ルール・オブ・デスゲーム

維社頭 影浪

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6. キーワード

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「くそっ」

海斗は机に用意された食事をとりながら、一人悪態あくたいをついた。
食事の時間は休憩時間にとられ、皆が自分のコンテナに戻っていった。
何人かは扉を開けたまま話しているようだ。
ちなみに、鈴木はいち早くコンテナに入り、その扉を閉めていた。

「十個か…」

モニターは大きいが、文字を大きく見せるための巨大モニターだ。
全てのルールがモニターに収まるものと仮定して考えなければならない。
いや、それさえもルールかもしれないので、聞いてもいい。
あるいは、全部でルールがいくつあるかも。
白いが、これから生き残るなら

正解している人はそんなに多くない。このままだと多くの人が脱落する。もちろん海斗も。
食事は一回目なので、普通に考えるとあと二回ある。
誰もが勝者になりたいので、この後は質問が多く飛び交うだろう。
そういえば、勝者にはどんなメリットがあるのだろうか。

ゆっくりと思考回路が回り始めた感覚を抱く。

『ギーンゴーン』

チャイムが鳴った。
コンテナの奥から、機械仕掛けの腕が出てきて食事を下げる。
デスゲームが再開した。

 * * *

「第二ゲーム!」
「主催者!」
「脱落!」

予想通り。
ゲーム開始直後、おそらくいろいろ考えたのだろう単語が飛び交った。
しかし、当てることはなく、コンテナの色が変わった。
青い顔でうつむき、何もしゃべっていない人もちらほらいた。
おそらく赤いコンテナの人。もう間違えられない人々だ。
先ほど、赤いコンテナが黒く変わるのを見てしまったから。

「キーワード!」
『ピコーン!』

新たなルールがわかり、海斗は顔をモニターに向けた。

『レ 各ルールには**キーワード**があり、それを当てれば、ルール全文が明らかになる』
「へぇ」

よし、とガッツポーズをしているのはさくらだ。
海斗は思わず関心してしまう。
思えば、最初にみたときから、生存意欲は高かったかもしれない。
しかし、周りはそんなさくらを睨みつけていた。
もうルールが分かって喜ぶ参加者はいない。

「暴力!」
『ピコーン!』

次に現れたのは麻琴。
海斗は眉を寄せた。

『レ 参加者同士への**暴力**は、ルール違反であり、ゲーム外の時間においても即敗者となる』

麻琴の笑みは意地汚く、周りからの睨みを受けて満足しているようだった。
ルールを当てることが、他者を蹴落けおとし、自分が生き残る方法。
このままだとルールが取っていくぞと。
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