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第7章 7 涙が枯れるまで
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「あ・・・れ・・・。お前・・・ひょっとしてジェシカか・・・?!」
え?その聞き覚えのある声は・・・・?
「テ・テオ・・さん?」
私は床の上に倒れたまま彼を見上げて名前を呼んだ。
「ああ、そうだ。テオだよ。ジェシカ・・・大丈夫だったか?ほら、起き上がれるか?」
テオは心配そうな顔で私に手を差し伸べて来た。
「あ、ありがとうございます・・・。」
手を引かれて身体を起こすが、恐怖で腰が抜けてしまったのか立つ事が出来ない。
それに身体の震えも止まらない。
するとそんな私を見てか、テオが突然抱きしめて来た。
「!」
「大丈夫だ・・・。お前は何もされていない。それにあの男は俺が殴りつけて気絶させてやったから安心しろ・・・。」
まるであやすように抱きしめながら背中や頭を撫でてくれた。
「あ・・・。」
その温もりが嬉しくて・・・私はテオの胸に顔を埋めて泣いた・・・。
恐らくテオは私が恐怖の為に泣いていると思っているのだろう。だけど、私のこの涙は・・・・。今は誰でもいい・・・。側に寄り添ってくれる人がいれば・・・。
そして私はひとしきり泣いた—。
「どうだ、ジェシカ。少しは落ち着いたか?」
ようやく泣き止んだ私をみてテオは尋ねて来た。
「はい、すみません。あんなに・・・泣いてしまって。」
「いいって、それだけ・・怖かったんだろ?本当にここにいるソフィーの兵士達は皆、こうなんだ。女と見れば見境が無くて・・・・。でも、無事で良かったよ、ジェシカ。お前・・・魔界へ行ってきて・・・帰ってきたんだろう?それに・・何かあったんだろう?今にも倒れそうなくらい酷い顔色をしているぞ?ほら。俺に寄りかかれよ。フラフラして危なっかしいからな。」
そう言ってテオが私の肩を抱き寄せて来た。
「・・・ありがとうございます・・・。」
テオの肩に頭を置いて私は目を閉じると尋ねた。
「私達が・・・『ワールズ・エンド』へ向かった後・・・一体何があったんですか?教えてください。最近知り合ったある人からは・・・ライアンさんとケビンさんは・・・ソフィーの兵士になったと聞いたのですが・・。」
「ああ。そこまで知ってたのか、ジェシカ・・・。あの後、ケビンはお前達が心配だと言って・・・実は『ワールズ・エンド』へ向かったんだよ。俺は見張りがあったからその場でずっと待機していたんだ。そしたら・・・・アラン王子とドミニク公爵が
『ワールズ・エンド』へ向かっていく姿を目にしたんだ。」
「!」
「それで、さらにそのまま見張りをしていたら、あの2人が・・・ぐったりしているライアンとケビン、マシューにそして・・・レオ?だったか?あいつらを馬に乗せて戻って来たんだ・・・。」
「そ・・そうだった・・・・んですか・・?」
再び身体が震えて来た。その時にはマシューは息を吹き返していたのだろうか・・?
「で、そこから先は・・・悪い、何があったのか良く分からないんだ。身の危険を感じて・・俺はなりを潜めていたから。ただ、いつの間にかライアンとケビンは兵士にされて、マシューの合同葬儀が行われた。『ワールズ・エンド』でジェシカ・・お前に殺害された聖剣士として・・・。」
「ご・・・合同葬儀・・?」
駄目だ・・・今はマシューの名前を聞くだけで・・・倒れそうになってしまう。だけど・・・言わなくては・・・。
「テオさん・・・。マ、マシューは・・・。」
しかし何を勘違いしたのか、テオは私を抱きしめると言った。
「大丈夫だっ!俺は・・・いや、学院中の人間は誰一人としてお前がマシューを殺害した犯人だとは思っていないっ!」
すると背後で声が聞こえた。
「誰が、俺を殺害した犯人ですって?」
!あ、あの声は・・・マシューだ・・・っ!
