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春のススキと白い息5-14
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人間でいう所のキスのつもりなのだろう、ひげがくすぐったくて思わず声が上がった。
─初夜。
(そっか、ぼく、『エサ』を受け取ったんだから完全につがいになれたんだ)
骨から溶け出て、体内をめぐっている薬の効果で、大分思考は溶けていたが、
さっきまで、娼婦もそこまでやらないという位の激しいセックスをしていたくせに。
なぜだか気恥ずかしくて、セイラはほほを染めた。
それを見て、アヤはやはり笑った。朗らかな笑顔だった。
セイラの体が大方綺麗になると、アヤの舌の動きは綺麗にするための動きではなく、明確な意図を持った動きに変わった。
優しく、厭らしく、セイラが気持ち良さそうに反応する所を丁寧に撫でる、アヤの大きな舌。
(大きな獣の口、アヤの口)
セイラは、獣の舌に厭らしい事をされて簡単に感じている自分の体を見て、さらに興奮した。
萎えかけていたセイラの性器もまた、固さも太さも取り戻してアヤの蔦がギッチリと食い込んでいる。
アヤの舌は太ももの内側を撫で、下腹を撫で、セイラの性器を揉み、胎の入口を濡らした。
「ぁぁ・・・」
力を抜いて伸ばしていた両足が、勝手に膝を曲げた。
アヤの舌の動きは、怪しさを増してゆき、下腹部を舐め上げ脇腹をこすり、胸の飾りを縦横無尽にこすって転がした。
「ぅん・・・ぁっ。ァヤッ」
「セイラ、腰を上げて」
セイラは曲げていた両足のかかとに体重を移して腰を持ち上げると、足を開き、腰を押し出すように体を反らせて、後ろ手に両手を着いた。
まるで『もっと』とせがんでいるかの様だ。
今やセイラはアヤに隠している所なんて一つもない程に無防備な体制でアヤに体を明け渡していた。
─初夜。
(そっか、ぼく、『エサ』を受け取ったんだから完全につがいになれたんだ)
骨から溶け出て、体内をめぐっている薬の効果で、大分思考は溶けていたが、
さっきまで、娼婦もそこまでやらないという位の激しいセックスをしていたくせに。
なぜだか気恥ずかしくて、セイラはほほを染めた。
それを見て、アヤはやはり笑った。朗らかな笑顔だった。
セイラの体が大方綺麗になると、アヤの舌の動きは綺麗にするための動きではなく、明確な意図を持った動きに変わった。
優しく、厭らしく、セイラが気持ち良さそうに反応する所を丁寧に撫でる、アヤの大きな舌。
(大きな獣の口、アヤの口)
セイラは、獣の舌に厭らしい事をされて簡単に感じている自分の体を見て、さらに興奮した。
萎えかけていたセイラの性器もまた、固さも太さも取り戻してアヤの蔦がギッチリと食い込んでいる。
アヤの舌は太ももの内側を撫で、下腹を撫で、セイラの性器を揉み、胎の入口を濡らした。
「ぁぁ・・・」
力を抜いて伸ばしていた両足が、勝手に膝を曲げた。
アヤの舌の動きは、怪しさを増してゆき、下腹部を舐め上げ脇腹をこすり、胸の飾りを縦横無尽にこすって転がした。
「ぅん・・・ぁっ。ァヤッ」
「セイラ、腰を上げて」
セイラは曲げていた両足のかかとに体重を移して腰を持ち上げると、足を開き、腰を押し出すように体を反らせて、後ろ手に両手を着いた。
まるで『もっと』とせがんでいるかの様だ。
今やセイラはアヤに隠している所なんて一つもない程に無防備な体制でアヤに体を明け渡していた。
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