壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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呪い1ー7

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「あ・・・」
抱かれ慣れたセイラの躰は直ぐに躰を開いて、アヤの舌はセイラの胎に差し込まれた。
大きな狼の舌は、セイラの胎の中を優しく舐めまわし、待ちわびた快感を与えられたセイラの躰は自分の中に入って来た肉を喜んで締め付けて吸い付いて『もっともっと』と催促を始めた。
アヤが山の主の力でセイラの中を診ると、一体、この六年間何をされて来たのかとアヤが背筋を凍らすほど、セイラの躰の中はズタズタにされていた。
「ごめんな、俺が、もっと早く見つけていれば」
仕方のない事だった。実際アヤはセイラの気配や匂いを感知して以来、この六年ずっと探し続けていたのだ。だからこそ、昨日の最初で最後のチャンスでセイラを見つけられた。
それでも、謝らずにいられない程セイラの躰はボロボロだった。
様々な薬物も染みついていた。
セイラの内臓がやたら壊れていた原因はこれだろう。
「薬は少しづつ抜くしかないが、傷は俺が治せるからな」
そう言って、『力』を使ってセイラの胎の中を愛撫しながら舐めた。
アヤの舌で気持ち良くなっていたセイラの胎に、さらに甘い熱が灯った。
「あぁ!?ふぁ!?」
あまりの快感にセイラはアヤの首にしがみ付いた。
「何!?ぁんっ今僕イッた?!あっ、アヤ、アヤァ・・」
アヤは返事をせず、激しく善がり出したセイラの胎の壁をさらに丹念に舐めた。
「んっすごいっ。すごいよっ。アヤ」
セイラはアヤの首にしがみ付いたまま、腰の力が抜けてしまい、お尻を大きく後ろに突き出す体制になってしまった。
セイラの視界は快感で真っ白になって、チカチカと光が舞っている。今までこんなに気持ち良くなった事なんて無かった。
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