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伝説の狼1-6
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「僕をこんなにした悪魔から嵌められた首輪だ。取れないんだ。死んだ後まで着けていたくないだけだ。自殺?したいさ!僕がこの六年どんな目に合ったと思う?狼は鼻が良いんだろう!?何があったか察しがついているだろう!?それとも僕が誰かれ構わずチンコぶっこまれて喜ぶ淫乱にでも見えてた?レイプさ!六年だ。たった一つの判断を間違えたせいで悪魔に捕まって、僕はこの六年、毎日毎日レイプされてたんだ。犯されながら殴られるのさ、しょんべんだって掛けられた。何度も!穢れてるって罵られながら汚されたよ!自分がレイプされて汚れた部屋を、明日レイプされるために僕が掃除させられる。そんな目に有ってどうしてこの先生きたいと思えるって言うんだ!?こんな体要らない!こんな体要らない!こんな体要らないんだよ!!」
あまりのセイラの剣幕に、狼はあっけに取られているようだった。
「ねぇ、狼は山の主で、死んだ人気を食べるんだろう?こんな汚れた僕でも食べてくれるの?」
セイラは投げやりになって狼に絡んだ。
狼は否とも是とも言わずに、だまってセイラの首輪を見つめると
「その首輪を取れば良いのか?」
と、そう言った。
狼は大きな顔をセイラに近づけると、セイラの首に嵌められた首輪を、牙をむき出して前歯で噛んだ。
ブツン、と音がして、首輪が千切れた。
「―取れた・・・」
セイラには怖くて絶対に取れなかった物を、狼はいとも簡単にとってしまった。
狼がベッドの横に投げ捨てた首輪が、ガチャリと音をたてて床に落ちた。
その首輪は、セイラから外されたとたん、急激にサビて朽ちてしまった。
首輪がとれたとたん、セイラの体がすこし軽くなった。
あまりのセイラの剣幕に、狼はあっけに取られているようだった。
「ねぇ、狼は山の主で、死んだ人気を食べるんだろう?こんな汚れた僕でも食べてくれるの?」
セイラは投げやりになって狼に絡んだ。
狼は否とも是とも言わずに、だまってセイラの首輪を見つめると
「その首輪を取れば良いのか?」
と、そう言った。
狼は大きな顔をセイラに近づけると、セイラの首に嵌められた首輪を、牙をむき出して前歯で噛んだ。
ブツン、と音がして、首輪が千切れた。
「―取れた・・・」
セイラには怖くて絶対に取れなかった物を、狼はいとも簡単にとってしまった。
狼がベッドの横に投げ捨てた首輪が、ガチャリと音をたてて床に落ちた。
その首輪は、セイラから外されたとたん、急激にサビて朽ちてしまった。
首輪がとれたとたん、セイラの体がすこし軽くなった。
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