エリート上司に完全に落とされるまで

琴音

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三章 和樹しか見えない

7 友だちっていいよな

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 先週日曜はかなり遅い時間に帰って来て、少し飲んだのかアルコールの甘い匂いが和樹からした。

「遅かったね」
「ああ、少し話が長引いてね」
「ふーん。ご飯は食べたよね?」
「うん。明日もあるからお風呂入って寝るよ」
「はーい」

 俺は追い焚きして支度してあげる。彼はこんな遅い帰宅の時は一度も座らないのを知ってるからね。そして風呂上がりに水飲んで、落ち着いたら俺と共に寝る。さすがにこんな日は俺を抱こうとはしないし、ただ俺は隣で抱っこされて寝るのみだ。

 それに俺、和樹がひとりで出かけるのを嫌とは思わないし、行き先も聞かない。聞かなくてもなぜか気にならないし、和樹も俺の行き先を聞いたりはしない。俺は簡単に誰それと会ってくるとかは言うけど。

「マジで?」
「うん。信頼してるからね」

 ふーんと佐伯 幸哉さえき ゆきやは俺に疑いの目を向ける。彼は支社時代の同僚兼友だちで、俺を嫌わなかった唯一の人。今日は俺と同じ本社での会議に出席してて、夕飯を食べようとなって居酒屋に来た。

「でも元気そうでよかったよ。連絡はしてたけど中々会えなかったからな」
「そうね。営業地域も違うから仕方ない」

 改めて幸哉は、お前がいなくなって、津村さんが辞めてさ。うちのチームはガタガタでなあって。

「課長も部長も相当叱られたようだぞ?」
「それは……未だに申し訳ないと思ってる」

 彼らは本社からも人事が来て、ヒアリングがめちゃくちゃ多くてゲッソリしてたそうだ。

「なんで気が付かなかったんだ。そこまで普段からパワハラっぽかったらどちらか異動させろってな」
「あはは……でもさ。あそこはそんな感じの人多いよね」
「まあなあ。他のチームでもそんなのは見てるしな」

 支社には支社の空気があって、それがまかり通っていたんだ。キレやすいヤツなんてどこにでもいるだろって。大体部長がそうだったりさ。

「お前らのことがあってからホント静かになったんだよ。オフィスではな。怒鳴り声もほとんど聞かなくなった」
「へえ」
「パワハラ、セクハラ諸々のハラスメントを許さないと、本社が強く言ってきたからね」

 もちろんこれらの研修はやらされてるけど「自分は違う」と考えてる人が未だに多いのも実情だ。それが当たり前だとやってきた世代が残ってるから。自分より楽ならば違うと捉えているようだった。

「津村さんどうしてるの?」
「ああ、彰人なあ……」

 この間のことをサラッと話したら彼はやりそうって笑った。

「笑いごとじゃなかったんだぞ。怖かったし」
「でもさ、津村さんならやりそうだよ。俺もメンターに付いてもらってた時期があるから想像はつく。完全なDV男とは思わなかったけどさ」
「そうなの?」
「うん」

 幸哉は俺のふたつ上だけど、まるで同期のような間柄。気が合って支社の頃はふたりでよく飲んだりプライベートでもよく遊んだんだ。

「俺がミスすると声が大きくなってたし、苛立ってるのも顔に出てた。教えるのは上手いけど気性は荒そうとは思ってたよ」
「そう……俺はそれが分かったのは付き合って二年過ぎてからだな」

 お前は人をきちんと見ないもんなあって。何があってもそんなもんだと流してるんだろって。

「まあね。悪く言えば人に興味がないし、キレやすい人もいるんだろうなって考えてた」
「だろうね。誰とでも仲良くはしてたけど、表面的だった」
「うん。幸哉だけだよ」

 幸哉は俺が入社してすぐから俺にちょっかい掛けてきて、段々と話すうちに仲良くなったんだ。しつこかったからもある。
 もぐもぐとツマミを食べながら、幸哉は俺ならあの人は選ばないよってビールを飲んだ。

