壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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春のススキと白い息5ー13

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つぶやきと共に、アヤの柔らかくなりかけた性器は再び硬度を上げて、セイラが
(あれ?)
と思う間に、射精の勢いを再び上げた。
行為自体は激しいのに、セイラは一個も怖いと思わなかった。
むしろ、
(もっと)
と思った。
もっと長くしてくれていい、もっと沢山飲まされたい。
これも、体を作り変えられたせいだろうか?とは思ったけれど、同時に、どうでも良いことかと思い直した。
セイラは目の前のアヤの腹に手を伸ばして撫でさすり、柔らかい毛におおわれたアヤの性器の根本を優しく揉んで可愛がった。
また勢いよくアヤの精子が射出され、セイラはそれだけで軽いイキを何度も味わった。
アヤの射精が終わるころには、セイラはイキ過ぎてクタクタになっていた。
でも、心は幸せだった。
アヤの精子でデロデロになった体をアヤが丁寧に舐めてくれている。
セイラの興奮がおさまらない様に、時折に胎の中を舐めて煽ってくるのが休む間も無く次が有る事を知らせていた。
セイラの体も、それを期待しているのがセイラ自身にも分かった。
尖った乳首が感度を上げて、舐めて綺麗にしてくれているアヤの息がかかるだけで疼いている。
おとなしくなったセイラの性器も時期にまた勃起するに違いない。
人間のセイラには随分とハードな性交だけれど、それでもセイラは嬉しかった。
(こんなに愛されたセックス、初めてかもしれない)
セイラは力の入りづらくなった片腕を持ち上げて、自分をせっせと舐めて綺麗にしてくれているアヤのマズルを思いをこめて撫でた。
アヤが口を止めて、ふわりと笑った。
「今日のセイラは特別可愛い。エロくて可愛くて、まさに初夜にふさわしい」
そう言って、ベロリと首筋を甘く舐めた。

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