R18/短編/それなり転生平凡貴族はキラキラチート王子に娶られてしまった

ナイトウ

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気が付けば目の前には怖いくらいの美貌を携えた人がいた。

艶やかなストレートの銀髪、青白い陶器みたいな肌、アメジストの瞳。

男……かな。多分。
綺麗すぎてよくわかんない。
この造形は人ならざるものだと思う。
何だか頭にヤギみたいなツノも生えてるし。
うん。だからきっとこいつは超人的な存在に違いない。

周りを見回すと神殿みたいなとこにいるらしい。
ああ、やっぱり。

「今更神さまイベントかよ!!」

思わず叫んだ。
男の形のいい眉がピクリと上がる。

「そち、まさかヘイ=ボンか。」

「あいにく様!たった今全く平凡じゃない死に方したから!!」

なんたって暗殺者にブスリだ。

「ふむ、ヘイ=ボンではないのか。少し変わった来方をしたようだが。」

何だこいつ。言ってる事よくわからん。神様のくせに。

「もう何わけわかんない事言ってんだ!出てくんの遅いよ!あんたが最初にチート能力くれてたら死ななくて済んだかもしれないのに!!」

「チート……?異界から流れてきた魂よ、そちは戻りたいのか?」

「当たり前だ!まだ好きな人に告白もしてないのに!!戻せよ!」

「告白?」

「好きな人に好きって言う事!」

「なぜ?」

「好きでどうしようもないからだろ!」

「そう、か……」

「戻せ戻せ戻せ!!」

「わかったわかった。行くがよい。」

何だか喚いてるうちに暖かい光に包まれ、今度は頭が真っ白になった。
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