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最終章 僕が来る前に戻った……のか?
2 クラウス・キルステン
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クラウス様はじっくり僕を見つめる。あの……なにか問題でもあるのでしょうか?と思いながら愛想笑いを続けた。
「すまない。不躾な視線をお許しを。本当に白の賢者がアンなんだなあって。つい」
「あはは……珍しいですからね」
いないことはないはずなんだけど、この辺の国では、アンが白の賢者だという話は聞かないね。僕は心では相当焦りながら受け答えをする。
「ああ。私は初めて見た」
「そうですか……あはは」
僕も文献を調べたけど、明確にアンが白の賢者の時期は書いてなかった。いるはずなんだけど、記録に残したくなかったのかもね。
クラウス様に踊ろうと誘われて、中央ホールに歩み出た。楽団が僕らに気がついて音楽を変えて、それに合わせてステップを踏んだ。
「あなたはすでに母親だと聞きました。なのに戦場に赴いたと」
「ええ。それに関しては関係ありませんから」
「なんと……」
彼の目が得体のしれない者を見る目に変わった。酷くね?
「子はかわいくないのか?」
「かわいいですよ。ですから、その子たちが安心して暮らせる国を守るのが、僕のお仕事ですから」
驚愕の答えと言わんばかりに目を剥いた。なんでだよ。そんなのアンでもノルンでも同じだろ?
「いや……そうなんだが、離れがたくならぬのか?母親は子を一番に考えるものではないのか?」
「そうですね。子は愛しく大切です。それと同じように夫もこの国の人も愛してます。僕はこの国が大好きなんですよ」
そうかと表情がなくなり黙ったけど、更に変な生き物と言わんばかりの目つきに早変わり。失礼だよ!
クラウス様の見た目は、確かにフーゴ様と似た雰囲気。確かに兄弟だと分かる。だけどアンジェの言った通り少し軽い感じがする。
「僕のことをご存知ですか?」
「うん?白の賢者のアンで、アンゼルム殿の奥方と認識している」
「他は?」
「ふむ……転生者ということか?」
「ご存知でしたか」
ああと。ヘルテルの使者から聞いたそうだ。あちらにも昔いたそうだなって笑った。おおっ笑うと人好きのするイケメンだ。優しげで魅力的に見える。
「うちにもいたんだよ。ヘルテルより前でな」
「へえ……え?」
アレス様なにしてんだよ!定期的にやらかしてるんだな。やっぱりだよ。
「うちが大国として名を馳せる元となった、礎の賢者と呼ばれている。私が生まれた国は、主流の武器、魔力のみの攻撃だけではなく、最先端の武器の国。よそにはない大型戦艦や戦車、銃などがある。それには魔力を燃料とする」
「へえ……」
どの時代の人だろう。大型戦艦に戦車に銃かあ。僕の知ってる形だろうか。
「船や戦車は金属製ですか?動力はなにを?」
「ふふったぶんあなたの知っている形ですよ。燃料が主体で強化に魔石や魔法。地下から汲み上げた黒い油から精製して作るんだ。ご存知か?」
「ええ。石油かガソリンとかですよね」
「そうだ」
僕に近い時代の方だな。ん?もしかすると僕が感じてる数年が、こちらでは百年単位で違うのかも。だから近い世代なのに、ここではこんなに時の開きがあるのかもね。おおっ辻褄が合うような気がする。
「この大陸には時々あなたのような者が現れる。ほとんどがアレス様の不始末だが、彼は違う」
「え?」
「うちの転生者は、石油掘削プラントの爆発だと言っていた。砂漠にある、大型プラントがなにかのミスで爆発。気がついたらここにいたそうだ」
初めはなに言ってるのか分らなかったが、彼は石油の沸く場所を探し当て、魔法で精製して見せた。そしてそれに火を着けた。こちらの者も見れば理解する能力はある。そして、こちらの技術と合わせて発展したそうだ。
「へえ……かなり精通した方だったんですね」
「ああ。内部の設計をしていたそうだ」
だから石油か。知識を使ってこの世界に馴染んだのか。こちらの人を認めさせるのには、相当苦労したんだろうなあ。僕らは軽やかにステップを踏みながら、彼の努力は相当だったろうと、僕は思いを馳せた。
「彼は優秀だった。記録には公爵家に婿養子に入り、妻を愛し王を支えた偉人と記録されている。あなたもきっとな」
いやあ……僕はなあ。そんな国を変えるほどの功績なんて作ってないもんなあと、笑って誤魔化した。
「僕は元の世界では一般市民で、なんの取り柄も特技もありません。その方のような知識も技術もありませんし、夫にかわいがられてるだけで…苦労などしてないし……えへへ」
「そうか?この戦は苦労ではないと?アンが戦場など前代未聞だが?」
まあ苦労といえばそうだけど、最後の一手的な役割だからね。魔力をバカみたいに使うくらいで、ラムジーやアンジェに守られて、安全なところから攻撃するだけだ。
ヘルテルの転生者のように知識フル活用で庶民から貴族、そして生活に密着した技術を伝えるなんてしていない。普通に暮らしていて得た知識を、自分流にアレンジして戦っただけだ。特別なことはなにもしてないと説明した。
「そうか。だが、私は転生者が白の賢者など聞いたことはないし、それもアンで、アルテミス神の力を最大限引き出したのだろう?」
「まあ……あはは」
ふむと微笑み音楽に合わせ、僕の腰をグイッと引き寄せた、顔がとてもちかーい!
