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壊れた玩具と伝説の狼 フィナーレ11
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流れた涙を拭きたいけれど、魔力枯渇で動けなくなっているのでそれも出来ない。
「もう、俺から離れるな」
アヤが優しく囁いた。
「うん。ずっとアヤといっしょにいる」
セイラが素直にうなずくと、アヤはそっとセイラに覆いかぶさって来た。
殆ど体重はかかっておらず、アヤの体温と胸の柔らかい毛並みがセイラを包んだ。
セイラが思わず深呼吸すると、もうそばに有って当たり前、と感じられるアヤの臭いで体の中が満たされた。
「アヤの体温は温かくて気持ちいいね。いい匂い」
「そうだろうそうだろう。番の臭いは良い匂いに感じるものだ。
魔力枯渇のせいかな、お前いつもより体温が低いぞ。なんか食べるか?」
セイラの素直な反応を見て、アヤはさらに機嫌をよくした。
「お腹は空いてるけど、指一本動かせないよ」
セイラが照れて言うと、アヤが訳知り顔でうなづいた。
「あぁ。そうか。そっちの腹を満たす方が先だし手っ取り早かったな」
そう言って、いそいそとセイラの服を脱がし始めた。
「ア、アヤ?やっぱそっちなの?」
「そりゃあな。山の王の番はそういう風に作り替えられるからな
便利だろ?」
セイラの戸惑う声に、アヤは鼻歌でも歌い出しそうな声で答えた。
器用に靴と靴下をはぎ取り、ボトムを下着ごと引っ張り脱がせると、セイラの体をなめ回した。
セイラが流した涙も、アヤの舌で拭われていった。
アヤの魔法と愛撫で体が暖まってくれば、セイラの体もアヤの愛撫に答え始めた。
暫くすると、セイラは甘くあえぎ始めた。
「あ・・・。ん・・・。」
「いいそ、セイラ。上手に鳴ける様になったな」
アヤはいっそうご機嫌でセイラの体を自分の舌で愛撫した。
「もう、俺から離れるな」
アヤが優しく囁いた。
「うん。ずっとアヤといっしょにいる」
セイラが素直にうなずくと、アヤはそっとセイラに覆いかぶさって来た。
殆ど体重はかかっておらず、アヤの体温と胸の柔らかい毛並みがセイラを包んだ。
セイラが思わず深呼吸すると、もうそばに有って当たり前、と感じられるアヤの臭いで体の中が満たされた。
「アヤの体温は温かくて気持ちいいね。いい匂い」
「そうだろうそうだろう。番の臭いは良い匂いに感じるものだ。
魔力枯渇のせいかな、お前いつもより体温が低いぞ。なんか食べるか?」
セイラの素直な反応を見て、アヤはさらに機嫌をよくした。
「お腹は空いてるけど、指一本動かせないよ」
セイラが照れて言うと、アヤが訳知り顔でうなづいた。
「あぁ。そうか。そっちの腹を満たす方が先だし手っ取り早かったな」
そう言って、いそいそとセイラの服を脱がし始めた。
「ア、アヤ?やっぱそっちなの?」
「そりゃあな。山の王の番はそういう風に作り替えられるからな
便利だろ?」
セイラの戸惑う声に、アヤは鼻歌でも歌い出しそうな声で答えた。
器用に靴と靴下をはぎ取り、ボトムを下着ごと引っ張り脱がせると、セイラの体をなめ回した。
セイラが流した涙も、アヤの舌で拭われていった。
アヤの魔法と愛撫で体が暖まってくれば、セイラの体もアヤの愛撫に答え始めた。
暫くすると、セイラは甘くあえぎ始めた。
「あ・・・。ん・・・。」
「いいそ、セイラ。上手に鳴ける様になったな」
アヤはいっそうご機嫌でセイラの体を自分の舌で愛撫した。
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