「そう?」
「ああ、俺の対象が男でもな。きっとふたりになると本性が出て、いつもビクビクしなくちゃならないだろうと想像つくもん」
「そっか……俺見る目がないんだな」

 他の人からはそんなふうに彰人が見えてたのか。俺が他の人と仲良くしてなかったからそんな情報も入ってこなかったのかな。バカだ……

「確かに津村さんはイケメンで、誰にでも優しくてムードメーカーでもあった。けど、フッとおかしな感じがすることがなあ。俺も含めみんな感じてたよ」
「……そう」

 その言葉にズンと気持ちが落ちた。俺まともな恋人いなかったから、嬉しくて目が曇ってたのかもと思う。すると落ち込むなよと笑われた。落ち込むでしょうよ。

「いいところもあったから津村さんに惹かれたんだろ?それは悪いことじゃないとは思う。でも、俺からしたら要らぬ苦労したなって思うぞ」
「うん」

 それはそうと、一ノ瀬さんってどんな人?って。興味津々で前のめり。

「和樹は仕事は出来る。家でも完璧。悪いところはない人だね」
「ふーん……」

 つまみをむしゃむしゃ食べながら幸哉は嘘くせえと睨む。

「そんな完璧な人はいねえだろうよ。吐け!」
「いやいやないよ」
「あるだろ?俺は妻大好きだけど嫌な部分がない訳じゃないからきっとある。吐け!」

 俺たちの間で隠し事すんなよ、ホラホラと。ええ~絶倫ぐらいしか文句はねえよ。俺が考え込んでいると、

「なら俺から言おうか?妻の嫌なところはな。俺の嫌いな食べ物のピーマンとか大根とかを強制してくることとか、夜の誘いをかなりの割合で断って来ることだな」

 なんでドヤ顔なんだよ。ったく。

「俺は好き嫌いないからそれはない。それに夜は断らないし」
「ふーん。あとは……母ちゃんみたいになって来てるかな。俺がだらしないからだけどさ。脱ぎっぱなしはやめて!靴下裏返しでしょ!って怒られる」
「あはは!それは俺も」

 最近は少ない、けど暮らし始めた頃はよく注意されてた。飲んだカップは自分で下げなさい。ソファに物を掛けたままにしちゃダメ!って。

「……和樹が完璧な分、俺のだらしなさが目立ってなあ」
「だよね。俺も……」

 無言でむしゃむしゃ……俺たち似てるねって。

「うん。だから気が合うんだろうね。幸哉が男大丈夫なら俺簡単に落ちてたよ」
「うん……俺もそう思う」

 でもさ、だらしないのが二匹いたら部屋は惨状になるぜって。確かにと笑った。

「ここ美味いな。それに料理の見た目もいい」
「でしょ?和樹のお気に入りの居酒屋なんだ」
「へえ。お前にしては小洒落た店だと思ったよ」
「あはは。俺にこんなセンスはない」
「うん。知ってる」

 それにいい顔になったなって。入社した頃に戻ったようだと褒めて?くれた。

「いい影響なんだろうな。一ノ瀬さんはさ」
「うん。俺もこんな人になれるかもって夢見させてくれるね」

 幸哉はプッと吹き出して盛大に笑う。

「ムリ!俺もあの人の評判は聞いてるけど、お前は無理だよ!うはは!」
「念押しありがとう。だから夢を見させてくれる、だよ」
「だな、あはは!」

 気の置けない人と飲むのは楽しい。本社ではまだこんな友人は見つかってはいないが、いつかね。

「なあ、そんな人でも一つくらいあるだろ?」
「まあ……あるっちゃあるけど」
「なに?」

 内緒だよ?本人に会ったとしても言うなよって念押しして。

「和樹ね……」
「うん」
「夜が強いんだ……俺体力的に辛い時がある」
「うそ……そっち系さっぱりしてそうなのに」
「見た目はな。いつもニコニコ爽やかだからね」

 へえって椅子に寄りかかり、マジかってふんぞり返った。

「人は見かけに寄らないもんだな。淡白そうなのに」
「うん。俺も驚いた」

 酔った勢いで幸哉はどうなの?と聞いてみた。俺は……男同士とは違うかもだけどしたい方だなって。妻は週末サラッとで満足らしくて、ねっとりしたい時もあるのに疲れたって寝ちゃうそう。