「クルト殿は自分の功績を簡単なことだ、戦が苦ではない言う。なんとまあ豪胆なアンであろうか」
「あはは……」
変な汗が出る。でもよく考えると「クルト」の体に入れてもらったのがラッキーだったんだよね。その時の空いた体の都合だろうけどさ。農家の子とか、冒険者、お店で雇われてる町人だったら今どうなっていたか分からない。
「僕は幸運が重なっただけですよ」
「そう考えるか。ほう……」
なにか考えるような仕草をしながら踊っているけど?王様は難しいお顔に見える。僕を見下ろし……なんだろうかと見上げて踊っていた。するとサビが終わり、バイオリンの音がスーッとやんだ。
「またお会いしましょう」
「ええ」
音楽が終わり一礼して離れた。振り返ると直ぐ側にアンジェ。
「お疲れさま」
「うん」
なに話したんだ?と聞くから転生者の話をしてたんだ。あちらにも昔いたんだと聞いたから、話した内容を伝えた。
「アレス様が関わらない物もあるのか。へえ」
「石油プラントの爆発は盛大だからね。なにか不測の事態が起きて、あまりの爆発に時空でも歪んだのかもね」
「ふーん。分からんがまあ、食べろ」
わーい。アンジェはお皿にチョコレートケーキを用意してくれてて、ふたりで壁の席に座って僕はパクパク。アンジェはお酒を飲んでいる。美味しーい。
「クルト」
「ん?」
僕に覆いかぶさるようにしてチュッ
「アンジェ。ここはお家ではありません」
「分かっている。でもやっぱりお前が誰かと踊るのは面白くない」
口元にクリームがとペロッて舐める。ダメでしょ!
「もう舞踏会は終わる。抜けよう」
「はあ?アンジェ大臣でしょ!最後までいなきゃ」
「バレないよ。ユリアンなんかすでにどっか行って戻っても来ていない。それに俺の分はクヌートに任せたから」
「何言って……」
急に照明が暗くなって見上げると、クヌート様がやあってニヤニヤしてる。
「クルト様。アンジェをかわいがってやってよ。こんなわがまま言ったことないんだから」
「ですが……」
「俺はね。兄様が昔に戻ったみたいで嬉しいんだ。ベルントと仲良くなる前の兄様みたいでさ」
アンジェは元々は賢かったけど、幼い頃は元気のあるタイプだったそう。だけど環境が彼を今のようにした。黒の賢者たるものはとか、大臣で領主。その責務で雰囲気は厳しくなっていって、ベルント様がとどめを刺し、言葉少なく目つきも悪くなり人も遠ざけた。
「だからこんなかわいいお願いは聞いてあげたいんだ。俺はさ」
「はあ……」
後頼むなクヌートと言うやいなや、アンジェに引きずられて、今日のお泊りの客間に戻った。
「アンジェ!」
「たまにはいいだろ」
「そうだけどさ。こんなところがエルムントの怒りを買うんではないの?」
「だろうな。昔のいたずらっ子に感じてるのかもな」
僕を膝に乗せてシャツのボタンを外す。自分も胸のボタンを外して楽にすると、僕を抱き寄せ首筋に唇と舌が触れた。
「やっぱりな。他人の匂いがする」
「そりゃ踊ったし……」
「嫌だな」
「ンッ……」
カリって横首を噛んだ。ビクッとして声が出てしまう。
