油は媚薬入りですぐにお尻が解れて気持ちよくなるよ」
「さらに嫌だ」
ジリジリと近づき、お尻に触れるとビクッと全身でビックリしてる。
「あ、あのな?クルトやめよう?ね?俺はね?そういう…趣味はないの!ね?」
「やってみてから言ってよ。ユリアン様めっちゃ感じてイキまくってるって」
「そ、それは……ユリアンだからだよ?俺は違うよ?」
お尻の割れ目にたらーっと垂らしてガシッとお尻を頭に背中に張り付いて指をプスッ
「ウグッやめろクルト!」
中に香油をぬるぬると塗り付ける。きっとこれノルンにも効くはずなんだよ。僕とおんなじ人種だし。
「やめてくれ……んっ」
一応暴れはしないがお尻に力入っちゃってもう……でもヒクヒクする。懐かしいなぁ、諒太とはリバだったんだ。今どき純粋なタチのゲイなんざ見つからねえって思ってたからね。つか、彼氏が出来たのも奇跡なんだ。僕痩せ気味でさ、ゲイには人気のない、モテないタイプだったからね。
「クルト……中が変なんだ。熱くて…」
「んふふっここ好き?」
男の急所を探してぇ……ここかな?ビクッとして指を締め付ける。ココだな。別にアンジェをどうこうしたいとは思ってない。これが最後だから遊ばせてね。ちんこ入れたりしないから。
「ううっ…これ……グッ…ッ」
すげぇアンジェのちんこから漏れてる。気持ちいいんだな。僕もここ気持ちいいから。
「お前興奮してるだろ!匂いに酔うから!やめろ!」
「出してみようよ」
「へ?」
サワサワと優しく前立腺を撫でて、ちんこの刺激もあった方が初めてはイキやすいよねぇ。んふふっ
「おかしいんだ……なんか…あっ」
されるがままのアンジェはかわいい。初めてのおしりの快感に悶えて、声を殺している。リーヌス様の気持ちが分かるね。これやめられなくなりそう。
「アンジェイッて」
「グッ……うわっ…あっ…んグッ……っ出るッ」
グリッと少し強めに刺激すると、ものすごい締めつけと派手な射精。……かわいい。イク顔がなにかに耐えるような感じでまたそそる。僕は指を抜くとアンジェを仰向けにして、跨りずぶっとアンジェのを僕に押し込む。萎える前にね。
やん!出そ。責めを久しぶりにしたらすげぇ興奮する。自分で腰振ってあんあん喘いだ。アンジェのちんこいい。
「クルト……」
「あっうっ……なに」
「俺はこっちの方がいい」
いきなり腰を掴まれゴンッと!刺さるように押し込まれた!ヒュッと喉から変な音が!
「堪らんだろ?」
「あ、あっ……っ」
興奮してたからかちんこから出なくて中イキした……くあッブルブルと快感に震える。アンジェをこれでもかと締め上げる。
「クッ……ッ」
アンジェは締め付けてるのに抜いた。なんで抜くの!ヤダァまだ楽しみたい!
