257 / 258
終幕 ―1
しおりを挟む
1
「ジェシカ様っ!本当に・・よくご無事で・・・・!!」
私が皆の元へ行くと、真っ先に駆け寄ってきたのはエルヴィラだった。そして私に抱き付くと涙を流した。
「本当に・・・心配しました・・・!アンジュと共に『狭間の世界』から戻ってくれば、ジェシカ様がいなかったのですから・・・!あの・・ジャニスから話を聞いた時は目の前が真っ暗になってしまいました。あ、貴女に何かあれば・・・もう、私は生きていけません・・・っ!」
「心配かけてごめんなさい、エルヴィラ・・・。それで・・・ジャニスはどうなったの?」
するとソフィーが進み出て来ると言った。
「ありがとう、ジェシカさん。ジャニスは・・・・ジェシカさんのお陰で呪いが解けたのよ?それで・・これからは償いの為に・・巡礼の旅に出ると言って、旅立って行ったの。」
「そう・・・だったの?良かった・・・。」
次にヴォルフが私の前に現れた。
「ジェシカ、『門』も完全に元通りに戻ったぜ?もう何の心配もいらない。それに・・ドミニクが最後の魔王の力を使って、魔族達を収めたんだぜ?二度と人間界には関わるなって・・・これで俺も安心して『狭間の世界』へ戻れるよ。フレアが待ってるからな。」
「フレア・・・・」
ノア先輩が小さく彼女の名を呟くが首を振った。
「駄目だ・・・僕にはもう何も思い出せないよ・・・・。」
「別にそんな事はもう気にするなよ。フレアも良く分かってる。俺達、結婚する事になったんだ。まあ、ジェシカを嫁に出来なかったのは残念だったけどな?」
ヴォルフは私の髪を撫でながら言った。
「ヴォ、ヴォルフ・・・ッ!」
ヴォルフは最後まで爆弾発言をしてくれる。・・本当に・・困った彼だ。
「ジェシカ。僕ももう『狭間の世界』へ帰るね。・・・カトレアが煩くてさ・・・。貴方は王なんだから、早く戻って来いってね。」
「うん・・・。アンジュ。元気でね?」
そしてアンジュとヴォルフは『狭間の世界』へと帰って行った。
「おい!ジェシカッ!俺は・・・!」
突然アラン王子が飛び出してきた。
「くそっ!俺だって話があるんだからなっ!」
デヴィットも飛び出して来ようとして・・。
「お前達はまだ引っ込んでな!」
エルヴィラの鋭い声と共に彼等は再び足止めをされてしまった。
「ジェシカ。」
公爵に名前を呼ばれた。
「ドミニク様・・・。」
「マシューが・・・俺を連れ戻しに来てくれたんだ。ジェシカ、お前が待ってるからって言って・・・。」
優し気な瞳で公爵が言う。途端に私の目に涙が浮かぶ。
「はい・・・私・・・待ってました。」
「後少し遅ければ・・・本当に俺達は・・魔界から永遠に出られなくなるところだったんだ。でも・・・何とかギリギリ間に合って・・・またここに戻れて本当に良かったよ。」
マシューは優し気に微笑む。
「ジェシカ・・・ここから先は・・どうするんだ?後は・・お前が考えるんだ。」
するとテオが私に意味深な発言をしてきた。
その場にいる全員が不思議そうな顔をして私を見つめている。
「あ・・・わ、私は・・・。」
そこまで言いかけて、私は身体に異変を感じた。
何だろう、すごく・・・熱い・・・。何かが燃えているように感じる・・。その時、私の脳裏で声が聞こえた。それはアカシックレコード。初めて意思を持って私に語り掛けてきたのだ・・・。
<お前の望み・・・叶えてやろう。そして自分で道を選ぶんだ・・。>
本当に?本当に私の願いを叶えてくれるの?それなら私の願いは決まってる・・・。
彼女達を・・・解放して・・・っ!!