「気持ちいい?噛むのは気持ちいいよな」
「うっ…うん……」
そのままソファに押し倒され全部脱がされた。アンジェは股間から自分のを出して僕に跨り、口にングッ。押し込んだ。
「舐めて。好きなんだ」
「うっ…」
アンジェは僕のをしゃぶるのも好きだし、こうして自分のもしゃぶらせるのも好き。口が好きなんだって。中とは違う感触がいいそうだ。
「アンジェ……ンッ」
「いい…」
硬く張りのいい先から漏れる精液は甘く、強い欲を誘う香りがする。僕がしゃぶってる間にアンジェも脱いで、僕の頭を撫でてハァハァと喘ぐ。太く熱くゴツゴツするくらい硬くて、穴に舌を差し込むと、アンジェはビクッとした。気持ちいいよと僕の頬を撫でて、気持ちよさに体を委ねているような表情で僕を見つめる。
「クッ……イキそうだ」
グッと深く押し込まれ、いつもより深く息が!喉の奥にビュッビュッと流れ込む。くっ苦しい……のに気持ちいい。お口にいっぱいで頭が蕩ける。アンジェが熱くてドクドクして……少しだけ柔らかくなったモノを僕の口から抜いた。
「ハァハァ…クルト苦しかったなごめん。だけど」
「ケホッいいよ」
自分のを咥えて淫らに喘ぐ僕を見るのが好きだ。耳を刺激するだけで自分も漏らして、嬉しそうにしてくれるのが満足するそうだ。
「ベルントにはしてもらったことないんだ。するばっかりで」
「ふーん。なんで?」
「そういうやつじゃなかっただけ」
僕を持ち上げたアンジェは、このままって腰をおとせとズブリ。んあーっ
「ここに俺のが入るのがいい。熱いな」
「アッんっ……太い……」
僕の腰を掴みグチュグチュ。気持ちよくて抱きつくと唇が重なる。
「アンジェキス…もっと」
「うん」
気持ちいい……キスがホントに気持ちいい……お尻も当然グチョグチョ…湿った音が響く。
「失礼します。お戻りとお聞きしました。ん?」
きゃあ失礼いたしましたと叫んで、バタンと勢いよく扉が閉まった。あーあメイドさんだよね。
「アンジェ……」
「ふふっ仕方ない」
「それで済ますの?」
「うん」
結局アンジェが飽きるまで付き合った。メイドさんはそれっきり姿を現さなかった。
「はあ……アンジェ」
「なんだ」
横になるアンジェの上で、僕は気持ちのいい疲れに浸っていた。
「気持ちよかった……ソファですることなんかないから」
「興奮した?」
「うん」
経験がない訳じゃないけど、アンジェとはない。必ずベッドでいたしてたからね。僕を降ろして風呂の様子を見て来るって。支度はされてるぞってアンジェ。メイドさんはいないけど入ろうと、簡単に精液を流して湯船に浸かる。あふぅ気持ちいい。
「俺はどこでだってしたい。本当は別荘で色々したかったんだがな」
「色々って?」
「外でとか?しない体位とか?俺はお前を楽しませてないかもと気がついた」
「はあ?」
どうしたアンジェ。きれいなセックスする人が言う言葉じゃない。
「この間ユリアンと話しててな」
「はい。察しました」
「うん」
エッチぃ本を頂いたそうだ。正規のルートを辿らない、ご禁制エロ本ですね。それを貰って熟読。したんかい!
