壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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春のススキと白い息5-12

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胎の中を捏ねる舌も、やはりセイラの自慰と同じタイミングで擦られて、セイラの視界はあっと言う間に快感で霞んだ。
体の奥で快感が渦を巻いている様に感じた。
たまらなくて、もっと欲しくて足を開いて夢中で自分の前を扱いた。
セイラはいつの間にか、自分の雄の性器が気持ちいい所よりも、中をどうこね回されると気持ちいか、アヤに伝える為に扱いていた。
「ぅぅっ」
亀頭の先をクルクルと擦ると、アヤはセイラの最奥を舐めまわした。
「あぁああっ。ぅぶっ。んっ。アヤ、僕、イクッ雌イキしちゃうっ」
頭の中がブワリと広がる様な感覚と共に、セイラが雌イキし始めた時。
「セイラ、『エサ』だ。受け取れ」
アヤはひと際セイラの喉の奥に自分の性器を押し込んで、その形を変えると、勢いよく射精した。
アヤはセイラの中に入るだけ流し込もうとしているかの様に、限界まで挿入し、射精しながらさらに突き込んだ。
興奮と、喉を犯される快感で、セイラは嬌声をあげた。
口いっぱいにアヤの物を咥えているので、可愛い声なんか出ない。
でも羞恥なんてとっくに薬と快楽で溶け切っていた。
セイラは嬉しそうに体をくねらせて、雌イキしながらアヤの精子を飲めるだけ飲み込んだ。
「アヤっ、あんっ。ぉぶっ」
根本が膨らんだアヤの性器は、どんなにセイラが喘いでも抜ける事がなかった。
かろうじてある口角の隙間から、入りきらなかった物が溢れてぼたぼたと垂れた。
それを又、セイラは嬉しそうに体に塗り付けていった。
「そんなに美味いか」
アヤが笑いながらさらに腰を揺らした。
「んっ。んもっ」
口がふさがって言葉が紡げないセイラは、喘ぎ声を上げながら頷いた。
「かわいいなぁ・・」


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