「お前が先にしたんだ」
「余韻が……あー……楽しめないでしょうよ」
「お前が俺をいじめるから」
「ふえ?……ごめんなさい。アンジェかわいくて」
なんか興奮したから。アンジェ文句言う割にさせてくれたから。かわいくて誰かを責めて感じてくれる反応が嬉しくて、やめられなくなったんだ。以前のアンジェだったらたぶんしなかったと言うと、おいでと胸に抱かれた。
「そうか。今の俺だからしたくなったのか」
「うん。ユリアン様の話を聞いても、前のアンジェにはしなかったと思う」
そうかと頭を抱えて抱き締めてくれる。なんだか嬉しそうだ。今怒ってたのにね。でもきっと前のアンジェにはしなかったと思う。……そうだ、どこか怖かったんだ。こんなことしたら本気で怒りを見せるんじゃないかって。こんなふうに許してくれる空気が、アンジェに感じられなかったからだ。
「もうして欲しくはないが、俺が変わった証拠だな」
「うん。アンジェかわいくなったんだ。以前より安心して許してくれそうに感じたんだ。……ああそうだ。なにかすると強く叱られて、拒絶されるかもって……どこか思ってた」
「そっか……」
アンジェの愛には余裕がなかった。責め立てられるような感じがどこかあったんだ。それがなくなって、きっと許してくれると感じたんだ。
「アンジェの胸にいると幸せでふわふわするの。前よりずっと」
ありがとう、でも尻はこれが最後だ。二度としないでと言われた。うんしない。懐かしさと変な興奮だったから。
「なんかね。僕らしくしてもアンジェは受け止めてくれると感じるんだ。なんか信じてもらえるって思えたんだ」
抱えるように抱いてうんうんって。その、「うんうん」て声も優しい。
「肩の力が抜けたと言うかな。お前は裏切らない、俺の側にいつもいてくれるって思える」
僕らはちゃんと本能が働いているし、この年月での信頼関係も作ったからか、少しずつ関係が変わっていた。今の関係は心が優しい気持ちになって暖かくなる。僕の愛情を包み込むように受け止めてくれるアンジェに、僕は以前よりずっと夢中になっているんだ。
国は密偵を行かせはするけど、うちの偵察部隊はすぐに逃げ帰って来るんだ。誰でも想像出来る世紀末な世界が広がってて、身の危険を感じてね。
あの国未満はシュタルク崩壊からなに一つ街を修繕せず、人々は瓦礫に住み着き、アンは危険なのか見かけない。まあ、普通の頭があれば隠すよね。一見荒くれそうな見た目の人はいないけど、食べ物の馬車はすぐに襲撃して確保。水や火は魔法でなんとか凌ぐ。
地方は細々と畑をやってるはずと密偵たちは行ったけど、とこもかしこも長い間放棄されているような感じで、野菜は雑草とともに勝手に成長。それを時々収穫…と言うか取りに来る人がいるくらいになっているそう。
「なにそれ……」
「なんだろうな」
僕の乳首を吸いながら……んっ…ぬるんとした舌の這う感触は堪らん。
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「ねえ。もう…冬になる…よ?ンンッ」
話しながら僕をくまなく触れて、あちこちに吸い付いて…あ、んんっ
「まあ、最低限死なないさ。暗黒の森は季節がなく常に初夏だ。あの地はなにかの魔法が掛かっているんだろうが、そんなものは創世記に記録はない。バルナバスあたりがなにかしてるのかもな。だからあそこから調達か、うちだろ」
淡々と話してくれるけど……あん…気持ちい…
「ハァハァ…うん、足りるのかな?」
「足らないから攻めて来ないんだ。攻めるどころじゃないんだろ」
食べ物はない、賃金も禄に払わないなら戦士は集まらないか、連れてこられても逃げるよね。
「だな、お前の功績は大きいよ」
「う…ん……はあっ…アンジェの熱くて硬くて……」
「お前のせいだな。もう無理だろ。俺もだ」
僕を跨がらせてグチュグチュ……堪らん。アンジェを抱きしめながら腰を反らせ、自分から深く押し込む……あー……アンジェのが穴から溢れる。
「何度抱いても満足だ。俺はこんなにエッチが好きではなかったんだがな」
「んふふっ僕の魅力かな?」
「そうだ」
なに図々しいこと言うんだかとも思うけど、僕は肌の触れ合いが好き。愛しさも増すし、普段照れて言えないことも気分が高まって言えるから。
「このまま維持し迎え撃てる準備はする。だが、緊張感を保てないのも、また人だよな」
「うん…ハァハァ……」
なんでアンジェは普通にしゃべれるんだよ。あう……息が上がる。