ユリアン様曰く、ノルンはいくつになっても絶倫でいる方いい。性欲がなくなったらしなしなぁとしぼんで、ジジイになるんだよって言われたそうだ。僕がツヤツヤ二十代後半に見えるのは、そのせいなんだと高笑いされたそう。ったく、僕のアンジェになに吹き込むんだか。
「でもさあ。なんか納得したんだよ」
「するなよ」
あははってアンジェは楽しそうに笑う。こんなエロトークする人じゃなかったのになあ。
「クルトはまだ若いだろ?俺が相手出来なくなったらどうすんの?こんなに淫らでしたがりのくせに」
「それはまあ……」
「愛人や愛妾は却下だからな」
「う、うーん……」
勃たなくなったアンジェかあ。オモチャ?なんて見たことないな。
「あるがな。夫に先立たれた人とか刺激だとか。まあ、街の歓楽街で主に使われているらしい」
「なんで知ってんの?」
「……俺もノルンだし」
ほほう。アンジェはそんなことに興味ありません。エッチってなに?って顔を普段はしているくせに。
「アンジェもノルンだったんだね」
「当たり前だ。性に興味のないノルンなどいない」
この世界は番と交わることを好む民族だ。子のためだけでなく愛し合う。一応一夫一婦制だが、違う国もある。固定の番を持たず、子を産ませ繁栄する国とか。ハーレムは南の国に多いそうだ。
砂漠が多く、環境が過酷でアンが一人で生きていけないからだそう。裕福な貴族、商人、農民が妻をたくさん持って囲う。どっかで聞いた話だな。
「俺はお前だけでいい」
「んふふっありがとう」
でなと真面目な顔をした。
あちらが整い次第俺たちはゼェメに行き、街の造成を手伝うことになる。ヘルテルからはヨルク様、バルシュミーデからはオスヴィン様が参加される予定になっている。相変わらず唐突だな。
「なんで?」
「白の賢者が現れないからだ。このままだといつまで経っても国は安定しない。賠償金も農産物のツケも返って来ない。だから助けることになったんだ」
「他国の賢者でいいの?」
「ああ。なくはないんだよ。こうやって他国を助けるのはな」
友好国が戦に敗れたり、嵐で壊滅とか賢者死亡とか、大昔は頻繁にあったそう。それが文明が進むに連れ、自国で対処が当たり前に変化して行ったそうだ。
「そうなんだ」
「ああ。昔は助け合いが当たり前だったんだよ。この国もまだなく、大陸の中央にしか人がいなかった時代の話だがな」
「ふーん」
そんな話をしているとメイドさん登場。ものすごくオドオドしてね。
「も、申し訳ございません。そろそろかと伺ったら、こちらから声がして」
「こちらこそ。ごめんなさいね」
それから普通に体を流してもらって居間に移動。美味しいお水を飲んでくはあ!
「なにかありましたらお呼び下さいませ」
「うん」
メイドさんはいつもよりあっさりと下がった。いつもはもう少し給仕したり、話し相手になってくれたりするのになあ。
「気を使ったんだろ」
「アンジェのせいだ。変な噂が流れるよ」
「構わん」
「僕が構うよ」
「そうか」
体の熱が落ち着いたらベッドで二戦目。僕はアンジェに跨りあんあん。アンジェとなら何度でも交わりたい。
「ああ…ダメ……も…イク」
「なら抜くかな」
「ふえ?」
ズルンと抜けて僕を抱いてキス。優しく激しく……
「ンッアンジェ……欲しいよ」
「ダメ」
強く乳首をつまみ……んぐっ…痛くて…お尻が中が疼く。
「アンジェ…ふえ…」
「ふふっ」
穴からはダラダラと漏れて欲しくて堪らない。イキそうなの抜けばこうなるもん!僕はもう中でイクのが当たり前になってて、前だとあんまりに。入れてぇ!
「ならここを擦ろうか?」
「イケないの!そこだけだと……アンジェイジワルしないでっ」
甘イキはするけど逆にムズムズするの。イキ切ってない足りないって。
「ア、アンジェ……」
「うん」
「入れて!」
「ならこれは?」
指!グッ……もう我慢しすぎて指だけでヒクヒクする!
「アンジェはユリアン様になに聞いたの!いじめないで!」
「うん……アンを楽しませる方法かな」
「なんの指南書だよ……欲しくて堪らないんだ。お願いっ」
もう苦しいくらい欲しくて懇願。お尻がどうかなりそうだ。
「もう無理?」
「うん」
「指でイク?」
「どこまで焦らせば……アンジェ!」
愛してるって言ってと微笑む。いつまでも俺の側にいると言ってって。俺だけのクルトだと感じさせてと意地悪な笑顔。
「愛してるよアンジェ!僕はあなたから離れない!入れてぇ」
「うん」
ゆっくりぬるぬるとアンジェが僕に入って来る。んあっ…あっクウッ……イッた……ちんこ出なくて……ふぐぅ……っ朦朧とする……快感がヤバい。
「クルトそんなに締めたらもげる」
「……っぎもぢい……の…」
でもたまにはいいだろって腰を掴んでグチュグチュ。いやあ!待って!刺激が!いやあ!
