28 / 62
27.酔いどれ鴉
私は目の前にある彼の胸に耳を当ててみる。ドクンッドクンッと、力強い鼓動が伝わってきた。
夢じゃない……?
試しに自分の頬を抓ろうとしたら、彼に止められた。私の手を掴んでいる彼の手は温かい。やはりこれは夢なんかじゃない。
顔を上げると、彼の瞳には呆けた顔をした私が映っていた。頭ひとつ分以上私よりも背の高い彼は、首を傾げて覗き込むように私を見ている。
「リディ?」
「あのね、凄く混乱しているの、私。だから、まずは最初に話を整理してもいい?」
「いいよと言いたいところだが。それは最初じゃなくて二番目にして欲しいんだが」
彼はそう言いながら眉を下げて困った顔を浮かべる。視線を少し下に向けると、彼の制服の染みが酷いことになっていた。
もう私の涙は止まっているけれど、まだ顔は涙でぐしゃぐしゃなのに気づく。
ハンカチは服のポケットに入っているけれど、到底それでは足りない。私は近くにある掛布を引っ張って、頬に残っている涙をいそいそと拭き始める。
「そうだね、まずはこの顔をどうにかしないと」
「リディ、そうじゃない」
「違うの?」
「俺はこのままでも幸せなんだが……」
彼は上を向いて片手で顔を覆うと、わざとらしく溜め息を吐いてみせる。
「俺の理性を試すのは今日じゃないほうがいい」
話が逸れてしまっている。ルークライも酔いが回ってきたのだろうか。珍しいなと思いながら彼の顔から手を外してみれば、薄っすらと目元が赤く染まっている。
やはり酔っているみたい。
「話していたのは、最初にして欲しいことよ? ルーク」
「ああ、だから、まずは俺の上から降りて欲しい。妹じゃないって言ったろ?」
きゃっと叫んでから、慌てて彼の上からも、ベッドの上からも飛び降りた。
解放された彼は立ち上がると、私に椅子を勧めてから自分は壁に寄りかかった。私の部屋には一脚しかないからだ。心を落ち着かせるために、私はお言葉に甘えて腰を下ろす。
座った私と立ったままのルークライが向かい合う。
見つめ合ったことなんて数え切れないくらいあるけど、心臓が飛び出してしまいそうで、服の上から胸に手を当てた。
「それでは、話の整理をさせていただきます。質問形式でいいですか?」
「なんで敬語なんだ?」
彼はくっくくと声を立てて笑う。
わざとではなくて、照れくささと緊張が無意識に喋りに出てしまったのだ。私は仕切り直すために咳払いをしてから質問を始める。
「ルークはザラ王女様のことを好きではなくて、他に好きな人がいるであってる?」
「あってる」
「叙爵を受けるのは大切な人のためと言っていたけど、大切な人=好きな人であってる?」
「当然だ」
自分の名前を出さないのは恥ずかしいから。質問どころではなくなってしまう。たぶん、彼もそれが分かっているから出さない。あうんの呼吸のまま続ける。
「えっと、いつから好きになったの?」
「はっきりと恋情を認識したのは再会したあとすぐだ。だが、その前から俺は好きだったと思う。養い親の家を出る時は子供だったから気づけなかった」
「……あのね、ルークはどうして好きな人に自分の気持ちを伝えなかったの?」
自分のことを棚に上げて、言ってくれれば良かったのにという思いを声音に滲ませる。そうすれば、もやもやしたり、湿布のお世話になることもなかった。
彼は壁から背を離し、私の頭に手を伸ばすと髪を優しく撫でる。
「本当の家族と上手くいかずに泣いていただろ? ずっと家族を欲しがっていたのを知っていたし、兄として慕われていると思っていた。だから、言わなかった」
「自分の気持ちを押し殺して辛くなかったの?」
「もの凄く辛かったよ。だが、俺は大切な人が望む俺でありたかった。笑っていて欲しかったんだ」
お互いを想うあまりのすれ違い。
タイアンが嫌われる勇気を持てと言ってくれなかったら、すれ違ったまま終わっていたかもしれない。ううん、きっと兄妹のまま一生を終えていた。タイアンには感謝しかない。
私はタイアンと交わした会話を彼に伝えた。タイアンはこういう結果を意図してなかったけど、きっかけをくれたのは紛れもなく彼だから。すると、ルークライはあからさまに嫌そうな顔をする。
「タイアン魔法士長はルークに嫌われているって冗談を言っていたけど、もしかして本当に嫌ってるの?」
「どうしてそう思うんだ?」