「普通に民には生活してもらって、煽りすぎず多少の緊張感を持ってもらうのが今の仕事」
それしか手が打てないのが現状だけどね。なんたって、武器を増産しても新兵を訓練しても、我が国はそこそこ。みんなの気持ちが黒と白がいればなんとかなるんでしょ?ってのがこれまでの戦のせいで蔓延してしまったんだ。民も貴族も二人がいれば、そうそう簡単には国はなくならないさってね。
「俺たちばかりをあてにする。自衛の精神を少しは持って欲しいものだが、この世界は神の加護が当たり前で当然と考える。仕方ないんだよ」
「うん……」
さすがの僕も戦の後から城の図書館に真面目に通った。家のでは足りない知識を増やすためにね(公爵家のお家だからたくさんの本はあったけど、城には勝てない)白の賢者だからと禁書庫にも立ち入らせてもらい熟読。うはは、なにもかも僕ら賢者に丸投げで生きて来たのを確認しただけ。家の文献と一致して、僕は盛大にため息が漏れただけ。
「神の加護とはそういうもんだ。人のなにかを極めたい、助けたいという気持ちを神は汲んでくれる。この戦も、最初はそんな部分が暫定王にもあったはずなんだがな」
「初めから欠片も見えないけどね」
「……クルト」
アンジェの胸に張り付いて、僕はドクンドクンと鼓動する音を聞いていた。
「なんですか」
「辛辣だな」
あはは。だって微塵もそんな気持ちが見えないんだもん。街をこんな長い期間放置で、まともに食料確保もしてあげない。貴族街の範囲にいる者しか食べ物ないんじゃないかと、勝手に僕は想像する。大きな魔法を掛けた門を閉めて、自分たちだけ食べてね。
「あのね。前世に似たお話があったんだ。そして結局なにも手に入らず終わった。似てるなあって」
ふーんとアンジェ。それは物語か?現実は違うだろって。
そうだなあ……停戦で何年か期間が空くけど継続して戦争をしてるところも多いし、嫌がらせのように国境の杭を少しずつ移動して領土拡大とか、バカな作戦を実行してる国とかもある。反乱計画を立てているだろ!とか言いがかりを探し、自治区や自国の共和国の一つを攻めて、植民地化を模索とか。自分の政党の勝利のためにウソを流布して、村人同士が殺し合うとか。人種差別、宗教対立ゆえの戦が今は多いかもね。移民もテロのひとつかな。
「後はなんだろ。今は内戦が多いかな」
「内戦とは、ここで言うならうちとお前のうちが戦うとかか?」
「それもあるし、民が国を変えたくて国と戦ったりかな。王家を討ち取ったり」
「それはこちらでもあるが、貴族主体だな」
なんか取り止めもなくなって、エッチは終わりかなと思いきやズクン!やあーっんあ……っあ…苦し…い……ムカッ
「足りない」
「アンジェ!足りないじゃない!再開すると時は言って!」
「うん」
こんなダラダラ話す時はいきなりが多くて、したいとか言いやしない。僕は繋がってることに意識が弱くなるんだ。
「アンジェ……出ちゃ…た」
自分の股間からヒクつきながらトプトプと精液が漏れている。甘イキ……奥ダメなんだ。入れてたから感じてたんだよ。
「クッかわいいよ」
「バカ!」
それでもアンジェの腕に収まり楽しむ。嫌なわけじゃないからね!ムカつくからアンジェの乳首を吸う。揉みながら吸う。男でも気持ちいいはずなんだ。涼太は喜んだしユリアン様も。なのに、
「やめてくれ」
「なんで?」
「くすぐったいんだ」
マジか!僕はかなり気持ちいい。乳首は堪んないもんね。アンジェがよく吸うから、ちょっと大きくなったかもと思ってるくらいなのに。
「気持ちよくはないのかな?」
「ゾワゾワはする」
「過去はともかく、ユリアン様は喜ぶと聞いたのにな」
「あ?」
チューって吸いながら、この間のお茶会の話を内緒だよって教えた。
「あはははっさすがユリアン。性にも貪欲か」
「うん……ドン引きしてたよ。奥様も未婚のお子様たちもね」
「だろうな。だが俺はムリ。期待しないでくれ」
吸うなよって頭を撫でてくれる。
「そう。そりゃ残念」
でもやめない。そのうちぬるんとアンジェのちんこは萎えて抜けてしまった。アンジェはダメかと見上げると、僕を無表情で見る……アンジェの死んでいるような瞳は僕を見ている。
「したいの?」
なんでそんな顔になる!僕の世界ではゲイでなくても楽しむ人けっこういたんだよ!おもちゃで女性に頼む人もいたんだ。
「そう……そうなのか……」
スッと僕を胸から降ろすと横になり、僕に背を向ける。あ?