テオに抱き締められたまま・・・恐る恐る私は顔を上げると、そこにはマシューが立っていた。
「お・・・お前・・・い、生きていたのかっ?!」
テオは驚いた様に叫んだ。
「ええ、その辺りの記憶が混濁して・・・良く分かりませんが、見ての通り俺は生きてますよ。」
マシューの声は依然と変わらず穏やかな声だったが・・・今の私にはとても・・とても遠く離れた存在になってしまった。お願い、貴方の声を聞かせないで。その声は・・私の心を傷つける。心・・・・がひび割れていく。
私は思わずテオにしがみ付いた。
「?どうした、ジェシカ・・・?お前・・・様子がおかしいぞ?」
それでも私が震えていたからだろう。・・・テオが私を抱きしめて来た。
するとマシューが言った。
「あ・・・何か、俺お邪魔だったみたいですね・・・。席外しますよ。」
立去りかけるマシューにテオが声をかけた。
「おい・・・お前・・・マシューだよな?」
「ええ。そうですけど?どうかしましたか?」
「・・・いや、何でも無い・・・。後で、2人だけで話がしたい。1時間後に・・この場所に来てくれるか?」
え・・・?テオ・・・。一体どうするつもり・・・?だけど、私はマシューの顔を見る事が出来なった。あの・・・私の事を意にも介さないマシューのあっさりした態度は・・・私の心を傷つけるには十分すぎる程だった。彼の顔など見ようものなら・・再び涙が止まらなくなりそうだった。
「ジェシカ・・・。マシューの奴・・・行ったぞ?」
テオが優しげな声で私に言った。
「あ・・・。」
私は顔を上げてテオを見た。
「・・・っ!おまえ・・・何て顔してるんだよ・・・っ!」
テオがクシャリと顔を歪めて私を見ると、再び強く抱き寄せて来た。
「今は・・・何があったかは聞かないでおくが・・・泣きたいなら我慢しないで泣け。俺の胸でよければ・・・いつでも貸してやるから・・・っ!好きなだけ泣いてしまえよ・・・。」
「テ・・テオさん・・・。」
「テオでいいよ。」
「え・・・?」
私は涙を浮かべてテオを見た。
「俺はさん付けで呼ばれるようなタイプの男じゃないさ。いいからテオって呼んでみろよ。」
「テ・・・テオ・・?」
零れ落ちそうな涙をこらえて私はテオの名前を呼んでみた。
「ああ・・・それでいい。ジェシカ。」
テオは私を見て笑顔で言った。
「テ・・・テオ・・・。」
私はもう、あふれ出る涙を止める事が出来なかった。そしてテオの胸に顔を埋め・・・涙が枯れるまで泣き続けた。
さようなら、マシュー。泣くだけ泣いたら・・・貴方への想いを・・・未練を・・全て断ち切ります・・・っ!
そして、泣きじゃ来る私をテオは・・・いつまでも優しく抱きしめてくれた―。
「ジェシカ、今のお前じゃ・・・とても話をするのは無理だと思う。あいつから俺が話を聞くから・・・取りあえず、生徒会室へ行ってろよ。」
言いながらテオは私に鍵を渡してきた。
「これは・・?」
「生徒会室の鍵さ。・・・もう誰も使っていないんだ。殆ど俺の部屋みたいに私物化しているよ。ジェシカ・・学院に着いても・・・驚くなよ?それじゃ・・また後でな。」
テオに神殿の外まで見送られると、私は学院へ向かった。
だけど・・・ジェシカの姿のままで学院に戻っても・・・大丈夫なのだろうか?それに・・・魔物の群れは・・・今どうなってる?今は誰が・・・『ワールズ・エンド』で見張りをしているのだろう?他の人達は・・・?
考える事が沢山あり過ぎたけど・・・けれどその考え事のどれもが全て最終的にはマシューと・・・ソフィーに繋がってしまう。駄目だ、あの2人の事を思うだけで・・・また悲しみで押しつぶされそうになる。本当はこんな風に泣いてる場合じゃないのに・・。魔界へ行ったはずのソフィー・・・そして彼女を追った公爵は・・・今どうしているのだろう・・?