私は答える代わりに眉間に皺を寄せてみせた。彼の表情を真似たのだ。
「なんとも思っていない」
「……なのにその顔?」
「生まれつきだな。それよりも、他に質問は?」
彼は有無を言わせぬ感じで話を終わらせた。時間を気にしているのだろう。寮に異性が滞在できるのは十五分間だけと決まっている。
「えっと、とりあえず以上です」
「じゃあ、話を整理するぞ。俺の大切な人はリディで、リディの大切な人は俺だ。お互いに両片想いを拗らせていた。だが、俺はそれを今日終わりにしたい。リディも同じ気持ちだと思っていいか?」
「お、同じ気持ちです」
はにかみながら答えた。
「もうルーク兄さんって絶対に呼ぶなよ」
私が満面の笑みで「はい!」と答えると、彼は流れるように言葉を紡ぐ。
「違う形でいつか家族になろうな、リディ」
「……っ……」
こんな素敵なプロポーズを、いきなりしてくるなんて狡い。
ぽろぽろと涙が溢れてきて、コクコクと頷くのが精一杯だった。もっと素敵な返事をしたいのに。
彼は跪くと、胸元からハンカチを取り出して頬を拭ってくれる。でも、すぐにびしょ濡れになってしまった。彼は苦笑いしながら、ベッドの上にあった掛布を使い始めた。
恥ずかしいと心地よいが混ざった不思議な感覚にぽうっとなる。
階下から「もうそろそろ時間ですよ」と叫ぶ管理人の声が聞こえてきた。すぐに退出しなければ、箒を持って部屋までやって来るはずだ。給金以上の働きをする真面目な管理人なのだ。
彼は立ち上がると、私の頭上にそっと口づけを落とす。……その仕草は以前と同じだけど、意味は全然違っている。
「今日のこと忘れるなよ、酔っぱらい」
彼は笑いながらそう言うと、名残惜しそうな顔をして部屋の扉をしめる。廊下に響く彼の足音がどんどん小さくなって聞こえなくなった。
椅子から立ち上がると、壁にかけてある鏡の前に私は立った。映った顔は頬が赤く染まっている。彼はまだ酔っていると思っていたみたいだけど、もうとっくに酔いなんて醒めている。
「……あなたの想いに染まったのよ、ルーク」
素直な気持ちが唇から漏れる。こんな台詞、ひとりじゃなければ言えない。
夢じゃない……?
試しに自分の頬を抓ろうとしたら、彼に止められた。私の手を掴んでいる彼の手は温かい。やはりこれは夢なんかじゃない。
顔を上げると、彼の瞳には呆けた顔をした私が映っていた。頭ひとつ分以上私よりも背の高い彼は、首を傾げて覗き込むように私を見ている。
「リディ?」
「あのね、凄く混乱しているの、私。だから、まずは最初に話を整理してもいい?」
「いいよと言いたいところだが。それは最初じゃなくて二番目にして欲しいんだが」
彼はそう言いながら眉を下げて困った顔を浮かべる。視線を少し下に向けると、彼の制服の染みが酷いことになっていた。
もう私の涙は止まっているけれど、まだ顔は涙でぐしゃぐしゃなのに気づく。
ハンカチは服のポケットに入っているけれど、到底それでは足りない。私は近くにある掛布を引っ張って、頬に残っている涙をいそいそと拭き始める。
「そうだね、まずはこの顔をどうにかしないと」
「リディ、そうじゃない」
「違うの?」
「俺はこのままでも幸せなんだが……」
彼は上を向いて片手で顔を覆うと、わざとらしく溜め息を吐いてみせる。
「俺の理性を試すのは今日じゃないほうがいい」
話が逸れてしまっている。ルークライも酔いが回ってきたのだろうか。珍しいなと思いながら彼の顔から手を外してみれば、薄っすらと目元が赤く染まっている。
やはり酔っているみたい。
「話していたのは、最初にして欲しいことよ? ルーク」
「ああ、だから、まずは俺の上から降りて欲しい。妹じゃないって言ったろ?」
きゃっと叫んでから、慌てて彼の上からも、ベッドの上からも飛び降りた。
解放された彼は立ち上がると、私に椅子を勧めてから自分は壁に寄りかかった。私の部屋には一脚しかないからだ。心を落ち着かせるために、私はお言葉に甘えて腰を下ろす。
座った私と立ったままのルークライが向かい合う。
見つめ合ったことなんて数え切れないくらいあるけど、心臓が飛び出してしまいそうで、服の上から胸に手を当てた。
「それでは、話の整理をさせていただきます。質問形式でいいですか?」
「なんで敬語なんだ?」
彼はくっくくと声を立てて笑う。
わざとではなくて、照れくささと緊張が無意識に喋りに出てしまったのだ。私は仕切り直すために咳払いをしてから質問を始める。
