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イキ癖1-2

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それは、一気に膨らむと硬度を増して形を変え、セイラの喉の中を擦りながらバシャバシャとセイラの中に大量の精液を射精した。
(喉も胎も最高に気持ち良いっ)
セイラはあえぎ腰を振りながら興奮と快感で射精し、何度もカライキまで繰り返した。
口淫が気持ち良いなんて感じる日が来るとは思いもよらない事だった。
普通は気持ち悪いし、吐き気しか感じない。
行為が終わった後は体力の無いセイラは意識を失う様に眠りに着いた。
起きた時なんだかいつもより軽い気持ちになっていた。
何でなんて分からないけれど。
そうしてセイラとアヤの一日は、ほとんど食事と性行為に費やされる様になって行った。
セイラの心配に反して、アヤの本物の番いは現れる兆しも無く、一人と一匹の生活は暫く続いた。
気が着けばセイラは、食事を自分で食べれる様になっていて、体にもいくばくか肉が付いてきていた。

その頃から、セイラには奇妙な症状が出始めた。
食事と性行為をしている時以外の殆どの時間、六年間の悪夢の記憶がセイラを襲う様になった。
頭では分かっている、今は自分は安全な所にいて大丈夫なんだと、気持ちが追い付かなかった。
虐待を受けていた時に叩き込まれた全ての恐怖と嫌悪と凌辱されている時の体感の記憶が一気に渦となってセイラを襲い、混乱させた。
そのうちその記憶はセイラの夢の中にまで入り込み、逃れたはずの虐待と凌辱を、セイラは何度も受ける事になった。
アヤと性行為をしている時だけがセイラがその記憶から逃れられる時間となり、セイラは次第にアヤとの行為にのめり込んで必要以上に行為をせがむ様になっていった。
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