「俺も無理なんだよッ」
「ああっ!ダメだ……またふうぅ……ん」
お腹から強い……強いのが。頭真っ白で飛んだ……
「すまない。不躾な視線をお許しを。本当に白の賢者がアンなんだなあって。つい」
「あはは……珍しいですからね」
いないことはないはずなんだけど、この辺の国では、アンが白の賢者だという話は聞かないね。僕は心では相当焦りながら受け答えをする。
「ああ。私は初めて見た」
「そうですか……あはは」
僕も文献を調べたけど、明確にアンが白の賢者の時期は書いてなかった。いるはずなんだけど、記録に残したくなかったのかもね。
クラウス様に踊ろうと誘われて、中央ホールに歩み出た。楽団が僕らに気がついて音楽を変えて、それに合わせてステップを踏んだ。
「あなたはすでに母親だと聞きました。なのに戦場に赴いたと」
「ええ。それに関しては関係ありませんから」
「なんと……」
彼の目が得体のしれない者を見る目に変わった。酷くね?
「子はかわいくないのか?」
「かわいいですよ。ですから、その子たちが安心して暮らせる国を守るのが、僕のお仕事ですから」
驚愕の答えと言わんばかりに目を剥いた。なんでだよ。そんなのアンでもノルンでも同じだろ?
「いや……そうなんだが、離れがたくならぬのか?母親は子を一番に考えるものではないのか?」
「そうですね。子は愛しく大切です。それと同じように夫もこの国の人も愛してます。僕はこの国が大好きなんですよ」
そうかと表情がなくなり黙ったけど、更に変な生き物と言わんばかりの目つきに早変わり。失礼だよ!
クラウス様の見た目は、確かにフーゴ様と似た雰囲気。確かに兄弟だと分かる。だけどアンジェの言った通り少し軽い感じがする。
「僕のことをご存知ですか?」
「うん?白の賢者のアンで、アンゼルム殿の奥方と認識している」
「他は?」
「ふむ……転生者ということか?」
「ご存知でしたか」
ああと。ヘルテルの使者から聞いたそうだ。あちらにも昔いたそうだなって笑った。おおっ笑うと人好きのするイケメンだ。優しげで魅力的に見える。
「うちにもいたんだよ。ヘルテルより前でな」
「へえ……え?」
アレス様なにしてんだよ!定期的にやらかしてるんだな。やっぱりだよ。
「うちが大国として名を馳せる元となった、礎の賢者と呼ばれている。私が生まれた国は、主流の武器、魔力のみの攻撃だけではなく、最先端の武器の国。よそにはない大型戦艦や戦車、銃などがある。それには魔力を燃料とする」
「へえ……」
どの時代の人だろう。大型戦艦に戦車に銃かあ。僕の知ってる形だろうか。
「船や戦車は金属製ですか?動力はなにを?」
「ふふったぶんあなたの知っている形ですよ。燃料が主体で強化に魔石や魔法。地下から汲み上げた黒い油から精製して作るんだ。ご存知か?」
「ええ。石油かガソリンとかですよね」
「そうだ」
僕に近い時代の方だな。ん?もしかすると僕が感じてる数年が、こちらでは百年単位で違うのかも。だから近い世代なのに、ここではこんなに時の開きがあるのかもね。おおっ辻褄が合うような気がする。
「この大陸には時々あなたのような者が現れる。ほとんどがアレス様の不始末だが、彼は違う」
「え?」
「うちの転生者は、石油掘削プラントの爆発だと言っていた。砂漠にある、大型プラントがなにかのミスで爆発。気がついたらここにいたそうだ」
初めはなに言ってるのか分らなかったが、彼は石油の沸く場所を探し当て、魔法で精製して見せた。そしてそれに火を着けた。こちらの者も見れば理解する能力はある。そして、こちらの技術と合わせて発展したそうだ。
「へえ……かなり精通した方だったんですね」
「ああ。内部の設計をしていたそうだ」
だから石油か。知識を使ってこの世界に馴染んだのか。こちらの人を認めさせるのには、相当苦労したんだろうなあ。僕らは軽やかにステップを踏みながら、彼の努力は相当だったろうと、僕は思いを馳せた。
「彼は優秀だった。記録には公爵家に婿養子に入り、妻を愛し王を支えた偉人と記録されている。あなたもきっとな」
いやあ……僕はなあ。そんな国を変えるほどの功績なんて作ってないもんなあと、笑って誤魔化した。
「僕は元の世界では一般市民で、なんの取り柄も特技もありません。その方のような知識も技術もありませんし、夫にかわいがられてるだけで…苦労などしてないし……えへへ」
「そうか?この戦は苦労ではないと?アンが戦場など前代未聞だが?」
まあ苦労といえばそうだけど、最後の一手的な役割だからね。魔力をバカみたいに使うくらいで、ラムジーやアンジェに守られて、安全なところから攻撃するだけだ。
ヘルテルの転生者のように知識フル活用で庶民から貴族、そして生活に密着した技術を伝えるなんてしていない。普通に暮らしていて得た知識を、自分流にアレンジして戦っただけだ。特別なことはなにもしてないと説明した。
「そうか。だが、私は転生者が白の賢者など聞いたことはないし、それもアンで、アルテミス神の力を最大限引き出したのだろう?」
「まあ……あはは」
ふむと微笑み音楽に合わせ、僕の腰をグイッと引き寄せた、顔がとてもちかーい!