「佐伯はそう言われて引くの?」
「ああ、嫌われたくないもん。奥さん好きだから」
「だよね……俺も悪いのかな。イヤって言わないから」
「言わないの?」
「うん。よほど辛くなければね」

 佐伯はうーんって。お前ってそんなに押し弱かったっけ?とは言われたけど、俺和樹が好き過ぎてなんでも許しちゃうんだ。我慢とは言わないけどまあいいかって。

「智也。それ言わなきゃ分かってもらえないんじゃないの?俺の週一も妻からの提案だよ。毎日はやめてって。新婚だからってし過ぎ!ってね」

 そうだよね。仕事もあるし普通は多くても週三くらいだよねって話した。

「でもね。これでも言って減らしてもらってはいるんだ。なのに……」
「あの……何回してるの?」

 回数は恥ずかしいけど、こんなの話せるのは幸哉くらいだよなあ。兄貴も他の友だちにも言えないもの。

「週ニの他に週末たっぷり」
「ふえ?マジで?寝る時間は足りるのか?」
「うん。会社のエントランスから徒歩五分で部屋のエントランスに到着するんだ。だから時間はたっぷり」
「え?お前どこ住んでんの?」
「ここから徒歩五分……」

 佐伯は絶句した。おま……マジかって。うんって言うしかない。

「この辺で夫婦二人なら2LDKは必要だよね?この辺高級マンションしかねえぞ?」
「うん、そんな分譲マンションの二十階家具付き。家賃は知らない。和樹の身内所有の部屋だから」

 知らないとはなんだよって。この辺の部屋ならその広さは古くてもかなりの金額じゃないの?って。

「うちの会社はお金持ち多いけど……さすが本社の社員……」
「だよね」

 まあ、そこは置いといてと、ビールを飲み切っておかわりをふたりとも頼んだ。

「通勤時間がないのか……そうすると少なくとも他の人より平均二時間は毎日多い……」
「うん……だからね」

 そっかあって。うち九時出勤だもんね。間違って三十分前起床でも遅刻もしないかって。

「うん。それはありがたい」
「俺はムリかな。公私が景色で別けられないのはキツい。一駅でも離れたい派だな」
「それは俺慣れた。会社の人に会っても気にしなくなったんだ」
「へ、へえ……俺ムリ」

 お前にそんな柔軟さがあったのかと本気で驚いていた。

「そう?」
「そうだよ。……お前かわいいんだな。彼に合わせる姿勢が女の子っぽいけど」
「そうかもね」

 見た目ではわからないけど、中身は乙女かって笑う。

「一ノ瀬さんは、そんな智也が好きなのかも」
「あーそうかも。前にそんなこと言ってた」

 幸哉はお前が女ならなあって。俺マジで付き合ってたかもって。これだけ気が合うのに相手につくすとか俺なら嬉しいものって。

「でも、負担にならんの?」
「なってないね。家事はほぼ和樹がしてるし、俺はお手伝いくらい」
「なにそのイケメン……ならさせてやれ。お前が我慢しろ。それだけの価値があるよ」
「いやいや……相談した意味がないだろ、それじゃあさあ」

