壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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壊れた玩具1-2

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庭の真ん中んに引きずり出されたセイラは、あっという間に丸裸にされて地べたに押さえつけられた。
「セイラちゃんちっちゃくて細くて背中だけ見ると女の子みたいだよね」
「おい、早く潤滑液よこせよ」
女みたい、セイラが一番嫌いな言葉だった。
「やめろ!やめろよ!」
小柄な上に二年間の監禁生活ですっかり筋肉の無くなったセイラの体は、力仕事も多い屋敷の使用人達に感嘆に押せ付けられダイアスの目の前で何人もの男に犯された。
それでも抵抗を止めなかった。
あまりに抵抗するセイラに切れたダイアスは、セイラの左足を踏み抜いた。

ゴキリ

と、酷い音がした。
「うわぁぁぁぁぁ」
セイラの左足首が、変な風に曲がっていた。

「いやぁあ!痛い!痛い!」
泣き叫ぶセイラの声など物ともしないで、凌辱は続いた。
ダイアスは絶叫するセイラの様子を満足そうに椅子に座って見ていた。
時折ダイアスが人差し指をを曲げる仕草をすると、歩けないセイラを使用人達が引き摺ってダイアスの前に連れて行き、ダイアスがセイラの髪を掴んで勃起した性器をセイラの喉に突っ込んだ。
少しでも抗うとおられた左足を蹴飛ばされた。
この日から、これがセイラの日常になった。
部屋は北向きの部屋に移され、ベットは無くなった。
ダイアスは
「修行だよ」
っと言って笑っていた。
地獄の始まりだった。
部屋の鍵は取り去られ、代わりに首輪で鎖に繋がれた。
床に直接寝具が置かれ、セイラは夜昼問わず、屋敷中の全ての人間の玩具にされた。
中には女も混じっていた。
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