でも・・・今はそんな事を忘れて・・・自分の心を休めたい・・・。
私はテオから預かった生徒会室の鍵を握り締め・・・重たい足取りで向かった—。
え?その聞き覚えのある声は・・・・?
「テ・テオ・・さん?」
私は床の上に倒れたまま彼を見上げて名前を呼んだ。
「ああ、そうだ。テオだよ。ジェシカ・・・大丈夫だったか?ほら、起き上がれるか?」
テオは心配そうな顔で私に手を差し伸べて来た。
「あ、ありがとうございます・・・。」
手を引かれて身体を起こすが、恐怖で腰が抜けてしまったのか立つ事が出来ない。
それに身体の震えも止まらない。
するとそんな私を見てか、テオが突然抱きしめて来た。
「!」
「大丈夫だ・・・。お前は何もされていない。それにあの男は俺が殴りつけて気絶させてやったから安心しろ・・・。」
まるであやすように抱きしめながら背中や頭を撫でてくれた。
「あ・・・。」
その温もりが嬉しくて・・・私はテオの胸に顔を埋めて泣いた・・・。
恐らくテオは私が恐怖の為に泣いていると思っているのだろう。だけど、私のこの涙は・・・・。今は誰でもいい・・・。側に寄り添ってくれる人がいれば・・・。
そして私はひとしきり泣いた—。
「どうだ、ジェシカ。少しは落ち着いたか?」
ようやく泣き止んだ私をみてテオは尋ねて来た。
「はい、すみません。あんなに・・・泣いてしまって。」
「いいって、それだけ・・怖かったんだろ?本当にここにいるソフィーの兵士達は皆、こうなんだ。女と見れば見境が無くて・・・・。でも、無事で良かったよ、ジェシカ。お前・・・魔界へ行ってきて・・・帰ってきたんだろう?それに・・何かあったんだろう?今にも倒れそうなくらい酷い顔色をしているぞ?ほら。俺に寄りかかれよ。フラフラして危なっかしいからな。」
そう言ってテオが私の肩を抱き寄せて来た。
「・・・ありがとうございます・・・。」
テオの肩に頭を置いて私は目を閉じると尋ねた。
「私達が・・・『ワールズ・エンド』へ向かった後・・・一体何があったんですか?教えてください。最近知り合ったある人からは・・・ライアンさんとケビンさんは・・・ソフィーの兵士になったと聞いたのですが・・。」
「ああ。そこまで知ってたのか、ジェシカ・・・。あの後、ケビンはお前達が心配だと言って・・・実は『ワールズ・エンド』へ向かったんだよ。俺は見張りがあったからその場でずっと待機していたんだ。そしたら・・・・アラン王子とドミニク公爵が
『ワールズ・エンド』へ向かっていく姿を目にしたんだ。」
「!」
「それで、さらにそのまま見張りをしていたら、あの2人が・・・ぐったりしているライアンとケビン、マシューにそして・・・レオ?だったか?あいつらを馬に乗せて戻って来たんだ・・・。」
「そ・・そうだった・・・・んですか・・?」
再び身体が震えて来た。その時にはマシューは息を吹き返していたのだろうか・・?
「で、そこから先は・・・悪い、何があったのか良く分からないんだ。身の危険を感じて・・俺はなりを潜めていたから。ただ、いつの間にかライアンとケビンは兵士にされて、マシューの合同葬儀が行われた。『ワールズ・エンド』でジェシカ・・お前に殺害された聖剣士として・・・。」
「ご・・・合同葬儀・・?」
駄目だ・・・今はマシューの名前を聞くだけで・・・倒れそうになってしまう。だけど・・・言わなくては・・・。
「テオさん・・・。マ、マシューは・・・。」
しかし何を勘違いしたのか、テオは私を抱きしめると言った。
「大丈夫だっ!俺は・・・いや、学院中の人間は誰一人としてお前がマシューを殺害した犯人だとは思っていないっ!」
すると背後で声が聞こえた。
「誰が、俺を殺害した犯人ですって?」
!あ、あの声は・・・マシューだ・・・っ!
