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飛び級したった
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ギルドに着くと、直ぐに俺は奥の部屋に入って行った。
「お疲れさん、取り敢えず座れ、疲れてるだろう?」
「お言葉に甘えて」
手で案内してくれた椅子に座ると早速質問された。
「御主がレッサードラゴンを殺したというのは事実か?」
「はい」
「では、どの様な方法で?」
「首元の鱗一枚を狙って剥ぎ取った後、再度そこに剣を突き刺しました。」
「ふむ、噓は言っていないようじゃな、ほれ、討伐報酬の白銀貨10まいじゃ、あとランクをCにあげたので明日からまた努力するといい」
「ありがとうございます」
そしてギルドから出ると理科の先生に丁度会った。
「健一くん」
「あ、先生こんにちは」
「健一くん君は何をしているんだい?」
「何って、見ての通り冒険者ですが?」
「はあ、健一くん”も”か…」
その後、宿に戻って見るとリリヤが宿の前で俺を探していた。
「リリヤ、どうしたんだ?部屋に入っていればいいのに」
「もう20日泊まったので追い出されました」
あ!此処が宿な事完全に忘れてた!
Cランクになると、大半の人が家を持っているらしい。そろそろ俺らもマイホームが欲しいので、ギルドに質問することに。
「そろそろ俺も自分の家を持ちたいと思っているのですが、何処かへいい物件ありませんか?出来れば白金貨10枚以内で」
「はい、それでしたらこちらの物件なんてどうでしょう」
そう言って受け取ったのは3枚の紙
一つめの物件
西門はいってすぐの家
まあまあ広い3LDK
白金貨八枚
二つめの物件
南東ぐらいの位置にある家
前の主人が一階で店を構えていたので、そのまま店を出すことも可能
2LDK
白金貨九枚
三つめの物件
王城近くにある家
この中で一番大きい
5LDK
白金貨十枚
俺は必死に考えた結果、一つめの物件に決めた。
「はい、こちらの物件になりますと、1か月白銀貨2枚ずつお支払いいただいて
約三年間でローン返済出来ます」
「じゃあ、それでお願いします」
俺は家の鍵を受け取ると直ぐ、宿に向かった。
「リリヤ~どこだ~」
「此処です」
「じゃあ、家買ったから今から直ぐに行くか」
「へ?家、買ったんですか?」
「うん、だから今から行くか」
そこから地図通りの場所の家に、鍵を差し込んでドアを開けると、
赤白青黒と、色とりどりの光が宙に浮いていた。
「何してるんですか?早く入りましょうよ」
「お、おう。そうだな」
俺はそれを無視して家の中に入っていった。
「わあぁぁぁ、すごく素敵なお家ですね」
「だな」
その日の夕方まで俺らは家の中を掃除して、部屋割りを決めたり、他のことをしたりして時間をつぶした。
そして夜、俺が寝ようとすると、リリヤが俺の部屋に入ってきた。
「ん、どうしたんだ?」
「今日、ギルドに行く前に言った言葉、覚えてますか?」
「え、うん、まあ覚えてるよ、突然御免な、あんな事俺なんかに言われたら嫌だよな」
「……も…す」
「へ?何?」
「…もです」
「え?」
「私も、ケンイチ様のことが好きです!」
突然キスされた。
………………そこからの記憶がない。
「お疲れさん、取り敢えず座れ、疲れてるだろう?」
「お言葉に甘えて」
手で案内してくれた椅子に座ると早速質問された。
「御主がレッサードラゴンを殺したというのは事実か?」
「はい」
「では、どの様な方法で?」
「首元の鱗一枚を狙って剥ぎ取った後、再度そこに剣を突き刺しました。」
「ふむ、噓は言っていないようじゃな、ほれ、討伐報酬の白銀貨10まいじゃ、あとランクをCにあげたので明日からまた努力するといい」
「ありがとうございます」
そしてギルドから出ると理科の先生に丁度会った。
「健一くん」
「あ、先生こんにちは」
「健一くん君は何をしているんだい?」
「何って、見ての通り冒険者ですが?」
「はあ、健一くん”も”か…」
その後、宿に戻って見るとリリヤが宿の前で俺を探していた。
「リリヤ、どうしたんだ?部屋に入っていればいいのに」
「もう20日泊まったので追い出されました」
あ!此処が宿な事完全に忘れてた!
Cランクになると、大半の人が家を持っているらしい。そろそろ俺らもマイホームが欲しいので、ギルドに質問することに。
「そろそろ俺も自分の家を持ちたいと思っているのですが、何処かへいい物件ありませんか?出来れば白金貨10枚以内で」
「はい、それでしたらこちらの物件なんてどうでしょう」
そう言って受け取ったのは3枚の紙
一つめの物件
西門はいってすぐの家
まあまあ広い3LDK
白金貨八枚
二つめの物件
南東ぐらいの位置にある家
前の主人が一階で店を構えていたので、そのまま店を出すことも可能
2LDK
白金貨九枚
三つめの物件
王城近くにある家
この中で一番大きい
5LDK
白金貨十枚
俺は必死に考えた結果、一つめの物件に決めた。
「はい、こちらの物件になりますと、1か月白銀貨2枚ずつお支払いいただいて
約三年間でローン返済出来ます」
「じゃあ、それでお願いします」
俺は家の鍵を受け取ると直ぐ、宿に向かった。
「リリヤ~どこだ~」
「此処です」
「じゃあ、家買ったから今から直ぐに行くか」
「へ?家、買ったんですか?」
「うん、だから今から行くか」
そこから地図通りの場所の家に、鍵を差し込んでドアを開けると、
赤白青黒と、色とりどりの光が宙に浮いていた。
「何してるんですか?早く入りましょうよ」
「お、おう。そうだな」
俺はそれを無視して家の中に入っていった。
「わあぁぁぁ、すごく素敵なお家ですね」
「だな」
その日の夕方まで俺らは家の中を掃除して、部屋割りを決めたり、他のことをしたりして時間をつぶした。
そして夜、俺が寝ようとすると、リリヤが俺の部屋に入ってきた。
「ん、どうしたんだ?」
「今日、ギルドに行く前に言った言葉、覚えてますか?」
「え、うん、まあ覚えてるよ、突然御免な、あんな事俺なんかに言われたら嫌だよな」
「……も…す」
「へ?何?」
「…もです」
「え?」
「私も、ケンイチ様のことが好きです!」
突然キスされた。
………………そこからの記憶がない。
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