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妹としたいと想像するのはいけない事ですか?
第19話 恋人繋ぎ
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「お兄ちゃん! デートしよう!」
休日の朝、朝食を二人で一緒に食べていると、妹から突然そう言われた。
あの日から、僕と妹は一緒にお風呂に入って、一緒に床を共にした。
勿論一線は越えていない。
ふざけたりで触ったりはしてきた、僕もちょっとは妹を触ったり抱きしめたりしていた。
でも、あれ以上はあの日以上の事は、いいや、あの日みたいな事はしていなかった。
そして二人で色々と話もした。エッチな話も少しだけした。
探る様にした話の中で少しだけわかった事は、妹は性的な知識が全く無いわけではなく、ある程度は持ち合わせているようだった。
もちろん誰とも付き合った事は無いとの事で、恐らく処女……そして破瓜に痛みが生じるという知識も持ち合わせていた……。
恐らくこの間震えていたのはその為だろう。
そして僕が妹に対してそう言う感情を抱いているという事も……勿論ある程度は理解している。
それが故にあれ以上僕を挑発する様な事は控えている様だった。
結果、そこまで理解しているにも関わらず、僕と妹は元に……この間迄の関係に、お互いを避ける様な、僕に憎まれ口を叩いていたあの関係に戻る事は無かった。
僕の理想の妹のままで……本来の妹の姿……小学生の時の可愛い妹のままで居続けていた。
僕はこの関係を、このちょっと仲の良い兄妹関係を、このままずっと維持出来たらって、今そう思い始めていた。
「デート?」
「うん!」
「えっと……どこへ?」
「どこでも良いの、お兄ちゃんと一緒にお出かけしたい」
「……そか……うん、行くか」
「わーーーーい」
小学生の様にはしゃぐ妹、高校生にもなって、両手を上げて走り回る姿に一瞬戸惑うが、見た目がまだまだ幼いので寧ろ小学生の頃の妹を思い出し、思わず顔が綻んでしまう。
「お兄ちゃん~~えへへへ」
僕を見てニッコリ笑う妹……可愛い……好きだ、大好きだ。
妹の為なら何でも出来る……何でも……僕の思いはどんどんと高まっていた。
◈◈◈
出掛ける準備を整えリビングで待っていると、妹は可愛らしい、ピンクのロリータ系ファッションに身を包み部屋に入って来る。
アイドルの衣装の様な装い、普通の高校生ならちょっとどうかと思うが、超絶美少女、見た目は小学生の様な妹には、ピッタリの格好だった。
「へ、変かな?」
黒髪をツインテールにし、大きなリボンで髪を結わいていた。
「いや……凄く似合ってる……可愛いよ」
あえてこの格好を、少女の様な格好をしてくれている妹……僕が好きだった小学生の頃の妹に自ら近づけ様としている事に、僕は嬉しくてそして益々妹の事を愛しく思ってしまう。
「えへへへへ」
頬を赤らめ無邪気に笑う妹……ああ、この場で抱きしめたい……キスをしたい、身体中に……おっと……いけない……いつもの空想が。
空想と現実の区別を付ける。
僕は毎日自分にそう言い聞かせていた。
空想では嫌がる妹を無理やり押し倒し……現実では妹を大切に、大事に愛でる。
『しない、させない、駄目絶対』
これを自身に言い聞かせていた。
「じゃあ行こうか」
「うん!」
そう言って二人揃って家を出る。
家を出て暫くすると隣を歩くと妹が僕を見上げる。
「ん? どうか……した?」
何か言いたげな表情の妹、僕は首を傾げて、何か言いたいなら言ってくれと妹を促す。
「……お兄ちゃん……手繋いでくれない……」
「……え?」
「だってだって……前は買い物行ったり、お出かけしたりすると、いつも必ず手を繋いでくれたのに……」
悲しそうな顔で僕を見る妹……そうだった……僕と妹はあの頃に、小学生の時の仲の良い兄妹に戻っているんだ。
「ああ、そうか……ご、ごめん」
やはりブランクは埋められていない、いや埋められるわけはないんだけど……。
やはりお互い成長している事や、また嫌われたら……って思いがあり、慎重になっていた。
「ぶう……違ううう、今日はデートでしょ!」
僕は素直に手を繋いだ。しかし妹は更に不機嫌になる。膨れっ面で僕にそう言う……えっと? デート? それが?……え? どうすれば?
