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しおりを挟む「やだ。むり。」
風呂からまたベッドに運ばれて寝かされた所で弱音を吐く。
俺はセックスなんてネットに落ちてるAVでしかしらないけど、アマネのヤりかたがどえらくしつこくてねちっこそうなのだけはもう何となく察しがつく。
しかも、多分ずっと俺はされるままの向こうのターンだ。
「かわいい。がんばろ?」
アマネが軽い口調で流しながら、仰向けの俺の股の間に座り込み、自分の膝に俺の腿裏を乗せた。俺の尻がアマネに晒され、そこにローションがまぶされる。
「やだ。マジでもう出ないんだけど……。」
抵抗しても無駄だとは分かっているけど、今扱かれたって痛いだけだと思う。
「止めたい?」
アマネに聞かれて、ちょっと答えづらい。
「いや、それは……だって、アマネが、まだじゃん。」
流石に自分がイったから終わりは自分勝手だよな。
「嬉しい。いっぱい気持ちよくするね。」
「いや、だから俺はもう……ひっ!?」
アマネの指が二本、ぐちゅりと俺の尻に挿れられたのが刺激で分かった。
「すぐ指入っちゃったね。」
「ばっ……お前が風呂で弄るからっ……あっ、深くすんなぁっ……」
指が奥まで差し込まれては縁のギリギリまで抜けていく。
そのたびに擦れる縁からぞわぞわした感覚が背中を走った。
「でも、ちんこって指より長いよ?これより奥にきちゃうんだから、慣らさないと。」
右手でぐちゅぐちゅ俺の中をかき混ぜながら、左手で抵抗する俺の額を優しく撫でてくる。
右手と左手で人格違うんじゃないか?
「うぅ……やっぱ、俺が挿れられる方?んんっ……」
尻まで洗われて今更だけど、今日まで考えたことも無かったことだから思わず聞いてしまった。
「嫌だったらノリちゃんが俺に挿れてもいいよ。どっちになっても絶対俺が一番ノリちゃんのこと気持ちよくするし。」
アマネが俺の穴に指をつっこみながらさらりと言う。
あ、アマネに挿れる?俺が?
「どうする?」
「う、うーん……あっ?っひ……なっ、んぁっ……」
想像しづらいことを考えかけた時、アマネの指がお腹側の浅いところを押し込んだ。圧迫感だけでない甘いしびれみたいなものがそこから広がる。
「あ、ここ、好き?」
アマネがしっかり位置を把握するようにそこばかりを刺激し始めた。
「あっ、んんっ……あっ、っあぁぁ……そこ、おすにゃっ、んっ……ん゛ん゛っ」
「でもほら、前はもう出ないんでしょ?よく考えたらそれじゃ俺に挿れられないし、お尻で気持ちよくなるしかないじゃん。」
じゅぷじゅぷと指が抜き差しされて、気持ちいいところを突き上げる。
そちらに意識を向けていると、胸にもじわりと快感が走った。
下を見ればアマネが屈み込んで俺の乳首に吸い付いている。
「っあぁ、はぁ、あぁっ……あっ、んぁ……へん、なるっ……はぁっ」
もう出ないのに甘い刺激ばかり与えられて、出口がない状態だ。それなのに、気持ちいいのがどんどんたまっていく。
「あー、ノリちゃん、可愛すぎる。もう我慢できないかも。挿れるね。」
胸の刺激が止んだと思ったらそんな声がして、じゅぷりと水っぽい音を立てて中に入っていた異物がなくなった。
その後すぐに、穴に固いものがあてがわれてぬちり、とそれが押し込まれてくる。
ぐぐぐぐぐっ、と入り込んでくる圧迫感と、みちみちと穴を広げていく衝撃に思わずのけぞった。
「ああぁっ……っくぅ、うぅ゛っ……」
ものすごく痛いとかじゃないけど、楽々入る感じでもなくて思わずうめき声が出てしまう。
「ノリちゃん、痛い?」
アマネが心配そうに聞いてくるけど、言葉に詰まる。
痛くはないけど、何ともないわけではないからだ。
「っはぁ、痛いってより……アマネので中パンパンだから、苦しっ……」
「あのさあ、煽るようなこと言わないで。」
「は?言ってな……んぁっ!」
ごちゅっとひときわ奥まで突き挿れられて、侵入が止まった。
「っはぁ……ごめん、我慢できなくて全部挿れちゃった。」
アマネが被さってきて、俺の頭をなでながら抱きしめてくる。
最初は中がみしみし言ってる感じだったけど、アマネが動かずじっとしてるから段々と体が慣れてきた。
「まだ苦しい?痛い?」
アマネに聞かれて首を横に振る。
「大丈夫。段々慣れてきた。」
「よかった。動いていい?」
「まあ、痛くしないなら。」
「絶対しない。ノリちゃんが気持ちいいことしたい。」
耳元で囁かれて、体がぴくっと反応した。
「んっ……」
「あっ、ちょっとお尻締まった。期待してくれた?」
「ばかっ!」
恥ずかしくて思わず罵倒したのに、アマネはにまにましながら俺の首筋に顔を埋めて弱い皮膚をついばみだした。
「あっ……はぁ、んぁっ……ひっ……んふぅ、あぁっ」
首だけじゃなくて、いつの間にか両方の乳首を指で摘まんだり擦ったりしてきてその快感も追加される。
「はっ……もぅ、動くん、だろぉ……あんっ……あっ」
動く気配無くこちらばかり喘がされて思わず言えば、アマネが首に息を吹きかけるように喋った。
「だって、こうするとノリちゃんの穴がきゅっきゅって俺を締めるから、つい。」
それを聞いて、耳から火が出るかと思うくらいの恥ずかしさを感じた。
「はっ、早く動けよぉ……ばか……」
俺の上半身から引きはがすようにアマネの胸を押しやれば、ギラギラした目で俺を見下ろすアマネがいた。
「そのばか、今まで言われたばかの中で一番可愛い……」
そう言って俺の膝裏をつかんで、急に律動を始めた。
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