その途端、私の身体が眩しく光り輝き・・・光の中で彼女達が現れた。
<ジェシカ・・・・。>
そこに現れたのは精神世界で私と対峙して吸収された4人のジェシカ。・・・その彼女達が再び、私の心を分離した状態で姿を現したのだった—。
<ジェシカ・・・お願い。もう・・・私の望みは・・・分かるよね?>
4人の美しいジェシカ達は頷いた。
<勿論分かるわ。>
<だって、私達は元々1つだったんだもの。>
<貴女の意思が私達1人1人に身体を与えたのよ。>
<でも・・そのお陰で貴女の未練は何ひとつ消えたでしょう?>
<うん・・・。有難う!これで・・・私は・・・!>
う・・・ん・・。
何だか周りが騒がしい。
一体何があったのだろう・・・?
そして、私達は目が覚めた―。
2
ピコーンピコーン・・・・。
・・・何だろう、この音は・・・何処かで聞いたような、懐かしい音が聞こえる・・。
やがて私はゆっくりと目を開け・・・天井を見て一気に目が覚めた。
「え・・・け、蛍光灯・・?」
蛍光灯を見た瞬間、激しい衝撃を受け・・・その直後に不思議に思った。
え?私・・何故蛍光灯を見ただけで、こんなにショックを受けたのだろう?
何気なく首を横に動かして、さらに私は衝撃を受けた。
「あ・・・赤城さんっ?!」
なんと私が眠っていたベッドの側には赤城さんが居眠りをしながら座っていたのだ。
「え?あっ!」
私の声で目が覚めた赤城さんは、私が目を開けて見つめているのに気が付くと、クシャリとまるで子供の用に顔を歪めた。
「か・・・川島・・・さん・・・。」
「赤城さん・・・。」
何と声を掛ければ良いか分からず、私は名前を呼んだ。
「よかった・・・・!あれから1カ月・・・目を覚まさなくて・・・・どんなに心配したか・・・君にもしもの事が有ったら、俺はもう・・・・。」
そう言って赤城さんは肩を震わせて静かに泣いた。
「赤城さん・・?」
おかしい、何故・・・この人はこんなにも私を心配しているのだろう?出会ってまだそれ程経過もしていないし、特に親しい中でも無かった。それなのに・・・?
すると、彼は私のそんな考えに気が付いたのか・・・フッと笑みを浮かべた。
その瞬間、私の心臓の音が高まる。今の顔・・・何処かでみたことがある・・・。
「今、こんな話をするべきかどうか迷ったんだけど・・・何故か話しておかないといけない気がするんだ。・・・俺の話・・どうか聞いて欲しい・・・。」
突然赤城さんが真顔になって語り掛けてきた。
「は、はい・・・。」
「俺は・・高3の時から・・・ずっとある夢を見るようになってきたんだ。それは、こことはどこか違う・・まるで物語のような世界で・・俺はずっと1人の女性に恋をしていた。その女性の事を俺は・・『ジェシカ』って呼んでたんだ。」
「ジェシカ?」
その名前・・私の書いている小説に出て来る悪女と同じ名前だ。
「それから、俺は毎晩のように夢で『ジェシカ』に会うようになって・・・いつしか、それは俺が前世で体験した記憶なんじゃ無いかと思うようになったんだ。その内にジェシカもこの世界に存在してくれている気がして・・・馬鹿みたいにずっとその女性を探していた。それで・・ついに見つけたんだ。」
「見つけた・・?」
「ああ、そうだよ。川島さん・・・君は『ジェシカ』だろう?」
「!」
咄嗟の事で何を言ってるのか私には全く理解出来なった。
しかし、彼は続けて言う。
「川島さん・・・。君がもし、本当に『ジェシカ』だとしたら・・この名前に聞き覚えがあるだろう・・?」
「ど、どんな・・・名前ですか・・?」
何だろう?赤城さんは・・何を言おうとしているのだろう?それに・・・なぜ、こんなにも今私は・・・胸が締め付けられそうに成程に・・赤城さんを見ていると切なくなってくるの・・・?
赤城さんはベッドから私の手を出して、ギュッと握りしめると言った。
「俺は・・・夢の中でジェシカに・・・『テオ』って呼ばれていたんだ・・。」
「!」
テ・・・オ・・・?