 この辺り住まわせてくれて家事までしてくれる。なんの問題があるの?って。まあそうだけど、そこは別というか。

「俺にはそんな甲斐性はないが……幸せだな」
「うん。それは間違いない」

 そんな話をしながら幸哉と楽しんでから帰宅。和樹はすでに帰っていて、お風呂もすんだのかソファでビールを飲んでスマホ見てた。

「ただいま」
「おかえり智。風呂入って来い。出たばっかだから追い焚きはいらないと思うよ」
「うん」

 俺は部屋で着替えてからお風呂入ってさっぱり。水のペット持って和樹の立膝に収まった。

「楽しかったか?」
「うん。佐伯って支社の頃の同僚と飲んでた」
「そうか」

 これだけ。深くは聞いても来ない。心地いい関係だ。なんとなく和樹の体温を感じてムラッ

「抱いて……和樹」
「ん?平日だよ?まだ早い時間ではあるけど」
「いい……お尻も準備した」

 佐伯との話のせいかしたくなって……こんなにかわいがられてるんだもの、なんの不満があるんだよ。以前に比べれば格段に回数は減らしてくれてるし、口だけでもいいって妥協もしてくれる。

「ここでするか?」
「ベッドでがいいかな?」
「そうか」

 なら部屋に行こうと移動すると手早く俺を脱がせて、

「最近智からのお誘いが増えて嬉しい」
「そう?」
「ああ、越してから増えてるよ」
「そっか……」

 和樹も脱いで今日はゴムも付けてくれる。イヤイヤ?ゼンギは?いきなりゴムつけるとか?とか質問してる間にローションを手に取りヌリヌリ。てか、なんにもしてないのになんでそんなに勃ってんの?

「か、かずき?」
「僕の平日の我慢を舐めるなよ?」
「へ?」
「文句は後で聞く。とにかく入れさせろ」
「あ、あの、うーーッ」

 支度はしたけどさ!いきなりとかなんなの!

「いい……智の中は堪らない」
「うっ…まだ……中が……」
「ふふっ分かってる。このままかわいがる」

 そう言うとキスが激しく……んんっ……乳首もこね始めて……やだあ……入ってるから気持ちよくなるの早い……

「キスだけで僕を締め上げる」
「ハァハァ……うそだろ…なんで……」
「支度してるならこれもありだろ?」
「まあ……」
「でもきついからもう少しね」

 入れたままの愛撫は気持ちよくて、俺がふわふわする頃に腰を振ってきた。

「これ僕がキツイな。我慢するのがさ」
「あっ…うっ……もっと……」
「うん」

 俺抱きあってがいい。和樹のキレイな顔近くで見ながらしたい。

「抱っこして……和樹…遠いのヤダ」
「お前は……」

 更に大きくなって俺の頭を抱えてキスを……んむっ…腰は止まらず激しく突いてくる。

「かわいいこと言うな。クソッ持たない!」
「かずきぃ……あうっグッ」

 俺は強く抱きついて、和樹のがドクドク膨らむのが分かった。気持ちいい……俺もその前にはイッていた。

「ハァ…ハァ…智は僕を煽るのが上手すぎる」
「だって…抱いて欲しくて……和樹欲しくて……」
「ダメだな。やめらんない」

 すぐに復活してそのまま二戦目。俺が抱っこを求めたからずっと抱きしめてくれて、とても幸せだった。激しく求められるのも悪くない。

「智がかわいくて……なんか持たないっ」
「いいよ出して……」
「やめてくれ。クッ……ウッ……ッ」

 和樹のイッてるこの顔も好き。俺は顔を引いてキスした。欲しくて堪らなくて。和樹好き……

「プハッ煽んな」
「積極的なのはイヤ?」
「フン。嫌なわけないだろ?」

 ゴムも代えずに何度も……酔ってるのもあってか快感を、和樹を求めた。どうしても求める気持ちがなくならない。きっと和樹も……たまにはいいよな、こんなのもさ。

「明日は知らないぞ」
「うん、いい」

 興奮でこう答えたが、翌朝に後悔したのは言うまでもない。













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