彼女いない歴年齢の僕に言われてもと……僕が戸惑っていると
「繋ぎかたが違うの!」
妹は大きな声で不満そうに僕を見ながらそう言うと、一度繋いだ手を振りほどき、指を絡めて繋ぎ直した。
「…………あ! ははっ」
「…………えへへ」
そう……恋人繋ぎ……繋いだ手を大きく振りながら一緒に歩く。
僕の頬が熱くなる、妹の頬が赤く染まる。
そしてお互い見つめあって笑った。楽しい……凄く楽しい……夢にまで見た妹との関係、妹とのデートが今、始まった。
休日の朝、朝食を二人で一緒に食べていると、妹から突然そう言われた。
あの日から、僕と妹は一緒にお風呂に入って、一緒に床を共にした。
勿論一線は越えていない。
ふざけたりで触ったりはしてきた、僕もちょっとは妹を触ったり抱きしめたりしていた。
でも、あれ以上はあの日以上の事は、いいや、あの日みたいな事はしていなかった。
そして二人で色々と話もした。エッチな話も少しだけした。
探る様にした話の中で少しだけわかった事は、妹は性的な知識が全く無いわけではなく、ある程度は持ち合わせているようだった。
もちろん誰とも付き合った事は無いとの事で、恐らく処女……そして破瓜に痛みが生じるという知識も持ち合わせていた……。
恐らくこの間震えていたのはその為だろう。
そして僕が妹に対してそう言う感情を抱いているという事も……勿論ある程度は理解している。
それが故にあれ以上僕を挑発する様な事は控えている様だった。
結果、そこまで理解しているにも関わらず、僕と妹は元に……この間迄の関係に、お互いを避ける様な、僕に憎まれ口を叩いていたあの関係に戻る事は無かった。
僕の理想の妹のままで……本来の妹の姿……小学生の時の可愛い妹のままで居続けていた。
僕はこの関係を、このちょっと仲の良い兄妹関係を、このままずっと維持出来たらって、今そう思い始めていた。
「デート?」
「うん!」
「えっと……どこへ?」
「どこでも良いの、お兄ちゃんと一緒にお出かけしたい」
「……そか……うん、行くか」
「わーーーーい」
小学生の様にはしゃぐ妹、高校生にもなって、両手を上げて走り回る姿に一瞬戸惑うが、見た目がまだまだ幼いので寧ろ小学生の頃の妹を思い出し、思わず顔が綻んでしまう。
「お兄ちゃん~~えへへへ」
僕を見てニッコリ笑う妹……可愛い……好きだ、大好きだ。
妹の為なら何でも出来る……何でも……僕の思いはどんどんと高まっていた。
◈◈◈
出掛ける準備を整えリビングで待っていると、妹は可愛らしい、ピンクのロリータ系ファッションに身を包み部屋に入って来る。
アイドルの衣装の様な装い、普通の高校生ならちょっとどうかと思うが、超絶美少女、見た目は小学生の様な妹には、ピッタリの格好だった。
「へ、変かな?」
黒髪をツインテールにし、大きなリボンで髪を結わいていた。
「いや……凄く似合ってる……可愛いよ」
あえてこの格好を、少女の様な格好をしてくれている妹……僕が好きだった小学生の頃の妹に自ら近づけ様としている事に、僕は嬉しくてそして益々妹の事を愛しく思ってしまう。
「えへへへへ」
頬を赤らめ無邪気に笑う妹……ああ、この場で抱きしめたい……キスをしたい、身体中に……おっと……いけない……いつもの空想が。
空想と現実の区別を付ける。
僕は毎日自分にそう言い聞かせていた。
空想では嫌がる妹を無理やり押し倒し……現実では妹を大切に、大事に愛でる。
『しない、させない、駄目絶対』
これを自身に言い聞かせていた。
「じゃあ行こうか」
「うん!」
そう言って二人揃って家を出る。
家を出て暫くすると隣を歩くと妹が僕を見上げる。
「ん? どうか……した?」
何か言いたげな表情の妹、僕は首を傾げて、何か言いたいなら言ってくれと妹を促す。
「……お兄ちゃん……手繋いでくれない……」
「……え?」
「だってだって……前は買い物行ったり、お出かけしたりすると、いつも必ず手を繋いでくれたのに……」
悲しそうな顔で僕を見る妹……そうだった……僕と妹はあの頃に、小学生の時の仲の良い兄妹に戻っているんだ。
「ああ、そうか……ご、ごめん」
やはりブランクは埋められていない、いや埋められるわけはないんだけど……。
やはりお互い成長している事や、また嫌われたら……って思いがあり、慎重になっていた。
「ぶう……違ううう、今日はデートでしょ!」
僕は素直に手を繋いだ。しかし妹は更に不機嫌になる。膨れっ面で僕にそう言う……えっと? デート? それが?……え? どうすれば?
彼女いない歴年齢の僕に言われてもと……僕が戸惑っていると
「繋ぎかたが違うの!」
妹は大きな声で不満そうに僕を見ながらそう言うと、一度繋いだ手を振りほどき、指を絡めて繋ぎ直した。
「…………あ! ははっ」
「…………えへへ」
そう……恋人繋ぎ……繋いだ手を大きく振りながら一緒に歩く。
僕の頬が熱くなる、妹の頬が赤く染まる。
そしてお互い見つめあって笑った。楽しい……凄く楽しい……夢にまで見た妹との関係、妹とのデートが今、始まった。
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