そして、私の失っていた全ての記憶が蘇る―。
「ジェシカ様っ!本当に・・よくご無事で・・・・!!」
私が皆の元へ行くと、真っ先に駆け寄ってきたのはエルヴィラだった。そして私に抱き付くと涙を流した。
「本当に・・・心配しました・・・!アンジュと共に『狭間の世界』から戻ってくれば、ジェシカ様がいなかったのですから・・・!あの・・ジャニスから話を聞いた時は目の前が真っ暗になってしまいました。あ、貴女に何かあれば・・・もう、私は生きていけません・・・っ!」
「心配かけてごめんなさい、エルヴィラ・・・。それで・・・ジャニスはどうなったの?」
するとソフィーが進み出て来ると言った。
「ありがとう、ジェシカさん。ジャニスは・・・・ジェシカさんのお陰で呪いが解けたのよ?それで・・これからは償いの為に・・巡礼の旅に出ると言って、旅立って行ったの。」
「そう・・・だったの?良かった・・・。」
次にヴォルフが私の前に現れた。
「ジェシカ、『門』も完全に元通りに戻ったぜ?もう何の心配もいらない。それに・・ドミニクが最後の魔王の力を使って、魔族達を収めたんだぜ?二度と人間界には関わるなって・・・これで俺も安心して『狭間の世界』へ戻れるよ。フレアが待ってるからな。」
「フレア・・・・」
ノア先輩が小さく彼女の名を呟くが首を振った。
「駄目だ・・・僕にはもう何も思い出せないよ・・・・。」
「別にそんな事はもう気にするなよ。フレアも良く分かってる。俺達、結婚する事になったんだ。まあ、ジェシカを嫁に出来なかったのは残念だったけどな?」
ヴォルフは私の髪を撫でながら言った。
「ヴォ、ヴォルフ・・・ッ!」
ヴォルフは最後まで爆弾発言をしてくれる。・・本当に・・困った彼だ。
「ジェシカ。僕ももう『狭間の世界』へ帰るね。・・・カトレアが煩くてさ・・・。貴方は王なんだから、早く戻って来いってね。」
「うん・・・。アンジュ。元気でね?」
そしてアンジュとヴォルフは『狭間の世界』へと帰って行った。
「おい!ジェシカッ!俺は・・・!」
突然アラン王子が飛び出してきた。
「くそっ!俺だって話があるんだからなっ!」
デヴィットも飛び出して来ようとして・・。
「お前達はまだ引っ込んでな!」
エルヴィラの鋭い声と共に彼等は再び足止めをされてしまった。
「ジェシカ。」
公爵に名前を呼ばれた。
「ドミニク様・・・。」
「マシューが・・・俺を連れ戻しに来てくれたんだ。ジェシカ、お前が待ってるからって言って・・・。」
優し気な瞳で公爵が言う。途端に私の目に涙が浮かぶ。
「はい・・・私・・・待ってました。」
「後少し遅ければ・・・本当に俺達は・・魔界から永遠に出られなくなるところだったんだ。でも・・・何とかギリギリ間に合って・・・またここに戻れて本当に良かったよ。」
マシューは優し気に微笑む。
「ジェシカ・・・ここから先は・・どうするんだ?後は・・お前が考えるんだ。」
するとテオが私に意味深な発言をしてきた。
その場にいる全員が不思議そうな顔をして私を見つめている。
「あ・・・わ、私は・・・。」
そこまで言いかけて、私は身体に異変を感じた。
何だろう、すごく・・・熱い・・・。何かが燃えているように感じる・・。その時、私の脳裏で声が聞こえた。それはアカシックレコード。初めて意思を持って私に語り掛けてきたのだ・・・。
<お前の望み・・・叶えてやろう。そして自分で道を選ぶんだ・・。>
本当に?本当に私の願いを叶えてくれるの?それなら私の願いは決まってる・・・。
彼女達を・・・解放して・・・っ!!
