壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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人食い湖の住人1-6

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「アヤぁ、ダメぇ止めちゃぁ」
「俺も続けたいんだがなぁ」
良い所で愛撫を止めたアヤにセイラが続きをねだったが、セイラは取り合わなかった。
「俺は見回りに行ってくるから、セイラはこれで遊んでな」
そう言いながら、瞳を緑か青か分からない色に輝かせて、細い蔓草で編み上げた棒状の形をした物をセイラの手の中に作った。
「この前のより、おおきい・・・」
それを見たセイラが喉を鳴らして頬を染める。
「入れて見せてくれる?」
アヤが優しく問うとセイラは小刻みに頷いて、そろそろと、蔓草で出来た棒を自分の後口に宛がって、躊躇せずに押し込み始めた。
「何度見てもやらしいなぁ。良い眺めだ」
アヤがご機嫌で尻尾を振った。

ず、ずっと少しずつセイラが普通の人間の性器より相当大きな蔓草の棒を押し込んで行く、セイラの体温よりも少し温度の低いその棒はボコボコしてて、中に押し込む度にセイラの胎を捏ねた。
人差し指一本分位入れた辺りで気持ちよさがいつも増す。
「───あ」
人差し指一本分、それは丁度、棒がセイラの前立腺の裏を擦り始める深さだから。
「んっ。あっ」
後ろの快楽が強くなればなる程躰は思い通りに動きづらくなる。
胎は穿うがたれる事を欲していても、四肢の力は抜けて行った。
ひるんだセイラの耳元にアヤが口元を寄せて囁く。
「入れてくれよ、そんで、出し入れしながらいつもみたいに乳首捏ねて」
低くて優しい声がセイラの鼓膜を撫でる様に響いた。
快楽で理性が溶けきったセイラが、虚ろな目をしてアヤを見つめながら、挿抜を繰り返し、少しずつ自分の後口をアヤから与えられた蔓草の棒でほり広げて行った。
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