「クルト殿は自分の功績を簡単なことだ、戦が苦ではない言う。なんとまあ豪胆なアンであろうか」
「あはは……」
変な汗が出る。でもよく考えると「クルト」の体に入れてもらったのがラッキーだったんだよね。その時の空いた体の都合だろうけどさ。農家の子とか、冒険者、お店で雇われてる町人だったら今どうなっていたか分からない。
「僕は幸運が重なっただけですよ」
「そう考えるか。ほう……」
なにか考えるような仕草をしながら踊っているけど?王様は難しいお顔に見える。僕を見下ろし……なんだろうかと見上げて踊っていた。するとサビが終わり、バイオリンの音がスーッとやんだ。
「またお会いしましょう」
「ええ」
音楽が終わり一礼して離れた。振り返ると直ぐ側にアンジェ。
「お疲れさま」
「うん」
なに話したんだ?と聞くから転生者の話をしてたんだ。あちらにも昔いたんだと聞いたから、話した内容を伝えた。
「アレス様が関わらない物もあるのか。へえ」
「石油プラントの爆発は盛大だからね。なにか不測の事態が起きて、あまりの爆発に時空でも歪んだのかもね」
「ふーん。分からんがまあ、食べろ」
わーい。アンジェはお皿にチョコレートケーキを用意してくれてて、ふたりで壁の席に座って僕はパクパク。アンジェはお酒を飲んでいる。美味しーい。
「クルト」
「ん?」
僕に覆いかぶさるようにしてチュッ
「アンジェ。ここはお家ではありません」
「分かっている。でもやっぱりお前が誰かと踊るのは面白くない」
口元にクリームがとペロッて舐める。ダメでしょ!
「もう舞踏会は終わる。抜けよう」
「はあ?アンジェ大臣でしょ!最後までいなきゃ」
「バレないよ。ユリアンなんかすでにどっか行って戻っても来ていない。それに俺の分はクヌートに任せたから」
「何言って……」
急に照明が暗くなって見上げると、クヌート様がやあってニヤニヤしてる。
「クルト様。アンジェをかわいがってやってよ。こんなわがまま言ったことないんだから」
「ですが……」
「俺はね。兄様が昔に戻ったみたいで嬉しいんだ。ベルントと仲良くなる前の兄様みたいでさ」
アンジェは元々は賢かったけど、幼い頃は元気のあるタイプだったそう。だけど環境が彼を今のようにした。黒の賢者たるものはとか、大臣で領主。その責務で雰囲気は厳しくなっていって、ベルント様がとどめを刺し、言葉少なく目つきも悪くなり人も遠ざけた。
「だからこんなかわいいお願いは聞いてあげたいんだ。俺はさ」
「はあ……」
後頼むなクヌートと言うやいなや、アンジェに引きずられて、今日のお泊りの客間に戻った。
「アンジェ!」
「たまにはいいだろ」
「そうだけどさ。こんなところがエルムントの怒りを買うんではないの?」
「だろうな。昔のいたずらっ子に感じてるのかもな」
僕を膝に乗せてシャツのボタンを外す。自分も胸のボタンを外して楽にすると、僕を抱き寄せ首筋に唇と舌が触れた。
「やっぱりな。他人の匂いがする」
「そりゃ踊ったし……」
「嫌だな」
「ンッ……」
カリって横首を噛んだ。ビクッとして声が出てしまう。