その途端、私の身体が眩しく光り輝き・・・光の中で彼女達が現れた。
<ジェシカ・・・・。>
そこに現れたのは精神世界で私と対峙して吸収された4人のジェシカ。・・・その彼女達が再び、私の心を分離した状態で姿を現したのだった—。
<ジェシカ・・・お願い。もう・・・私の望みは・・・分かるよね?>
4人の美しいジェシカ達は頷いた。
<勿論分かるわ。>
<だって、私達は元々1つだったんだもの。>
<貴女の意思が私達1人1人に身体を与えたのよ。>
<でも・・そのお陰で貴女の未練は何ひとつ消えたでしょう?>
<うん・・・。有難う!これで・・・私は・・・!>
う・・・ん・・。
何だか周りが騒がしい。
一体何があったのだろう・・・?
そして、私達は目が覚めた―。
2
ピコーンピコーン・・・・。
・・・何だろう、この音は・・・何処かで聞いたような、懐かしい音が聞こえる・・。
やがて私はゆっくりと目を開け・・・天井を見て一気に目が覚めた。
「え・・・け、蛍光灯・・?」
蛍光灯を見た瞬間、激しい衝撃を受け・・・その直後に不思議に思った。
え?私・・何故蛍光灯を見ただけで、こんなにショックを受けたのだろう?
何気なく首を横に動かして、さらに私は衝撃を受けた。
「あ・・・赤城さんっ?!」
なんと私が眠っていたベッドの側には赤城さんが居眠りをしながら座っていたのだ。
「え?あっ!」
私の声で目が覚めた赤城さんは、私が目を開けて見つめているのに気が付くと、クシャリとまるで子供の用に顔を歪めた。
「か・・・川島・・・さん・・・。」
「赤城さん・・・。」
何と声を掛ければ良いか分からず、私は名前を呼んだ。
「よかった・・・・!あれから1カ月・・・目を覚まさなくて・・・・どんなに心配したか・・・君にもしもの事が有ったら、俺はもう・・・・。」
そう言って赤城さんは肩を震わせて静かに泣いた。
「赤城さん・・?」
おかしい、何故・・・この人はこんなにも私を心配しているのだろう?出会ってまだそれ程経過もしていないし、特に親しい中でも無かった。それなのに・・・?
すると、彼は私のそんな考えに気が付いたのか・・・フッと笑みを浮かべた。
その瞬間、私の心臓の音が高まる。今の顔・・・何処かでみたことがある・・・。
「今、こんな話をするべきかどうか迷ったんだけど・・・何故か話しておかないといけない気がするんだ。・・・俺の話・・どうか聞いて欲しい・・・。」
突然赤城さんが真顔になって語り掛けてきた。
「は、はい・・・。」
「俺は・・高3の時から・・・ずっとある夢を見るようになってきたんだ。それは、こことはどこか違う・・まるで物語のような世界で・・俺はずっと1人の女性に恋をしていた。その女性の事を俺は・・『ジェシカ』って呼んでたんだ。」
「ジェシカ?」
その名前・・私の書いている小説に出て来る悪女と同じ名前だ。
「それから、俺は毎晩のように夢で『ジェシカ』に会うようになって・・・いつしか、それは俺が前世で体験した記憶なんじゃ無いかと思うようになったんだ。その内にジェシカもこの世界に存在してくれている気がして・・・馬鹿みたいにずっとその女性を探していた。それで・・ついに見つけたんだ。」
「見つけた・・?」
「ああ、そうだよ。川島さん・・・君は『ジェシカ』だろう?」
「!」
咄嗟の事で何を言ってるのか私には全く理解出来なった。
しかし、彼は続けて言う。
「川島さん・・・。君がもし、本当に『ジェシカ』だとしたら・・この名前に聞き覚えがあるだろう・・?」
「ど、どんな・・・名前ですか・・?」
何だろう?赤城さんは・・何を言おうとしているのだろう?それに・・・なぜ、こんなにも今私は・・・胸が締め付けられそうに成程に・・赤城さんを見ていると切なくなってくるの・・・?
赤城さんはベッドから私の手を出して、ギュッと握りしめると言った。
「俺は・・・夢の中でジェシカに・・・『テオ』って呼ばれていたんだ・・。」
「!」
テ・・・オ・・・?
そして、私の失っていた全ての記憶が蘇る―。
8
あなたにおすすめの小説
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる