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第十五話
…
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「藤沢君…紅神君、休憩入っていいよ。」
「「わかった。」
午前の接客が終わって、僕たちは
休憩が一緒になった。そんな中
僕たちは同時に口を開いた。
「…あの/あのさぁ…」
「…こ、紅神君から…」
「いや、藤沢から…」
お互い譲り合い続けて…
「…じゃあ…僕が…」
「…おう。」
結局、僕が折れて先に
口を開く。
「…紅神君が、良かったらでいいんだけど…一緒にまわってくれませんか?」
敬語で、言ってしまった…
でも…図々しいとか思われたくないので…
「…同じ…。」
「…?」
「俺も同じこと、言おうとしてた。」
「えっ?…そ~なの?」
「うん。いいよ。一緒にまわろうか。」
「うん!」
と言う事で、僕と紅神君は
一緒に校内中の品物を見回り
歩いた。
「…なんか…お腹すいたね…」
「そうだな。」
「あそこに、たこ焼きがある…
行こう、紅神君。」
「あ、えっ?…」
僕は、紅神君の腕を掴み
たこ焼きが売っている
場所へと移動した。
「…いらっしゃいませ。」
「たこ焼き、2つください。」
「たこ焼きね~…2個で400円になります。」
「はーい。」
僕が…財布を取り出そうとしたら
紅神君が、その手を阻止して
自分の財布から小銭を取り出して
その人に渡した。
「ありがとうございま~す。」
「…。」
「…紅神…君…どーして…?」
「別に。藤沢にはいろいろ
迷惑かけてるからそれのお礼。」
迷惑だなんて…僕は紅神君との
光景を思い浮かべても、結局
自分が迷惑かけてることに
気付かされた。
「…僕のほうが、紅神君にいろいろ
迷惑かけてると思うけど。」
「いいんだよ。藤沢は気にしないで。」
とか言われても…なぁ…なんか
凄い悪い気がする…
「…そんな…つ、次は僕が…出すから。」
「…いいよ。って言っても…
藤沢の事だから…聞かないか…」
「…聞かない…」
「ですよね~…。」
あーだこーだで言っていたが…
僕は次の焼きそば代をふたり分
払った。
「「わかった。」
午前の接客が終わって、僕たちは
休憩が一緒になった。そんな中
僕たちは同時に口を開いた。
「…あの/あのさぁ…」
「…こ、紅神君から…」
「いや、藤沢から…」
お互い譲り合い続けて…
「…じゃあ…僕が…」
「…おう。」
結局、僕が折れて先に
口を開く。
「…紅神君が、良かったらでいいんだけど…一緒にまわってくれませんか?」
敬語で、言ってしまった…
でも…図々しいとか思われたくないので…
「…同じ…。」
「…?」
「俺も同じこと、言おうとしてた。」
「えっ?…そ~なの?」
「うん。いいよ。一緒にまわろうか。」
「うん!」
と言う事で、僕と紅神君は
一緒に校内中の品物を見回り
歩いた。
「…なんか…お腹すいたね…」
「そうだな。」
「あそこに、たこ焼きがある…
行こう、紅神君。」
「あ、えっ?…」
僕は、紅神君の腕を掴み
たこ焼きが売っている
場所へと移動した。
「…いらっしゃいませ。」
「たこ焼き、2つください。」
「たこ焼きね~…2個で400円になります。」
「はーい。」
僕が…財布を取り出そうとしたら
紅神君が、その手を阻止して
自分の財布から小銭を取り出して
その人に渡した。
「ありがとうございま~す。」
「…。」
「…紅神…君…どーして…?」
「別に。藤沢にはいろいろ
迷惑かけてるからそれのお礼。」
迷惑だなんて…僕は紅神君との
光景を思い浮かべても、結局
自分が迷惑かけてることに
気付かされた。
「…僕のほうが、紅神君にいろいろ
迷惑かけてると思うけど。」
「いいんだよ。藤沢は気にしないで。」
とか言われても…なぁ…なんか
凄い悪い気がする…
「…そんな…つ、次は僕が…出すから。」
「…いいよ。って言っても…
藤沢の事だから…聞かないか…」
「…聞かない…」
「ですよね~…。」
あーだこーだで言っていたが…
僕は次の焼きそば代をふたり分
払った。
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