「気持ちいい?噛むのは気持ちいいよな」
「うっ…うん……」
そのままソファに押し倒され全部脱がされた。アンジェは股間から自分のを出して僕に跨り、口にングッ。押し込んだ。
「舐めて。好きなんだ」
「うっ…」
アンジェは僕のをしゃぶるのも好きだし、こうして自分のもしゃぶらせるのも好き。口が好きなんだって。中とは違う感触がいいそうだ。
「アンジェ……ンッ」
「いい…」
硬く張りのいい先から漏れる精液は甘く、強い欲を誘う香りがする。僕がしゃぶってる間にアンジェも脱いで、僕の頭を撫でてハァハァと喘ぐ。太く熱くゴツゴツするくらい硬くて、穴に舌を差し込むと、アンジェはビクッとした。気持ちいいよと僕の頬を撫でて、気持ちよさに体を委ねているような表情で僕を見つめる。
「クッ……イキそうだ」
グッと深く押し込まれ、いつもより深く息が!喉の奥にビュッビュッと流れ込む。くっ苦しい……のに気持ちいい。お口にいっぱいで頭が蕩ける。アンジェが熱くてドクドクして……少しだけ柔らかくなったモノを僕の口から抜いた。
「ハァハァ…クルト苦しかったなごめん。だけど」
「ケホッいいよ」
自分のを咥えて淫らに喘ぐ僕を見るのが好きだ。耳を刺激するだけで自分も漏らして、嬉しそうにしてくれるのが満足するそうだ。
「ベルントにはしてもらったことないんだ。するばっかりで」
「ふーん。なんで?」
「そういうやつじゃなかっただけ」
僕を持ち上げたアンジェは、このままって腰をおとせとズブリ。んあーっ
「ここに俺のが入るのがいい。熱いな」
「アッんっ……太い……」
僕の腰を掴みグチュグチュ。気持ちよくて抱きつくと唇が重なる。
「アンジェキス…もっと」
「うん」
気持ちいい……キスがホントに気持ちいい……お尻も当然グチョグチョ…湿った音が響く。
「失礼します。お戻りとお聞きしました。ん?」
きゃあ失礼いたしましたと叫んで、バタンと勢いよく扉が閉まった。あーあメイドさんだよね。
「アンジェ……」
「ふふっ仕方ない」
「それで済ますの?」
「うん」
結局アンジェが飽きるまで付き合った。メイドさんはそれっきり姿を現さなかった。
「はあ……アンジェ」
「なんだ」
横になるアンジェの上で、僕は気持ちのいい疲れに浸っていた。
「気持ちよかった……ソファですることなんかないから」
「興奮した?」
「うん」
経験がない訳じゃないけど、アンジェとはない。必ずベッドでいたしてたからね。僕を降ろして風呂の様子を見て来るって。支度はされてるぞってアンジェ。メイドさんはいないけど入ろうと、簡単に精液を流して湯船に浸かる。あふぅ気持ちいい。
「俺はどこでだってしたい。本当は別荘で色々したかったんだがな」
「色々って?」
「外でとか?しない体位とか?俺はお前を楽しませてないかもと気がついた」
「はあ?」
どうしたアンジェ。きれいなセックスする人が言う言葉じゃない。
「この間ユリアンと話しててな」
「はい。察しました」
「うん」
エッチぃ本を頂いたそうだ。正規のルートを辿らない、ご禁制エロ本ですね。それを貰って熟読。したんかい!