「ルークはザラ王女様のことを好きではなくて、他に好きな人がいるであってる?」
「あってる」
「叙爵を受けるのは大切な人のためと言っていたけど、大切な人=好きな人であってる?」
「当然だ」
自分の名前を出さないのは恥ずかしいから。質問どころではなくなってしまう。たぶん、彼もそれが分かっているから出さない。あうんの呼吸のまま続ける。
「えっと、いつから好きになったの?」
「はっきりと恋情を認識したのは再会したあとすぐだ。だが、その前から俺は好きだったと思う。養い親の家を出る時は子供だったから気づけなかった」
「……あのね、ルークはどうして好きな人に自分の気持ちを伝えなかったの?」
自分のことを棚に上げて、言ってくれれば良かったのにという思いを声音に滲ませる。そうすれば、もやもやしたり、湿布のお世話になることもなかった。
彼は壁から背を離し、私の頭に手を伸ばすと髪を優しく撫でる。
「本当の家族と上手くいかずに泣いていただろ? ずっと家族を欲しがっていたのを知っていたし、兄として慕われていると思っていた。だから、言わなかった」
「自分の気持ちを押し殺して辛くなかったの?」
「もの凄く辛かったよ。だが、俺は大切な人が望む俺でありたかった。笑っていて欲しかったんだ」
お互いを想うあまりのすれ違い。
タイアンが嫌われる勇気を持てと言ってくれなかったら、すれ違ったまま終わっていたかもしれない。ううん、きっと兄妹のまま一生を終えていた。タイアンには感謝しかない。
私はタイアンと交わした会話を彼に伝えた。タイアンはこういう結果を意図してなかったけど、きっかけをくれたのは紛れもなく彼だから。すると、ルークライはあからさまに嫌そうな顔をする。
「タイアン魔法士長はルークに嫌われているって冗談を言っていたけど、もしかして本当に嫌ってるの?」
「どうしてそう思うんだ?」
私は答える代わりに眉間に皺を寄せてみせた。彼の表情を真似たのだ。
「なんとも思っていない」
「……なのにその顔?」
「生まれつきだな。それよりも、他に質問は?」
彼は有無を言わせぬ感じで話を終わらせた。時間を気にしているのだろう。寮に異性が滞在できるのは十五分間だけと決まっている。
「えっと、とりあえず以上です」
「じゃあ、話を整理するぞ。俺の大切な人はリディで、リディの大切な人は俺だ。お互いに両片想いを拗らせていた。だが、俺はそれを今日終わりにしたい。リディも同じ気持ちだと思っていいか?」
「お、同じ気持ちです」
はにかみながら答えた。
「もうルーク兄さんって絶対に呼ぶなよ」
私が満面の笑みで「はい!」と答えると、彼は流れるように言葉を紡ぐ。
「違う形でいつか家族になろうな、リディ」
「……っ……」
こんな素敵なプロポーズを、いきなりしてくるなんて狡い。
ぽろぽろと涙が溢れてきて、コクコクと頷くのが精一杯だった。もっと素敵な返事をしたいのに。
彼は跪くと、胸元からハンカチを取り出して頬を拭ってくれる。でも、すぐにびしょ濡れになってしまった。彼は苦笑いしながら、ベッドの上にあった掛布を使い始めた。
恥ずかしいと心地よいが混ざった不思議な感覚にぽうっとなる。
階下から「もうそろそろ時間ですよ」と叫ぶ管理人の声が聞こえてきた。すぐに退出しなければ、箒を持って部屋までやって来るはずだ。給金以上の働きをする真面目な管理人なのだ。
彼は立ち上がると、私の頭上にそっと口づけを落とす。……その仕草は以前と同じだけど、意味は全然違っている。
「今日のこと忘れるなよ、酔っぱらい」
彼は笑いながらそう言うと、名残惜しそうな顔をして部屋の扉をしめる。廊下に響く彼の足音がどんどん小さくなって聞こえなくなった。
椅子から立ち上がると、壁にかけてある鏡の前に私は立った。映った顔は頬が赤く染まっている。彼はまだ酔っていると思っていたみたいだけど、もうとっくに酔いなんて醒めている。
「……あなたの想いに染まったのよ、ルーク」
素直な気持ちが唇から漏れる。こんな台詞、ひとりじゃなければ言えない。
あなたにおすすめの小説
廃妃の再婚
束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。
引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。
ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。
だがユリシアスは何かを隠しているようだ。
それはカトルの抱える、真実だった──。
病弱な幼馴染と婚約者の目の前で私は攫われました。
鍋
恋愛
フィオナ・ローレラは、ローレラ伯爵家の長女。
キリアン・ライアット侯爵令息と婚約中。
けれど、夜会ではいつもキリアンは美しく儚げな女性をエスコートし、仲睦まじくダンスを踊っている。キリアンがエスコートしている女性の名はセレニティー・トマンティノ伯爵令嬢。
セレニティーとキリアンとフィオナは幼馴染。
キリアンはセレニティーが好きだったが、セレニティーは病弱で婚約出来ず、キリアンの両親は健康なフィオナを婚約者に選んだ。
『ごめん。セレニティーの身体が心配だから……。』
キリアンはそう言って、夜会ではいつもセレニティーをエスコートしていた。
そんなある日、フィオナはキリアンとセレニティーが濃厚な口づけを交わしているのを目撃してしまう。
※ゆるふわ設定
※ご都合主義
※一話の長さがバラバラになりがち。
※お人好しヒロインと俺様ヒーローです。
※感想欄ネタバレ配慮ないのでお気をつけくださいませ。
姉の方を所望していたと言った婚約者に、突然連れ帰られて気づいたら溺愛されています
もちもちほっぺ
恋愛
侯爵家の地下室に住み、姉の食べかけで飢えをしのぎ、婚約者には初対面で「老婆のようだ、姉の方がよかった」と言われた令嬢リリアーナ。
ある日その婚約者に問答無用で公爵邸に連れ帰られた。
庭の恵みを口にするたびに肌が輝き、髪が艶めき、体に力が満ちていく。首に巻いたお守りの秘密、十数年続く国の不作の真実、虐げられ続けた令嬢の出生の謎。
全てが明かされる時、地下室令嬢の逆転劇が始まる。
なお婚約者は今日も庭でグルメリポートを最後まで聞いている。
見た目の良すぎる双子の兄を持った妹は、引きこもっている理由を不細工だからと勘違いされていましたが、身内にも誤解されていたようです
珠宮さくら
恋愛
ルベロン国の第1王女として生まれたシャルレーヌは、引きこもっていた。
その理由は、見目の良い両親と双子の兄に劣るどころか。他の腹違いの弟妹たちより、不細工な顔をしているからだと噂されていたが、実際のところは全然違っていたのだが、そんな片割れを心配して、外に出そうとした兄は自分を頼ると思っていた。
それが、全く頼らないことになるどころか。自分の方が残念になってしまう結末になるとは思っていなかった。
思い出してしまったのです
月樹《つき》
恋愛
同じ姉妹なのに、私だけ愛されない。
妹のルルだけが特別なのはどうして?
婚約者のレオナルド王子も、どうして妹ばかり可愛がるの?
でもある時、鏡を見て思い出してしまったのです。
愛されないのは当然です。
だって私は…。
あなたと別れて、この子を生みました
キムラましゅろう
恋愛
約二年前、ジュリアは恋人だったクリスと別れた後、たった一人で息子のリューイを生んで育てていた。
クリスとは二度と会わないように生まれ育った王都を捨て地方でドリア屋を営んでいたジュリアだが、偶然にも最愛の息子リューイの父親であるクリスと再会してしまう。
自分にそっくりのリューイを見て、自分の息子ではないかというクリスにジュリアは言い放つ。
この子は私一人で生んだ私一人の子だと。
ジュリアとクリスの過去に何があったのか。
子は鎹となり得るのか。
完全ご都合主義、ノーリアリティなお話です。
⚠️ご注意⚠️
作者は元サヤハピエン主義です。
え?コイツと元サヤ……?と思われた方は回れ右をよろしくお願い申し上げます。
誤字脱字、最初に謝っておきます。
申し訳ございませぬ< (_"_) >ペコリ
小説家になろうさんにも時差投稿します。
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめる事にしました 〜once again〜
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【アゼリア亡き後、残された人々のその後の物語】
白血病で僅か20歳でこの世を去った前作のヒロイン、アゼリア。彼女を大切に思っていた人々のその後の物語
※他サイトでも投稿中