テオに抱き締められたまま・・・恐る恐る私は顔を上げると、そこにはマシューが立っていた。
「お・・・お前・・・い、生きていたのかっ?!」
テオは驚いた様に叫んだ。
「ええ、その辺りの記憶が混濁して・・・良く分かりませんが、見ての通り俺は生きてますよ。」
マシューの声は依然と変わらず穏やかな声だったが・・・今の私にはとても・・とても遠く離れた存在になってしまった。お願い、貴方の声を聞かせないで。その声は・・私の心を傷つける。心・・・・がひび割れていく。
私は思わずテオにしがみ付いた。
「?どうした、ジェシカ・・・?お前・・・様子がおかしいぞ?」
それでも私が震えていたからだろう。・・・テオが私を抱きしめて来た。
するとマシューが言った。
「あ・・・何か、俺お邪魔だったみたいですね・・・。席外しますよ。」
立去りかけるマシューにテオが声をかけた。
「おい・・・お前・・・マシューだよな?」
「ええ。そうですけど?どうかしましたか?」
「・・・いや、何でも無い・・・。後で、2人だけで話がしたい。1時間後に・・この場所に来てくれるか?」
え・・・?テオ・・・。一体どうするつもり・・・?だけど、私はマシューの顔を見る事が出来なった。あの・・・私の事を意にも介さないマシューのあっさりした態度は・・・私の心を傷つけるには十分すぎる程だった。彼の顔など見ようものなら・・再び涙が止まらなくなりそうだった。
「ジェシカ・・・。マシューの奴・・・行ったぞ?」
テオが優しげな声で私に言った。
「あ・・・。」
私は顔を上げてテオを見た。
「・・・っ!おまえ・・・何て顔してるんだよ・・・っ!」
テオがクシャリと顔を歪めて私を見ると、再び強く抱き寄せて来た。
「今は・・・何があったかは聞かないでおくが・・・泣きたいなら我慢しないで泣け。俺の胸でよければ・・・いつでも貸してやるから・・・っ!好きなだけ泣いてしまえよ・・・。」
「テ・・テオさん・・・。」
「テオでいいよ。」
「え・・・?」
私は涙を浮かべてテオを見た。
「俺はさん付けで呼ばれるようなタイプの男じゃないさ。いいからテオって呼んでみろよ。」
「テ・・・テオ・・?」
零れ落ちそうな涙をこらえて私はテオの名前を呼んでみた。
「ああ・・・それでいい。ジェシカ。」
テオは私を見て笑顔で言った。
「テ・・・テオ・・・。」
私はもう、あふれ出る涙を止める事が出来なかった。そしてテオの胸に顔を埋め・・・涙が枯れるまで泣き続けた。
さようなら、マシュー。泣くだけ泣いたら・・・貴方への想いを・・・未練を・・全て断ち切ります・・・っ!
そして、泣きじゃ来る私をテオは・・・いつまでも優しく抱きしめてくれた―。
「ジェシカ、今のお前じゃ・・・とても話をするのは無理だと思う。あいつから俺が話を聞くから・・・取りあえず、生徒会室へ行ってろよ。」
言いながらテオは私に鍵を渡してきた。
「これは・・?」
「生徒会室の鍵さ。・・・もう誰も使っていないんだ。殆ど俺の部屋みたいに私物化しているよ。ジェシカ・・学院に着いても・・・驚くなよ?それじゃ・・また後でな。」
テオに神殿の外まで見送られると、私は学院へ向かった。
だけど・・・ジェシカの姿のままで学院に戻っても・・・大丈夫なのだろうか?それに・・・魔物の群れは・・・今どうなってる?今は誰が・・・『ワールズ・エンド』で見張りをしているのだろう?他の人達は・・・?
考える事が沢山あり過ぎたけど・・・けれどその考え事のどれもが全て最終的にはマシューと・・・ソフィーに繋がってしまう。駄目だ、あの2人の事を思うだけで・・・また悲しみで押しつぶされそうになる。本当はこんな風に泣いてる場合じゃないのに・・。魔界へ行ったはずのソフィー・・・そして彼女を追った公爵は・・・今どうしているのだろう・・?
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