「アンジェ?」
「うん……」
動かなくなった。アンジェぇって肩掴んでユサユサ。ああ、うん…んあ……とか生返事。
「まさか……僕がしたいとか考えた?」
「いや……ああ……ん……」
おもしれえ!アンジェ……クックッ…かわいい!お尻もんじゃえ!モミモミ……あら、筋肉質っぽく見えてたけど、やわらかーい。
「ヒャッ!」
うっあはは!聞いたことない声出した!あはは!あーははは。
「クルト。そんなに笑わなくてもいいだろ」
「あははっかわいい!アンジェかわいい!」
ブスッと嫌そうに振り返り、死んだ瞳を僕に向ける。そうだよね。アンジェノーマルだもの。おかしな体位求めたりもしないもんね。ちんこを僕にしゃぶらせることは多いけどさ。そんなノーマルな人に尻を出せとは僕も言わないよ。ひーっあはは!
「バカにしてるな?」
「してない。キレイなセックスするあなたに求めることじゃないし、させてとも思ってない」
涙出る面白くて。この世界のセックス事情はノーマルが普通。ユリアン様がおかしいんだよ。はあ、楽しかった。
「よかった。知識では俺も知っているが、さすがに自分はなあ」
「なら、指だけ入れてみる?」
「はあ?」
そうそう……ここにぃ。あんまり濡れない時用にティモが香油をぉ~サイドの引き出しから可愛い形のド紫の小瓶。
「なにを出してる」
「うん?僕が濡れない時に使えってさ。ないけど。じゃあーん」
「ゔっ」
アンジェは完全に怯えていた。初めて見る表情だ。どんな時も凛々しくかっこいいアンジェが、怯えて後退り。大きめベッドの端っこに逃げた。
「試そう!」
「ヤダよ!」
「この香油は媚薬入りですぐにお尻が解れて気持ちよくなるよ」
「さらに嫌だ」
ジリジリと近づき、お尻に触れるとビクッと全身でビックリしてる。
「あ、あのな?クルトやめよう?ね?俺はね?そういう…趣味はないの!ね?」
「やってみてから言ってよ。ユリアン様めっちゃ感じてイキまくってるって」
「そ、それは……ユリアンだからだよ?俺は違うよ?」
お尻の割れ目にたらーっと垂らしてガシッとお尻を頭に背中に張り付いて指をプスッ
「ウグッやめろクルト!」
中に香油をぬるぬると塗り付ける。きっとこれノルンにも効くはずなんだよ。僕とおんなじ人種だし。
「やめてくれ……んっ」
一応暴れはしないがお尻に力入っちゃってもう……でもヒクヒクする。懐かしいなぁ、諒太とはリバだったんだ。今どき純粋なタチのゲイなんざ見つからねえって思ってたからね。つか、彼氏が出来たのも奇跡なんだ。僕痩せ気味でさ、ゲイには人気のない、モテないタイプだったからね。
「クルト……中が変なんだ。熱くて…」
「んふふっここ好き?」
男の急所を探してぇ……ここかな?ビクッとして指を締め付ける。ココだな。別にアンジェをどうこうしたいとは思ってない。これが最後だから遊ばせてね。ちんこ入れたりしないから。
「ううっ…これ……グッ…ッ」
すげぇアンジェのちんこから漏れてる。気持ちいいんだな。僕もここ気持ちいいから。
「お前興奮してるだろ!匂いに酔うから!やめろ!」
「出してみようよ」
「へ?」
サワサワと優しく前立腺を撫でて、ちんこの刺激もあった方が初めてはイキやすいよねぇ。んふふっ
「おかしいんだ……なんか…あっ」
