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人食い湖の住人1-14
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淡みたいな味が口と喉に広がって、いつもの吐き気がセイラを襲う。
でも、これを我慢すれば、きっと明日一日誰も来ない。
(早く終わって)
そればっかり祈って耐えた。
(アヤ・・・)
朦朧とした意識の中、夢だったと分かっているのにそれでも心の中でアヤの名前を呼んだ。
(アヤ・・・)
心の中でアヤを呼びながら、ダイヤスの腰に片腕で縋り着く様な体制を取り、セイラも自分の下枝を扱く。
ダイヤスがセイラの口内を犯しながら嗤う。
『所詮は意地汚い淫乱じゃないか!』
酷い罵倒も気にしない、いつもの事だ。
喉まで犯される乱暴な腰使いをされては、自分の性器を扱いて性感を得ておかないと喉が詰まって苦しいのはセイラなのだ。
下手をすれば喉の中が破けて二、三日血の混じった淡が止まらなくなる。
セイラは罵られるのを構わず自分の下枝を扱いたが、ふと違和感を感じた。
そろそろ、イッってもいい頃合いなのに、全然出ないのだ。
(あれ?)
自分の性器はもういつ射精しても可笑しくない位にパンパンにふくれているのに、出そうとしても全然出ない。
「何で?」
手探りで確認した自分の下枝の根本に、何かがキツク巻き付いていた。
この屋敷の住人たちは、セイラを犯す時、殴ったり薬を使ったりは毎日のようにしたけれど、セイラの下枝に射精を抑制する様な物は使われた事が無かった。
後にも先にも、セイラの下枝を縛り上げるなんて事をした存在は一つだけだ。
(アヤの蔓草!)
セイラの瞳に生気が戻った。
(アヤは夢なんかじゃない)
目を眩ませていた悪夢で、最初にゆらいだのは壁だった。
でも、これを我慢すれば、きっと明日一日誰も来ない。
(早く終わって)
そればっかり祈って耐えた。
(アヤ・・・)
朦朧とした意識の中、夢だったと分かっているのにそれでも心の中でアヤの名前を呼んだ。
(アヤ・・・)
心の中でアヤを呼びながら、ダイヤスの腰に片腕で縋り着く様な体制を取り、セイラも自分の下枝を扱く。
ダイヤスがセイラの口内を犯しながら嗤う。
『所詮は意地汚い淫乱じゃないか!』
酷い罵倒も気にしない、いつもの事だ。
喉まで犯される乱暴な腰使いをされては、自分の性器を扱いて性感を得ておかないと喉が詰まって苦しいのはセイラなのだ。
下手をすれば喉の中が破けて二、三日血の混じった淡が止まらなくなる。
セイラは罵られるのを構わず自分の下枝を扱いたが、ふと違和感を感じた。
そろそろ、イッってもいい頃合いなのに、全然出ないのだ。
(あれ?)
自分の性器はもういつ射精しても可笑しくない位にパンパンにふくれているのに、出そうとしても全然出ない。
「何で?」
手探りで確認した自分の下枝の根本に、何かがキツク巻き付いていた。
この屋敷の住人たちは、セイラを犯す時、殴ったり薬を使ったりは毎日のようにしたけれど、セイラの下枝に射精を抑制する様な物は使われた事が無かった。
後にも先にも、セイラの下枝を縛り上げるなんて事をした存在は一つだけだ。
(アヤの蔓草!)
セイラの瞳に生気が戻った。
(アヤは夢なんかじゃない)
目を眩ませていた悪夢で、最初にゆらいだのは壁だった。
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