ユリアン様曰く、ノルンはいくつになっても絶倫でいる方いい。性欲がなくなったらしなしなぁとしぼんで、ジジイになるんだよって言われたそうだ。僕がツヤツヤ二十代後半に見えるのは、そのせいなんだと高笑いされたそう。ったく、僕のアンジェになに吹き込むんだか。
「でもさあ。なんか納得したんだよ」
「するなよ」
あははってアンジェは楽しそうに笑う。こんなエロトークする人じゃなかったのになあ。
「クルトはまだ若いだろ?俺が相手出来なくなったらどうすんの?こんなに淫らでしたがりのくせに」
「それはまあ……」
「愛人や愛妾は却下だからな」
「う、うーん……」
勃たなくなったアンジェかあ。オモチャ?なんて見たことないな。
「あるがな。夫に先立たれた人とか刺激だとか。まあ、街の歓楽街で主に使われているらしい」
「なんで知ってんの?」
「……俺もノルンだし」
ほほう。アンジェはそんなことに興味ありません。エッチってなに?って顔を普段はしているくせに。
「アンジェもノルンだったんだね」
「当たり前だ。性に興味のないノルンなどいない」
この世界は番と交わることを好む民族だ。子のためだけでなく愛し合う。一応一夫一婦制だが、違う国もある。固定の番を持たず、子を産ませ繁栄する国とか。ハーレムは南の国に多いそうだ。
砂漠が多く、環境が過酷でアンが一人で生きていけないからだそう。裕福な貴族、商人、農民が妻をたくさん持って囲う。どっかで聞いた話だな。
「俺はお前だけでいい」
「んふふっありがとう」
でなと真面目な顔をした。
あちらが整い次第俺たちはゼェメに行き、街の造成を手伝うことになる。ヘルテルからはヨルク様、バルシュミーデからはオスヴィン様が参加される予定になっている。相変わらず唐突だな。
「なんで?」
「白の賢者が現れないからだ。このままだといつまで経っても国は安定しない。賠償金も農産物のツケも返って来ない。だから助けることになったんだ」
「他国の賢者でいいの?」
「ああ。なくはないんだよ。こうやって他国を助けるのはな」
友好国が戦に敗れたり、嵐で壊滅とか賢者死亡とか、大昔は頻繁にあったそう。それが文明が進むに連れ、自国で対処が当たり前に変化して行ったそうだ。
「そうなんだ」
「ああ。昔は助け合いが当たり前だったんだよ。この国もまだなく、大陸の中央にしか人がいなかった時代の話だがな」
「ふーん」
そんな話をしているとメイドさん登場。ものすごくオドオドしてね。
「も、申し訳ございません。そろそろかと伺ったら、こちらから声がして」
「こちらこそ。ごめんなさいね」
それから普通に体を流してもらって居間に移動。美味しいお水を飲んでくはあ!
「なにかありましたらお呼び下さいませ」
「うん」
メイドさんはいつもよりあっさりと下がった。いつもはもう少し給仕したり、話し相手になってくれたりするのになあ。
「気を使ったんだろ」
「アンジェのせいだ。変な噂が流れるよ」
「構わん」
「僕が構うよ」
「そうか」
体の熱が落ち着いたらベッドで二戦目。僕はアンジェに跨りあんあん。アンジェとなら何度でも交わりたい。
「ああ…ダメ……も…イク」
「なら抜くかな」
「ふえ?」
ズルンと抜けて僕を抱いてキス。優しく激しく……
「ンッアンジェ……欲しいよ」
「ダメ」
強く乳首をつまみ……んぐっ…痛くて…お尻が中が疼く。
「アンジェ…ふえ…」
「ふふっ」
穴からはダラダラと漏れて欲しくて堪らない。イキそうなの抜けばこうなるもん!僕はもう中でイクのが当たり前になってて、前だとあんまりに。入れてぇ!
「ならここを擦ろうか?」
「イケないの!そこだけだと……アンジェイジワルしないでっ」
甘イキはするけど逆にムズムズするの。イキ切ってない足りないって。
「ア、アンジェ……」
「うん」
「入れて!」
「ならこれは?」
指!グッ……もう我慢しすぎて指だけでヒクヒクする!
「アンジェはユリアン様になに聞いたの!いじめないで!」
「うん……アンを楽しませる方法かな」
「なんの指南書だよ……欲しくて堪らないんだ。お願いっ」
もう苦しいくらい欲しくて懇願。お尻がどうかなりそうだ。
「もう無理?」
「うん」
「指でイク?」
「どこまで焦らせば……アンジェ!」
愛してるって言ってと微笑む。いつまでも俺の側にいると言ってって。俺だけのクルトだと感じさせてと意地悪な笑顔。
「愛してるよアンジェ!僕はあなたから離れない!入れてぇ」
「うん」
ゆっくりぬるぬるとアンジェが僕に入って来る。んあっ…あっクウッ……イッた……ちんこ出なくて……ふぐぅ……っ朦朧とする……快感がヤバい。
「クルトそんなに締めたらもげる」
「……っぎもぢい……の…」
でもたまにはいいだろって腰を掴んでグチュグチュ。いやあ!待って!刺激が!いやあ!
「俺も無理なんだよッ」
「ああっ!ダメだ……またふうぅ……ん」
お腹から強い……強いのが。頭真っ白で飛んだ……
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