されるがままのアンジェはかわいい。初めてのおしりの快感に悶えて、声を殺している。リーヌス様の気持ちが分かるね。これやめられなくなりそう。
「アンジェイッて」
「グッ……うわっ…あっ…んグッ……っ出るッ」
グリッと少し強めに刺激すると、ものすごい締めつけと派手な射精。……かわいい。イク顔がなにかに耐えるような感じでまたそそる。僕は指を抜くとアンジェを仰向けにして、跨りずぶっとアンジェのを僕に押し込む。萎える前にね。
やん!出そ。責めを久しぶりにしたらすげぇ興奮する。自分で腰振ってあんあん喘いだ。アンジェのちんこいい。
「クルト……」
「あっうっ……なに」
「俺はこっちの方がいい」
いきなり腰を掴まれゴンッと!刺さるように押し込まれた!ヒュッと喉から変な音が!
「堪らんだろ?」
「あ、あっ……っ」
興奮してたからかちんこから出なくて中イキした……くあッブルブルと快感に震える。アンジェをこれでもかと締め上げる。
「クッ……ッ」
アンジェは締め付けてるのに抜いた。なんで抜くの!ヤダァまだ楽しみたい!
「お前が先にしたんだ」
「余韻が……あー……楽しめないでしょうよ」
「お前が俺をいじめるから」
「ふえ?……ごめんなさい。アンジェかわいくて」
なんか興奮したから。アンジェ文句言う割にさせてくれたから。かわいくて誰かを責めて感じてくれる反応が嬉しくて、やめられなくなったんだ。以前のアンジェだったらたぶんしなかったと言うと、おいでと胸に抱かれた。
「そうか。今の俺だからしたくなったのか」
「うん。ユリアン様の話を聞いても、前のアンジェにはしなかったと思う」
そうかと頭を抱えて抱き締めてくれる。なんだか嬉しそうだ。今怒ってたのにね。でもきっと前のアンジェにはしなかったと思う。……そうだ、どこか怖かったんだ。こんなことしたら本気で怒りを見せるんじゃないかって。こんなふうに許してくれる空気が、アンジェに感じられなかったからだ。
「もうして欲しくはないが、俺が変わった証拠だな」
「うん。アンジェかわいくなったんだ。以前より安心して許してくれそうに感じたんだ。……ああそうだ。なにかすると強く叱られて、拒絶されるかもって……どこか思ってた」
「そっか……」
アンジェの愛には余裕がなかった。責め立てられるような感じがどこかあったんだ。それがなくなって、きっと許してくれると感じたんだ。
「アンジェの胸にいると幸せでふわふわするの。前よりずっと」
ありがとう、でも尻はこれが最後だ。二度としないでと言われた。うんしない。懐かしさと変な興奮だったから。
「なんかね。僕らしくしてもアンジェは受け止めてくれると感じるんだ。なんか信じてもらえるって思えたんだ」
抱えるように抱いてうんうんって。その、「うんうん」て声も優しい。
「肩の力が抜けたと言うかな。お前は裏切らない、俺の側にいつもいてくれるって思える」
僕らはちゃんと本能が働いているし、この年月での信頼関係も作ったからか、少しずつ関係が変わっていた。今の関係は心が優しい気持ちになって暖かくなる。僕の愛情を包み込むように受け止めてくれるアンジェに、僕は以前よりずっと夢中になっているんだ。
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